ジュラル星人


「よくも俺達の計画の邪魔をする気だな!?」

ナック制作のアニメ『チャージマン研!』に登場する悪い宇宙人。
地球より500年進んだ科学を持っており、住めなくなってしまった自分達の星の代わりに地球を征服しようとしているのだが、
その前に少年、泉研が変装する(変身ではない)正義のヒーロー「チャージマン」が立ちはだかる。チャージング・ゴー!

作中の扱いは完全に「やられ役」である。
基本的にチャージマンの武器「アルファガン」一発で死ぬ
何体いようが「戦闘シーンが始まったと思ったら終わっていた」というくらいすぐ死ぬ。
ただ単に「チャージマン研の戦闘力が異常に強い」という推測も成り立つが、
警察にビビったり、たまに戦闘員でもない地球人にやられるたりする事があるので、
単体での戦闘力は基本的に低いのではないかと想像されている。*1
一応地球人よりも大柄で、拳銃で撃たれてもビクともしない身体を持つはずなのだが
落ちてきた鉄骨がぶつかってあっさり死んだりとその耐久力に関してははっきりしない。

攻撃能力に関しても、ビームのようなものを放ったりそのひょろ長い腕で締め上げたりなどとそこそこあるようであるが、
当たらなかったり効かないという、強いのか弱いのか分からない描写のされかたであり、
基本的に次の瞬間には蹴散らされる運命にある。

一応ではあるが変身能力を持ち、地球人に化ける事ができる。
地球人に化ける際、何故か3人のジュラル星人が1人の地球人に化けるというパターンが多くあり、
黄金比はジュラル3:人間1と言われる事もある
(一人で変身している事もあるので、決して3人でないと変身出来ないという事では無さそうなのだが…)。
地球人に化けての姑息な侵略活動のために有効活用されていると思いきや、
変身後の服装が紫を基調としたジュラルカラーでびっくりすぐるらいバレバレだったり、
ジュラル星人は鏡に写らない事が研にもバレてしまっているが気にするな!

また、弱いという自覚があるのかそうでないのか、地球征服のやり口がやたらと回りくどい。
例を挙げると、主人公を殺すために虐められているお婆さんに変装して近付き、毒を飲ませて眠らせた後に、
南海の孤島に運び岩に縛り付けて鳥に食わせようとしたり、
チャージマン研の乗る飛行機をハイジャックした犯人を神父に化けて諭し始め、事態が鎮静化してから研を襲うなど、
びっくりするほどの回りくどさを見せてくれる。

地球人を一人でも殺す事が喜びらしいが、本気で人類滅亡の計画を立てる時もあれば、
死にたがっているオッサンの前に集団で現れて囃し立てるだけの時もある。そしていずれにせよ研に殺される。
また、殆どのジュラル星人は人間の命を何とも思っていないが、
剣道場に師範代として潜入中に地球人の素晴らしさに目覚め人を殺せなくなった「J-7号」や、
研に命を助けられたため、簡単に殺せる状況にも拘らず研を殺せなかった「X-6号」など、人間の心を持った個体も存在する。

その一方で視聴者への分かりやすい説明にも定評がある。
あまりに超展開についていけない視聴者のために、
  • 「まさかあのロボットに時限爆弾が仕掛けられているとは夢にも思うまい」
  • 「私はお前らを50年前に救い出し人間の細胞を食って増殖するよう改良したことは誰も知るまい」
などと懇切丁寧な説明台詞で忙しいストーリーの解説をし、視聴者の理解を促す細やかな心配りをしてくれる。
しかし街中で堂々と計画について話し合い、それを誰かに聞かれ、研に逆転されてしまうというマヌケな面もある。

設定らしい設定が殆ど存在しないのが『チャー研』ではあるのだが、
一応、ジュラル星人はどんな人間にでも変身する事ができるが変身した人間は鏡に写らない
(望遠鏡やカメラのファインダーといった物を通して見ても見えない)、
「魔王」と呼ばれる指導者がいる、などの描写は何度かされているので、どうもこれだけはちゃんと設定されているらしい。

