か行の用語集





【ガイアセイバーズ】


 182話「The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 -」で、警察署にいた10名の対主催陣が結成したチーム名。
 孤門一輝蒼乃美希沖一也高町ヴィヴィオ左翔太郎フィリップ佐倉杏子花咲つぼみ響良牙冴島鋼牙が所属。また、死亡した仲間たちやデバイスもおそらく含んでいる。
 リーダーは孤門一輝で、この名前も孤門が付けたもの。
 主催陣の打破を目的としており、元の世界では地球を守っていた者たちが多い。

 元ネタは、「スーパーヒーロー作戦」及び「スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望」のヒーローたちの部隊名。こちらでは無印で「ウルトラマン」のハヤタ隊員がリーダーを務めており、今回孤門がリーダーに任命されたのもそのオマージュ。
 ちなみに、「スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望」においては、本郷猛一文字隼人結城丈二も属していた。



【拡声器の呪い】


 言わずと知れた、パロロワにおける最大級の呪いである。
 大声で複数の参加者に呼び掛けるという性質上、拡声器を使用した者はマーダーに極めて高い可能性で襲われやすくなるというモノ……なのだが。
 このロワでは、どういうことかその呪いが本来のそれとは全く逆方向に働いている。

 まず第一の使用者は、マーダーである【テッカマンランス】。
 彼はテッカマンブレードを呼び寄せる為に、拡声器で周囲に呼び掛けを行い、
 結果として巴マミと桃園ラブのコンビと遭遇・戦闘する羽目になる。
 この時読み手の多くは、使用者がかませに定評のあるランスだったこともあって、
 拡声器の呪いが正常に発動したと思っていた……
 逆にランスはこの二人を撃退、更には内片方を死亡させるというまさかの快挙を成し遂げてしまった。
 拡声器の呪いを諸共せず、逆に聞いた相手に押し付けてしまったのである。

 更にこの後。
 Gの咆哮/破壊の呼び声にて、拡声器がもう一つ別に支給されていたという事実が発覚。
 そして持ち主は、よりにもよって破壊のカリスマことゴ・ガドル・バであった。
 彼は市街地に入ると同時に、自らが殺し合いに乗り、更には参加者を二名殺害済である事を拡声器で暴露。
 自らの元に参加者が来るよう、呼びかけを行ったのである。
 これだけならランスと同じだが、ガドルの場合は状況がより酷かった。
 この時、市街地には対主催とマーダーの両方を合わせて実に11名の参加者が犇めいており、
挙句にはその半分近くがガドルと因縁を持っている者達だったのである。
 更には、そこへ来た園咲霧彦はガドルに殺害される。ガドルはこの戦闘ではろくにダメージを負っておらず、彼との戦闘を放送することになる。
 尚、ガドルと因縁のある左翔太郎は霧彦の知人であり、また偉いことに…。

 本来なら拡声器を使った者は窮地に陥る筈なのだが、ランスは窮地を脱出した上にかませの汚名を返上。
 ガドルに至っては寧ろ自分からその状況を望んだりと、拡声器の呪いが正反対のベクトルに向いてるのである。
 果たして、拡声器が正常にそのジンクスを働かせてくれる日はくるのだろうか……

 とにかく、本ロワでは現時点では、拡声器を使うことよりも放送に釣られて向かってしまうことの方が遥かに死亡フラグとなる形になっている。



【変わり者のルール/条件】


 どんな状況でも正しい心を持てる、そんな「変わり者」であるための条件。
 第145話「赤く熱い鼓動(中編)」にて左翔太郎が提唱して以来、勝手にこれに対主催メンバーが色んな条件を追加していく。
 説かれているのは「当たり前の事」であり、「正しい事」。まるで、佐倉杏子の父が人々に説きながらも、誰も聞き入れてくれなかった言葉のような、そんなルールを佐倉杏子は守る事にしている。
 決してウルトラ5つの誓いやプリキュア5つの誓いではない。

No. ルール それを言った人 それが追加された話
1 命を粗末にしない事 左翔太郎 145:赤く熱い鼓動(中編)
2 人からもらった物はなくさない事
3 食い物を粗末にしない事 佐倉杏子
4 物を買う時はちゃんとお金を払う事 蒼乃美希高町ヴィヴィオ 163:ふたりの物語
5 悪い事をしたら謝る事 高町ヴィヴィオ佐倉杏子 163:変わり者の物語
6 諦めるな 孤門一輝

 基本的には難しいルールではない。それを守って行動する事で、この状況下でも人として大切な事を忘れない心がけが大切なのかもしれない。今後、このルールが追加されていく事はあるのだろうか。



【仮面タイガー】


 タイガーロイドこと三影英介の退場話「血染めのライダーパンチ」が本スレに投下されたときの「タイガーマスク」という誤字から生まれた造語。
 あまりの違和感のなさに誰も気づかず、感想が寄せられても誰も指摘しなかった模様。

曰く、

直後に砲弾は空中で暴発し、双方の身体は吹き飛んだ。ライダーは左腕に、タイガーロイドはその全身に傷を負う。跳ね返された砲弾は、位置的にはタイガーマスクのまん前で爆発したのである。

