ディムロス・ティンバー

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ディムロス・ティンバー - (2011/05/26 (木) 23:56:47) の編集履歴(バックアップ)



「我は思うのだ。お前との出会い、
  その変遷を経て今に至る過程こそ、
   まさに一篇の運命の物語だったのかもしれんと」


テイルズオブデスティニー』の登場人物。声優は氏。
千年前に起きた『天地戦争』時、強大な力を持つ天上軍に対抗する為、地上軍が作成した兵器『ソーディアン』のうちの1本。
地上軍第一師団師団長ディムロス・ティンバー中将の人格が投射された身幅の広い両刃の剣で、炎の晶術を扱えるが、晶術よりも白兵戦向き。
マスター(使い手)は主人公のスタン・エルロン

+ 『ソーディアン』とは
人間の記憶や人格を『コアクリスタル』に投射し、剣に装着した『意思を持つ剣』のことで、
地上軍の天才科学者ハロルド・ベルセリオス博士の手によって、
ディムロス』、『アトワイト』、『シャルティエ』、『クレメンテ』、『イクティノス』、『ベルセリオス』
の6本のソーディアンが作成されており、コアクリスタルにはそれぞれのソーディアンの使い手の人格が投射されている。
ソーディアンと使い手が同一なのは、ソーディアンはコアクリスタルに投射された人格と使い手との精神同調が不可欠な為である。
ただしベルセリオスのみ使い手のカーレル・ベルセリオスではなく、双子の弟*1ハロルド・ベルセリオスの人格が投射されている。
しかし天地戦争の終局時にカーレルが天上王ミクトランとの戦いによって刺し違えて命を落とし、
ベルセリオスのコアクリスタルも破損したことから、スタン達の時代に存在するソーディアンは合計5本となっている。
……と、思われていたが……。

ちなみにソーディアンの声はソーディアンマスター、つまりソーディアンの使い手やその素質のある者にしか聞こえない為、
傍から見れば「剣に向かって独り言を言っている怪しい人」にしか見えない、という事態になってしまう。

スタンを冷静にたしなめる保護者のような存在だが、根はスタンに負けず劣らずの熱血漢。
真面目で正義感が強いが、頑固な所が玉に瑕。スタンに対する小言も多く、少々うんざりされている。
しかし口では文句を言いつつも何だかんだで面倒見が良く、スタンに四文字熟語を教えてあげたりしている。
「なまくら」と「魔剣」は禁句らしく、言われると激怒する。
+ どれくらい激怒するかというと
リメイク版でスタンがコングマンに決闘を挑まれ、自分がなまくら呼ばわりされた際は怒りのあまり、
「なんだと、この無礼者が!」
「我を侮辱した事を後悔させてやる…!
 スタン、目に物を見せてやれ!」
と、スタンを止めるどころか盛大に焚きつけるという有様。余程気にしているらしい。
…いや、侮辱される直前までは「遊んでる時間は無い、相手にするな」(意訳)って冷静だったのよ…?
一人称は初代TODでは「私」だったが、リメイク版では「我」になった。


オリジナルのディムロス(つまり『ソーディアンのディムロス』に人格を投射したディムロス・ティンバー中将)は、
その勇猛な戦いぶりから『突撃兵(トゥルーパー)』や『核弾頭』などの異名で呼ばれた勇将で、部下からの信頼も厚い。
アトワイトとは初代TODではただの同僚、といった関係だったが、デスティニー2やリメイク版では恋人同士になっている。
しかしそれはあくまでオリジナルのディムロスとアトワイトのことで、ソーディアンの2人には特にそういった雰囲気は見られない。
シャルティエは2人がくっつくまでに色々と苦労したらしく、リオンに対して「もう勘弁して欲しいんですよ!」と語っている。
バルバトス・ゲーティアとは元同僚であり、因縁関係にある。

ちなみに、初代TODはフルボイスではないが、サウンドテストにて1つだけディムロスが喋るチャットがある。
リメイク版からはフルボイスとなり、エモーショナルカード・チャット(所謂スキット)にも専用グラフィックが用意されている。
スキットで使用されるソーディアンの絵は基本的に1パターンしか存在しないのだが、
ディムロスは主人公のソーディアンだけあって、スキット用の絵が2パターン(通常・怒りの2種)存在する。

+ 『デスティニー』以外での活躍
・デスティニー2
エルレインによる歴史の改変を防ぐ為、天地戦争時代に転移してきたカイルと出会う。
しかしエルレインが歴史に介入したことにより、正史にはないバルバトスによるアトワイト誘拐事件が発生。
ディムロスは大勢の人の命を預かる立場にある者として、恋人であるアトワイトの救出を断念するが、
その決断を受け入れられないカイルに、「あなたは英雄なんかじゃない!ただの腰抜けだ!」と叱咤された。
それでもディムロスは意見を変えなかったが、その後ハロルドに「ソーディアンのテスト」と言いくるめられ、
結果的にはアトワイトや、彼女を助けに行ったカイル達を救うことになった。
その後、『デスティニー2』の世界から18年前の『神の眼の動乱』の時代にてカイルと暫しの再会をすることになる。