+テレビランド版のジュラル星人
テレビランド版のチャー研はたった1ページだけのマンガであり、展開はとんでもなく速い。
そのためアニメでもあまり強くなかったジュラル星人は更に弱体化している。
魔王は研に蹴られて逃げるわ(再登場はしない)、
他のジュラル星人も「くそ死ね」と攻撃しても躱されアルファガンで撃たれるわ、研に殴られると溶けて死ぬわ、
更に、一度は研をロープのような長い物で縛るが、チャージキャンセルでなんなく逃げられるわ
(研がチャージングゴーをした際に悪い状態が消える事の俗称。アニメではもっと出る)、
一番酷いのは「俺の体当たりで死ねぇ~」と言って体当りした所、壁にぶつかって死んでしまった事だろう。
弱い、本当に恐ろしく弱い。
この漫画には第1話には魔王とキャロンとバリカンが出ていたが、次からは見事に研とジュラル星人しか出なくなった。
一応最終話には女の子が登場するがジュラル星人が化けた姿である。
なお、この漫画には魔王という呼称は無く、魔王もジュラル星人と呼ばれていた。
狂気はアニメ版程ではないが、研による無双、ハニートラップ、こんなところという台詞(精神病院を馬鹿にする言葉ではない)等、
原作のアニメ版をリスペクトしていると言える。


MUGENにおけるジュラル星人

mizukuraido氏による手描きのジュラル星人と、その改変版が存在する。
いずれも製作者の並々ならぬ愛が込められているのが分かるだろう?

+mizukuraido氏製作
  • mizukuraido氏製作
チャー研MAD作者のmizukuraido氏による手描きキャラとして製作され、2009年9月3日にβ版が公開された。
現在は氏のOneDrive消失により入手不能。

基本的にアニメの行動をベースに製作されているが、秒殺されまくりだった原作と違って結構強い。
またランダムで画面内にダメージ判定のある先述のが入り込む。
相手のコンボの邪魔になったり、フライングしたり、一部AIはこれに反応してガード状態になり動かなくなるなど、一種のAI殺しに近い。
中々役に立ちそうな気がするが世の中そう甘くはなく、自分にも当たるしタッグ戦では味方にも当たる。
原作での回りくどさも再現されており、超必殺技などは総じて発生が非常に遅い。
特に3ゲージ技の「頭の中にダイナマイト」は、技を発動してから爆風の攻撃判定が発生するまでに暗転の時間停止込みで30秒近くかかる。
一応発生保障はあるものの、予想通りの無差別技となっており、敵味方関係なく大ダメージを与える。

+まだまだあるぞ!ジュラル星人の500年進んだ超必殺技!

謎の美少年(1ゲージ)

画面端から星君が出現、相手を撥ね飛ばしながら走り抜ける(たまに跳ぶ)。
暗転した時点で星君が出ている暗転後0F技で、壁を背負って出せば切り返しもできる。
相手が高く浮くので追撃も可能。

戦慄! 悪魔の病院(1ゲージ)

後ろから突っ込んでくるコンベアで相手を攻撃、
その後ジュラル星人がコンベアを蹴り工場廃液をぶちまける(コンベアを蹴るまで無敵)。
コンベアと工場廃液が繋がらないため期待値は比較的低め、無敵が非常に長いのでカウンターを狙う際に有用。

蝶の大群が舞う(2ゲージ)

大量の蝶が画面上をゆらゆらと漂う設置的技。
発生が遅いので攻め込む前に用意してプレッシャーを与えるのが主な用途。
火力やヒット硬直は雀の涙ほどだが、一匹でも喰い付けば本体の追撃で大きなリターンが得られる非常に強力な弾幕技。

怪奇!宇宙植物園(2ゲージ)

宇宙植物のツタが忍び寄り相手を掴んで投げ飛ばす設置的投げ技。
判定は見た目より大分小さく非常に分かりにくい。
ツタが到達するまで時間がかかるので蝶の大群と同様セットプレイ向き。

ジュラルモンス登場!(3ゲージ)

