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アナウンス - (2010/02/21 (日) 22:20:10) の編集履歴(バックアップ)
格闘ゲームの進行や号令を行う声の事。ナレーション、システムボイスとも呼ばれる。
意外と「当たり前」で忘れがちな存在であるが、これがあるから試合が始められ、試合終了も解る、縁の下の力持ちな存在。
例え
凶悪なキャラでも、はたまた神であっても、アナウンス無くしては闘う事は許されない。
それどころか、94年に『
X-MEN Children of The Atom』をカプコンが発表するまで、号令前はあらゆる強者といえど
1歩たりとも初期位置から動くことが許されなかったため、ある意味絶対的な存在でもある。
(その後、MUGENにおいては一部のキャラが号令前に
フライングしたりするようにもなったが)
アナウンスに合わせて文字が画面中央に大きく表示されることが通例となっている。
最も一般的なアナウンス内容は
- Round○, FIGHT! or Ready Go!
- KO!
というもの。
実際に発せられるコールは各ゲーム様々。
プレイヤーの闘争心を煽るため、そのゲームの特色を反映した工夫が行われており、
中には試合中にキャラクターの動作に合わせてアナウンスボイスが入るといった凝ったものもある。
などなど。
基本的にアナウンスは予算などの都合でスタッフが担当(
ニトロ+ロワイヤルのジョイまっくす(ニトロプラス広報)など)したり、
キャラクターを担当する声優が兼任(kof98の
生駒治美や2002umの
小野大輔等)することが多いが、
専用の担当者(
カプエス2の浅井博章(DJ)等)や本格的にネイティブな人を起用する事もある。
初代
サムスピと真サムでは、背景で審判をしている
黒子がアナウンスを行うという小粋な設定もあった。
また、『
MELTY BLOOD』『
モータルコンバット』シリーズでは、アナウンスの
声が黒幕の正体を示す、というネタも使用された。
『
アルカナハート』も
これと似たことをやっていた(『2』以降ではやっていないようだが)。
ゲームのイメージでの発音もあるが、緊迫感と迫力のある号令がMUGENでは人気が強い。
MUGENでは、
ライフバー制作者などがセットで付けている事が大半だが、
ちょっとした工夫で自分好みのアナウンスに変える事もでき、中にはラウンドコールを単体で配布しているサイトもある。
試合を盛り上げるアナウンスの声にも一度、耳を傾けてみると面白いかも知れない。
なお、ラウンドコールの組み合わせによってはラウンドが開始してキャラが動けるようになってもアナウンスが言い終わらない場合もあり、
それによって「このキャラ、フライングしてんぞ」といった誤解を招くことも。
付録項:対戦格闘ゲームでの英文アナウンス
CAPCOM VS SNK2
This BATTLE is about to explode!
This is gonna be a match to remember!
Live and let Die!
Go for broke!
北斗の拳
The Time of Retribution.
BATLLE ○○
Decide The Destiny!
ストリートファイターZERO3
It's show time.
Hey c'mon, stand up.
Face it Straight !
Beat'em up, guys.
Nobody blink.
Triumph or die !
Let's party.
It all depends on your skill.
Go for broke !
Get ready, fighters.
You can't give it up.
Go for it, man !
STREET FIGHTER III 3rd Strike
Fighters're ready? Engage!
Are you ready? Go!
Prepare to strike, now!
Into the heat of battle, go for it!
Final Round. Go!