ハイドロマン

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ハイドロマン - (2022/05/01 (日) 16:14:13) の編集履歴(バックアップ)










 "You're taking a dive!"

 (飛び込んでもらう!)

+ 日本語吹替声優
三宅健太
『スパイダーマン(1994年アニメ版)』
島香裕
『アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド』シリーズ
宮本克哉
『アルティメット・スパイダーマン VS シニスター・シックス』

マーベルコミックの代表作『スパイダーマン』シリーズに登場するヴィラン。
初出は1981年の『The Amazing Spider-Man #212』。

本名はモリス(モリー)・ベンチ。身長188cm。体重120kg。
USSの船・ブルドッグ号の乗組員として働いていたが、スパイダーマンとネイモアの戦いに巻き込まれて遭難し、
強力な発電機がテストされている海域へ転落しハイドロマンへと変貌。
自身を化け物にした事への復讐として、スパイダーマン達を襲撃する。

見た目通り、体を液状化させる事が可能で、狭い所でも難なく通過出来る。
また、別の水と融合して津波や高潮を引き起こす事も出来る。
水以外の化合物とも融合出来るが、セメントと融合して硬化したり、消化器と融合して気分が悪くなったりと、弱点になった事もある。
特殊能力以外では、ストリートファイトにも精通しており、本人の格闘能力も侮れない。
同作のヴィラン・サンドマンとは見事に対となっており、共闘した事もあるのだが、
乱戦の最中にうっかり融合した両者は泥の怪物「マッドシング」と化してしまい、元に戻るのに数か月を要するという散々な結果に終わっている。
後にシニー・トゥに加入し、スパイダーマンやブラックキャット、アベンジャーズと戦った。

1994年アニメ版ではピーターの彼女であるMJの元カレという設定になっている。
ピーターに名前を「ドロドロマン」と間違えられる珍場面も。原語版ではどう言ってたかは知らないが。吹替でのアドリブかもしれない

『マーベル・シネマティック・ユニバース』の23作目『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』では、
本人は出ていないものの、水のエレメンタルズはハイドロマンがモチーフとなっている。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの『アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド』でも登場。
Dr.オクトパスの結成したヴィランチーム「シニスター・シンジケート」の一員としてスパイダーマンと戦う。


MUGENにおけるハイドロマン

Hobgoblin氏によるハイドロマンが存在していたが、現在は以下の改変版のみが入手可能。
下記のハイドロマンを公開しているthat guy氏によると、
temadcook氏がコーディングを担当していたが、Hobgoblin氏との意見の相違が発生してしまい、
temadcook氏が自分の名前を消して公開したの事と。

+ Shining氏 & Somm氏(S666氏)製作
  • Shining氏 & Somm氏(S666氏)製作
MUGEN1.0以降専用。
海外サイト「The Mugen Multiverse」のShining氏のフォーラムにて公開中。
常時体が半透明になっていたり、ジャンプや移動、ガード時は水飛沫が飛ぶなど、原作同様の液状化能力がきっちり再現されているが、
スプライトに抜けがあるらしく、投げ技など一部の攻撃を食らうと姿が消えてしまうのが残念な所。
また、半透明なせいで一部のステージでは姿が見えにくくなるのも難点。
カラーパレットも豊富に用意されているのだが、記述に不備があるのか反映されておらず、実際にはデフォルトカラーしか選択出来ない。
なお、Readmeの類が無いので各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。

