虎のような耳を持ち戦闘に秀でたギリヤギナ族の女性。
嵐により乗っていた船が難破し、一人トゥスクルに漂着した所を
ハクオロに保護され臣下になった。
元はナクァン(女剣奴)と呼ばれる剣闘士奴隷であり、鉄の首輪はその名残。
怪力の持ち主であり、大の男が五人がかりでやっと持ち上げることが出来る
大剣を軽々と扱うことができる。
この力はギリヤギナ族特有の身体能力に、彼女の父が大神と契約し得た力が引き継がれたことによるもの。
前述の船も奴隷売買のための奴隷船であり、彼女は漂着時に船の乗員全員を己の身一つで殺害している。
そんな経緯や
元奴隷という経歴に似合わず風雅を好み、言葉使いも丁寧で教養も豊かな大人の女性。
しかし飄々とした性格から人をからかう悪癖があり、作中では
トウカなどが主な犠牲になっており、アニメ版でもハクオロに詰め寄って
エルルゥを煽っている。
また、かなりの
酒豪で、アニメではそれを強調するように戦闘中でも酒瓶を持ち歩き、隙あらば呑んでいた。
飲んどる場合かーッ!
世界最大の宗教国家であるオンカミヤムカイの第1皇女であるウルトリィと幼馴染であるなど、
作中で明言はされていないものの亡国の皇族だったと思われる描写がある...というかほぼ確定である。
続編の『偽りの仮面』ではヤマトで温泉宿「白楼閣」の女主人をしている。
全体的に大振りだがコンボ火力の高いパワーキャラ。
高い対空性能と
ガードクラッシュを誘発させやすい必殺技「裂破」を利用し、
対空技を駆使した待ち気味の戦術から、動きの鈍った相手に奇襲からのガードクラッシュを狙う戦法が基本。
ダッシュ中は素早いが特殊技「轟牙」と超必殺技しか放てず、ジャンプの軌道が一種類しかないため攻めの継続は苦手であり、
守りでは素直な切り返し技を持たないため、状況に応じて臨機応変に動く必要がある。