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ASKA CONCERT TOUR 05>>06 My Game is ASKA



概要


『ASKA CONCERT TOUR 05>>06 My Game is ASKA』は、ASKAが2005年から2006年にかけて開催したソロ・コンサートツアー。

2005年12月9日の三郷市文化会館公演から、2006年3月17日の大阪フェスティバルホール公演まで、全国23会場で34公演が行われた。

2005年11月23日に発売されたアルバム『SCENE III』の楽曲を中心に、「君が愛を語れ」「はるかな国から」「In My Circle」「Girl」「同じ時代を」「月が近づけば少しはましだろう」など、ASKAのソロ活動を代表する楽曲を幅広く組み込んだ構成となった。

ツアータイトルの「My Game is ASKA」には、ASKAがASKA自身を題材として自由に遊び、楽しみながら表現するという意味が込められている。会報では、ツアー全体を「大人の遊び」と表現し、緊張感を保ちながらも、型に縛られずに音楽を楽しむ姿勢が本ツアーの核として紹介された。

ステージでは、シーケンサーやコンピューターによる同期演奏に依存せず、ASKAの歌声とバンドメンバーの生演奏を中心とした音作りが行われた。演奏者同士がその場で呼吸を合わせる、人間的で温かみのあるサウンドが大きな特徴となった。



公演データ


項目 内容
公演名 ASKA CONCERT TOUR 05>>06 My Game is ASKA
出演 ASKA
公演期間 2005年12月9日~2006年3月17日
会場数 23会場
公演数 34公演
関連アルバム 『SCENE III』
ツアー初日 三郷市文化会館
ツアー最終日 大阪フェスティバルホール
前ツアー ASKA CONCERT TOUR GOOD TIME
次ツアー ASKA CONCERT TOUR 2009 WALK



開催日程


日程 会場 開場 開演
2005年12月9日(金) 三郷市文化会館 17:30 18:30
2005年12月13日(火) 大宮ソニックシティ 17:30 18:30
2005年12月15日(木) 神奈川県民ホール 17:30 18:30
2005年12月20日(火) 府中の森芸術劇場 どりーむホール 17:30 18:30
2005年12月22日(木) 市川市文化会館 17:30 18:30
2005年12月27日(火) 群馬県民会館 17:30 18:30
2006年1月7日(土) 松山市民会館 17:30 18:30
2006年1月8日(日) 香川県県民ホール 17:30 18:30
2006年1月12日(木) 倉敷市民会館 17:30 18:30
2006年1月14日(土) 広島厚生年金会館 17:30 18:30
2006年1月15日(日) 広島厚生年金会館 16:00 17:00
2006年1月17日(火) 大阪フェスティバルホール 17:30 18:30
2006年1月18日(水) 大阪フェスティバルホール 17:30 18:30
2006年1月21日(土) 仙台サンプラザ 17:30 18:30
2006年1月22日(日) 仙台サンプラザ 16:00 17:00
2006年1月28日(土) 宇都宮市文化会館 17:30 18:30
2006年1月31日(火) 名古屋国際会議場 センチュリーホール 17:30 18:30
2006年2月1日(水) 名古屋国際会議場 センチュリーホール 17:30 18:30
2006年2月3日(金) 静岡市民文化会館 17:30 18:30
2006年2月4日(土) アクトシティ浜松 17:30 18:30
2006年2月8日(水) 福岡サンパレス 17:30 18:30
2006年2月9日(木) 福岡サンパレス 17:30 18:30
2006年2月13日(月) 新潟県民会館 17:30 18:30
2006年2月15日(水) 石川厚生年金会館 17:30 18:30
2006年2月16日(木) 長野県県民文化会館 17:30 18:30
2006年2月18日(土) 名古屋国際会議場 センチュリーホール 17:30 18:30
2006年2月19日(日) 名古屋国際会議場 センチュリーホール 16:00 17:00
2006年2月24日(金) 北海道厚生年金会館 17:30 18:30
2006年2月25日(土) 北海道厚生年金会館 16:00 17:00
2006年3月3日(金) 日本武道館 17:30 18:30
2006年3月4日(土) 日本武道館 16:00 17:00
2006年3月13日(月) 神戸国際会館 こくさいホール 17:30 18:30
2006年3月16日(木) 大阪フェスティバルホール 17:30 18:30
2006年3月17日(金) 大阪フェスティバルホール 17:30 18:30



セットリスト


2006年3月3日・4日 日本武道館(東京都)