操作方法はシンプルな6ボタン方式。
MVC』仕様ではないが、地上立ち攻撃でチェーンコンボが可能。
また、スーパージャンプこそ無いものの、やたらと高く跳ぶ2段ジャンプや三角跳びを持つので機動力は意外とある。
必殺技超必殺技は液状化能力を活かしたものとなっており、腕を伸ばしてパンチ(というか水流噴射)したり、
巨大竜巻の発生や下半身を渦巻きに変えての体当たり、サンドマンを呼び寄せて融合、マッドシングになって突撃するなど、派手で強力なものが多い。
特に渦巻き攻撃は密着してフルヒットさせると6割のダメージを叩き出し、マッドシングは0.5ゲージ消費で初段以降はガード不能と高性能。
あと水使い繋がりなのか、何故か風間流忍術っぽい技も幾つか所持している。
…が、「月昇・水柱波」っぽい超必殺技はダウンを奪えない上に、途中で攻撃判定が消失するという死に技なので封印安定である。
この他にも、立ち強Pを当てると腕伸ばし(強版)が自動で発動し、相手との距離が大きく開いてしまうという妙な仕様があったり、
しゃがみ攻撃のモーションが弱・中・強で全て同じだったりと、通常技には結構癖があるので注意。
中々面白いキャラに仕上がってはいるのだが、前述したスプライトの問題もあり、サンドマンや他のヴィラン達と肩を並べて戦うのは厳しいだろう。
AIは搭載されていない。

+ Gartanham氏製作
  • Gartanham氏製作
こちらもMUGEN1.0以降専用。
上記のハイドロマンをベースに、通常技やイントロ・勝利ポーズ・必殺技や超必殺技の追加等の大幅な改変を施したもの。
改変元にあったスプライトの抜け落ちが修正されている他、Readmeやカラーパレット、html形式のコマンド表も新たに追加されている。
なお、操作方法は『MVC』風仕様となっているが、空中通常技の判定に難があるためエリアルレイヴは不得手。
とはいえ空中で使用可能な必殺技もあり、火力も十分なのでコンボを狙う分には困らないだろう。

新たに追加された技は、車輪状に変形して突撃する「ゾディアックファイアSpin attack」、
空中で回転しながら滑空する「オービターブレイズSpin Attack in Air」といった某宇宙の帝王を彷彿とさせるものや、
洪水(大津波?)を引き起こす2ゲージ消費の全画面技「Multi waves」等。
特に「Multi waves」はフルヒットで4割、ガードされても2割以上の削りダメージを叩き出すという高威力を誇る。
でも下半身を渦巻きに変えて突撃する1ゲージ技の方が減るのは内緒
……が、真に恐ろしいのは威力がそこそこ高めな上にゲージ減少効果(約1本分)まであり、
更に画面端なら安定して超必で追撃可能な通常投げの方かも知れない。
また、死に技だった「月昇・水柱波Water shield」がダウンを奪えるようになっていたり、
マッドシングに変身して突撃する技が3ゲージ消費に変更されていたりと、既存の技性能も一部調整されている。

AIも中々強いものがデフォルトで搭載されており、AI専用と思しきちょっとインチキ臭い挙動を織り交ぜた猛攻を仕掛けてくる。
演出面の強化もあって、動画使用にはこちらか下記のthat guy氏製が適しているだろう。
なお、現在「The Mugen Multiverse」で代理公開されているものは古いバージョンなので注意。
最新版は下記の動画から入手されたし。
紹介動画(DLリンク有り)

+ that guy氏製作
  • that guy氏製作
Gartanham氏のハイドロマンを更に改変した物。
海外サイト「The Mugen Multiverse」における氏のフォーラムにて公開されている。
上記2体とは異なりWinMUGENでも動作する他、スタートボタンを押して選択すると半透明ではなくなるのが特徴。
サウンド・ポートレートの差し替え、アニメーションの修正、超必殺技発動時に生じる分身の修正等、多数の改変が施されている他、
カラーパレットも調整され、より透明度が増した。その分一部のステージでは更に見えにくくなってるけど
他にも立ち強Pヒット時に腕を伸ばす「Water punch」が自動発動する事が無くなっている等、一部の技の性能変更に加え、
改変元ではAI専用(?)だったパイロンのスターダストシュートのごとき急降下キックの「Drill Spin」も使用可能に。
なお、当初はマッドシングに変身する技に不具合があり、1ラウンドに1回しか使用出来なかったのだが、2022年4月24日の更新で修正された。

AIは並上位程度の強さのものがデフォルトで搭載済み。
改変元と同様、AI専用と思しき「Spin Attack」と「Drill Spin」を絡めたコンボを多用してくる。
紹介動画(公開先へのリンク有り)



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