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色名小事典1981年版

  • マンセル値からsRGB値への変換はMunsell Color Paletteというサイトで行っております。
  • 出典は「色名小事典」(1981年日本色研事業刊、全220色)より色票番号順。
  • 近似日塗工番号において、カッコ内のマンセル記号が表中のマンセル記号と一致する場合は省略した。

1~100

色票 色票番号 色名 マンセル記号 近似の日塗工旧番
(およびそのマンセル記号)
近似の日塗工現番
(およびそのマンセル記号)
近似の国鉄色
(およびそのマンセル記号)
sRGB値 解説(原文ママ、ただし読点略)
1 桜色(さくらいろ) 1R 9/2 051
(10RP 9/2.5)
240/223/224 紅染のもっともうすい色で、桜の花のような色をいう
これよりうすい色は薄桜(うすざくら)という
2 ベビーピンク 1R 8.5/3.5 薄赤3号
(10RP 8/4)
241/205/206 うすいピンクはそのやわらかい色調が乳幼児の服の色にふさわしく、
もっぱら乳幼児の服色に常用されているのでこの名がある
JIS慣用色名ではこの色をとっている
3 シェルピンク 10R 8.5/3.5 148
(7.5R 8.5/4)
12-80H
(2.5YR 8/4)
246/204/191 桜貝にみるようなうすいピンクをいう
色相はこれより黄みをおびたものまでシェルピンクという
sea-shell pink シーシェルピンクともいう
4 灰桜(はいざくら) 4R 8/2 05-80D
(5R 8/2)
213/196/195 クラウディピンクは曇った調子のピンク
灰桜は桜色の灰みがかった色をいう
5 鴇色(ときいろ) 1R 7.5/6.5 99-70L
(10RP 7/6)
239/168/173 鴇(とき)は国際保護鳥になっていて日本には佐渡に数羽しかいないという
鴇色の名は江戸時代からあり、鴇の風切羽根がピンクで、
その飛ぶ姿に美しい色が見られ、その色を鴇色というようになった
6 ローズピンク 10RP 7/8 99-70L
(10RP 7/6)
235/150/160 ローズピンクは紫みをおびたピンクをいう
フランス名ではピンクのことをローズという
7 サーモンピンク 7R 7.5/8 07-70L
(7.5R 7/6)
255/163/147 鮭の肉色からきた色名でかなり古くから確立した色名である
鮭色(さけいろ)ともいう
フランス名では[saumon] ソモンという
8 ピーチ 10R 8/8 255/177/144 熟した西洋桃の実からきた色名でこれのうすい色をpeach pink ピーチピンクという
フランス名では[pêche]ペシュという
食欲をそそるような色とされている
9 薄紅(うすべに) 6RP 7/4.5 95-70H
(5RP 7/4)
205/162/174 オーキッドピンクはランの花のような紫みがかったピンクをいう
薄紅は紅染のうすい色をいう
10 チェリーピンク 6RP 5.5/11.5 95-50V
(5RP 5/12)
209/96/139 フランス名の[cerise]セリーズの名が英語化した色名である
チェリーは桜桃、さくらんぼのことであるが、
チェリーピンクは紫みのピンクをいい、実際のさくらんぼの色をさしてはいない
11 紅梅色(こうばいいろ) 1R 6.5/9.5 02-70T
(2.5R 7/10)
231/131/142 6の色より彩度が高いが、これもローズピンクである
紅梅の花の色に似た色で紅梅色という
12 カーネーションピンク 1R 5.5/11.5 99-60T
(10RP 6/10)
216/93/115 カーネーションの名はラテン語のcarneus(肉の意)からきていてflesh color(肉色)を意味していた
現在は花の色をいうが、花のカーネーションは以前coronationと呼ばれていて、
それがcarnationとなったのは20世紀に入ってからということである
13 珊瑚色(さんごいろ) 7R 6.5/12 156
(7.5R 6/11)
07-60T
(7.5R 6/10)
251/121/103 コーラルピンクはサンゴのようなやや黄みのピンクをいう
これよりやや彩度の低い色までをいう
フランス名では[corail]コラーユという
14 オールドローズ 1R 5.5/6.5 184/115/123 彩度の低いにぶい調子の色によくoldという形容詞の付いた色名が用いられている
ローズの名はやや紫みがかった赤のややにぶい色をいう
これもローズのにぶい調子の色である
15 梅鼠(うめねず) 6RP 6/3 95-60D
(5RP 6/2)
168/140/148 草木染に梅染というのがあり、梅の樹皮を用いて染めると赤茶色を呈するので、
梅の語は赤みの形容として用いられている
鼠(ねず)はgrayishなトーンの形容として用いられているから、
梅鼠は赤みをおびたgrayishな色をいう
16 薔薇色(ばらいろ) 1R 5/13 164
(1R 5/14)
99-50X
(10RP 5/14)
211/69/101 ローズレッドはバラの花からきた色名で、明るい鮮やかな赤をいう
この色は椿の花に似ているのでcamellia カメリアともいう
17 ゼラニウム 4R 5.5/13.5 230/83/94 ゼラニウムの花のような明るい赤をいう
18 朱色(しゅいろ) 7R 5.5/14 朱色3号
(8.5R 5/15)
232/82/69 バーミリオンは人工の朱で水銀に硫黄を反応させてつくる顔料である
水銀の鉱石である辰砂から採った顔料で、中国辰州産の朱砂が有名でこれを辰砂といった
辰砂の色はもっと紫みをおびたくすんだ色で、琉球の紅型染(びんがたぞめ)に用いられている
19 ポピーレッド 4R 5/14 218/64/81 ケシの花のような明るい赤をいう
フランス名では[coquelicot]コクリコという
和名では緋色にあたり、能の、"猩々"の赤毛赤装束の連想から猩々緋(しょうじょうひ)の名がある
20 紅色(べにいろ) 1R 4/14 99-40V
(10RP 4/12)
186/22/79 チェリーレッドは紫がかった赤をいう
ローズレッドの濃いめの色をいう