  1. 君が愛を語れ
  2. birth
  3. はるかな国から
  4. 風の引力
  5. 君が家に帰ったときに
  6. In My Circle
  7. 背中で聞こえるユーモレスク
  8. 愛温計
  9. good time
  10. Girl
  11. 同じ時代を
  12. 月が近づけば少しはましだろう
  13. you & me
  14. 共謀者
  15. 花は咲いたか
  16. Now
  17. loop
  18. 晴天を誉めるなら夕暮れを待て
  19. next door
  20. 心に花の咲く方へ
  21. 抱き合いし恋人
  22. 君は薔薇より美しい
  23. Cry
  24. はじまりはいつも雨

公演の途中では、ASKAと澤近泰輔による即興演奏も行われた。

DVDでは、日本武道館公演の全24曲に加え、この即興演奏やMCも含めて収録されている。



『SCENE III』を携えたツアー


本ツアーは、ASKAのソロアルバム『SCENE III』の発売直後に開始された。

『SCENE III』からは「birth」「風の引力」「背中で聞こえるユーモレスク」「愛温計」「loop」「心に花の咲く方へ」「抱き合いし恋人」などが選曲された。

新作の楽曲だけでステージを固めるのではなく、『SCENE』『SCENE II』期を含む過去のソロ作品も組み込み、ASKAのソロ活動全体をひとつのステージ上で再構築する内容となった。

アルバムの新曲と既存曲が互いに対立せず、ASKAの現在の歌声とバンドアレンジによって自然につながる構成が目指された。



「My Game is ASKA」に込められた意味


ツアータイトルは、ASKAが連載していたショートエッセイの名称にも使用されていた「My Game is ASKA」から付けられた。

ここでいう「Game」は、単純な勝負や娯楽ではなく、ASKA自身が音楽の中で自由に発想し、仲間とともに試しながら作り上げる「遊び」を意味している。

会報では、本ツアーについて「ASKAワールド」「大人の遊び」という表現が用いられた。

ただし、気軽な遊びという意味ではなく、真剣に音楽へ向き合ったうえで、固定された型から離れ、演奏者同士が自由に反応し合うステージを指している。

ASKAは、自分自身を題材として遊び、自分の音楽を惜しみなく表現することを、本ツアーのテーマとして掲げた。



生演奏を重視したステージ


本ツアーでは、シーケンサーやコンピューターを使った同期演奏を極力用いず、ASKAの歌とバンドメンバーの演奏によってステージが作られた。

あらかじめ決められたデータに演奏を合わせるのではなく、演奏者同士が互いの音を聴き、その場の空気に合わせて音楽を進める構成だった。

そのため、同じ楽曲であっても、公演ごとのテンションや間合いによって、演奏の印象が変化した。

後年の映像作品紹介でも、人間が奏でる温かみのある音が響き、「大人の遊び」を感じられるステージだったと評されている。



ASKAと澤近泰輔による即興演奏


ステージの途中では、ASKAと澤近泰輔がその場で音楽を作る即興演奏が行われた。

事前に完成された楽曲を再現するのではなく、ASKAの歌や言葉と、澤近のピアノ演奏が互いに反応しながら展開した。

この即興演奏は、公演ごとに内容が変わる本ツアーならではの見どころとなった。

映像作品には、通常の24曲だけではなく、澤近との即興演奏も収録されており、ツアーの自由な空気を確認できる。



ツアー衣装


本ツアーでは、ASKAのソロビジュアルに合わせ、黒いスーツを中心とした衣装が採用された。

当時のCHAGE and ASKAのライブでは、シャツとジーンズを組み合わせたラフな衣装が多かったが、本ツアーでは上品でクールなソロ・アーティスト像が打ち出された。

ASKAはもともとスーツを好んでおり、スーツを着ることで気持ちと背筋が引き締まる緊張感を心地よく感じていたという。

衣装は楽曲の雰囲気を損なわず、ソロステージの大人びた空気を視覚的に示す役割も担った。



ツアーパンフレット


ツアーパンフレットは、通常版に加え、後に『Vol.2 LIVE EDITION』が制作された。

Vol.2 LIVE EDITION


『Vol.2 LIVE EDITION』では、1曲目からラストの24曲目までを、実際の曲順に沿った写真で構成している。

それぞれの楽曲を歌う際、ASKAがどのような気持ちでステージに立っていたのかが、全曲にわたって紹介された。

完成したステージの写真集というだけではなく、楽曲と楽曲の間をつなぐASKAの心情を読み取れる内容となっている。

DVDと併せて見ることで、ステージ上の表情や演奏と、ASKA自身の考えを重ねて確認できる構成だった。



テレビオンエア


ASKA CONCERT TOUR 05>>06 My Game is ASKA


項目 内容
放送日 2006年5月19日
放送局 WOWOW
番組名 ASKA CONCERT TOUR 05>>06 My Game is ASKA
収録公演 2006年3月4日 日本武道館公演
放送内容 同名ツアーのライブ映像、インタビュー

