peketo

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peketo - (2019/12/18 (水) 14:57:02) の編集履歴(バックアップ)


    

「I feel could get all the red in the world!」



ANDRÉS BORGHI氏製作のオリジナルキャラその1。
氏の引退に伴いサイトが閉鎖されたため、現在は海外サイト「MUGEN Database」にて代理公開されている。
キャラクター性の分かりやすいnorokohashiと違い、このpeketoは外見上「赤い服で白い顔の謎のちっさめなヤツ」でしかなく、
「白いの」、「首刈り」など、呼ばれ方がいまいち一定しない。ただ、メスのような刃物を手にしている事や、
version 6.0まで使用していた注射器を取り出す技などから、公開当初から漠然と医療関係のイメージだけはあった。
だが、コンプゲー『The Black Heart』が2009年11月に完成、公開された事で、ようやくキャラクター設定が明らかとなった。


キャラクター設定

人間だった頃は、赤い色の大好きな子供だった。
そんな彼の父親は、オカルト魔術が趣味の暴力的な男だった。
peketoはその活動をよく密かに覗いていた。
そんなある日、peketoは魔術を試した事で異世界へと送られてしまう
(ちなみに色んな魔術を試す最中に死後五万年生きる契約もしたようだ)。
そこはどこまでも真っ赤な世界で、peketoには理想郷とも言える場所であった。
しかし突然元の世界へ送り返された彼は、赤くない世の中に失望し、
血の色を見るために父親と数人の首をメスで切り落とし殺してしまう。
その後も6人を無差別に殺した事で、peketoは精神病院へ送られる。
そんな彼の担当医は、peketoの父親の兄弟であった。
彼の復讐によりpeketoは殺されてしまうが、その直後前述の契約により、peketoは白い幽霊となって蘇った。
男に仕返しをした後、peketoはこの世界を全て赤色とするために彷徨う事となる…。

ラスボス戦ではFinalの持っている「悪意ある心臓」を殺して奪おうとするが、
Finalの機転により同じ契約をしていたPeketoの父を呼び出し、五万年終わらない戦いをさせる事によってPeketoを追い払う事に成功する。

こいつを一言で表すとはっきり言ってキチ○イという言葉に尽きる。
そもそも最初に連続殺人を起こした動機からして、「赤い世界のような赤が見たいから」という理由である。
詳しい事はストーリーを見れば分かるだろう。
原作プレイ動画


性能

見た目は喜怒哀楽がはっきりしているため少し可愛らしい。
大量のp2Nameが登録してあり、女性キャラとの試合前にあんぐり口を開けて見とれた後、
頬を赤らめたりする様子も中々微笑ましい。……よく考えるとませた子供だなあ……。
ちなみに、英字で表記するとと同じ「Yuki」ユウキに対しても同じリアクションを取ってしまう。
「I'm not boy.」とか言うから女性と間違われているのだろうか?

とはいえ、やはりこいつも『The Black Heart』のキャラである事に変わりはなく、
上述の赤面イントロの後と言えども、戦いが始まってしまえば一切の容赦や手加減は無い。
主要な技が刃物を使うものばかりなので、むしろスプラッター色は強めかもしれない。
刃物で攻撃する度に地面に血痕が残るのが恐ろしい。
メスでメッタ刺しにしたりメスを前方にばら撒いたりと、医者が見れば卒倒ものの技を使う。
……いやまあ、医者でもメスを振り回してる人もいるが(一応治療らしいけど)。
勝利ポーズでは笑顔を見せた後で唐突に生首を取り出す。担当医にやられた生前の自分の首だろうか。

チェーンコンボのように攻撃を繋げられるが、hashiのような浮かせ技を持っていない。
「Tale-cut」が非常に優秀で、突進中は無敵なので飛び道具を抜けながら攻撃できる他、
相手のガード方向を変えながら攻撃でき、加えて空中でも使えるため、飛び込みから相手の対空を揺さぶれる。
…と言ってもかわされたら即反確なので乱用は禁物。
そのためTale-cutで撹乱しつつ、チェーンコンボからのコンボでダメージを与える事が重要になる。
必殺技はほとんどがゲージ技でキャンセルできるため幅広いコンボが可能。
J強P、下段無敵の強Kはどちらもダウンを狙える。