ジュラル星人の科学の粋を集めて作られたロボット「ジュラルモンス」による打撃投げ。
まず上空からアームが伸びてきて相手を攻撃、命中すると相手に向かってビームを浴びせる。
ひとたび決まれば敵も味方もビームの餌食である。
魔王様、この必殺技について1つ気がかりな事があります!
「気にするな!人類とて必死だ、それ位はやるだろう!」
実の所、アームを味方に当てなければ巻き込む事は無いので味方殺しの中では比較的安全な技だったりする。

性能面ではガード不能だが近距離だと命中せず、単発で当てても火力が4割以下と
「頭の中にダイナマイト」の無茶な性能に比べるとネタ的に見劣りする部分が。
しかし、ムチ(俺達がこき使ってやる!)からコンボが成立し、コンボ補正もかからないため爆発力は相応、チャンスがあれば狙ってみるのも面白い。
専門的な事はともかく、幾分か現実的(?)なロマン技だと言う事が分かるだろう?
魔王様のご尊顔が拝めるのでサムネホイホイとしての性能も非常に高い、お許しくださいのおかげで影薄いけどな!

最後に余談。偶然か、はたまたジュラル星人の仕業か、
「1ゲージ技で何か突っ込んでくる」「2ゲージ技でセットプレイ」「3ゲージ技はロマン技の類」と、
綺麗に技のジャンルが分かれている。

更に同年9月24日に3人組バージョンが公開されたが、こちらも現在は入手出来ない。
イントロで1人のKFMから3人に増える(原作準拠)。
仲間の2人には本体とは別にライフが設定されており、一定量のダメージを受けると倒れる。
ラウンド終了で回復するようだ。

ムチと下段によるガン攻め、密かに高いコンボ火力、多彩な設置技、超必の発生保証、AI・コンボ殺しな毛などが相まって中々の強さ。
特に無差別攻撃のボルガ博士を工場廃液の無敵で回避する荒技は一見の価値あり(途中で無敵切れるけど)。
他にもネタプレイを織り交ぜた立ち回りをするので一度じっくり観察してその動きを参考にするのも面白い。
その一方でKOした相手を火で炙ったり、工場廃液をぶっかけるなどのルール無用の極悪非道なパフォーマンスを魅せる一面も。
とにかくジュラル星人の恐ろしさを再認識できる事請け合いである。

ちなみに、試合に勝っても 画面外からチャージマン研のアルファガンに撃ち抜かれて死ぬ。
哀れジュラル星人…地球征服への道は遠い。
なお、ジュラル星人ズだと、ごく稀に1人だけアルファガンを食らわずに済む事がある。
かつては蓬莱氏の外部AIが存在していたが、現在は公開されておらず入手不可。

+イルルヤンカシュ氏製作
  • イルルヤンカシュ氏製作
2012年になった瞬間を狙い公開された、馴れーション氏ことイルルヤンカシュ氏の改変版。
無限ロダと氏のOneDriveで公開されていたが、現在は後者からのみ入手可能。
単体版ナック製アニメ『スーパータロム』『透明少年探偵アキラ』のネタも含めたイントロ・セリフ増強がメインであるが、
  • ゲージ上限が3から5に増加。
  • それに伴い、5ゲージ技「停電」が追加。7秒間も画面が真っ暗になり、自身の食らい判定が無くなる。
  • 超低確率(3%)でバリカンの旧友の爆発力が超強化&味方殺し技化。また、一定確率(10%)で不発に。
  • 挑発「やめなされ、そんな無益な殺生はやめなされ!」が可能に。
  • 2ゲージ技として「キチガイレコード」こと「殺人レコード 恐怖のメロディ」が新たに追加。
と、性能にもある程度手が入っている。

同年2月に公開されたジュラル星人ズ改変は、本体は上記の単体版と同様の行動が可能になっている他、仲間の2人の行動パターンが増し、
更に仲間の行動でもゲージが溜まるようになり、瞬く間にゲージが溜まっていく。
また、勝利演出時のやられボイスが「お、チャ、アッー!」に変更されている。

