不正プレイヤーと対策
このページでは主にPC版GTAオンラインにおいて、チートツールやMODを導入し、本来できない行為をする
チーターについて記述する。
言うまでもなく
GTAオンライン上でチートツール等を使用することはBANの対象である。
チートツールなどを販売している人達(ハック代行業者)もおり、グリッチよりも迷惑をかけている。他のゲームでは、チートツールを利用した事で
逮捕された人もいる。
チートツールによる被害
代表的かつ悪質なものを挙げていく。ただし、このうちの一部はグリッチでも再現可能である。(どちらにせよ駄目なのだが)
異常な数字
ランクやキルレート、所持品の個数が異常な数値になっている。
- ランク:1000以降は疑いあり、2000以上の場合はおおよそ黒。しかし初期からプレイしていれば3000前後までならあり得る数値である。PC版の場合はオンライン開始日=ソーシャルクラブの登録日なのでそこから判断すること。CS機はソーシャルクラブの登録日からの判断は難しいためプレイヤーを観察し怪しい動きがないか調べて判断すること。
- キルレート:異常に高かったり、マイナス表示になっていたりなど。
- デスマッチや敵対モードに参加するプレイヤーの場合、高ランクの割にキルレートが0.00(誰も倒したことがない)という不自然さにも気を付けること。
冤罪
ログを弄り(正確には攻撃者が違う銃弾や爆発などでダメージを与えて)、自分のキルを他人がやったように見せる。
これにより、無実のプレイヤーがチーター扱いされてしまう事がある。
特定のプレイヤーを爆破
チートツール上でセッション内の特定のプレイヤーに対し、一方的な爆発キルを連続的に行う。他のプレイヤーの攻撃扱いの爆発であればパッシブモードで防げるが、それ以外の場合は防げない。
相手によってはリスポーン→即爆死を永遠と続けてくるうえに、退出する隙も無いので非常に悪質。
大金の配布
同じセッション内にいる他のプレイヤーに大金を突然配布する行為。これの問題点は、日本語版では他のプレイヤーにお金を渡す機能が停止されているため、送金行為そのものが不正であるという点。ちなみに大金を送られた側にはペナルティは一切無いと公式が発言している。
異常な額の賞金
通常掛けられる賞金額は$9000までだが、それ以上の金額の賞金を掛けられる・掛けられているプレイヤーが発生している。賞金をかけてくるプレイヤーが何かしらの不正を行っており、賞金を掛けられたプレイヤーは基本的に被害者である。通報を行うときは必ず賞金を掛けたプレイヤーに行うこと。
ちなみにそういった賞金を入手すること自体は不正ではない。
オブジェクト配置
本来その場所に出現しないオブジェクトを配置する。この被害を受けたプレイヤーが被害を受けていないプレイヤーと同じセッションへ行くと、被害を受けていないプレイヤーもオブジェクトが配置される(感染する)といった現象が起きている。
マップの地点に固定されるほか、プレイヤーの頭上などに固定されたりもする。
また、オフラインに行っても残っていることがある(筆者は、オンライン限定の車が残っていたことがある)。
ただし、ゲームを再起動すれば確実に消えるので、消えないもので困ったことになったら再起動しよう。というより、そのまま遊び続けると他のプレイヤーにも被害を広げてしまうため、可能な限りすぐに再起動した方が良い。
透明化、無敵化
キャラクターを透明化にして他プレイヤーに奇襲を仕掛けたり、無敵になってあらゆる攻撃を無効にしたりなど。さらに乗り物ごと透明化したりなども可能であるため、かなりの脅威である。
特にチートで召喚した
スタンガンとこれらを組み合わされると、一方的に動きを封じ込まれるため非常に悪質である。
なお、他のプレイヤーを無敵化させてくる輩もいる。
無敵化に関してはパターンがいくつかあり、
ラグドールにすらならない完全な無敵(車で轢いてコケさせられない)や、