紅色は紅花から採った色素で染めた色で、昔の紅(くれない)と呼ばれた色は黄で下染めをしたために、もっと黄みをおびた色であった
現在の紅色はすべて合成染料で染められた紫みの赤をいう
21 シグナルレッド 4R 4.5/14 141
(5R 4/13)
05-40X
(5R 4/14)
赤14号
(4.1R 4.1/15.5)
203/44/70 交通信号の停止の赤は標準的な赤を用いておりこの名がある
フランス名で赤を[rouge]ルージュという
22 スカーレット 7R 5/14 149
(7.5R 4.5/14)
赤11号
(7.5R 4.3/13.5)
218/67/58 スカーレットはケルメス(かいがら虫)から採った色素で和名では緋色(ひいろ)にあたる
緋色は古くからある伝統色名で緋(あけ)と読んだ
紅花と鬱金(うこん)の交染によって染めた色をいう
現在は合成染料からつくられる
フランス名では[ecarlate]エカルラートという
23 臙脂色(えんじいろ) 1R 3/11 052
(10RP 3/9)
99-30P
(10RP 3/8)
143/3/61 クリムソンは、コチニールという虫から採った色料からきた色名で、中世ラテン語のcarmesinusから生まれた語である
フランス名では[cramoisie]クラモアジーという
和名では臙脂色にあたり、茜草の一種のマダーから採った色素で染めた色をいうが、現在は色料のいかんを問わず濃い紫みの赤をいう
JIS慣用色名のエンジ色はこれよりやや明るい色をとっている
24 茜色(あかねいろ) 4R 3.5/11.5 135
(7.5R 3.5/12.5)
05-40V
(5R 4/12)
赤2号
(4.5R 3.1/8.5)
160/22/55 カーディナルレッドは古代ローマ枢機卿の衣服の色とされていた
昔わが国で茜草は植物染料の主要なものであったが、地中海沿岸に産するマダーも古くから染料に用いられていた
1869年に茜の合成アリザリンができてから、天然の茜は用いられなくなった
25 蘇枋色(すおういろ) 1R 4.5/7.5 164/84/97 古くからある伝統色名で、豆科の樹である蘇枋を煎じて赤色染料とすることは飛鳥、奈良時代から用いられていた
明礬(みょうばん)の媒染によってもっと鮮やかな色に、灰汁(あく)の媒染によってもっと紫みの色になる
26 小豆色(あずきいろ) 4R 4/6 108
(7.5R 3.5/6)
赤13号
(3.5R 3.8/6)
142/77/79 アンティックローズは、くすんだ色にアンティックの形容がよく用いられることから、これもくすんだローズ色をいう
小豆の色に似た色でrusset brown ラセットブラウンともいう
27 ガーネット 4R 2.5/6 109
(5R 2.5/7.5)
赤6号
(3R 2.5/5)
101/40/49 ざくろ石の赤茶がかった色からきた色名である
フランス名では[grenat]グルナという
和名の海老茶(えびちゃ)に近い
28 杏色(あんずいろ) 4YR 8/8 15-80L
(5YR 8/6)
255/182/126 アプリコットは熟した杏の実のような色をいう
フランス名では[abricot]アブリコという
29 とうもろこし色 8YR 8.5/8 264
(10YR 8.5/6)
21-85L
(1.25Y 8.5/6)
255/201/122 メイズはトウモロコシの実のような色をいう
アメリカではcornといっている
フランス名では[mais]マイースという
30 膚色(はだいろ) 5YR 8/5 15-80L
(5YR 8/6)
240/190/153 日本人の膚のような色
膚色は実際の色よりも明るい色に記憶されているものであり、この色も実際の膚色より明るい
31 タイガーリリー 10R 6.5/13 147
(10R 6/14)
254/121/69 鬼ゆりの花のような明るい赤みのオレンジ色をいう
32 蜜柑色(みかんいろ) 4YR 7/13 263
(2.5YR 7/11)
15-70V
(5YR 7/12)
黄かん2号
(2.7YR 6.7/10.4)
255/144/40 タンジェリンオレンジはミカンの表皮のようなオレンジ色をいう
33 萱草色(かんぞういろ) 8YR 7.5/13 257
(7.5YR 7.5/16)
255/168/4 マリーゴールドはキンセンカの花の色
ユリ科の多年生草のカンゾウの花のような色をいう
源氏物語や今昔物語に出てくる伝統色名では萱草色(かんぞういろ)ともいう
34 オレンジ色 4YR 6.5/14 259
(5YR 6.5/11)
15-65X
(5YR 6.5/14)
245/130/1 オレンジピールは熟したオレンジの表皮のような色をいい、代表的なオレンジ色である
35 柑子色(こうじいろ) 8YR 7/14 17-70X
(7.5YR 7/14)
243/154/0 ゴールデンオレンジは輝くような感じの明るいオレンジ色をいう
柑子は中古の橘(たちばな)と同じで、現在栽培されている蜜柑の色より黄みによった色である
36 パンプキン 8YR 6.5/12 222/143/0 かぼちゃの中身のような色をいう
37 柿色(かきいろ) 10R 5.5/12 171
(10R 6/11.5)
09-60V
(10R 6/12)
朱色5号
(8.3R 5/11.1)
219/97/53 熟した照柿のような色をいう
近世に柿色といわれた色は柿渋と弁柄(べんがら)で着色した色で、現実の柿の実の色とは異なり、むしろ弁柄色に近い
(51弁柄色参照)
38 樺色(かばいろ) 10R 4.5/11.5 09-50T
(10R 5/10)
朱色4号
(9R 4.3/11.5)
186/71/33 バーントオレンジは赤茶がかったオレンジ色をいう
樺色は桜の樹皮の茶色からきた色名である
蒲色と書くこともあるが、それは蒲(ガマ)の穂の色からきている
39 飴色(あめいろ) 4YR 5/11 黄かん色
(4YR 5.5/11)
188/97/14 オータムリーフは紅葉した木の葉の色からきた色名である
この色に透明感が加わった色を飴色という
これよりやや暗い色をcopper カッパーという
銅の色である
これよりやや黄みの色を琥珀色(こはくいろ)という
40 丁子色(ちょうじいろ) 4YR 6.5/6 204
(2.5YR 7/6)