+弾丸マックス氏製作 ジュラル星人ex
  • 弾丸マックス氏製作 ジュラル星人ex
2019年のハロウィンに公開された強化改変版。気でも狂ったんじゃないのか!?
ベースはイルルヤンカシュ氏版で、(readmeに性能が全く書いてないから)専門的な事はともかく、
投げ無効だったり攻撃力がばかでかく上がっていたり、☆君やバリカンの旧友が大増量して全画面攻撃になったりしている事が分かるだろう?
攻撃面はかなりのものだが、防御面は薄いためランク的には恐らく狂中位。


また、単体キャラ以外では全ての愛を滅ぼす聖帝サウザーのイントロでランダムで登場して撥ねられたり、飛び道具として召喚されたりしている。

+おまけ・ジュラル星人の使用技の元ネタ

雄一少年を救え!(第25話)

「もっと燃えるがいいや!」

両親の不和と家庭内暴力に嫌気がさし、その腹いせに放火を繰り返す雄一少年。
ジュラル星人は彼に目を付け、脅迫してさらに大規模な放火をさせようとする。
この技を使った際に流れる台詞

「これから毎日家を焼こうぜ?」

は雄一少年の回想の中だけでジュラル星人が言った台詞。
そして雄一はそれを研にチクり、ジュラル星人はいつになく意外な健闘を見せるも結局は研に殺された。
この出来事をきっかけに雄一少年の両親は更生し、彼は一家の団欒を取り戻すのであった。
消防車は来ていないが、雄一少年に焼かれた家の人の生死は不明。
なお、それまでの放火の罪に関しては雄一君が正直に研に話したのでスルーされた。これでよかったのか…

僕のパパは時代おくれ?(第33話)

「オサムや、あのには何が住んでいると思う?」
「え~っと…月には今、基地が5つ…」
「馬鹿者!そんなことは聞いておらん!」

研の級友のオサム君は自分の父親の事で今日もいじめられていた。
オサム君の父親は機械文明の発達した(劇中における)現代社会を嫌い、流行とも無縁の昭和期そのままの暮らしを送っていた。
しかし機械文明に振り回され、道行く人々に馬鹿にされる毎日に耐えられなくなったオサム君の父は遂に首吊り自殺を思い立つ。
だが、運悪く縄をかけた枝が彼の体重に耐え切れず折れて失敗。
別の枝で再挑戦しようとしたら、既に縄のかかった別の枝が眼に入った。
驚く父親の前に現れたジュラル星人は言う。「一人でも多くの人間が死ぬのが自分達の望み、だから早く死ね」と。
が、ジュラル星人が横槍を入れたせいなのか、オサム君の父は考え直し、死ぬ事を拒否する。
業を煮やしたジュラル星人は彼を直接手にかけようとするが、例によってどこからか湧いて出てきた研に秒殺され、事なきを得た。
そしてオサム君は父親と和解し、例え時代遅れの暮らしをしていても自分の父は日本一の父親だと胸を張るようになるのだった。

その後、オサム君が「あんなやつら、誰かに殺されればいいんだよ!」と言うほどまで悩んでいたいじめ問題が、
どういう展開を見せたのかは全くもって不明である
また、そのいじめの原因となった父親だが、オサム君が月に基地が建ち、宇宙船や人工衛星が飛び交ってると言うと、
物凄い剣幕で「大馬鹿者!月にはウサギさんがいて餅をついておるのじゃ!!」と主張するあたり、
ただの懐古主義の枠を超えたある意味凄まじいものを感じる。
なお、オサム君の父親の年齢は30~50代くらいに見える。オサム君が小学生だとするともう少し若い可能性もあるが。
『チャー研』の時代設定は2070年代なので、生まれた時に既に平成ですらなくなっているかもしれない時代に、
昭和の生活をしている男性は極めてシュール。2000年に生まれた人間が明治時代の生活をするようなものである。
何十年間の間『チャー研』の世界はずっと昭和の生活が当たり前だったのか。

