劇中では江戸時代に一度現れたと記録があり、その時は武士によって退治されている。
なお、その武士の名は 村井強衛門(むらい せいえもん)。 ・・・・強い漢だ。
どうやって倒したかは語られていないが、残された絵を見る限り5mも無かったようである。
現代では伊豆の伊和見山のある城の地下に潜んでいたのだが、近くに出来た発電所から電気を吸収することにより巨大化、
より大量の電気を求めて発電所を襲った。
普段は透明な状態であり姿が見えないが、食事の際に姿を見せる。
最大の武器として 電気を利用した10万ボルトの放電光線を放つのだが、 人一人殺せない程度の威力しかない。
(アラシ隊員が喰らったが気絶しただけ)
当然ウルトラマンに効く訳も無く、最期はスペシウム光線で倒された。
その後『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』第3話にて久々の復活を遂げる。
この時は放電光線の威力が並の怪獣なら感電死するほどにパワーアップしていた。
(冒頭における地底怪獣グドンとの戦いで勝利している)
透明化能力も健在で、主役怪獣である ゴモラをも苦戦させた。
第7話でも登場。 ブルトンの能力で レッドキング、 テレスドンとともに時空を超えて呼び出されゴモラと戦った。
『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』ではレッドキングに続くプラズマ怪獣の一体として登場。
雷を求めて活動を開始した。プラズマソウルの影響か、地形を変えるほどの強力な電撃を放てる。
従来と違いこの世界では電気を吸収すると透明になり、一定時間経過すると元に戻るというこれまでとは逆の特性を備えている。
他にも一峰大二氏の漫画『ウルトラマン』では、記念すべき第一話の怪獣として登場。
厳密には冒頭に登場した“海底人”が漫画最初の怪獣だけど
ネロンガ菌と呼ばれるアメーバの一種で電気を食べる性質を持ち、人間の生体電流をも捕食する。
集合体はガスのような状態なのだが、電気を食べることでネオンのように発光し、怪獣として実体化した。
最期はウルトラマンに折られた角から電気が流出、弱ったところをスペシウム光線で撃破された。
特撮エース誌で連載された漫画『ウルトラマン THE FIRST』にも登場。
過去に退治されて古井戸で眠っていたが、ラゴンの出現によって眠りから目覚めた。
四足歩行のまさに獣のような動きで暴れ回り、原作に比べるとかなり強力な放電光線と透明化能力を使ってラゴンを倒し、
ウルトラマンをも苦しめた。
1991年の アーケード版ゲームにも登場し、文字通り時々透明となってプレイヤーを惑わす
(透明になっても攻撃は当てられる)他、やはり放電光線を撃ってくる。
残念ながら同ゲームのSFC版には登場しない。
この他、ネロンガではないが『ウルトラマンマックス』にはネロンガによく似た「牛鬼怪獣ゲロンガ」が登場した。
もともと『ウルトラQ』のパゴスを登場させる予定だったが当時の脚本家が亡くなっていたため、
「(パゴスと同様に)バラゴンの身体を持つオリジナルの怪獣を登場させる」という経緯でデザインされたという。
また、ゲロンガという名前は『Q』の未使用プロット「ゲロンガ対山椒ラウス」から転用されている。
このゲロンガは後に『ウルトラマンメビウス』の怪獣墓場の場面に現れるネロンガに改造され、
前述の『ウルトラギャラクシー』に登場したものはこれの流用である。
|