12-70L
(2.5YR 7/6)
薄茶色5号
(2YR 6.8/6)
207/147/110 サンタンは日やけした膚の色をいう
香料にする丁子(ちょうじ)、沈丁花(じんちょうげ)に似た木を煎じた汁で染めた色を丁子色、丁子茶、などという
媒染なしで染めた色が香色(こういろ)で、もっとうすい色となる
41 小麦色(こむぎいろ) 8YR 7/6 17-70L
(7.5YR 7/6)
クリーム色3号
(7.5YR 6.7/5.8)
214/164/110 トパーズは黄玉という鉱石の色をいう
小麦の籾(もみ)のような色で、小麦色は日やけした膚の色をいうこともある
フランス語でも[topaze]トパーズという
42 ベージュ 8YR 8/2 201
(7.5YR 8/2)
17-80D
(7.5YR 8/2)
215/197/178 ベージュはフランス語であるが英語化している
漂白しない羊毛の色からきた色名で、白茶を含む灰みの茶のごくうすい系統を総称する名となっている
現在は繊維だけでなくあらゆるものにこの色が用いられている
43 アイボリー 10YR 8.5/2 19-85D 228/211/188 アイボリーとは象牙で、象牙色(ぞうげいろ)という
フランス名では[ivoire]イヴォアールという
44 亜麻色(あまいろ) 10YR 8/2 232 19-80D 薄茶色13号
(9YR 8/1.4)
214/198/175 フラックスは亜麻糸のような色でベージュの範囲の色である
[écru]エクルーともいう
45 肉桂色(にっけいいろ) 10R 5.5/6 09-60L
(10R 6/6)
183/118/98 シナモンは肉桂(にっけい)の樹皮のような明るいブラウンをいう
46 らくだ色 4YR 5.5/6 241
(2.5YR 5/6.5)
12-50L
(2.5YR 5/6)
179/121/85 キャメルはらくだで、その体毛の色をいう
これよりやや黄みの色までをいう
47 黄土色(おうどいろ) 10YR 6/7.5 19-70L
(10YR 7/6)
黄かっ色4号
(0.5Y 6.5/6)
188/138/61 イエローオーカーは絵の具の名として知られており、黄みを帯びたオーカーをいう
フランス名では[ocre jaune]オークルジョーンという
(48オーカー参照)
48 オーカー 8YR 6/7.5 17-70L
(7.5YR 7/6)
193/136/69 この語はギリシャ語のochrosからきている
フランス名では[ocre]オークルという
無水珪酸、アルミニウム、酸化第2鉄を含む黄色っぽい天然の土の色をいう
49 バーントシェンナ 10R 4/6 106
(10R 4/5)
または
161
(10R 4/7)
09-40L 142/79/62 酸化鉄を主成分とする天然の土を焼いてつくった顔料の色をいう
フランス名では[terre de sienne brûlée]テールドシェンヌブルーレという
和名では栗梅(くりうめ)という名があり、栗色の赤みがかった色をいう
50 タン 8YR 5/6 214
(7.5YR 5/6)
17-50L
(7.5YR 5/6)
黄かっ色1号
(8.5YR 5.5/5.5)
160/112/61 タンはなめし皮の黄みがかった茶色をいう
黄みの茶は黄褐色(おうかっしょく)枯葉色(かれはいろ)ともいう
フランス名では[café au lait]カフェオーレという名がある
ミルクコーヒーの色でこの色に近い
51 弁柄色(べんがらいろ) 4YR 3.5/9 15-40P
(5YR 4/8)
136/63/4 テラカッタはイタリア語で土を焼いてつくった顔料の色をいう
代赭色(たいしゃいろ)ともいう
代赭は酸化第2鉄を成分とする赤土を焼いてつくる天然顔料で、古事記に出てくる赭(そほに)の色である
中国の代州産の赭が有名でこの名になった
代赭色はまた弁柄色ともいうが、ベンガル地方から蘭人が持ってきたのでこの名がついたという
52 煙草色(たばこいろ) 8YR 4/9 140/83/0 タバコブラウンは古くからある色名で、たばこの葉のような黄みのブラウンをいう
53 海老茶(えびちゃ) 8.5R 3/4.5 143
(7.5R 3/6)
07-30L
(7.5R 3/6)
赤3号
(7.5R 3.5/5)
107/57/51 テラローザはイタリア語で、terra は earth 土の意で赤土の色をいう
伊勢海老の色に似た色で海老茶という
54 ココア色 2YR 3.5/4 218
(2.5YR 3.5/3.5)
12-30H
(2.5YR 3/4)
とび色2号
(3.5YR 3.8/3.5)
116/73/58 ココアブラウンはココナット(ココヤシ)の実の色で、ココナットブラウンともいう
(※注記:ココアはカカオ豆のことであり、解説に誤りがあるものと思われる)
55 マルーン 5R 2.5/6 109
(5R 2.5/7.5)
ぶどう色3号
(7.5R 2/6)
102/40/47 マルーンは大栗で暗い赤みの茶色をいう
フランス名は[marron]マロンといい、マロニエの実の色をいう
赤みがかった褐色で赤褐色(せきかっしょく)ともいう
56 コーヒーブラウン 8YR 3.5/5.5 17-40H
(7.5YR 4/4)
115/75/32 コーヒーの実のような暗い黄みのブラウンをいう
57 栗皮色(くりかわいろ) 8YR 3/4 17-30F
(7.5YR 3/3)
96/65/37 栗の実の表皮のような暗い黄みの茶をいう
バーントアンバーはumberを焼いてつくる顔料からきた色名である
58 ブロンド 8YR 7/3 17-70F
(7.5YR 7/3)
クリーム色4号
(9YR 7.3/4)
196/169/142 金髪のような色をいう
フランス名では[blond]ブロンと発音する
59 栗色(くりいろ) 4YR 3.5/3 254
(5YR 3.5/4)
15-30F
(5YR 3/3)
142/79/62 チェスナットブラウンは西洋栗の実の色からきた色名
フランス名では[brun châtaigne]ブランシャテーニュという
60 朽葉色(くちばいろ) 8YR 4/3 224
(10YR 4/3)
19-40F
(10YR 4/3)
118/91/67 アンバーは鉄及びマンガンの化合物で天然に産する土よりつくる顔料で、絵の具のローアンバーがこれにあたり、バーントアンバーはアンバーを焼いてつくる
