「吾輩も新シナリオ用にエンディング絵を描きおろしてもらえる気がしていたが
そんなコトはなかったぜ」
MELTY BLOODAct Cadenza(PS2版)から登場した謎の生物。
ネコアルクの同種と見られるが、詳しい事は一切不明。
※
略称はネコカオス。
ネロ・カオスとの関係はもうわけがわからない。それ以前に性別も分からない。
はっきり言うと、
中田譲治
ボイス(ネロ・カオスの中の人)のネコアルク。
あんなダンディな声をしている人がこんな役…まぁ、中の人はコミカルな役を演じることも意外と多いけどね。
しかしこのジョージ、ノリノリである。それ故にネコアルクには負けるが、コアな人気がある。
当初は中田譲治ファンの『TYPE MOON』スタッフによる「
ネコアルクの声が中田さんだったらおもしろくない?」という、
狂った唐突な発想で生まれただけの
パチモンキャラだったため、
PS2版では
ネコアルクとほぼ同様の技を使っていたり、ストーリーモードもほぼ同一だった。
Ver.Bから差別化されるようになり、独自のキャラとしての道を歩み始め、
教授同様に体から様々な動物を出して攻撃する格闘スタイルになった。
アーケードでは内容もランダムで、ネコアルクとは全く異なる新シナリオが登場するようになり、カオスさにさらに磨きがかかっている。
もう本当にカオスというかシュールというかスタッフ遊んでるだろ…としか言えない内容である。カオス。
最新作「Actress Again」ではアーケード版だと初期選択キャラクターからは外されてしまい、一部キャラのシナリオのみに登場するNPCであった。
が、家庭版にてキャラクター開放が決定(しかも自宅警備員扱い)。原作のセルフパロディをして
彼に
カオス違いされて忠告したり、
作品の終わりにゴロゴロする
彼女に中古のPC勧めたり、
コレと(悪)夢の対決が実現したり、バイトで
宇宙を警備巡回したり等
さらにカオス度の増したネコに家庭版でシナリオの声を聞きたいという、ジョージファン多数は歓喜した。
そしてEDが・・・
「メガネ……吾輩からの忠告は以下の3つ。
一つ、ヘンな新聞読むな
一つ、アレが調理したニボシ食うな
そして最後の一つ、いいから家を出ろ」
※
上の動画でも確認できるが、家庭用『MBAA』のラスボス戦によると浅草出身らしい。
でも、喧嘩前の口上という一面も強い台詞なので、それが本当なのかは定かではない。
てか、どうやったら調べられるのかもわからない。
格闘キャラとしては、前述の通りPS2版MBACではほぼ
ネコアルクと同一の性能だが、
VerBからは
ネロ・カオスと似たような技を使えるようになり、ネコアルクにはなかった非常に長いリーチを得た。
しかし、ネコカオスのリーチの長い技は
判定が弱く(ほとんどの技は攻撃判定と喰らい判定がほぼ同じ大きさだったり、
攻撃判定が出る前に喰らい判定が大きく出たりする)、また飛び道具を初めとして硬直時間も長いため、
見た目のリーチの長さのわりに簡単に反撃されてフルボッコされることも多い。
またネコアルクの長所である
コンボ火力を失い、弱点である防御力はさらに大きく下がってより
紙になっている。
そのため基本戦法はリーチの長い技を相手の反撃を見極めて出して牽制し、隙を見て懐に飛び込んでリーチの短い技を機転に攻めつつ、
攻めてたはずなのに
一瞬にして逆転された挙句、負けても泣かないことが要求される上級者向けキャラ。
教授をダミーや武器として吐き出したり、自分と相手にサーキットブレイクを誘発させる技があったり、
B版はダメージがあるのにC版は当てると
相手を回復させる技があったりとネコアルク以上に奇抜な技が多いが、
強さとしては言うまでも無く最弱系統。
所詮ネタキャラだからしょうがない。
ネコなのに喫煙者であるためか、しゃがみ時にタバコを持っている。
このタバコの先端には当り判定があるので、こんな事もできる。
メルブラAAのPS2版では新技を引っさげて参上。
鹿に乗って跳ね回ったり、鳥に自分を掴ませて空を飛びながらビームなどフリーダムな技が追加された。
そしてまさかの
バグ技
も搭載。通称は
ムテキング?。由来は言うまでもないだろう。
必殺技も特殊技もダッシュ・ハイジャンプなどの移動も出来なくなり、投げで相手を掴むことも出来なくなるが
完全無敵
になるというバランスブレイカーっぷり。家庭用限定で本当に良かった。