また、前述のオサム君のセリフは「月には今、基地が5つ…」と言っているのだが、どう聞いても「キチガイつつ」にしか聞こえない。
キチガイはチャー研の代名詞とされているが、キチガイという言葉はキチガイつつと、
「殺人レコード 恐怖のメロディー」の研の「よくもあんなキチガイレコードを!」の2つだけである。
キチガイつつは上記の通りただの空耳だがキチガイレコードは本当にキチガイと言っている。・・・・すごいアニメだ。
なお、絵コンテの没になったシーンでは、オサム君は本当に気違いと2回も言っている。
ただし内容は「みんなが笑って気違いと馬鹿にする僕のお父さんは馬鹿でも気違いでもない」というフォローである。
いや、君のお父さんは気違いだろ?
絵コンテによると、親子の苗字は横田で、オサム君はそのままで、父は三吉という名前。
あと、サブタイトルは「僕のパパは~」となっているが、オサム君が自分の父をパパと呼ぶシーンは無い。

バリカンの旧友が尋ねて来た*2(第61話)

「爆発は今夜7時だな?」
「ああ、研の家族は木端微塵さ。何も知らないで…」
「まさかあのロボットに時限爆弾が仕掛けてあるとは夢にも思うまい!」
「エ゛ェー!?」

「聞いたなコイツ!?」

後述する「頭の中にダイナマイト」に類似した作戦だがエピソードとしてはこっちが後発。
バリカン(泉家に何故か居るロボット)の友人を名乗るロボットが研の家に訪ねてきて、歓迎会が開かれる事になる。
ところが、バリカンはこんな奴は知らないと言う。
それもそのはず、これはジュラル星人の罠であり、偽旧友に仕掛けられた時限爆弾で研を抹殺する作戦であった。
偶然ジュラルからその作戦の全貌を聞いてしまったバリカンはジュラルに誘拐されてしまう。
が、バリカンからのテレパシーでそれを知った研によって偽旧友は海上に投棄され、爆破された。
ちなみに研のゲリラ攻撃による「おっ、チャ、アッー!」というジュラルの断末魔はここ発祥。汎用性は高くMADでもよく使われる。

怪奇!宇宙植物園(第6話)

「地球の人間たちが勝手に俺たちの天体にやってきて苗を植えていった!」

ある日、研は校外授業で宇宙植物園を見学に出かけた。
勝手についてきた妹のキャロンやバリカンも加えて、他の天体で育てられた植物を見ていると、
突然植物が研のクラスメイトを襲い始めた。
チャージマンに変装した研は植物を操っていたジュラル星人を何故か水中で撃破し、植物園もろとも宇宙植物を葬り去るのだった。
ちなみに植物に捕らわれたクラスメイト達が救出された描写は無い
また、この時のジュラル星人は上記の恨み節を言っており、これが現実にも問題になっている外来種問題を扱ったものかどうかは定かではないが、
それに対して研達が下した結論は「地球は多くの侵略者に狙われているから他の天体に植物を植えるのはよくない」というもの。
なんだか話が噛み合わない気がするが、気にするな!

みなしごセンターを救え!(第50話)

「このガキャァ痛い目に遭わせてやる!」

ここはみなしごセンター。
両親を亡くした可哀想なお友達が大勢集まっているんDa
この施設に、福田という男がみなしごを引き取りに来た。
宇宙開発公団の理事長だという彼は度々センターを訪れ子供達を養子に迎えているのだという。
しかし職員が彼を調べた結果、住所も身分もデタラメな怪しい男だという事が判明。引き取られる段階で調べておけ。
一方引き取られたみなしご達は福田とその仲間に縄で縛られ、鞭で虐げられていた。
実は福田達の正体はジュラル星人で、みなしご達を奴隷にしようと企てていたのだ。
職員に頼まれ福田を追っていた研は即座にジュラルを殲滅。みなしご達を救い出したのであった。

みなしごを「可哀想なお友達」と表現したり、どうせ親が居ないからと奴隷にされそうになるなど、
今やれば色々と問題になるであろうエピソード。
ちなみにこの回のジュラルは研の首を締め、滅多に使用しない武装「ビジュームベルト」を使わせる
(ベルトで竜巻を起こし相手を吹き飛ばす)等、珍しく健闘していた。

謎の美少年(第4話)