+ 技説明
Cruel ascension 623+パンチ
前に少し進んだ後メスを振り上げる。強で出すと2回追加攻撃できる。
画面端で追加攻撃を当てると相手は画面の端を一周して後ろから吹っ飛んでくる。
Vital stab 214+パンチ
メスを投げる飛び道具。ブラックジャック並の精度である。
弱は水平、強で出すと斜め上に投げる。
空中でも使用でき、強は斜め下に投げる。
牽制、潰しに使いやすい。
Tale-cut 236+キック
透明になり突進した後メスで切る。空中でも使用可。
突進中当たり判定は無いので相手の後ろに回って攻撃できる。
強だと距離が長くなる。
Dementia 13 2146+パンチ
メスを何度も前方に突きまくる。
弱だと9回、強だと技名通り13回突く。
連続技、削りに使えるが隙はかなり大きい。
…と思いきやガードさえさせれば有利が付く。
チェーンからなら強で出しておけば、「Vital stab」が暴発しても隙が少なくて済む。
「Dementia」とは「痴呆」、キチ○イを意味する。

Super Attack

全て1ゲージ消費。発動時カットインが表示される。
「Vital stab」以外の全ての必殺技からキャンセルで出せる。
Critical slice 236+パンチ×2
少し移動しながらメスを上に振り上げ、相手を高く打ち上げる。
いかにも追い討ちできそうだが一部の技しか当たらない。
5 chances to die 214+パンチ×2
5本のメスを放り投げる。
Scariet delight 236+キック×2
メスを持って突進し、当たれば相手を何度も切る。
フィニッシュで決めると最後にメスを倒れている敵に突き立てる。
上手くいけば「Critical slice」後から追撃可能。

KillerMode

Marie Antoinette attack パンチ+キック
2ゲージ以上で使用可能。『The Black Heart』の共通システムである、
ヴァンパイアセイヴァー』のダークフォースのような技。
自分の首をふっとばして跳ね回らせる。
通常攻撃ヒット中に発動すると自分の首をぶん投げ直接相手にぶつける。
相手の行動を妨害できると同時に自分からも攻撃できるため効率が良い。
しかし必殺技は使用不可。
何故か『バブルボブル』などのテーマを口ずさんでたりする。
なお、発動中にKOされると頭がグチャっと潰れる。グロい。
「Marie Antoinette」とは、もちろんかの マリー・アントワネット の事だが、何故この技に名を冠したのだろうか…。

Fatal move

Inoccente me non troppo 214+キック×2
3ゲージ消費。『The Black Heart』の共通システムである一撃必殺技。
相手の体力が4分の1以下の時にゲージが溜まっていれば使用可能。
相手を棘の付いた柱に張り付けて、胸の辺りをメスで刺して血を噴出させる猟奇技。
なお、この技に対応していると血を噴出した後に首を刈るというおまけ付き。
この技に対応させるにはsffの追加だけでなくcnsも弄らなければならないので、MUGENに慣れていないと少し難しい。
詳しくはむげりょなwikiや同梱されている説明書に詳しい。
なお、この技に対応させるとShar-makaiの一撃必殺技にも対応するようになる。
version 6.0までは「パワーが3000以上で自分のライフが一定値を下回っている」が使用条件だったが、
7.0から「パワーが3000以上で相手のライフが一定値を下回っている」に条件が変更された上、
チーム戦だったりヒーリング要素を持っていたりで、ライフが一定値より多い相手にヒットしてしまった場合攻撃が発動しないという、
かなり敵に優しい仕様になった。

+ コンボレシピ
レシピ 備考
弱P→強P→623強P 基本コンボ1。
2弱P→2弱K→2強P→623強P 基本コンボ2。
236PP→タイミングよく236KK タイミングが難しいが大ダメージ。
2弱P→2弱K→2強P→2146P(12ヒット目)→236PP→236KK 2ゲージ使用。ヒット後の状況を気にしないなら236PP→623強P追加入力の方が大ダメージ。
J弱K→J強P(1ヒットで着地)→2弱K→2弱P→5強P→2146P→236PP*2→236KK おそらく最大コンボ。3ゲージ使用。236KKの代わりに623Pでゲージ温存するのもあり

余談だが、このキャラはKOされると首が体から外れる
タッグ戦時では、この外れた首に攻撃して移動させる事ができる。特に意味は無いようだがなんか芸が細かい。

他の氏のキャラ同様AIはデフォルトで搭載されているのだが、回避やガーキャンなどを持たないため防御性能が低く、
昨今の強いAIと渡り合うにはいささか力不足である。
外部AIはサクラカ氏のMUGEN∞動画戯作トーナメントのものと、おまけの人氏のAIが存在。
ただし、どちらのAIも最新版には未対応なので注意。
おまけの人氏のAIはゲージがあればCritical sliceでバレーする。かなり強いのだがそれ以外のゲージ技はほぼ使わない。

出場大会

出演ストーリー

プレイヤー操作