ヘッドショットや銃殴りだけは効く無敵(たまに死亡するので「無敵チートを使っていない」と言い訳できる)、
ダメージは受けるが即座に回復する半無敵(通常プレイでもスナックで回復し続ければほぼ同じことができるが、スナックが使えない敵対モードなどで全快するといったもの)
などがある。
プレイヤーを銃で狙うとプレイヤーの頭の上にアーマーの耐久力を含めたHPバーが見えるので、たった今攻撃を受けたにもかかわらず、全くバーの減りが確認できない場合は無敵チートを使用している疑いがある。
無論、スナックやボディアーマーを即座に使えばHPバーが回復するという点には留意すべきだが、
スナックやボディアーマーがそもそも使えない敵対モードなどでは、HPバーを確認することで無敵チーターを見分けることが可能。敵味方問わず、疑わしいプレイヤーがいれば銃で狙ってHPバーを確認してみること。
レーダー
敵対モードやデスマッチなどでレーダーに映らずに常時消えた状態でいるチート、
或いは逆にこちらが常にチーターのレーダーに映っている不利な状態にさせられるチート。
- チーターのレーダーに常に映っている不利な状態にさせられるチートについて
- 画像左が敵のレーダーに映っていない時、画像右がいずれかの敵のレーダーに映っている時。
画像は敵対モード「カヨ・ペリコ襲撃」時のもの。
- デスマッチなどでいずれかの敵のレーダーに映っている状態の時は、レーダー上で自分のアイコンが赤く縁取りされる。
- 敵対モードの特殊なルール下などでなければ、通常であれば敵に視認されたり、銃声や足音、エンジン音を聞かれるといった行動を取った際に相手のレーダーに映る。本来映らないはずの何もしていない時・見られるはずがない位置にいるにもかかわらず常に赤く縁取りされているということは相手プレイヤーのいずれかにチーターがいる疑いがある。
- デスマッチの場合は携帯でレスターの「プレイヤーを表示する」サービスを使用すれば他プレイヤーの位置を1分間強制表示させることができるが、これを使用した際にその旨がメッセージとして他プレイヤーに伝わる。
- このメッセージが無かったにもかかわらず、あるいはこのサービスがそもそも使えない敵対モードであるにもかかわらず敵に視認され続けているのであればチーターの仕業と言える。
- 単純に敵チーターに常に位置がバレているという不利だけでなく、自分のアイコンが赤くなっているかいないかで他の通常の敵に視認されている(狙われている)かいないか、等を判断する材料となるはずができなくなるという不利な状態にもなる。
- ちなみにこのチートを使った敵チーターが死亡→リスポーンする間だけ、チーターはレーダーを視認できなくなるので(他の通常の敵のレーダーにも映っていない状態であれば)自分のアイコンが白く戻るというのが特徴の1つ。一応これで敵のどのプレイヤーがこのチートを使用しているかを見分けることができる。
武器の強化
プレイヤーを一発で倒せてしまう威力にしたり、射程を従来よりも長くしたりなど。
フリーモードにおけるプレイヤー同士の銃撃戦の他、デスマッチなどではかなりの脅威となる。
不正プレイヤー対策
基本的には
ポーズメニューのONLINE→プレイヤーから通報と除外を試みる。
除外はセッション内の
プレイヤーの一定数が投票すれば可能。チャットで他のプレイヤーにチーターが居て、どんなことをしているかを伝え、投票を呼びかけよう。
もっとも、チャットを非表示にしている、言語が通じていない、「除外」というシステムが何なのかよく分かっていない、本当にチーターなのか確証が持てない、除外をすることによる報復が怖いなど、
一般的なプレイヤーの投票率はそう高くなく、残念ながら一定数集まることは中々難しい。
チャットで除外投票を呼び掛けた直後にチーターが退室した場合、投票が成功したというよりもチーター自ら抜けたか、もしくは他にチーターがおり、そのチーターが強制除外チートを使用したが故…という後味の悪いパターンが多い。
ジョブの場合は
