ザンボラー

「ザンボラー」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ザンボラー - (2013/01/03 (木) 14:07:46) の編集履歴(バックアップ)



『ウルトラマン』第32話「果てしなき逆襲」に登場した怪獣。別名「灼熱怪獣」。
身長40m、体重2万t。ちなみにスーツはガヴァドンBタイプの改造。

ケムラー等と同様の四足獣系統の怪獣であり、高温によって赤く光り輝く背鰭が特徴。
灼熱怪獣の二つ名に違わず、赤い閃光と共に発射する熱光線が武器で、可視する暇さえなく敵を焼く尽くす。
また体温は10万度という超高熱であり、科学特捜隊の冷凍弾すら効力を発揮しなかった。
+ 10万度って?
この手の検証に定評のある柳田理科雄氏の『空想科学読本』によれば、
「真夏の太陽の86万倍の熱さ」「日本全国どこでも夏になる」という無茶苦茶なレベルらしい。
具体的には広島・長崎に落とされた原子爆弾の炸裂時の瞬間最高温度が10万度だったということ。
これが人に向けられると、100km圏内で皮膚が大火傷で爛れ、6.9km圏内で全身の水分が沸騰し、
390m圏内で炭化する。

そもそも6000度(太陽の表面温度)であらゆる物質が融解し、10万度を超えるとプラズマ化するため、
ザンボラーの出現地点にはチリ一つ残らず、そしてザンボラ―自身も地面にめり込んで消えていくんだとか……。
そんな奴にウルトラマンが跨ってたがそれこそ一瞬で消し炭になる筈がなんとも無かったとはある意味恐ろしい。
彼の長兄も見習ってほしい……ちなみにバードンの火炎はこいつの体温と同じ10万度余計立場が無い
まぁ、コイツ100万度の炎を吐くし、コイツに関しちゃ1兆度と、
この時代の怪獣たちは色々とパワーインフレが凄まじかったのも事実である。

劇中では自然破壊により住処が破壊された事で姿を現し、鎌倉近郊で暴れまわる。
前述の武器で山火事を起こしたり、自衛隊の戦車を炎上させるなどしたが、遂にウルトラマンと激突。
熱光線でウルトラマンを弾き飛ばしたが、以降は肉弾戦を中心とした戦いで戦い、
特に、細く非常に長い尻尾を鞭のように振り回す攻撃が強力で、一度はウルトラマンを転ばせ、その後も顔に尻尾を直撃させて苦しめた。
他にも後足で立ち上がって放つ圧し掛かりを多用していたが、こちらはウルトラマンには当たらなかった。
ウルトラマンに頭部を掴まれたまま力比べとなり、かなりの粘りを見せたが、
叩き付けにより消耗したところに投げを喰らい、止めのスペシウム光線に敗れ去った。

『ウルトラマンパワード』第7話では、87mという初代以上の巨体を誇るパワード・ザンボラーが登場。
こちらは500度以上の体温で周囲を自然発火させる、周囲の大気を屈折させてレーザー兵器さえも無力化、
更にウルトラマンパワードの必殺光線さえも全く通用しないという、まさに天災そのものを体現したかのような圧倒的存在だったが
最終的にはパワードの祈りによって怒りを静め、その姿を消した。
が、この祈りがどう見てもただの拝み倒しにしか見えなかったため、
その結果、パワードは「怪獣に帰ってもらうよう拝み倒して見逃してもらった」とか
殆どネタ扱いだがウルトラ戦士としてある意味最高に不名誉な称号を獲得してしまっている。
このことはファンの間でも語り草となっているとかないとか

漫画『ウルトラマンSTORY 0』では巨大な火山と化した怪獣として登場。
こちらは熱線ではなく溶岩を操って暴れ、未熟なウルトラマンタロウを多いに苦しめた。
しかし、傷つく中真の戦士として目覚めたタロウによって木っ端微塵にされた。


(以上、Wikipediaより一部抜粋・改変)


MUGENにおけるザンボラー

とらふぐ氏による手書きドットのザンボラーがMUGEN関係ファイルうpろだにて公開されている。
99%完成版の触れ込みで2012年8月28日に公開された。
最新版は怪獣スレ3の166から行けるロダのup0007で公開されている。
鳴き声はオリジナルではなくベロクロンの物だったが最新版はオリジナルのものになっている。

四足歩行なのでかなり背が低く、打点の高い攻撃は当てにくいだろう。
ベロクロンに比べると防御力は普通の数値な分、攻撃技が使いやすく、
攻撃技は近接の通常技、遠距離広範囲のゲージ技ともに原作のイメージを活かした優秀な性能のものが揃っている。

特に尻尾攻撃は原作通りリーチが非常に長く、
普通のステージなら画面端まで届くなど飛び道具代わりの遠距離技として機能するほど。
また特定のタイミングで再度ボタンを押すと逆回転の尻尾攻撃に派生するが、こちらのリーチは短くなっている。
上下方向の攻撃判定は小さく、地面スレスレなのでジャンプすれば回避は可能。うまくジャンプで避けたい。
使用時に前進するのしかかりや角攻撃も発生が速めである。
ムーンサルトキックのように空中で回転する空中尻尾攻撃も発生、攻撃範囲ともに悪くない。

持ち味の高熱攻撃はほぼ全てがゲージを消費する仕様となっており、
様々なタイプの熱線放射技や、攻撃判定を持った熱気を纏うが発動後ゲージを徐々に消費する技を実装。
超必殺技としては、「灼熱地獄」や「果てしなき逆襲」などがある。
「灼熱地獄」は2ゲージ消費で発動前に隙があるもののほぼ全画面攻撃で、もし直撃すれば600近いダメージを与えられる。
しかし、ガードされると殆どダメージを与えられないので、発動前の隙も含めて使いどころが重要になる。
「果てしなき逆襲」は3ゲージ消費で、受けたダメージと使用回数に応じて自分の攻撃力が上がる技である。

AIは未搭載だが、エフェクトが派手で、タッグで後衛に回ると強力な性能の技が揃っているので、今後の活躍に期待したい。


出場大会