・バーサス
フレスヴェルグ王国代表のシグルスとして『大いなる実り』を手に入れる為にユグドラシルバトルに参加するが、
そこで乱入してきたバルバトスとの戦いによって命を落とし、ソーディアンとなった。
バルバトスを強く憎んでおり、バルバトスに復讐する為にスタンと共にフレスヴェルグを去った。
スタン編における重要なポジションを担っている他、戦闘中も色々と喋ってくれる。
ちなみにソーディアンマスターは他にリオンとフィリアが出演しているが、台詞のあるソーディアンはディムロスだけである。

ナムコクロスカプコン
アトワイトと共に専用グラフィックが用意されているが、台詞はかなり少ない。
担当声優の置鮎氏もキャプテンコマンドーや平景清役で出演しているが、残念ながらボイスは無し。

他にも『ファンタジア』、『エターニア』、『アビス』にはアイテム『S・D』(ソーディアン・ディムロスの略)として出演している。

(一部Wikipediaより転載・加筆)

ソーディアンとしての性能は、流石に主人公のソーディアンだけあって高い。成長率も全ソーディアン中トップ。
最小CCと最大CCがそれぞれ+1されるデバイス『バリアブル』を習得し、最終的なCCもシャルティエを上回る。
このデバイスは通常版ではディムロス以外にはクレメンテしか習得できない希少デバイスである。
他にも特技や術による敵の硬直時間を延ばす『ヘヴィ』、敵を熱毒状態にする『ポイズン』、
敵を倒した時にHPが回復する『ゲイン』などの便利な専用デバイスを習得する。
さりげに晶術の詠唱時間を短縮するデバイス『ディファイア』は、他のソーディアンのものより効果が高かったりする。
普段は空中晶術以外はあまり使われないが、ディファイアのお陰で後衛で術を撃っていても結構強い。


更にストーリー上でも終盤のボスとして登場し、スタンと一対一で戦うことになる。
「爆炎剣」や「魔王炎撃波」、「屠龍閃」等のスタンと同じ技を使ってくるが、
そのどれもがスタンのものより発生または範囲、あるいはその両方が強化されたものになっている。
HPが減ると、それぞれの技から追撃が追加される。
ディムロスのHPが10%以下になるとBCゲージがフルになり、レベル3のブラストキャリバーを使えるようになる。
ちなみに難易度ノーマル以上かつ、戦闘中に消費アイテムを使わずに倒すと、スタンの固有装備『レアガントレット』を落とす。

MUGENでのディムロス


無虚氏によるリメイク版デスティニーのドットを使用したディムロスが公開されている。
作中でディムロスが用いた術技は殆ど搭載されているが、エフェクト面は派手にアレンジされている。
また、一部には対戦アクションのVSなどからもボイスや技が採られている、ディムロス愛に溢れた仕様になっている。

戦闘開始前に、特に欠点が無くパワーゲージ増加量の多い[ノーマル]、
被ダメージが大きくなるもののCCの設定値と回復速度に優れる[バリアブル]、
コンボしづらいが攻撃中アーマー状態で与ダメージの1/5分LIFE回復可能な[ゲイン]、
の以上3種類のモードの中から選択することになる。

一定時間アーマー状態になり、被ダメージの減少する『ブラスト』、
原作でもガード不能の『バーストソード』や『覇道滅封』が強力な技。(でも覇道滅封は原作ではグレイズ出来るのは秘密だ)
一部の技はゲージを消費して追加奥義を出すこともできる。
AIが搭載されており、中々の強さを誇る。
強さ的にはヒューゴのようなボス仕様にしようと考えているとのこと。
2010年6月17日の更新で、完成版が公開された。

12Pは対バルバトスカラーであり、原作通りペネトレイト20のバルバトスをタイマンで屠りうる性能を持つ。
モードはイフリートに固定されており、LIFEが自動減少(10F毎に2ダメージ)してしまうが、
常時アーマー状態・CC設定値大・CC回復速度最速・詠唱速度最速・攻撃力1.5倍・剛招来2倍・BC威力2倍の恩恵が得られる。


  • 作成動画

出場大会

出演ストーリー

aSaGi~魔王伝説~(ソーディアン)
Transfer Avengers(作中で既に故人)
仮面ライダーMIOMEGA

*1
初代『デスティニー』とリメイク版『デスティニー』での歴史上では弟ということになっているが、
デスティニー2でのハロルドは女性で、カーレルの双子の妹である。