あなたがホストであれば、ホストの一存でジョブのロビー画面で除外が可能。
参加しているプレイヤーのランクやキルレートが異常な数値をしていたら除外しよう。
言ってしまえばこれは
ホストにしかできない大切な務めである。
上記の除外が上手く行かなそうな場合は
即座にセッションを抜けることを推奨する。
チーターを除外できないのであれば、こちらから抜ける、すなわち相手せずにスルーする。
こちらをセッションから強制除外させたり、クラッシュさせることができてしまうチーターであっても、その逆である
こちらから抜ける・ゲームをやめることは防ぎようがない。
ただし、車などはセッションを抜けてもチーターが追跡してイタズラされる可能性があるので(少なくともオフラインに戻っても追跡できることは確認済み)、ゲームを再起動するかせめてセーブデータのロードかニューゲームで自分のセッションを完全に再起動するのが一番確実である(消えないものはセーブデータのロードやニューゲームでは消えないのでそれらがある場合は再起動しよう)。
またアジアサーバーの場合、高確率で
中国系アカウントがチート使用者の場合が多い。
現在(特にPC版)はだいたいどのセッションにもチーターがいるため、疑わしいプレイヤーを見つけても、ゲーム内通報だけでは追いつかない可能性がある。
そのため、確実を期すには後述するロックスターへ直接メールする通報も併せておこなうことをお勧めする。
なお、チーターの一部はプレイヤー間でそこそこ有名になっているため、ある程度長くプレイしているプレイヤーに情報をもらうのも手である。
不正プレイヤーに与すると
チーターから大金を送金された、あるいは味方チームにチーターがいたからといってそのプレイヤーも同じようにBAN対象になるわけではないとされている。
しかし、
故意かそうでないかに関わらず、チーター側に味方する、利することは決して褒められた行為ではない。
他の良識あるプレイヤー(特に相手チーム)、あるいは一連の流れを記録した動画などを見た第三者からしても
「明らかに挙動がおかしいチーターがいるにも関わらず何食わぬ顔でチーター側に居続ける(そしてその指摘を受けても無視する)プレイヤー」の印象は極めて悪く、そのフラストレーションはやがてチーターのみならずチーターに与するプレイヤーにまで波及する。
また、(初見では分からないだろうが)チーターが召喚した(本来そのモードで登場するはずがないなどの)乗り物や武器などを使用する事も避けること。先に述べたようにその印象は最悪となる。さらにはあなたが召喚したチーター本人と疑われ、通報されてしまう恐れもある。
無敵化
の項目で述べられているように、一部のチートは味方でも使用しているかどうかは見分けることが可能なので、
「チーターがいる」などとチャットで指摘された場合や、何か変と感じた場合は一旦状況確認をしてみること。
味方チームにチーターがいることに気付いたのであれば、
チャットでその旨を伝え、その後除外投票を促すか即座に抜けることが望ましい。
不正プレイヤーの通報
ゲーム内から通報する注意点として、通報してもそれを回避するツールを入れている可能性がある。
悪質になると、強制的にゲームから落とされる等のプログラムが組まれたチートまでもが存在するため、ゲーム内通報に加え、後述の「ロックスターへ直接メール通報」する方法も併せて行う事を推奨する。
メール通報する場合
GTAOnlineBanhammer@rockstargames.comに
- プラットフォーム(PS3 / PS4 / Xbox 360 / Xbox One / PC)
- 違反行為をしたプレイヤーのID
- 違反行為の概要
- 違反行為があったおおよその日時
可能であれば、映像やスクリーンショットなどの具体的な証拠など
(YouTubeなどに証拠動画がある際は、リンクを記載しておく)
以上の事を記入して送信する。
コメント
最終更新:2025年04月21日 17:46