名前通り全体的に茶色の配色で、丸い体に毛の生えた三角の頭、そして大きな木槌が特徴的。
上下逆さにした「衣かつぎ」に見えないこともない。
モンスターを仲間にすることができるようになる青年期前半によく登場するため、
スライムと並んで仲間になることの多いモンスターである。
敵として出現した際の攻撃は打撃一辺倒だが、時々出してくる「痛恨の一撃」が地味に怖い。
ゲームの仕様により3体グループで行動した場合、1体は確実に痛恨を出すようになっている(ただし2体以上が痛恨を出すことは無い)。
仲間になってからは、「ちから」と「最大HP」が高いため、打撃で押していくことができる。
「マヌーサ」「ラリホー」の強耐性持ちで、同エリアで現れるおばけキノコとガスミンク相手に有効。
ただ、特技を一切覚えてくれない上(何故か敵の時に使っていた「ちからため」は忘れている)、
装備も数が少なく、初期では同じ装備タイプがいない打撃武器しかない。
加えて「すばやさ」と「みのまもり」も低く、呪文などに対する耐性も壊滅的なため、後半に行くと使いづらくなる。
そのため、武器の融通が利いて特技も覚えてくれる
ゴーレムなどに取って代わられることが多い。
とはいえ、攻撃力は十分にあるし防御させれば結構耐えてくれてレベルも99まで上がるため、最後まで使い回してもそれほど足を引っ張るわけではない。
愛着があるなら一線で戦わせ続けることも十分に可能なスペックである。
『
VIII』でも同名でスカウトモンスターとして登場している。
テンションを上げる傾向が強く、高火力を見込めるものの、いかんせん能力値が低いのが致命的。
また、攻撃を空振ることも少なくないので、やはり一線級として使うのは厳しいと
言わざるを得ない。
また、「ちからため」という独自のシステムを採用している。
4段階まで力をため、特定の技のみ1~4段階で「力を込める」ことで性能をアップさせるというもの。
特に顕著なのが
超必殺技「魔神の金槌」であり、力を4段階込めてレベル3で発動した場合、
ガード不可の一撃必殺技と化す。痛恨の一撃の恐怖が甦る人も多いだろう。
更新で「
破壊の鉄球」を会得。
範囲も広く、ダメージ・削りともに頼りになる…のだが、タッグでは
味方殺し属性のため使いづらい。
AIはタッグ時でも多様するため、組んだ相手諸共
殴殺で鏖殺という事態になる…あれ?