放送曲

  1. 君が愛を語れ
  2. birth
  3. 君が家に帰ったときに
  4. 君の好きだった歌
  5. 背中で聞こえるユーモレスク
  6. good time
  7. Girl
  8. 同じ時代を
  9. 月が近づけば少しはましだろう
  10. you & me
  11. 共謀者
  12. 花は咲いたか
  13. Now
  14. loop
  15. 晴天を誉めるなら夕暮れを待て
  16. next door



映像作品


ASKA Concert Tour 05>>06 My Game is ASKA


2006年7月26日に、本ツアーの模様を収録したDVDが発売された。

日本武道館公演の全24曲に加え、ASKAと澤近泰輔による即興演奏、ツアー後半で語られた「香港整体」のMCなども収録されている。

約2時間40分に及ぶ内容で、ライブ本編だけではなく、本ツアーの自由な空気やASKAのトークも含めて映像化された。

DVD版

項目 内容
タイトル ASKA Concert Tour 05>>06 My Game is ASKA
発売日 2006年7月26日
媒体 DVD
品番 UMBK-1098/1099
仕様 DVD2枚組
価格 6,090円(税込)
収録時間 約2時間40分
収録公演 日本武道館公演

DVD収録曲

  1. 君が愛を語れ
  2. birth
  3. はるかな国から
  4. 風の引力
  5. 君が家に帰ったときに
  6. In My Circle
  7. 背中で聞こえるユーモレスク
  8. 愛温計
  9. good time
  10. Girl
  11. 同じ時代を
  12. 月が近づけば少しはましだろう
  13. you & me
  14. 共謀者
  15. 花は咲いたか
  16. Now
  17. loop
  18. 晴天を誉めるなら夕暮れを待て
  19. next door
  20. 心に花の咲く方へ
  21. 抱き合いし恋人
  22. 君は薔薇より美しい
  23. Cry
  24. はじまりはいつも雨

収録内容には、ASKAと澤近泰輔による即興演奏およびMCも含まれる。



Blu-ray版


2012年4月25日にBlu-ray版が発売された。

項目 内容
タイトル ASKA Concert Tour 05>>06 My Game is ASKA
発売日 2012年4月25日
媒体 Blu-ray
品番 POXS-22013
価格 6,090円(税込)
音声 2chステレオ/5.1chサラウンド
収録公演 日本武道館公演

DVD版の映像を高画質化した作品で、ASKAの歌唱、バンドメンバーの演奏、ステージ照明などをより鮮明に確認できる。



DVD版とBlu-ray版の違い


作品 特徴
DVD版 2006年発売。DVD2枚組で、ライブ本編、即興演奏、MCを約2時間40分収録。
Blu-ray版 2012年発売。映像を高画質化し、2chステレオと5.1chサラウンド音声を収録。



備考


  • ツアーは2005年12月9日から2006年3月17日まで、全国23会場で34公演が行われた。
  • 2005年11月23日発売のアルバム『SCENE III』を携えたツアーである。
  • ツアータイトルは、ASKAが語るショートエッセイの名称にも使用されていた。
  • 会報では、本ツアーのテーマが「ASKAワールド」「大人の遊び」と表現された。
  • シーケンサーやコンピューターによる同期演奏に頼らず、生演奏を中心としたステージが作られた。
  • ASKAと澤近泰輔による即興演奏が行われ、公演によって異なる音楽が生み出された。
  • ASKAは、黒いスーツを中心とした上品でクールな衣装で出演した。
  • ツアー中には、ルイ・ヴィトンのユタ・シリーズのバッグを愛用していた。
  • ツアーパンフレット『Vol.2 LIVE EDITION』では、全24曲についてASKAの心情が紹介された。
  • 会場に設置されたSave the Children募金箱には、合計514,996円が寄せられた。
  • DVDには全24曲だけではなく、澤近泰輔との即興演奏や「香港整体」のMCも収録された。
  • ASKAはツアー中、ルイ・ヴィトンのユタ・シリーズのダークブラウンのバッグを愛用していた。丈夫さ、一見してブランド品と分かりにくい点、収納力などを気に入っていたという。
  • DVDは2006年7月26日に発売された。
  • Blu-ray版は2012年4月25日に発売された。
最終更新:2026年07月01日 22:31