「ぉぁよ~!ゆびゆび~」
株式会社カバー運営のバーチャルアイドルグループ「
ホロライブ」内のユニットの1つである、
「ホロライブゲーマーズ」所属の
バーチャルYouTuber。
苗字の読みは「いぬがみ」。愛称は「ころさん」、ファンネームは「ころねすきー」もしくは「ごまキング」。
とある都会のパン屋にいる犬で、店番をしながら空いた時間にゲームをしている。
特徴的なイントネーションの訛りで喋るが、この話し方は祖母の影響らしい。
また、自分の名前を「ころね」と言えずに「こぉね」となってしまう程に
独特な滑舌の持ち主だが、
素モード以外ではその限りではなく、とある歌配信で
流暢なラップを披露していた他、
LEVEL5とのコラボでアニメ『メガトン級ムサシ』の登場人物をホロメンが演じた企画では、
普段のころねからは信じられない程イケボかつイントネーションと滑舌もしっかりとしたものになっていた。
そして宝鍾マリンが酷使されまくっていた*1
また、ころね単独では同じくLEVEL5作品であるアニメ版『
妖怪ウォッチ』に出演。
ころねから犬耳を取ったような姿のモブの女の子を演じた。
配信スタイルはゲーマーズ所属だけあってゲーム実況が中心で、最新ゲームはもちろんSFC等のレトロゲームまで幅広くプレイしている。
カバーに所属する前からボクシングを続けていたとのことでホロライブ配信者の中でも特にフィジカルに優れており、
ゲーマーズ一同で『リングフィットアドベンチャー』の耐久配信をした際には、
他のメンバーが途中座るなどして休みを挟んでなお終盤は疲労を隠し切れていなかったのに対して、
ころねだけは終始ピンピンして走り回るなど、体力はトップクラス。
その評価に違わず耐久配信に定評があり、10時間を超える配信を幾度となく行っている。
とあるライブでは前転も交えたダンスを披露する等、運動神経も高い。
人間態の姿のほか、ちんまいわんこそのものな「毛玉ころね」と言う形態もある。
以前からころねすきーであると公言していた漫画家・砂漠氏が、2021年に生み出した二次創作。Live2Dもある。
ただし事務所主導で計画・実装された姿ではないため、「この姿をメインに使わない」という縛りが設けられている模様。
この他、顔面が
クリスマスツリーそのものと化した(
「クリスマスツリーの被り物を被った」ではない)「ツリーくん」という形態も有名。
本人曰く嫉妬深く執念深い
ヤンデレ気質らしく、ころねすきーが他のホロメンの配信を見る事を決して許さず、
もし発覚すれば名指しで圧をかけたり、
ガチの殺意を向ける事もある。
まあ企業Vでそれは同僚への紛れもない営業妨害なので所詮お遊びというかお約束的なアレであるが
また、同期の
猫又おかゆとも仲が良いが、彼女が別の配信者と親しくするとやっぱり嫉妬と殺意を剥き出しにする。
特徴的な挨拶「ゆびゆび~!」もおかゆの「もぐもぐ~おかゆ!」に対抗して「自分も可愛い挨拶が欲しい」と考案したものだが、
「ころねの配信を最後まで見てもらうためにリスナーの指を切り落として終わるまで預かる」という物騒なネタとして使われている。
しかも最後まで見たからと言っても必ず返してもらえるとは限らない……というか当人曰くそもそも「求めてはない」とのこと
そんな一面故か、公式ショートアニメ『ホロぐら』ではころねの粛正オチがよく使用されている他、
公式イラストやねんどろいどの表情差分パーツには
瞳のハイライトが消えたものがあったりする。
果ては、ホラーゲーム「つぐのひ」とのコラボで邪神扱いで登場する始末(ちなみに同じシリーズの別作品でコラボしたキズナアイはガッツリ被害者枠)。
しかし実物もそんな感じd(この執筆者はぶっ殺ねされました)。
加えて、ユニーク過ぎるワードセンスを持ち、名言……じゃなくて迷言を生むことも多く、
ホロライブ一の酒豪である雪花ラミィに「顔が肝臓」というキャッチコピーを定着させた他
ENの森カリオペと『Keep Talking and Nobody Explodes』のプレイ配信にてゲームオーバーが確実になった際に放った、
「I'm die. Thank you forever.」が海外の視聴者に大ウケしたというエピソードがあり、