(57バーントアンバー参照)
和名に朽葉色が古くからあり、赤朽葉、黄朽葉、青朽葉などと細かい色相の変化をいい表わしていた
61 鳶色(とびいろ) 10R 3.5/3 157
(7.5R 3.5/3)
09-30F
(10R 3/3)
110/75/68 トビの羽に見られるような灰みの茶を鳶色という
62 焦茶(こげちゃ) 8YR 2/2 61/46/34 ごく暗い彩度の低い茶をいう
セピアは、烏賊(いか)の墨からとった着色料である
63 チョコレート 9R 2.5/2.5 138
(10R 2/3.5)
09-30F
(10R 3/3)
とび色1号
(10R 2.8/2.5)
81/53/50 チョコレートのような暗いブラウンをいう
フランス名では[chocolat]ショコラという
和名には黒茶(くろちゃ)の名がある
64 カーキー色 1.5Y 5/5.5 213
(10YR 5.5/4.5)
22-50H
(2.5Y 5/4)
黄かっ色2号
(2.5Y 5.5/4)
149/116/57 日露戦争当時、日本の陸軍の制服の色として定められた
その後第一次世界大戦から迷彩の考え方がでてきて、これより色相が緑みによった色を各国の軍隊は採用した
65 金茶色(きんちゃいろ) 8YR 5.5/11 270
(7.5YR 5/10)
19-60T
(10YR 6/10)
190/119/0 ブラウンゴールドは赤みをおびたゴールド色をいう
和名では金茶色という
66 ゴールド 2Y 6/10.5 189/139/0 色名の場合のゴールドは金や銀の色のことをいうのではなく、赤みの黄のディープトーンで、やや茶がかった色の範囲をいう
フランス名では[or]オールという
67 クリーム 5Y 9/3 334 25-90H
(5Y 9/4)
黄6号
(5Y 9/4.7)
239/227/182 クリームのような白っぽい黄色をいう
フランス名では[creme]クレームという
68 卵色(たまごいろ) 2Y 8.5/7.5 382
(2.5Y 8/6)
22-80L
(2.5Y 8/6)
251/208/115 ゴールデンコーンはトウモロコシのような色をいう
卵の黄身のような色で卵色という
69 黄水仙(きずいせん) 5Y 9/7 黄4号
(4.5Y 8.3/6.8)
251/227/126 プリムローズイエローは桜草類のプリムラの花のような色
これのフランス名は[jaune de primevère]ジョンデプリマベールという
[jonquille]ジョンキルともいう
これは黄水仙の色である
70 ネープルスイエロー 2Y 8.5/4.5 305
(2.5Y 8.5/5)
22-85H
(2.5Y 8.5/4)
クリーム色5号
(2.5Y 8.3/4.8)
238/211/154 クロム酸鉛、水酸化鉄で酸化亜鉛に着色した顔料でつくる絵の具の色をいう
フランス名は[jaune de naples]ジョンドナープルという
和名には梔子色(くちなしいろ)という色名があるが、梔子の実から採る黄色色素は古くから草木染に用いられていた
71 カナリヤ色 5Y 8.5/11 307
(5Y 8.5/13)
25-85V
(5Y 8.5/12)
246/212/34 カナリーはカナリヤの羽毛のような黄色をいう
daffodil yellow ダフォディルイエローともいうが、これはラッパ水仙の色である
刈安(かりやす)という色名があるが、これは刈安をもって染めた色をいう
72 菜の花色(なのはないろ) 9Y 8.5/10.5 372
(10Y 8.5/9)
29-85P
(10Y 8.5/8)
229/218/42 シャルトルーズイエローはフランスやスペインの修道士がつくるシャルトルーズというリキュールを水でわったときに見られる緑みがかった黄色をいう
菜の花畑に見るような緑みの黄色を菜の花色という
73 山吹色(やまぶきいろ) 10YR 8/11.5 212
(10YR 7.5/11.5)
19-75X
(10YR 7.5/14)
255/187/51 サンライトイエローは日だまりのような暖かみのある黄色をいう
山吹色は古くからある色名で山吹の花のような色をいう
74 ひまわり色 2Y 8/14 381
(2.5Y 8/14)
22-80X
(2.5Y 8/14)
黄1号
(2.5Y 8/13.3)
254/190/0 サンフラワーはひまわりの花で、さえた赤みの黄色をいう
75 たんぽぽ色 5Y 8/13.5 25-80W
(5Y 8/13)
236/198/0 ダンディライアンはたんぽぽのこと、その花の花のようなさえた黄色をいう
黄色をフランス語では[jaune]ジョーンという
76 レモンイエロー 8.5Y 8/11.5 390
(8Y 8/12)
27-80V
(7.5Y 8/12)
218/204/0 レモンのようなやや緑みがかった黄色をいう
フランス名では[jaune citron]ジョーンシトロンという
77 鬱金色(うこんいろ) 2Y 7.5/11.5 22-70V
(2.5Y 7/12)
黄5号
(2.5Y 7.5/8.8)
234/178/7 マリーゴールドイエローはキンセンカの花のような黄色をいう
鬱金はショオガ科の多年草で、その根茎を粉にして染める黄色を鬱金色という
食品の着色にも用いられた
78 シトロンイエロー 9Y 7.5/10.5 29-80V
(10Y 8/12)
202/191/0 レモンに似た果実のシトロンのような緑みがかった黄色をいう
79 枯草色(かれくさいろ) 5Y 7.5/5.5 361
(5Y 7/5)
25-70L
(5Y 7/6)
206/186/113 アメリカのイギリス領植民地時代の様式をコロニアルスタイルというが、コロニアルイエローはそれからきた色名である
枯草のような色をいう
80 メロンイエロー 9Y 7.5/5.5 29-80H
(10Y 8/4)
196/189/111 果実のメロンの表皮のような色をいう
81 菜種油色(なたねゆいろ) 5Y 6.5/6.5 25-70L
(5Y 7/6)
182/159/74 オイルイエローは菜種から採った油のような色をいう
82 芥子色(からしいろ) 5Y 6/10 25-70T
(5Y 7/10)
