ゴン=フリークス

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ゴン=フリークス - (2012/12/28 (金) 12:09:37) の編集履歴(バックアップ)



「友達になるのにだって資格なんていらない!!」

週刊少年ジャンプで休載連載中の冨樫義博の漫画『HUNTER×HUNTER』の主人公。
アニメ版の声優は竹内順子氏(1999年フジテレビ版)、藩めぐみ氏(2011年日本テレビ版)、松本梨香氏(1998年パイロット版)。

くじら島出身の少年。幼少期に出会ったハンター(簡単に言うと何かを探し求める人達)・カイトにより
行方不明だった父親・ジンが偉大なハンターであると教えられたことからハンターに憧れを抱き、
自分もハンターになって父親を探す為に旅に出た。
その最中でキルアやクラピカ、レオリオといった面々と出会い、紆余曲折を経てハンターの資格を得ることに成功する。

基本的には単純(純粋)で正義感が強い性格。
ただし好奇心旺盛で興味のあることに関しては善悪の頓着があまりなく、作中では何度か危ういと評されている。
そしてもの凄く直情的で頑固。相手が格上だろうが凶悪な犯罪者だろうが感情を抑えたりすることは無い。
時には自分の命を省みない言動をすることもあり、「イカれてる」とさえ言われた。

戦闘では連載初期は釣り竿を武器としていたが、後に『念』が登場してからはそれを習得し、念中心の戦い方へとシフトしていった。
念能力の性質はやや放出系よりの強化系。
+ 念能力
  • ジャジャン拳
「最初はグー」の掛け声で構えを作りオーラを高め、「グー(殴打)」「チー(切断)」「パー(飛び道具)」の三択を仕掛ける。
オーラを集める分威力は高いが、隙が大きいのが欠点。
ちなみにグーが強化系、チーが変化系、パーが放出系の念能力である。上述の念の性質上、変化系であるチーが不得手。

+ ゴンさん
「もうこれで終わってもいい だからありったけを」
 キメラアント(以下「蟻」)編にて恩人のプロハンター・カイトが
 ネフェルピトー(以下「ピトー」)に捕まり、無残な姿に改造されてしまう。
 ゴン達は蟻による被害を食い止める為、そしてカイトを元に戻す為に蟻達と対峙する。
 ゴンはピトーにカイトを治す事を約束させることに成功したが、
 後にカイトは既に死亡していて治せない事が発覚。
 そこから生まれた「二度と念を使えなくてもいいからピトーを倒す」という思いから強制的に成長*1
 ついさっきまで敵うはずのなかった実力者ピトーをものの数発で殺害した。
 しかし、その圧倒的な戦闘力の代償を支払い、危篤状態に陥る。


  このように非常にシリアスなシーンなのだが、そのあまりの超展開や 童顔+短パン+マッチョ という容姿
  成長によって伸びた髪でコマを割るという斬新なコマ割り、そしてその圧倒的な強さと多大なインパクトを読者に与えた。
  あまりのネタ性と豹変ぶりにネットでは(本来のゴンと区別する意味も込めて)「 ゴンさん 」と呼ばれるようになった*2

 更に丁度この頃、同誌掲載の漫画『バクマン』で「シリアスな笑い」という話が上がっており、
 この展開とのマッチングから、あっという間に「シリアスな笑い」の代名詞的な存在となった。
 なお、よく言われる『』とはキックの音であるが、何とキックの時ムキムキの太い足が とんでもない角度で上がっている


「仲間のために泣けるんだね 血も涙もない連中だと思ってた
  だったら なんでその気持ちをほんの少し…
  ほんの少しだけでいいからお前らが殺した人達に
  なんで分けてやれなかったんだ!!!」


MUGENにおけるゴン=フリークス

Tigermask氏によって製作された『ジャンプスーパー(アルティメット)スターズ』ドットのものが存在する。
念を習得して以降のスタイルで戦う。得意技であるジャジャン拳は溜め可能な技になっており、溜める事で威力・性能が強化される。
他にも岩を投げたりキルアやクラピカをストライカーとして使用できる。
弱点としては上記のジャジャン拳が溜めないとあまり使えない技であり、かといって溜めてると大きな隙を晒してしまうという点。
原作でも溜める際の隙が欠点と言われていたのを考えると原作っぽいとも言えるが。

出場大会



*1
念能力を使用する際、基本的に『制約と誓約』というルールに則ることで発現される。
ケルト神話に喩えると「ゲッシュ」みたいなもので、制約の縛りが強いほど
爆発的な威力となる(例:特定の集団のみへの使用、複雑な手順を踏んで使い勝手を悪くする等)。
また制約が緩くとも破った際の代償が重ければ強力な念能力を得ることができる(例:特定の集団のみへの使用は制約としては緩いが代償を命にすることにより強力な能力を得る)

*2
尤も、この“ゴンさん化”する以前からさん付けで呼ばれてはいたようだ。
少年のゴンがいくら状況的に有利だったとはいえ強敵であるネフェルピトーやシャウアプフに対して
やけに強気な態度を取っていたため、一部の2ch住人は既に彼のことを「さん」付けで呼んでいたらしい。
こちらは嘲笑の意味合いが大きかったようではあるが。