これではこの回で傷を負うのは伊達直人さんであって、三影英介ではない。というか、どこから出てきた伊達直人。
その後、死者スレに行った仮面タイガーはキャラ崩壊を起こし、少しお茶目な発言もするようになる。

【余談】
他に違和感のなさに気付かれなかったものとして、殿の登場話「生きる意味を求めて」にて、【ショドウフォン】を【シャドウフォン】と間違える誤字が作品投下からかなりたってから指摘された。この誤字が指摘された際にも「殿が影武者だから違和感なかった」というコメントが寄せられている。
ちなみにこの話の作者は誤字の指摘を受けるまで【シャドウフォン】が正しい名称だと思っていた。



【キセキの世代】


 2011年秋ごろに立てられた、「変身ロワイアル」、「仮面ライダーオーズバトルロワイアル」、「中学生バトルロワイアル」、「全開バトルロワイアル」の4つのロワの事。
 共通点は、「始まったのが2011年10月前後」、「新パロロワテスト板出身」、「パロロワ総合板」、「2014年に差し掛かった現在でも安定した投下が望まれる(全開ロワのみ完結済)」という事で、パロロワ暗黒時代にほぼ同時に立った4つのロワがいずれも成功している奇跡的な事例からそう名付けられている模様。
 元ネタは「黒子のバスケ」だが、どのロワにも「黒子のバスケ」は参戦しておらず、そもそも5人でやるバスケと数が合っていない。しかし、「同じ年、同じ学年、同じ学校に10年に1人の逸材が5人も集まったことから、「キセキ」と呼ばれる。」という設定を見て拝借したものと思われる。

 時期が時期なのでまどマギが参戦する事が多かったが、中学生ロワのみは意図的にまどマギを廃したうえで開始している。
 いずれも違った方面に個性を発揮しているが、たまに相互間で影響を受け合っている同級生という感じである。

 以下は簡易的な紹介。


  • 変身ロワイアル
 このロワである。
 企画発足は2011年7月18日で、4つのロワの中では一番早い。しかし、議論に時間を使いすぎたために、2011年10月21日の開始時には中学生ロワに一か月先を越されており、一番年上になり損ねる。
 コンセプトは「変身するキャラクターでパロロワ」。
 若干、勧善懲悪的なストーリーが展開されており、敵も救済されるパターンが結構多いため、あまりバトルロワイアル感はない。

「もっと全開になれよ!!」
 企画発足は2011年8月18日で、ちょうど変身の一か月後に新パロロワテスト板に企画された。2011年10月26日に開始し、2013年8月15日に一番乗りの完結。
 コンセプトは「制限なしで全力全開バトルをするパロロワ」。
 読み手の斜め上を行く、文字通り全開すぎる作風が話題を呼び、怒涛の勢いで日曜の顔になった。ニチアサキッズタイムを見た後にパロロワ総合板を見に来る癖がある人は全て全開ロワの影響である。
 「魔法少女リリカルなのは」、「魔法少女まどか☆マギカ」、「ハートキャッチプリキュア!」などは今ロワと共通しているので、ぜひとも見に行ってみよう。プリキュアは他にも参戦している。

「僕たちはあのとき、ずっと子供でいたいと思っていた。」
 企画発足は2011年8月26日。開始日は2011年9月21日で一番乗り。
 コンセプトは「中学生のキャラでパロロワ」。
 意図的にまどマギを廃した名簿で、何かと名簿が被りがちだったこの頃のパロロワでは、かなり独自。変身、オーズ、全開と被っている作品は一作もない(「とある科学の超電磁砲」はキャラ単位では被ったが作品としてはセーフ)。
 それにも関わらず、モロトフン・ガミオ・ゼダが中学生扱いされるせいで妙な因果を感じずにはいられない。よく見ると変身ロワも中学生だらけである。

「――どこかで、メダル《欲望》の散らばる音がする――」
 企画発足は2011年9月19日。開始日は2011年11月6日。
 コンセプトは「セルメダルを支払って戦う団体戦パロロワ」。
 「5つの陣営による団体戦」である事や、「欲望によって溜めこんだセルメダルを支払って戦う」というルールなど、かなり異色のパロロワであり、参戦作品はこの時期の話題作を多く取り揃えている。
 「魔法少女まどか☆マギカ」、「仮面ライダーW」が今ロワと共通しているほか、「仮面ライダーディケイド」や「仮面ライダーオーズ」も参戦している。おそらく変身ロワ読者には一番親しみやすいロワ。



【黒岩の「知っているか!」語録】


20話
知っているか!
東京都知事・黒岩省吾の正体は暗黒騎士ガウザーである。ダークザイドの幹部にして、人間のやり方で日本を征服しようという野心を握っているのだ!

