登録日:2009/08/10(月) 15:15:39
更新日:2024/06/12 Wed 12:19:14
所要時間:約 6 分で読めます
連載:月刊コミックブレイド
著者:天野こずえ
遥か未来の火星・ネオヴェネツィアを舞台にした
ARIAと違い、
現代の
静岡県・伊豆でダイビング部に所属する高校生たちの成長と、素敵な日常を描いている。
キャッチコピー通りにダイブしない回も多く、天野作品らしい
ファンタジーやホラーに分類されそうなお話も。
2016年夏には
ARIAの佐藤順一監督を総監督にむかえ
アニメ化。
2018年4月からは2期「あまんちゅ!~あどばんす~」が放送開始。
2021年5月配信の第102話「始まりの海」をもって、原作が完結した。
【登場人物】
CV - 鈴木絵理
夢ヶ丘高校 1年→2年→3年
誕生日 1月31日
身長 148cm
血液型 O型
主人公。
海とばーちゃんのトン汁が大好きで趣味はスキューバダイビング。
常にホイッスルを持ち歩きよく鳴す。
「ぴかり」のあだ名通りムダに明るく、マイペースで口癖は「うぴょ」。
その性格とは裏腹に、学校の成績はまあまあ良い。
ネガティブになりがちな てこをよく引っ張る役。
非常にポジティブで能天気というか年不相応に幼く見え、他人からは何を考えてるか分からないところがあるが、
実際はかなり鋭く物事の本質がよく見え、一度ネガティブになるとスパイラルに陥ってしまうことも。
三人きょうだいの真ん中で、兄・つばさと妹・こだまがいる。
2年に進学後は、てこの影響か髪を伸ばし始めている。
夢ヶ丘高校 1年→2年→3年
誕生日 4月3日
年齢 16歳
身長 170cm
血液型 AB型
もう一人の主人公。東京から伊豆に越して来た。
新しい家からは高校が遠いらしく通学の為に
バイク免許習得。
引っ込み思案で自分に自信がなく、やや内気な性格であったが、
ぴかりたち仲間との出会いや、スキューバダイビングを始めたことで成長していく。
ちなみに結構な負けず嫌い。
あだ名は、おでこにある二つの睫毛が薄いから、点々を取って「てこ」。
眠ることが大好きで眠りのプロを自称しており、明晰夢を見ることができる。夢の中では空を飛ぶことも。
また、思っていることを無意識に口に出すことも少なくない。
第14巻で卒業していく愛の後を受け、ダイビング部の部長となる。
夢ヶ丘高校 2年→3年→県内大学生
誕生日 1月7日
身長 160cm
血液型 A型
ダイビング部の先輩の双子の姉にして部長。
超美人であり更に作中でも屈指の巨乳。
かなりの体育会系で、なかなかに気が強い。
しかし色恋沙汰になると、途端に顔を真っ赤にして恥じらう面も。カワイイ
本質的には後輩の事をさりげなく見守り手を化せる優しい先輩で、後輩の細かな調子まで看破する。
双子の弟である誠のことは、意味もなく蹴り飛ばしたりこき使ったり扱いは極めて悪い。
ただしこれは何があろうと変わらないという信頼の証であり、いざという時は互いに支え合っている。
きょうだい共に
低血圧で朝が弱く、そのためにちょっとした悲劇も…
小さい頃は漫画家を夢見ていたため絵が上手く、ぴかりが黒板にかわいいウツボやタコを書いたのに対してリアルに書いていた。
進路を県内にある美術系の大学へと定め、第14巻で高校を卒業していく。
ビキニを二枚重ねで使用するほどの巨乳である(大きなサイズのビキニは可愛くないため)。
CV - 梅原裕一郎
夢ヶ丘高校 2年→3年→都内大学生
誕生日 1月7日
身長 178cm
血液型 A型
ダイビング部の先輩にして双子の弟。愛によくこき使われている苦労人。
小さい頃は石になりたかったらしい。理由は痛くないから。
それでも後輩や姉を穏やかに見守る優しい性格をしており、ある人物に失恋し涙する姉を言葉少なに慰めた。
地味にハーレムだが、本人は男子部員も欲しがっている。
ちなみに思い出に引きずられるほうであり物を片付けられない。
普段は目を閉じてるが、美人の姉と双子なだけはあり目を開くとかなりの
イケメン。
気が利いて性格穏やかで顔も
イケメンとかなり良物件にも拘わらず彼女が出来ないのは、美人の姉と接する時間が長かったからか…。
友人曰く「同年の美人の姉がいると女に興味が薄れるのかね」との事。
単に普段から姉に蹴り飛ばされてる分、女への幻想が無いのかもしれないが。
第14巻での卒業直前、上京してひとり暮らしすると明かす。
知らなかった愛に詰め寄られるも「訊かれなかったから」と飄々としていた。
ぴかりとてこの担任でダイビング部の顧問。部活で遠出する際にはよく愛車のぽこてん3号君を出している。
何事も楽しむことを第一にしているらしく、新入生歓迎の為に下駄箱に凝った案内状やカラフルに飾った黒板など作成。