国外のホロリスの間では尊死など興奮極まった時に書き残す定番のフレーズとして定着している。
また、主にコンビニの迷惑客をシバいていくバカゲー(誉め言葉)『僕、アルバイトォォ!!』では、
頭と両手に三角コーンを装着した男(見た目はアレだが善良な客)を
『流星人間ゾーン』のサンドラ呼ばわりしたり、
コンビニ内でR-18動画を閲覧している迷惑客に対し
「お出かけFANZAやめろ!!」というパワーワードを放ったりも。
ゲームのプレイスタイルはクレイジーもしくは
バーサーカー。
上記の通りゲーマーズの一角に違わないプレイスキルは備えているのだが、
「
そうはならんやろ」と視聴者にツッコまれるような珍プレイを起こす事も多々あり、
上手下手や幸運不幸以前に、罠がある所に自分から突っ込んだりコラボ配信中に寿司喰いながらプレイするなど、
そのフリーダムな振る舞いから「ホロライブの狂犬」の二つ名を得るに至っている。
ただその上でゲーム勘とでも呼ぶべきか、直感的に巧みなプレイングを見せることも多く、
決してただ自由奔放にハチャメチャなプレイをしているだけではないという所も彼女の魅力の一つである。
まあそこに至るまで長時間プレイ配信している廃人っぷりも凄まじいのだが
ゼットンとの壮絶な名勝負
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容赦無くぶっころね
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一方でこうした気ままな雰囲気の配信を好む視聴者
(と圧を掛けられる事を喜ぶ変態共)も多く、
バーチャルYouTuberでは4人目、カバー所属では2人目にしてJPでは初となるチャンネル登録者数100万人突破。
これは、赤井はあと、
桐生ココなど英語ができる配信者や某
すていほーむ射殺事件の影響で海外でホロライブの知名度が高まった事と、
2020年7月に行った『DOOM』実況プレイでの
バーサーカーっぷり楽しく遊ぶ様子が制作スタッフに大歓迎され、
続編『DOOM ETERNAL』のDLCにタイトルが
「DOOG」となるイースターエッグが用意されたことや、
2020年8月に行った『
バンジョーとカズーイの大冒険』の実況プレイに、
作品の音楽を担当したグラント・カークホープ氏がTwitterで反応して話題になった事、
当時活動し始めた初期の海外向けの主要切り抜き師がこぞってころねすきーでころねの翻訳切り抜きの比率が多かった事などから、
国外への知名度を高めるきっかけとなった上記の3人以上に海外勢の視聴者から注目される機会に恵まれた事も要因であった。
事実、後にデビューしたID・EN組の中には「戌神ころねがきっかけでホロライブを知った」と公言するメンバーも少なくない。
2023年6月にはついにチャンネル登録者数200万人を実現している。
他にも、後輩であるFLOW GLOWのリーダーである響咲リオナが『Liar's Bar』の視聴者参加型配信を「ゲーム飽きた」と投げ出し、
あわや炎上騒動になった事を深く後悔したのを知ったころねは、その件で思い詰めてしまったリオナに対し、
食事やオフコラボを通じて「反省をしたのなら必要以上に気に病まないこと」と暖かいアドバイスを送るなど、面倒見のいい所もある
リオナ大丈夫飽きてない?が定番の弄りネタになったけど
(なお、その後リオナは高難易度ゲームとして有名な『Jump King』を計41時間の死闘の末にクリアし、汚名返上を果たした)。
敵を皆殺しにして高所で雄叫びを上げる姿は実質プレデター
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苦手なものは虫で、虫が出るなら2Dドットのゲームですら嫌がり『
ポケットモンスター』でもその種のポケモンは生理的に無理と断言するレベル。
この他、ホラーゲームも苦手な部類で、びっくりポイントではよく事件性のある悲鳴を上げる。
一方でスプラッタ系はそこまで苦手ではないらしい。
やはりこの犬バーサーカーなのでは?
