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クロス
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クロス
クロス | |
---|---|
種族 | 人間 → 吸血種 |
クラス | |
生年 | 不明 |
没年 | 暗黒暦1595年 |
所属 | 紅巾衆、黒猫 |
異名 | 白蛇 |
来暦
出自
クロスはスラダ大陸西部のアルザード王国に生まれ、医者として生計を立てていた。
暗黒暦1562年、アルザード王国が赫魔の脅威により滅ぼされると、彼はその復讐を誓い、仲間とともにシュリット神聖王国へと亡命する。
亡命の際に持ち込んだ赫魔細胞を基に各種の研究を進めたが、この動きが聖教会に捕捉され、異端と認定され投獄される。脱獄後、一部の研究成果を取り戻し、大陸中央部の都市国家ヴァルナヘルへと逃れる。
その後、クロスは自身の研究に目を留めた『黒猫』に勧誘され、幹部「白蛇」として迎え入れられるとともに、資金や情報の提供を受けたことで、自警団『紅巾衆』を結成する。
以降、『紅巾衆』を通じて手に入れた犯罪者奴隷を用いた人体実験を経て、赫魔細胞を聖石へ寄生させる手法や薬剤を用いたアプローチなど、赫魔の性質を抑制し人体との適合を目指す研究を加速させた。
暗黒暦1562年、アルザード王国が赫魔の脅威により滅ぼされると、彼はその復讐を誓い、仲間とともにシュリット神聖王国へと亡命する。
亡命の際に持ち込んだ赫魔細胞を基に各種の研究を進めたが、この動きが聖教会に捕捉され、異端と認定され投獄される。脱獄後、一部の研究成果を取り戻し、大陸中央部の都市国家ヴァルナヘルへと逃れる。
その後、クロスは自身の研究に目を留めた『黒猫』に勧誘され、幹部「白蛇」として迎え入れられるとともに、資金や情報の提供を受けたことで、自警団『紅巾衆』を結成する。
以降、『紅巾衆』を通じて手に入れた犯罪者奴隷を用いた人体実験を経て、赫魔細胞を聖石へ寄生させる手法や薬剤を用いたアプローチなど、赫魔の性質を抑制し人体との適合を目指す研究を加速させた。
吸血種と瘴血の霧
暗黒暦1595年、クロスは西側から調達した魔力の素養が高い奴隷の少女カーミラに赫魔細胞を移植する実験を実施。追加の実験により、カーミラは症状を克服し奇跡的な適合を果たすが、同時に魔装が暴走し、街全体を覆う瘴血の霧が発生する。この瘴血の霧は、タンパク質の融解作用により多くの犠牲者を出すとともに、逃れようとする対象に対して凝集し、通常の生物が容易に対処できない状況を招いた。
クロスはこの事態の打開策として、カーミラの体組織を取り入れることにより、瘴血に耐性を有する新人類・吸血種を創出する手法を開発した。しかし、同時に強い吸血衝動が副作用として現れ、吸血衝動に駆られて生肉を摂取すると、赫魔細胞の本能が蘇り理性を失った喰鬼状態 に陥ることも判明した。また、事態が数ヶ月にわたって続いたことから、腐敗した死体を含む死体から採取した血液を精製し、接種可能な形にする技術も確立された。以降、死体の処理および精製血液の配給は、クロス率いる『紅巾衆』が管轄することとなった。
こうした状況を重く見た『黒猫』は、解決策として『死神』シュウに介入を依頼。シュウは《忘迦》を用い、街全体の生命体から魂の表層を奪取。これによってクロスは精神活動を停止させられ、魂や肉体はあるものの実質的に死亡した。その後、クロスや『紅巾衆』らの肉体は『黒猫』によって処理された。
クロスはこの事態の打開策として、カーミラの体組織を取り入れることにより、瘴血に耐性を有する新人類・吸血種を創出する手法を開発した。しかし、同時に強い吸血衝動が副作用として現れ、吸血衝動に駆られて生肉を摂取すると、赫魔細胞の本能が蘇り理性を失った
こうした状況を重く見た『黒猫』は、解決策として『死神』シュウに介入を依頼。シュウは《忘迦》を用い、街全体の生命体から魂の表層を奪取。これによってクロスは精神活動を停止させられ、魂や肉体はあるものの実質的に死亡した。その後、クロスや『紅巾衆』らの肉体は『黒猫』によって処理された。