部員たちをフォローし導く一方で、遊びや些細なことでムキになったり、
なにかと「先生いいこと言った!」と自画自賛したりといった子供っぽい一面も。
ぴかりとはダイビング仲間として意気投合。
ちなみに、作者のデビュー作
浪漫倶楽部からのキャラである。
当時は両親不在のことが多い家を切り盛りしていたためか、今のように子供っぽい面を見せることは殆どなかった。
姉ちゃんほどではないが弟・泉行を良くこき使っていたが、当時から面倒見は良く、人と違うものが見える泉行の理解者であった。
なお弟ほどでは無いが真斗もかなり霊感はあるほう。
名前の由来は多分蚊取りマット…
(弟は蚊取り線香:火鳥泉行 父は蚊取りリキット:火鳥力人 母は蚊取キンチョール:火鳥金千代)。
誕生日 7月29日
身長 142cm
血液型 O型
ぴかりの尊敬するばーちゃん。17歳66歳。
海人屋という海の家を経営しており、お手製のトン汁は人気メニュー。おまんじゅう屋ではない
かつては海女だったが、人々にダイビングを伝えたいとダイバーに転向した過去を持つ。
なお若い頃は巨乳の超美人である。
ちなみに中の人はきの(婆ちゃん)、きの(若い頃)、赤ん坊と3役やっている。
夢ヶ丘高校の校長の飼い猫。オス。よく学校にも連れられてきている。
本当の名前は「ありあ」なのだが、ダイビング部部室に居着いていたところを、ぴかりに「ちゃ」と名付けられ、部の顧問であると思いこまれた。
ドMで、人からいじくり回されることが大好き。
聞きわけは非常によく、お姫のお守役。
あまんちゅの住人が住んでいる半島の反対側にあるとある学校に通うスクールアイドルの少女が憧れているグループの
メンバーは関係ない。
このちゃという名前は作者の飼い猫に茶色の毛が出始めたから来ている。
CV -
洲崎綾
カラスとケンカ?していたところをぴかりとてこに保護された白い子猫。
親とはぐれたらしく、ぴかりたちが里親を探そうとしたところを、校長先生がちゃのお嫁さんにと引き取った。
チュパリング機能付きで人の指をチュパチュパするのが好き。
この癖は作者のもう一匹の飼い猫から。
CV - 葉月絵理乃
CV -
斎藤千和
東京にいる中学時代のてこの親友二人。
夏休みを利用して伊豆へてこに会いに行き、体験ダイビングを通じてぴかりとも親しくなる。
茜は
灯里、ちずるは
藍華とそれぞれ前作
ARIAの登場人物に似ている。
と思ったら苗字と中の人まで同じだった。
もちろん『禁止!』と ̄□ ̄ も健在
CV - 山本亜衣
誕生日 3月3日
身長 128cm
血液型 B型
ぴかりが海で出会った少女。よく陽に焼けた肌と可愛らしい唇が特徴。
自分を「俺」と呼び、男らしさに憧れている。
ぴかりには恋愛感情に近いものを抱いており、ぴかりと親密なてこを敵視している。
……と思いきや。
ストーリーが進んでいくうちに中学生へ進学し、成長した姿で光たちと再会する。
また秋祭りの時に誠と出会い男として尊敬したらしく誠にとても懐いている。
ぴかりの妹。
幼少期は自由なぴかりの後をついて回り、いろいろとひどい目にあったらしく、今ではぴかりのツッコミ役に。
ツッコム際には「あーんぽーんたーん」と言うのが口癖。
高校進学後は「姉妹で同じ部活なんて恥ずかしい」という想いもむなしく、友人のことりに引っ張られダイビング部に入部することに。
CV - 加隈亜衣
夢ヶ丘高校 1年→2年
誕生日 10月31日
身長 146cm
血液型 B型
こだまの友人にしてこころの姉。そのためデフォルメ顔は弟と瓜二つ。
バイクで通学中の てこの姿を理想の大人の姿として見染め、てこに近づきたい一心でダイビング部に入部した。
てこについて回る一方、天真爛漫なぴかりのことは「謎の生物・こだま姉」と、嫌いではないが苦手といった印象を抱いており、弟の片思いの相手がぴかりと気付いた時には頭を抱えていた。
てこの出したダイビングクイズに「ボンバー●ン」「
ザ●」と回答しており、ある程度サブカルにも詳しいようだ。
実は高校入学以前に、てことは夢の世界で出会い、共に空も飛んだ仲なのだが、
見覚えがある程度には感じていた眠りのプロのてことは対照的に、本人はすっかり忘れているようだ。
夢ヶ丘高校 1年
誕生日 4月2日
身長 146cm
血液型 AB型
光と双葉が3年に進級する直前、
幼なじみの紅葉と一緒に登場。
プロの水中カメラマンで、巨大なカニのような「ハウジング」と呼ばれる機材をよく背負っている。
過去に遭遇したトラブルから極度に内気になってしまい、自分の意志を表すのが苦手だが顔には表れるタイプ。
入学前に紅葉と訪れたカフェでことりとこだまが話していた桜ダイビングのことを耳にして、紅葉に誘われ参加。