176/145/0 マスタードは西洋芥子のこと
和名の芥子色は芥子菜の種子を粉末にしたものを練って香辛料にしたものの色をいう
フランス名に[cari]キュリーの名があり、これはカレー粉の色をいう
83 オリーブ黄 9Y 6/9.5 160/150/0 オリーブイエローはオリーブがかった黄色をいう
黄色に黒みが加わった暗い色をオリーブ系の色としているがこれはオリーブと黄色との間の色である
84 砂色(すないろ) 2Y 7/2 336
(2.5Y 7/2)
22-70D
(2.5Y 7/2)
薄茶色11号
(1Y 7/1.5)
185/172/148 サンドは砂のような色をいう
85 オリーブ茶 2Y 4.5/4.5 399
(2.5Y 4.5/4.5)
22-50H
(2.5Y 5/4)
131/105/57 タウニーオリーブは茶がかったオリーブをいう
brown olive ブラウンオリーブともいう
86 オリーブ色 9Y 4/5 375
(10Y 4.5/4)
29-40H
(10Y 4/4)
104/98/33 オリーブはその実の色からきた色名で、色相黄の暗色系を総称する色名となっている
87 鶯茶(うぐいすちゃ) 5Y 4/4.5 303
(5Y 4/5)
25-40H
(5Y 4/4)
112/95/42 鶯色の茶がかった色をいう(90鶯色参照)
88 オリーブドラブ 9Y 4/2.5 398
(10Y 3.5/3)
29-40D
(10Y 4/2)
100/97/67 くすんだオリーブ色をいう
日本の自衛隊の制服や兵器の色に用いられているOD色とはこのオリーブドラブの略称である
(※注:なお、自衛隊のOD色は防衛省の色見本によれば7.5Y 3/1と指定されている)
89 オリーブグリーン 4GY 3.5/5 453
(2.5GY 3.5/5)
76/89/31 オリーブの葉のような暗い黄緑系の色をいう
フランス名では[vert d'olive]ヴエルドオリーブという
90 鶯色(うぐいすいろ) 1.5GY 4.5/3.5 32-40H
(2.5GY 4/4)
109/112/68 エルムグリーンはニレの樹の緑をいう
ウグイスの羽の色に似た暗くにぶい黄緑系の色を鶯色という
91 老緑(おいみどり) 4GY 5.5/2.5 421
(5GY 6/1.5)
35-60D
(5GY 6/2)
黄緑5号
(4GY 6/2)
131/138/106 セイジグリーンはサルビアの一種のセイジのかわいた葉のような色をいう
にぶい調子の緑を老緑という
この色は昔天皇の平時の袍(ほう)の色とされ、麹塵(きくじん)という色名で呼ばれた
麹塵はかびの色からきた色である
これに似てもっと彩度の低い色を山鳩色(やまばといろ)という
92 海松色(みるいろ) 4GY 4/2.5 35-40D
(5GY 4/2)
93/99/71 シーモスは海中の水苔のような色をいう
海松は浅瀬の岩石に着生する緑藻である
93 ホワイトリリー 4GY 9/3 452
(2.5GY 8.5/4)
224/232/183 白ユリのつぼみのような白っぽい黄緑色をいう
94 若苗色(わかなえいろ) 4GY 8.5/7 448
(5GY 8/8)
206/223/119 レタスグリーンはレタスの葉のようなうすい黄緑色をいう
稲の若苗のような色で、若苗色の名がある
春の七草を若菜ということから若菜色(わかないろ)ともいう
95 若草色(わかくさいろ) 4GY 7/12 449
(5GY 7/12)
35-70V
(5GY 7/12)
158/186/0 フレッシュグリーンは新緑の黄緑色をいう
若草のように新鮮な黄緑色をいう
96 鶸色(ひわいろ) 2GY 7.5/8.5 464
(1GY 7.5/8)
32-80P
(2.5GY 8/8)
187/194/67 ライトライムグリーンのライムはレモンに似た小さな果実であるがその色の明るい色をいう
ヒワの羽毛の色からきた鶸色の名がある
97 萌黄色(もえぎいろ) 4GY 6.5/10 35-60T
(5GY 6/10)
147/171/7 エルブはフランス名で草の葉の意である
萌黄色は古くからある色名で、葱(ねぎ)の萌えでる色に似た色から萌葱色とも書き、また木の葉の萌えでる色から萌木色とも書く
98 シャルトルーズグリーン 4GY 8/10 188/212/63 フランスやスペインの修道僧がつくったリキュール酒の色からきた色名である
フランス名では[vert chartreuse]ヴエルシャルトルーズという
99 メドーグリーン 4GY 5.5/10 120/145/0 牧草地に見るような緑色をいう
フランス名では[vert prairie]ヴエルプレリーという
100 草色(くさいろ) 4GY 4.5/8.5 469
(2.5GY 5/8)
96/117/0 グラスグリーンは古くからある色名で草の葉の色のようなこい黄緑色をいう
foliage フォーリッジという色名もあるがこれは木の葉の茂みからきている

101~200

色票 色票番号 色名 マンセル記号 近似の日塗工旧番
(およびそのマンセル記号)
近似の日塗工現番
(およびそのマンセル記号)
近似の国鉄色
(およびそのマンセル記号)
sRGB値 解説(原文ママ、ただし読点略)
101 柳葉色(やなぎばいろ) 4GY 7/5.5 35-70G
(5GY 7/3.5)
167/181/107 ウイローグリーンは柳の葉のようなやわらかい黄緑色をいう
柳色ともいう
102 リーフグリーン 4GY 6/6.5 450
(5GY 6.5/5)
黄緑6号カラーテープ用
(5GY 6.3/6.5)
138/155/68 木の葉のような黄緑色をいう
植物の緑の色相は黄緑系がもっとも多く、せいぜい黄みの緑までで、色相が青みの緑のものはほとんどない
ただし青空を反映して青みに見えることはある
この色はモスグリーンともいう
103 抹茶色(まっちゃいろ) 2GY 7.5/4 447
(2.5GY 8/4)
32-80H
(2.5GY 8/4)
187/191/134 ティーグリーンはお茶(グリーンティー)の色をいう
茶道で用いる抹茶のようなやわらかい黄緑色をいう
104 苔色(こけいろ) 2GY 6/5.5 147/152/78 モスグリーンは苔の色からきた色名である
フランス名では[vert mousse]ヴエルムスという