格ゲーは当初は門外だったようだが『
ストリートファイターV』からプレイするようになった。
その後、2023年頃から鷹嶺ルイと共にカプコンからの招待で『
ストリートファイター6』発売前の先行体験に参加したり、
獅白ぼたんや他社のバーチャルYouTuberと共にCRカップに出場するなど、本格的に格ゲー界隈で名を馳せ続けている。
なお、『5』の愛用キャラは
ベガで、『6』の愛用キャラはJP。
格闘ゲームにおける戌神ころね
ホロライブのファンメイドのゲーム『
Idol Showdown』ではプレイアブルキャラの1人として実装されている。
製作者曰く「攻撃的なプレイスタイルを持つオールラウンダー」というコンセプトのキャラで、
前方へ突進しながらチェーンソーで斬りかかる2種類の近接攻撃「DOOG」や飛び道具の「ゆび!」などの技を備えており、
さらにかち上げ攻撃から何故か8bitになって攻撃するアッパー技「スーパーころさんパンチ」から繋げる空中コンボも優秀。
SUPER STARアタック「Xポテト」は相手をX字に切り裂いた後ころねすきーと共に攻撃して締めにポテトを落下させて攻撃する。
技発動時時の無敵状態が長く、攻められた時の回避にも使える。
他には2D格闘ツクール2ndで開発された同人ゲーム『
東東不死伝説』の非公式アップデート版『Judgment Day』に登場。
突進技を中心に飛び道具と対空技も揃えている。
なお、モーションは『Idol Showdown』のものと似ているが、グラフィックは独自の3Dモデルを使用している。
MUGENにおける戌神ころね
キズナアイも手掛けたkano1氏(Adelina Cano氏)による
MUGEN1.0以降専用キャラが某所で公開されている。
犬らしく(?)爪を使った高速のラッシュ
と放屁を得意としている。
超必殺技はホロライヌ繋がりなのか、6期生で構成されたユニット《秘密結社holoX》のメンバー「博衣こより」を呼び出し、狼の群れに攻撃させる技を持つ他、
咆哮攻撃や
瞬獄殺も使用する。
こよりは狼じゃなくてコヨーテなんだけど気にするな!
AIは3段階に調節可能なものがデフォルトで搭載済み。
koyu@TWINT氏による性能改変パッチも公開されており、導入すると
強中位~上位程度の強さに調整される。
詳しい改変箇所はreadmeに記載されているので確認しておこう。
紹介動画
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恐らく放屁攻撃の元ネタ
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なお、カバーはガイドラインに違反しない範囲で二次創作を許容しているが、
ルールとマナーを守ってMUGENをプレイしよう。
「アイムダイ。サンキューフォーエバー」
出場大会
*1
本企画ではころねの他に2期生の大空スバル、3期生の
兎田ぺこらと宝鍾マリンの計4人が参加し、
ぺこらが主人公で主役メカ「ムサシ」のメインパイロットの一大寺大和、スバルがサブパイロットの土方龍吾、
ころねが同じくサブパイロットの浅海輝を演じたのだが、マリンが演じたのは
その3人以外の全員(1人8役)だった。
そしてオペレーターのおばちゃんが妙にハマリ役だった
また、マリンの声質は『名探偵コナン』の円谷光彦を演じている際の
大谷育江女史に酷似しており、
ファンからはもっぱら光彦とも呼ばれている他、
葛城ミサトや
ヒソカ=モロウ等の物真似も得意としている。
他にはぺこらをはじめとした友人達からは
林原めぐみ女史(トーンが低い時)にも似ているとも言われ、
そこから圧が強いとも言われていたとか。
最終更新:2025年04月16日 02:30