「泉くん、たなびたい事があるんだ」

今日は校内アメフト大会。研も選手として参加するものの、相手チームのエース、星君の活躍で18-0の惨敗を喫してしまう。
研が教室に戻り拗ねていると、先程の星君が研に頼み事をしてくる。
チャージマン研に憧れている彼は、研がチャージマンに変装する所を見たいと言うのだ。
研を人気の無い工事現場に連れて行きチャージングGOを見せてくれと懇願する星くん。
しかし研は無闇に変装を見せる事は許されていないと断り、帰ろうとする。
そんな研に痺れを切らした星君はジュラル星人としての正体を現し研に襲いかかる。
研は星君(ジュラル星人)のバイクを使った攻撃やアクロバティックな動きに苦戦するもののどうにか撃破。
例え友人だったとはいえ、ジュラル星人には容赦しないのがチャージマン研である。
その後家に帰った研は星君を転校した事に、彼のファンだった妹キャロンを慰めるのだった。

+謎の美少年・星くんについて
泉研の友人。アメフトの腕は天下一品で、研の妹キャロンも兄をそっちのけで熱心に応援していた。
チャージマンの正体が研である事を早々に見抜き、その姿を初めて変装と名付けた人物として知られている。
研に対してチャージングGOを見せてくれと頼み込むも断られてしまったため、ジュラル星人としての正体を現す。
ジュラル星人にしては珍しくアクロバティックな動きを見せたものの、結局はアルファガン一発で焼き殺された。

「エ゙ェーイ!」「ヴェイ」とを発したり、滑舌が悪かったりするのが特徴。
上の台詞も、本来は「頼みたい事があるんだ」と言ってるはずなのだが、
その滑舌のせいでどう聞いても「たなびたい」にしか聞こえない。
その他には「早く君のチャージング棒♂を見せてくれ」「ぼく絶対しゃぶらないよ」等、
アレな意味にしか聞こえない空耳が多い。
その迷言の多さ、奇声のインパクトの強さから『チャー研』屈指の人気キャラである。

ニコニコ動画上では彼を主役にしたMADも多い。
チャージングGOを見せてもらうだけのためにわざわざ小学生に化けてアメフトやったり、
そもそも何故チャージングGOを見ようとしたのかは、今更なのでいちいち突っ込まれない
ちなみにジュラル星人に変貌する直前の彼はカメラアングルや悪そうな表情も相俟ってある人物に似ているともっぱらの評判。
あと、雰囲気や立ち位置が『エヴァンゲリオン』の渚カヲルにも似ている。

バイクの運転ができるが100年後の日本の小学生がバイクに乗ってもいいのか、
小学生ではなく高校生に化けたのかは定かではない。
ただし、10歳の研も普通に自動車に乗っているので子供の運転はあの世界では普通なのかもしれない。

蝶の大群が舞う(第3話)

「おお、可愛い奴だ」
「私はお前らを50年前に救い出し、人間の細胞を食って増殖するよう改良したことは誰も知るまい」

農園へピクニックへ行った研とその一家。だがそこで目にしたものは蝶に襲われた人々の死体であった。
その蝶は絶滅したといわれる「サンダラパレス・アグリアス」をジュラル星人が50年かけて品種改良したものであり、
人間の細胞を食べる肉食蝶であった。
だがそんな長期計画の成果も研によって24秒で殲滅されてしまうのであった。

ちなみに、昆虫学者が肉食蝶の解析を行う場面があるのだが、全然似てない蝶を「そっくり」だと主張したり、
蝶の生息地を尋ねられて、

「たぶんどこかにいるでしょう。だがその他一切のことはわかりません!」

と断言するなど色々と問題のある人物である。
あと、蝶に研を殺すように命令するシーンの魔王は何故か非常にうっとりとした表情&一昔前の少女マンガみたいなキラキラとした目をしていたが、
彼も蝶を気に入っていたのだろうか?