苔の種類によってもっときれいな102のような黄緑色を呈するものもある
JIS慣用色名ではこの色をとっている
105 柳茶(やなぎちゃ) 4GY 7/2.5 418
(2.5GY 7/2)
35-70D
(5GY 7/2)
171/177/142 伝統色名の柳茶の茶はブラウンの意ではなく、お茶の色からきた色名で、柳茶は緑みがかったお茶のような色をいう
106 白緑(びゃくろく) 4G 8.5/2.5 501
(2.5G 8/3)
45-80D
(5G 8/2)
187/222/199 オパールグリーンはオパールのような乳白がかった緑をいう
白緑(びゃくろく)は日本画の絵の具の名で、緑青(ろくしょう)を細かい粉にすると白っぽい緑になるのでこの名がある
107 うす水色(うずみずいろ) 5BG 8.5/2.5 631
(5BG 9/2)
55-90D
(5BG 9/2)
淡青1号
(4BG 8.5/1.3)
181/222/214 ペールアクアはうすい水色をいう
108 若緑(わかみどり) 9GY 8/7 455
(7.5GY 8/6)
37-80L
(7.5GY 8/6)
159/215/136 スプリンググリーンは明るい黄みの緑をいう
明るい調子の色に若の字を、暗いにぶい調子の色に老の字をつけて呼ぶ色名がいくつかある
若緑は明るく新鮮な緑をいう
109 若竹色(わかたけいろ) 9G 7/3.5 551
(10G 7/5)
49-70H
(10G 7/4)
135/184/166 ライトジェードグリーンはヒスイのような青みの緑の明るい色をいう
青みをおびた緑は青竹色といい、黄みの緑と区別しているが、若竹色は青みの緑の明るい色をいう
実際の若竹の色とは異なりかなり青みが強くかつ鮮やかな色をいっている
110 アップルグリーン 9GY 7.5/10 黄緑7号
(9GY 6.6/10.5)
126/206/97 緑のリンゴの色をいう
これよりやや彩度の低い色までをいう
フランス名では[vert pomme]ヴエルポンムという
111 コバルトグリーン 4G 7/9 45-70P
(5G 7/8)
67/195/137 コバルトと亜鉛の酸化物でつくった顔料の色からきた色名で、明るく鮮やかな緑色をいう
112 パロットグリーン 9GY 6.5/11.5 39-60V
(10GY 6/12)
85/181/52 オウムの羽毛にみられるような鮮やかな緑色をいう
鸚緑(おうりょく)という名もある
パロットグリーンはparakeet green パラキートグリーンともいう
113 ターコイズグリーン 9G 5/10 553
(10G 4.5/10)
青緑1号
(2BG 5/8)
0/143/109 緑みのあるトルコ石の色からきた色名(129ターコイズ参照)
114 エメラルドグリーン 4G 5.5/9 554
(5G 5.5/8)
45-55T
(5G 5.5/10)
0/154/102 宝石のエメラルドのようなさえた緑色をいう
フランス名では[vert emeraude]ヴェルエメロードという
フランス語で緑を[vert]ヴェルという
JIS慣用色名のエメラルドグリーンはこれに近い色をとっている
115 常盤色(ときわいろ) 9GY 5/10 54/139/34 エバーグリーンは常盤木に見るこい緑色をいう
常盤色という名が和名にもある
116 マラカイトグリーン 4G 4.5/9 557
(5G 4/8)
45-50P
(5G 4/8)
0/127/79 鉱物のクジャク石からつくられた顔料からきた色名でかなり古くから使われていた
現在の顔料は人工的につくられ、この色名は115から116のようなこい緑色をいうようになった
117 深緑(ふかみどり) 4G 3.5/7.5 557
(5G 4/8)
45-50P
(5G 4/8)
緑15号
(5.5G 4.3/6.5)
0/98/61 ホリーグリーンはヒイラギの葉のようなこい緑をいう
深緑のフランス名は[vert foncé]ヴェルフォンセという
118 ビリジャン 9G 4/8.5 558
(10G 4/10)
49-40T
(10G 4/10)
0/114/87 クロム酸化物からつくられる透明性の絵の具 oxide of chromium の色をビリジャンという
そのフランス名は[vert véronaise]ヴェルベロネーズという
このような青みがかった深い緑をsea green シーグリーンという
119 山葵色(わさびいろ) 4G 6.5/4.5 502
(5G 6/4.5)
45-60H
(5G 6/4)
117/172/141 サーフグリーンのサーフとは磯波のこと
最近は波乗り遊びサーフィンが流行しているが、うちよせる波の色にみるような緑色からこの名がある
ワサビは清流に育つが、その根の緑からきた色である
120 緑青(ろくしょう) 4G 5/4.5 黄緑7号
(9GY 6.6/10.5)
80/132/105 ジャスパーグリーンはジャスパーという碧石からきた色名
日本画の絵の具の緑青(ろくしょう)は飛鳥、奈良時代に中国から伝えられた
人造の緑青は銅または青銅を酸化させてつくる
121 木賊色(とくさいろ) 9G 4.5/4.5 506
(7.5G 4/4.5)
緑4号
(7.5G 4/6)
56/120/102 シダ類の一種トクサはその茎が堅くサンドペーパーのように木面などをとぐのに用いられた
その茎の色からきた色名である
122 青磁色(せいじいろ) 2.5G 6.5/4 513
(2.5G 6/3)
42-60H
(2.5G 6/4)
淡緑3号
(1.5G 6/2.5)
126/171/139 セラドンはインド、ペルシャ、東欧などで青磁のことをいう
中国唐代につくられた青磁という磁器が平安時代に伝来した
青磁の発色には黄み、青み、濃色、薄色など色の幅がかなりあり、種々名称を区別していたが、一般にいう青磁色は砧青磁(きぬたせいじ)といわれるものの青白みをもつ緑色をいい、この色よりうすい色までをいう
123 青竹色(あおたけいろ) 4G 5.5/6 546
(5G 5.5/6)
45-60L
(5G 6/6)
75/149/111 和色名では緑の中の青みがかった色を青竹色といい、黄みの緑と区別していた
実際の竹の色とはかなり異なり青みが強調されている
124 ボトルグリーン 4G 3/4.5 45-30L
(5G 3/6)
緑16号