55話
「知っているか!!」
「世界で最初の図書館は、紀元前7世紀にアッシリア王によって建てられたという」

97話
「井坂、知っているか! 世界で最初のスーパーセルは1962年にイギリスのウォーキンガムを襲ったという!」

103話
「フン、所詮貴様ではそんな浅はかな考えしかできないようだな……知っているか! ローマ帝政期に造られたコロッセオでは……」

110話
「それなら黙っているんだな……知っているか! マラソンの起源とは紀元前450年……9月12日までに遡る! ミルティアデスという名のアナテイの名将が、奇策でペルシャの大群を撃退したマラトンの戦いからと言われている! その勝利を……!」

122話
「暁、知っているか!! 世界文学で一番最初のメタフィクションは1096年にフランスの作家イノーエット・シキが書いた『チャンゲリオン』という小説で」(※適当です)

「知っているか! 世界で最初の昆虫標本は紀元前600年ごろ、ローマで捕まえられた金色のカブトムシを保管する方法を探るために作られたが、実はそれはただのカナブンだったという……」(※適当です)

135話1
「知っているか、」



 突然ここでBGMが切り替わる、



「『冗談は顔だけにしろよ』は『アー◆◆◆坊やは△△者』というアメリカで制作されたドラマの台詞の訳だが、これは直訳ではなく本来の意味は『お前何言ってんだよ』というものだ、それが当たり日本における番組のトレードマークになったというわけだ」

135話2
「知っているか!? シャンゼリオンにとっての宿命のライバルたる資格を持つ者など存在しない!
だが、それでもなお、宿命のライバル足る者がいるならばそれは俺だ、奴とのケリは俺が着ける!!」

142話
「知っているか! 俺達が吸うラームは命そのものじゃない。吸う事もできれば、元に戻す事もできる。今は俺の回復のために利用させてもらったが、俺が元に戻せば、西条凪は再び立って歩き、自分の言葉を話す事ができるようになる」
「……あるいは、俺が死ねばな!」

152話1
「知っているか? ナスカの地上絵と呼ばれる地面に描かれた巨大な模様、それが描かれた理由は諸説あり、その中の一つに雨乞いの為という説もある。つまりは神あるいは精霊の力を呼び起こそうというわけだ……」

152話2
「知っているか! 貴様が光の道を進み続けるならば俺は闇の道を行く、そしていずれ真の闇黒皇帝となり、貴様との雌雄決するであろう、そしてその瞬間が真の大黒岩帝国建国の日だ!
 その日は何れ全宇宙世界における祝日となり人々が祝うであろう、その時を待っていろ!!」

167話1
「……し、知っているか! 世界で初めての死刑は紀元前578年ローマのグラシナスという小さな村で……」

「知っているか! アールグレイという紅茶は中国の着香茶を気に入ったグレイ伯がそれを気に入って作らせ生まれたという……」

「知らないのか!? 強敵に安易に使った必殺技は、必ず破られるッ! 早い段階での必殺技は敗北の兆しだ! そして、逆に俺の必殺技だけは、必ず成功するッ!」

167話2
「知っているか……! 世界で最も素晴らしい決闘は、日付さえもどこにあるのかさえもわからない……この時、この場所で、超光戦士シャンゼリオンと暗黒騎士ガウザーによって刻まれた……! だが、この戦いはいずれ誰からも忘れられる……記録に残らず、やがて忘れられ、この一戦は誰にも知られる事なく、朽ち果てる! それでも尚、広い世界の片隅で……記録さえできない場所でひっそりと輝くだろう……! そう、それこそが俺が見つけ出せなかった、俺の過ちだ……! 本当に素晴らしいものは記録ではない、記憶に残り続けるものなのだ……!」

218話
「──知っているか!」
「終生のライバルという物は、時として、力を合わせ共通の敵と戦う場合がある。そんな時には、普段いがみ合っている者同士も、意外と相性が良い事があるという……」


おまけ


石堀光彦 142話
「……なら、俺も聞こう。お前は知っているか?」
「強さに溺れ、強さを求める者、心に闇がある者……お前のような奴に、闇の力は答え、ダークウルトラマンの力を与える! だが、その力に溺れた者は、いずれ闇へといざなわれ……命を落とす!」

豆知識 157話
知っているか!野球拳の作詞をした前田伍健は1960年に亡くなっている!
著作権の有効期限は作者の死後50年だから、たぶん問題はない!

涼村暁 219話
「──知ってるか! このインケン野郎……!
 そいつは、ほむらの……──終わる世界を終わらせたくないっていう……そんな願いの力なんだぜ……?」



【ケ・セラセラ】


 スペインの言葉で、「なるようになるさ」という意味。
 「仮面ライダークウガ」にて、敵怪人のゴ・ガメゴ・レが人間時に言っていた言葉だが、何故か本作ではクウガ出典のキャラがこれを言いたがる。
 ズ・ゴオマ・グを除く全クウガ出典参加者がこの台詞を放っている。

 ただ、違うのは、リントの戦士である五代雄介一条薫は他人を勇気づけるために、そしてグロンギの怪人たちは自分に言い聞かせるようにこの言葉を使っている事。
 ここが両者の決定的な違いであるといえるだろう…。

 一応、似たように使われた言葉に「アイタペアペア」がある。タヒチの言葉は「気にしないよー」という意味だが、これは結城丈二が言っている(ライスピ原作でも使った)。


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最終更新:2016年02月04日 08:24