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テドラ・クライン・ラ・ピテル

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テドラ・クライン・ラ・ピテル
種族	人間
クラス
生年	不明
没年	暗黒暦1600年
所属	天空人
異名

テドラ・クライン・ラ・ピテル（? - 暗黒暦1600年）は、黄金要塞のラ・ピテル王家に属する分家のクライン家当主、王補佐官。

来暦

ラ・ピテル王家とクライン家

暗黒暦元年、セシリア・ラ・ピテルの采配によって黄金要塞は、終焉戦争の最中に敵国側の大噴火(イラプション)をあえて受け、氷河期の雲を突き抜け上空へと逃れる。以来、初代王となったセシリアの血筋であるラ・ピテル王家は、初代が残した二千年分以上もの予言と、それを可能とした魔装の目などを継承している。
暗黒暦1600年頃のラ・ピテル王家には直系であるセシリアス家と、分家のスウィフト家、クライン家、イミテリア家とがあり、それぞれに役割を持つ。クライン家は、魂属性の魔術などの禁忌とされた技術の管理を担う。

天鳴戦争

暗黒暦1600年のラヴァ族襲来の折、黄金要塞の陥落を受けて王家が脱出する中で、唯一クライン家はラヴァ族に対して抵抗を続ける。
テドラは部下を通じて《尸魂葬生(アストラルリィ)》の術式が込められたソーサラーデバイスなどを回収すると、古代の聖騎士アロマ・フィデアの再現体を召喚し、ラヴァ族殲滅のための切り札とした。アロマがラヴァ族の制圧に努める間、テドラは黄金要塞の動力回復を目指し管制室へ向かったが、ラヴァに向けてノスフェラトゥが放った《無限光(アイン・ソフ・オウル)》の余波がアロマを直撃し、《尸魂葬生(アストラルリィ)》が解除されてしまう。重い黎腫(れいしょう)の症状やクライン家の跡継ぎを失うという苦境の中で、気力を振り絞って魔術を維持していたテドラは、反撃の希望を失ったことで力尽き、死亡した。