(6.4G 2.9/7)
28/80/58 緑色の瓶の色からきた色名
フランス名では[vert bouteille]ヴェルブーティユという
和名には千歳緑(せんざいみどり)の名がある
これは常盤木の暗い緑からきた色名である
これよりやや黄みの色をhunters green ハンタースグリーンという
狩猟家がよく着た服の色である
125 鉄色(てついろ) 5BG 2/3 604
(2.5BG 2.5/3.5)
55-20D
(5BG 2/2)
青緑6号
(4.2BG 1.9/3.4)
16/54/53 暗い青緑系の色をいう
呉須(ごす)は陶器の釉薬(うわぐすり)として用いる藍色の顔料でそれに鉄分を含んでいるところからこの名がある
126 裏葉色(うらはいろ) 4G 7.5/1.5 45-70D
(5G 7/2)
灰緑色1号
(5G 6.8/1.8)
172/191/179 木の葉の裏のような白っぽい緑をいう
裏葉色の名は平安時代からあった
ミストグリーンは霧がかったようなやわらかい感じの緑をいう
127 スレートグリーン 4G 3.5/2 561
(5G 3.5/2)
45-30D
(5G 3/2)
70/88/77 スレートは暗いグレイであるが、暗い灰みがかった緑をスレートグリーンという
128 薄浅葱(うすあさぎ) 5BG 7.5/5.5 116/202/190 アイスグリーンは氷河の深いわれめに見るような澄んだうすい青緑色をいう
この色よりうすい色までをいう
薄浅葱は浅葱色のうすい色をいう(130浅葱色参照)
129 ターコイズ 5BG 6/8.5 0/167/157 トルコ石として知られているペルシャやトルキスタンに産する宝石からきた色で現在は明るい青緑系の色を総称する色名となっており、色相の傾きによってターコイズグリーン、ターコイズブルーの名がある
フランス名では[turqupise]テュルコワーズという
130 浅葱色(あさぎいろ) 10BG 5.5/8.5 650
(10BG 6.5/7)
59-60P
(10BG 6/8)
青24号
(1.3B 5.3/8.6)
0/152/164 129よりやや青みによっている色をターコイズブルーという
浅葱色は藍染の浅いところに見る色で、葱の色に似ているところからこの名がでているが、その濃淡の範囲はかなり広い
藍染はうすく染めると色相が緑にかたよるが、こんなに彩度は高い色にならない
青緑系の色には適当な和名がないために、現在ではこのように彩度が高い色までを浅葱色の名で呼んでいる
131 ピーコックブルー 10BG 4/10 59-40P
(10BG 4/8)
0/115/134 ピーコックグリーンより青みによっているのでピーコックブルーという
132 ピーコックグリーン 5BG 4.5/8.5 647
(5BG 4.5/8)
55-40P
(5BG 4/8)
0/127/121 ピーコックは孔雀のことでその羽根に見るようなさえた青緑色をいう
フランス名では[vert paon]ヴェルパーンという
ピーコックグリーンの幅は広いがJIS慣用色名ではこの色をとっている
133 小鴨色(こがもいろ) 5BG 3.5/8.5 649
(5BG 3.5/7.5)
55-30L
(5BG 3/6)
緑1号
(3BG 3.5/5.5)
0/100/97 ティールグリーンはコガモの首のあたりに見るこい青緑色をいう
134 アクアマリン 5BG 6/4.5 90/159/152 アクアマリンといわれる鉱石の名からきた青緑色をいう
light turquoise ライトターコイズともいう
135 錆浅葱(さびあさぎ) 5BG 4.5/5.5 55-50P
(5BG 5/8)
13/121/116 浅葱色のにぶい調子の色をいう(130浅葱色参照)
錆の語はにぶいくすんだ調子の形容として用いられている
136 ベビーブルー 3PB 8/3.5 72-80H
(2.5PB 8/4)
182/202/222 ベビーピンクとともに乳幼児の衣服の色に常用されているやわらかい感じの空色系の色をいう
日本画の絵の具に白群(びゃくぐん)という色があるが、これは群青(ぐんじょう)の顔料の粒子を非常に細かくしたもので、白っぽい色となる
137 水色(みずいろ) 5B 7/6 747 65-70L 103/185/205 アクアは水の意で、うすい緑みがかった青を水色という
138 わすれなぐさ色 3PB 7/6 852
(2.5PB 7/5)
72-70L
(2.5PB 7/6)
139/177/213 フォゲットミーナットブルーはわすれなぐさの花のような色で空色系のうすい色をいう
フランス名では[myosotis]ミヨゾティという
139 空色(そらいろ) 3PB 6.5/7.5 853
(5PB 6.5/7)
114/165/211 スカイブルーは青空のような色をいう
たいへん親しまれている色名であるが空の色は変化が大きい
したがって空色、スカイの名は青の明るくうすい調子の範囲を総称する色名になっている
JIS慣用色名ではこの色をとっている
フランス名では[bleu ciel]ブルーシェルという
(※注:原文では「青色のような色をいう」と書かれていたが誤植と判断した)
140 青藤色(あおふじいろ) 6PB 6.5/7.5 853
(5PB 6.5/7)
75-60P
(5PB 6/8)
134/161/212 ラベンダーブルーはラベンダーと青との間の色で藤色の青みがかった色をいう
141 パステルブルー 6PB 6.5/4.5 75-70L
(5PB 7/6)
147/161/190 パステル調の粉っぽい青をいう
色チョークのような色で chalk blue チョークブルーともいう
142 スモークブルー 3PB 6/3 803
(2.5PB 6/2.5)
72-60D
(2.5PB 6/2)
灰青色3号
(2.5PB 6/2)
133/149/166 煙のような灰みがかった青をいう
143 新橋色(しんばしいろ) 5B 5.5/9 751
(5B 6/8)
65-60P
(5B 6/8)
青22号
(3.2BG 5/8)
0/149/184 ターコイズの青みに傾いた色をいう(129ターコイズ参照)
明治から大正の時代にかけてのいわゆる文明開化の頃のハイカラな色として新橋花柳会に流行したことから新橋色の名がある