ただし崩しの手段も無くなるので、体力が負けてる時に発動させてもガンガードされると負け確定。
それゆえボスラッシュなどでしか使い道が無い。
「強くなりたきゃ魚を食いな」
ダミアン・アーミー
「「「「まったくの同感にゃね。」」」」
↓↓BorC
コマンドでおなじみのエリートネコ部隊。
「ネコアルク・
ブラック」、「ネコアルク・
ノワール」、「ネコアルク・
シュバルツ」、「ネコアルク・
ネロ」の四体で構成されている。
ネコアルク・カオスの分身であるが、
あのお方の予言に騙されてしまい、オリジナルを倒して自分がオリジナルに成り代わろうと襲ってくる。
一人ずつ戦うことになるが、四体全て倒さないと一ラウンドを取れない特殊な仕様になっている。
攻撃面での能力はネコアルク・カオスと同等だが、絶望的なまでに
紙。
大体オリジナルの4分の1ほど耐久力しかないので、あっさり葬れる。
オリジナル技などは持っていないが、倒されるとそのラウンド中は画面に残り、
オリジナルに無いボイスとして「俺よえぇぇーー!!」と叫ぶ。合掌。
ネコカオス・ブラックG666
「オレは666回倒さなくてはいけないという設定だったが、
別に2ラウンドとるだけでよい」
ネコアルク・カオスを完全にコピーした完成品との触れ込みだが、「ワンワンランドに行きたい俺」以外の技はあまり似ていない。
モチーフにしている筈のアルクェイドの面影は
最早微塵も無い
。え? 何を今更? ……ごもっとも。
PC版ネコアルク・カオスのストーリーモードでの登場のほか、特定の条件を満たすと現れる隠しモードでも戦うことが出来る。
MUGENでのネコアルク・カオス
MUGENではどぶろく氏と翡翠の夫氏のもの、また同じく翡翠の夫氏作の「ネコアルク・アビス」が存在している。
少し前までPS2(Ver.A)のネコアルクカオスを公開していたが今は公開停止している。
現在はVer.Bのネコアルクカオスが正式公開中。
特にアレンジはされておらず、
原作再現系(ただし技の判定の面で原作より若干強化されているようだ)。
最新版では
ブリスにも対応しており、より一層カオスを増している。
(柊・竹・梅氏が
提供したブリス画像をリファインした物が使われている。)
ニート運送氏による
AIパッチも公開されており、その小ささとリーチの長さは若干
AI殺し気味。
また、最新の更新によりMBAAのクレセントムーンスタイルが追加された。おそらくMBAAキャラのMUGEN入り一番乗りである。
(9月20日の更新で、フルムーンスタイルが新たに追加され、10月9日の更新ではハーフムーンスタイルが追加された。)
また、同氏はネコカオスブラックG666やダミアン・アーミーも製作している。
どちらも原作再現度は高いが、仕様が特殊なためか動画での出番は少ない。
ネコカオスブラックG666の方にはこちらもニート運送氏による
AIパッチが存在する。
一番初めにVer.Bのネコアルクカオスを公開したのはこの人。
一部の技の発生保障や攻撃力などの面で若干原作より強化されており、
コンボが原作と比べて繋がりやすくなっているので割と使いやすく、いくつかオリジナル技も搭載されている。
AIも搭載されておりなかなか強い(ちなみに前述のオリジナル技はAIは使わないようだ)。
なおBLOODHEATになるとエリート混沌部隊ダミアン☆ベレーを連発するので注意。
ちなみに、
翡翠の夫氏の持ちキャラだったりする。
また、同氏によって公開されているネコアルク・アビスは、これを
狂キャラ化したものである。
夫氏によって
魔改造オリジナルアレンジを加えられたネコカオス・ブラック。
ブラックG666の
首に、
見覚えのある剣と盾を持って(?)いる。
・・・・・・ただでさえ元々カオスなのに、もう何がなんだか。
性能は
ハイパーアーマー持ちの、完全な狂キャラ。すさまじい火力を持っているため、並キャラでは戦うこともままならないだろう。
「お前がこのボイスを聞いているということは、父さんはもうこの世にはいないのだろう。
どうか父さんの勝手を許してほしい。
ただ一つだけ……お前がメイド喫茶デビューする姿をこの目で見られない、それだけが心残りだ。
いや、まだあった。予約済みの沙耶の神フィギュアが月末あたりに届くはずなんだが……
ああっ! 待てっ切るなっちょっまっ」
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