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バラギス

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バラギス

バラギス
種族 半魔族
クラス 魔装士
生年 不明
所属 大サンドラ、黒猫
サンドラ探索軍、サンドラ直轄軍
異名 黒鉄
家族 バラギウム
バラギス(? - )は、魔族バラギウムの息子、サンドラ探索軍団長のち直轄軍団長、半魔族、魔装士。
半魔族でありながら人と変わらない見た目をしている。
外見年齢は二十歳未満で、白の混じった髪をした長身痩軀の男性。

来暦

出自と探索軍

バラギスは神奥域の第三回廊の大サンドラで、王である魔族バラギウムを父とし、半魔族の母との間に半魔族として生を受ける。
半魔族は奴隷同然に扱われるのが常であり、バラギスもまた魔族の尖兵として人間国家を攻める中で、初陣を共にしたハーケスと知り合う。
二人は半魔族共同体『炉』を結成し、内と外から半魔族の仲間を保護するつもりだったが、人間と見た目が変わらないバラギスは都市国家サンドラ侵略を目論むバラギウムに目をつけられ、間諜としてサンドラに送り込まれることとなる。
バラギスは渦銀竜(ルミナワーム)と融合した魔族バラギウムの能力を一部引き継いでおり、任意に現出させられる魔力現象を弾く銀色の鱗を持ちながら、水銀を操る魔装も持つ。その戦闘力を買われ『黒猫』の勧誘を受け、幹部『黒鉄』となる。
強力な魔装士の人間としてサンドラに入り込んだバラギスは『黒猫』の紹介で探索軍の兵士となり、すぐさま頭角を現して団長となる。以来、迷宮内の遺物の捜索と魔族の動向を探る傍ら、半魔族の未来を考える二重三重スパイのような立場となる。

ジョリーン捕縛

暗黒暦1595年、バラギスら探索軍はレベリオ出征による防衛兵力低下と旧サンドラへの魔族侵攻が呼応したことの疑いや遺物の収集が疎かであることなどからヘルダルフより叱責を受ける。
バラギスは『黒猫』から提案を受け、サンドラと魔族の対立を深めることを企図。表向きはヘルダルフからの信頼回復のため、バラギスはサンドラの物資を盗むジョリーンを捕縛した。
ヘルダルフは求心力回復のためにジョリーンの公開処刑を決定。それを知った『炉』のハーケスガルミーゼ、アラージュ、ノスフェラトゥを連れて奪還を企図、バラギスはこれを迎え撃つ。ヘルダルフの神器による援護を受けるも、ハーケスの神器とノスフェラトゥの高い戦闘力を前にバラギスはジョリーンらを取り逃がしてしまう。
当初は魔族(・・)ジョリーンの処刑を通じてサンドラ人の厭戦感情を取り払い反魔族感情を高め、そこに戦力として傭兵集団『炉』を売り込むことが目的だったかと思われるが、ノスフェラトゥの奮戦によってサンドラは大きな被害を被ることとなった。
このあとバラギスは『黒猫』や『炉』を交えた話し合いの中で、バラギウムの首をもってサンドラに吸血種集団『炉』を売り込む方針を固める。

大サンドラ征伐

同年、バラギスは水銀の魔装による使い魔を通じて大サンドラに「サンドラ軍は遠征に出ており本国は手薄」との偽情報を流した。また、バラギス自身も火の加護を得た探索軍を従えて迷宮内の旧サンドラで防衛戦に備えていた。ところが大サンドラの魔族は全数で攻め寄せ、解廊鍵を用いて防衛線を迂回したため、探索軍はすぐに壊滅状態となる。
吸血種と化した『炉』とともに参戦したノスフェラトゥの瘴血の霧によって人間兵が全滅するなか、バラギスはハーケスやノスフェラトゥ、黒猫とともにバラギウムと戦闘。激戦の末にシュウの介入によってバラギウムは倒れる。
バラギウムをはじめとする魔族らの首と神器をもったバラギスは『炉』メンバーらとノスフェラトゥを連れ、ヘルダルフへと拝謁。戦果、戦力、不死の法を献上することで直轄軍の団長となった。吸血種による『紅の兵団』と対をなす直轄軍を率いる都合上、吸血種化することはなかった。

能力

半魔族

渦銀竜(ルミナワーム)の魔力を含めたエネルギーを拡散させる鱗の能力を引き継いでおり、任意で全身に鱗をまとわせることができる。

魔装

水銀を生み出して操る造物系の魔装をもつ。
魔族を貫くほどの硬度と速度を持たせられるほか、対象を傷つけることなく拘束する精密性ももつ。
水銀でできた使い魔を作成し、言葉を伝えさせることもできる。
水銀には、ヘルダルフの神器による炎をまとわせることもできる。
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