144 露草色(つゆくさいろ) 3PB 5/10.5 804
(2.5PB 5/9)
72-45T
(2.5PB 4.5/10)
9/127/192 露草の花のような色をいう
露草の花汁は青花といって友禅染などの下書きによく用いられた
万葉の人々はこれを着草(つきぐさ)と呼んでこれで衣を染めたという
月草の名はそこから生まれたものと思われる
露草色はまた花色(はないろ)ともいう
145 セルリアンブルー 10B 5.5/9.5 746
(10B 5/10)
69-50T
(10B 5/10)
0/144/196 絵の具の名として知られているが、セルリアンは空色の意で、やや緑みの明るい青をいう
azure blue アジュールブルーという名もある
146 サルビアブルー 6PB 5.5/9 76-50T
(6.25PB 5/10)
100/134/195 シソ科の植物サルビアの花の色からきた色名である
(※注:サルビアの中でもブルーセージと呼ばれる品種がこの花の色である)
147 シアンブルー 5B 4/10 749
(5B 4/9)
65-40P
(5B 4/8)
0/111/152 シアンはシアニン系の色素のことで、緑みの青をいう
色料の三原色のひとつに選ばれている
148 ダックブルー 5B 4/9 749 65-40P
(5B 4/8)
0/109/147 ダックは鴨のことで鴨の羽根に見るような緑みがかった青をいう
鴨の羽色(かものはいろ)ともいう
フランス名では[bleu canard]ブルーカナールという
149 コバルトブルー 3PB 3.5/10.5 837
(2.5PB 3.5/10)
72-30T
(2.5PB 3/10)
0/88/154 輝コバルト鉱からとったアルミン酸コバルトの顔料で、色相青のほぼ中心とみられるさえた青をいう
フランス名では[bleu de cobalt]ブルーデコバルトという
フランス語で青を[bleu]ブルーという
JIS慣用色名でのコバルトブルーはこの色をとっている
150 瑠璃色(るりいろ) 6PB 3.5/10.5 849
(5PB 4/10)
75-40T
(5PB 4/10)
17/82/154 ラピスラズリーは瑠璃(るり)といい、昔から七宝のひとつとして珍重されている
天然ウルトラマリンの原鉱石である
151 群青色(ぐんじょういろ) 6PB 3/12.5 861
(7.5PB 3/11)
77-30T
(7.5PB 3/10)
0/67/154 ウルトラマリンは藍銅鉱からとる鉱物性顔料でさえた紫みの青をいう
この顔料は天然産のものと人工のものとあり、人工のものをアートウルトラマリンという
フランス名では[outremer]ウートルメールという
152 マリンブルー 5B 3/9 750
(7.5B 3.5/7.5)
青14号
(7.5B 3/6)
0/84/122 マリンは海洋、海員の意で、海の青からきた色名である
フランス名では[bleu marine]ブルーマリーヌという
153 濃藍(こいあい) 3PB 2.5/10.5 808
(2.5PB 2.5/7)
青15号初期
(2.5PB 2.5/7)
0/63/129 マジョリカブルーは地中海の島マジョリカを原産とするマジョリカ焼きの陶器の色に見られる青をいう
藍染のこい色をこい藍という
藍染でこい色に染めると色相が紫みがかってくる
これよりもっと紫みがかった色は紺色となる(163紺色参照)
154 インクブルー 3PB 2/8.5 859
(5PB 2/8)
75-20L
(5PB 2/6)
青20号
(4.5PB 2.5/7.8)
0/51/104 青色インクのようなこい青をいう
prussian blue プルシアンブルーもこの色に近く、フェロシアン化鉄を主成分とする顔料の名で二色性をもち、こい色では表面に赤みのブロンズ効果を呈する
たばこのピースの箱に見るように表面だけ赤みを感ずるような色になる
白を混ぜると色相は緑みにかたよる
フランス名では[bleu prusse]ブループリュスという
155 紺青色(こんじょういろ) 6PB 2.5/10.5 76-20L
(6.25PB 2/6)
0/57/129 ローヤルブルーは英国王室のいわばオフィシャルカラーとなっている
紺青は群青と同じく藍銅鉱からとる天然顔料の色をいう
156 納戸色(なんどいろ) 5B 4.5/6 65-40L
(5B 4/6)
18/118/141 納戸とは衣料調度品を納めておく部屋のことをいい、そのほの暗いところからきた色名でくすんだ緑みの青をいう
この色よりやや暗い色までをいう
157 縹色(はなだいろ) 3PB 4/7.5 青23号
(2.5PB 3.3/6)
41/100/146 オリエントブルーは日本の縹色にあたる
縹色は藍染の色で、藍染はうすく染めれば色相が緑みに傾き浅葱色になり、こく染めれば色相が紫みに傾いて藍色から紺色となるが、縹色は浅葱色と藍との間の色をいう
158 藍色(あいいろ) 3PB 3/6 845
(2.5PB 3/5)
72-30H
(2.5B 3/4)
青15号
(2.5PB 2.5/4.8)
28/74/113 藍はタデ科の植物染料としてもっとも古くから用いられた
藍染は白生地を豆汁に浸した後に、藍玉をといた液の入った藍瓶(あいがめ)につけておき、とりだしては風に当てて酸化させ、また藍瓶につけるという作業をくりかえすことによって、だんだんこく染まるが、非常な手数と日数がかかった
藍瓶に入る回数によって、瓶覗き、浅葱、縹、藍、紺と分けたのである
159 サックスブルー 5B 6/5 704
(5B 6/4)
青6号
(6.5B 6.3/3.5)
91/157/173 サックスはドイツ南部のsaxonyからきている
サックスブルーはインディゴ―の抽出物から染められた色をいう
130の浅葱色よりかなり彩度は低いが、実際の藍染による浅葱色はこの程度の彩度しか出なかったと考えられるので、この色も浅葱色といってよい
160 鉄紺(てつこん) 5B 2/4.5 65-20H
(5B 2/4)
青2号
(2.5B 3/2.3)
0/54/72 鉄紺の名は鉄色と紺色との中間の色をいい表している(125鉄色、163紺色参照)

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最終更新:2026年09月20日 10:20