その後入学した夢ヶ丘高校でことりに誘われ、ダイビング部へ入部した。
夢ヶ丘高校 1年
誕生日 11月15日
身長 172cm
血液型 O型
光と双葉が3年に進級する直前、
幼なじみの桜と一緒に登場。
引っ込み思案な桜を支えようと奮闘していて、桜に関わろうとする人物を鋭い視線と言葉で牽制し、
ダイビングでも撮影に集中して生傷が絶えない桜を体を張ってサポートしている。
桜を守ろうとするあまり、テンパって余計なことまで口走ってしまう悪癖持ちで
こだまとことりに桜の仕事にことを知られてしまった。
桜がダイビング部へ入部したことで、当然のように紅葉も入部した。
第16巻の裏話ページで、桜と紅葉のふたりは天野氏のデビュー作「前夜祭」のダブルヒロイン・詩織と美夜の生まれ変わりと明かされた。
「黒い人魚・じゅごんちゃん」の異名を持つ、伝説のダイバー。
冬でも黒一色のウェットスーツに身を包み、非常に大柄な体躯に似合わぬ目にも止まらぬスピードで泳ぎまわり、親しくなったダイバーを竜宮城と呼ばれる絶景ポイントまで連れて行ってくれる。
その正体はぴかりとこだまのじいちゃんで、きのさんの夫。
本来は孫のことが大好きで無口な恥ずかしがり屋さん。
孫が好きすぎて、ダイビング部の夏合宿にこっそりついてきてしまう程。
学生服姿の謎の青年。
「今」が永遠に続けばいいと思う人間を連れ去ってしまうという。
詳しくは個別項目まで。
◆小ネタ
高校の名前が浪漫倶楽部の中学と同じ、随所にネオヴェネツィア関連のポスターなどが貼られている…など、ファンサービスが散りばめられている。
単行本11・12巻の特装版には、
ARIAとのコラボレーションドラマCDが付属している。
井上堅二氏
「高校卒業して大学生になる先輩が出てきましたが
どこぞの汚い大学みたいになるイメージは沸かないですね。
同じダイビングを題材にした作品のはずなのに自分でもビックリです。」(発言意訳)
泣いても笑ってもあっという間の高校三年間
どうするかは主役の君達次第
勉学に励むもよし
部活に精を出すもよし
ひたすら遊び倒すのもOK!
一番大切なのはこの学び舎で三年間君達自身が毎日を楽しむことです
「楽しい」は最強っ
「楽しい」は正義っ
そして「楽しい」は無限大!
これから三年間たらふく食べてたらふく寝てたらふく楽しむようにっ
以上っ
追記・修正お願いします。
- 最近AQUA・ARIA読んで素晴らしかったので、いま読んでるわ。AQUA・ARIAは素晴らしすぎて、読後の寂しさが死にたくなるレベルだから、こっちのがよく読んでるw -- 名無しさん (2014-05-28 11:02:20)
- 天野こずえさんの絵は素晴らし過ぎて、絵に酔ってる間に話が終わっている為、内容を思い出せない事が多い。ちゃとヒメの話が好きだ -- 名無しさん (2014-09-05 14:52:30)
- ARIAの時は非日常感あったから恥ずかしいセリフもなんか物語の中って感じなんだけど作品が現実寄りになった分恥ずかしいセリフがなんか浮いてるような気もする -- 名無しさん (2014-09-05 15:10:43)
- 今期一番の楽しみ -- 名無しさん (2016-08-04 01:53:19)
- ARIAはある意味奇跡のバランスだったからな あまんちゅが決して悪いわけではないが -- 名無しさん (2016-08-04 08:15:27)
- 作者ARIAの人って知らなかった。ARIA見たことないから今度見てみようかな。 -- 名無しさん (2016-08-04 14:17:32)
- ARIAよりもあまんちゅ!のほうが好きかな。ARIAもかなり好きだけどね -- 名無しさん (2016-08-04 19:24:13)
- ぴかりに新たに妹できても のぞみ はないな -- 名無しさん (2016-08-10 10:01:50)
- 茜ちゃんの声聞いた瞬間泣いちゃったよ…登場当時から言われてたとはいえ、いざ実現すると泣くしかないねぇ…監督ありがとう! 遊びに来てくれる話もしないかなー…わくわく -- 名無しさん (2016-09-06 23:43:44)
- ダイビング漫画として不思議事件が普通に起こるってのはどうなんだろうか。浪漫倶楽部好きとしては嬉しい限りだけどもw -- 名無しさん (2017-02-10 13:40:10)
- アニメ化記念して東海バスがラッピングバスを走らせてるけど、伊豆半島の反対側の東海バスでもアニメラッピングバスが走っているという・・・ -- 名無しさん (2018-04-18 21:55:20)
最終更新:2024年06月12日 12:19