マドラッゾ・カルテル (Madrazo Cartel)
概要
マーティン・マドラッゾ率いるメキシコ系の麻薬カルテル。総合的な組織力ではトライアドに及ばないものの、他の犯罪組織とは基本的に全て敵対関係にある独立した組織である。
構成員は多くがサッカーシャツを着用している。
高級SUVのハントレーSを愛車にしていたり、レーザー戦闘機やバザード攻撃ヘリ、対物ライフル等を保有し、他の犯罪組織とは一線を画する戦力を保有している。ただ、最近のアップデートの恩恵をあまり受けておらず、オンラインではそれほど脅威には感じないかもしれない。
余談だが、マーティンの姓の"Madrazo"はメキシコスペイン語のスラングで"殴打"の意味。
オフライン
最序盤のミッションでマイケルがマーティンの別宅を破壊した事から関係が始まる。
宝石店強盗で何とか弁償を済ませると、気をよくしたマーティンから暗殺の仕事が届く。ところが機嫌を損ねたトレバーがマーティンに怪我をさせて妻のパトリシアを誘拐してしまう。
ロスサントス全域に監視員を置いており、この時にマイケルとトレバーがロスサントスに戻ると彼らに襲われる。船や飛行機など、どんな手段を使ってもロスサントスに入った瞬間発見され、マーティンから電話が掛かってくる。
最終的には妻のパトリシアがマーティンの元へ送り返されたことで和解し、主人公勢との関わりを避けるようになる。
オンライン
オンラインではボスのマーティン自ら主人公に接触し、邪魔者や裏切り者の始末、従兄弟や部下の救出、様々な人物の暗殺といった様々なコンタクトミッションを依頼してくる他、敵対モードやスタントレースの招待も送ってくる(そのせいかメールの頻度がかなり多いため、スパムメール扱いされることもしばしば)。報酬の改定が行われる前まではミッションの高額報酬も相まって人気が高かった。
ロスサントス各地のギャングを攻撃するギャングアタックも依頼してくる。この中にはオンラインでは数少ない協力関係にある
ファミリーズも含まれている。
「ボトム・ダラー・アップデート」以降は主人公が保釈ビジネスを始めたことを聞きつけ、日替わりで様々なギャングの保釈(という名の暗殺)を依頼してくるようにもなった。
極秘貨物や銃器密造、車両取引といった各種違法ビジネスでもマーティンの農場が商品の配達先になる機会があり、顧客としても関わっている様子。
マーティンと友好関係なためか、ロスサントスの犯罪組織としては珍しく主人公と明確に敵対する機会は長らく存在せず完全な協力関係と言ってもよかったが、「銃器密造」アップデートの地下基地関連のミッションでは敵として登場。
調達ミッションでは下水道や鉱山に拠点を作り銃火器を保管していることが判明しプレイヤーに襲撃されることになる他、売却ミッションでは製品を奪おうと追っ手を差し向けてくる。
しかしそれ以降のアップデートではこれといって出現する機会はなく、オンラインでは影が薄めの組織となっている。
かつてフリーセッションで発生していたビジネスバトルではコルツセンターを襲撃していたことがある。
美術品目当てだろうか。
モデル
モデルは悪名高いメキシコ麻薬カルテルの一派「シナロア・カルテル」。
現存するカルテルの中では未だに最も力を持ち、他組織はおろかメキシコの軍隊とすら渡り合える程の兵力・財力を保持する等共通点も多い。
所有車両
ボーラー
ハントレーS
最終更新:2024年09月21日 14:17