ジュラルモンス登場!(第9話)

「わがジュラル星人の頭脳が造り上げたロボットの力を見よ!」

ジュラル星人が科学の粋を集めて造り上げた侵略ロボット・ジュラルモンス。
原子力貨物船を破壊し、街を襲うジュラルモンスに研が立ち向かう。
研がジュラルモンスの目(と台詞では言っているが明らかに眉間に当たっている)を撃つと、
ジュラルモンスは全身から爆炎を発し、粉々になるのだった。
船を消滅させるジュラルモンスのビームの破壊力と、
それを喰らっても一時的な故障だけで済んだスカイロッドの防御性能は特筆ものである。

地球より500年進んだ科学力でも「メインカメラをやられただけ」とはいかないのが『チャー研』クオリティ。
自慢だったはずの科学の粋を秒殺されたジュラル星人の心境は如何ほどのものだったのだろうか。
というか、もう少し頑丈に造れ

戦慄! 悪魔の病院(第36話)

「生まれてくる子供はこの料理に仕込んだ工場廃液で
 みんな人間の形にならないのさ!」

珍しくクソ真面目かつ恐ろしいジュラル星人の作戦「マッドグリーン作戦」。
それは病院食に工場廃液を混入する事で奇形児を大量に生み出そうとする、本当に恐ろしい計画であった。
ちなみにこの工場廃液、原液をジュラル星人が浴びたらドロドロに溶けて消えてなくなってしまうほど強力な代物である。
……奇形児とか以前に、妊婦が死ぬような気もするが、気にするな!

頭の中にダイナマイト(第35話)

「レセプションはもう始まっているな?」
「あと30分で日本を代表する学者たちが吹っ飛ぶ訳だ」
「まさかボルガ博士が改造されてるとも知らずにな」
「ハハハハハハハハ・・・」

「そうか、頭の中に爆弾が!」

『チャージマン研!』が如何なるアニメであるかを一発で理解できる、珠玉の名作エピソード。
映画館で研と出会った優しい老人、それは海上工業都市の設計者である西ドイツのボルガ博士だった。
しかし彼は研の見ている前で青い服の男達(に変身したジュラル星人)にさらわれてしまう。
取り敢えず映画を見てから帰宅した研は、海上工業都市のレセプションを伝えるニュースを見て、
ボルガ博士が何事も無かったように出席している事を知り、現場に駆け付ける。
そして、博士の頭に爆弾が仕掛けられている事を見抜いた研は、チャージマンへ変装して博士を拉致。
が、スカイロッドで移動中に追撃してきたジュラル星人の円盤との激しい空中戦を余儀なくされてしまう。
その間にも刻一刻と迫るタイムリミット!「このままでは自分まで道連れになる」と焦った研は苦悩の末に、

「ボルガ博士、お許しください!!」

とボタンをポチって床に穴を開け、スカイロッドから博士を放り出す
ちょうどジュラル星人の円盤へ投下される形となった博士は激突して大爆発を起こし、海上工業都市は無事建設されたのであった。

「かわいそうなボルガ博士…」
お前が言うな

なお、爆弾の音を聞いている時の研の耳に黒い線の妙なエフェクトが現れており、ファンからは「耳毛」と呼ばれている。
勿論耳毛などではなく研が持つ超能力の視覚表現なのだが、35話本編ではその辺りが一切説明されず、
更に研が超能力者という設定自体が滅多に取り上げられないため、視聴者には唐突に耳から線が出たようにしか見えないのである。
にしたって流石に耳毛には見えないのだが、気にするな!


出場大会

削除済み

出演ストーリー



*1
実際、研はそれなりに強い。
対戦相手を何人も死なせた殺人ボクサーや、老人に絡む悪者(いずれも正体はジュラル星人)を変装してない状態でも倒したり、
犬をいじめていた悪ガキに至っては、研を見ただけで「相手が悪いや」と逃げ出している。
一応、ジュラル星人が研の銃で即死する理由として、冒険王の漫画版では「その体が火に弱いため」と説明されていたが……。
まあ研が無双するのはもはやお約束である。

*2
「訪ねて来た」が正しいと思うが原文ママ。
ただし作中でバリカンの旧友を名乗るロボットが研に質問するシーンがあるため、これが正しいという説もある。
が、他にもチャー研には「研の偽物やっけろ!」だの「銀行ギャング キャロンが危い」だの誤植がある。






                                                       ~~





    ~~













この馬鹿でかい尺余り…ジュラル星人の仕業に違いない!


最終更新:2021年02月21日 17:21