Hunter Killer


"Target Captured, waiting for new orders."

Jessica Smoke氏が製作したオリジナルキャラクター。
現行バージョンはMUGEN1.0以降専用で、現在は氏のMediafireにて公開されている。
身体は七枷社を、頭部は山崎竜二ドットを改変して作られている模様。
外見的特徴や使用する技、そして動く度にどこかで聞いたような駆動音が鳴り響く事から、
恐らく元ネタはターミネーター、もしくは『モータルコンバット』の目からビームを撃つヤクザの人と思われる。
あと両腕に刃物仕込んだハゲの要素も入ってるかもしれない。
なお、名前の読みは「ハンターキラー」だが、宇宙刑事の宿敵や獅子王道飛燕疾風脚では無い。
どちらかと言えば『ターミネーター』シリーズに登場する同名の人類掃討用マシーン群が由来だろうか。

顔の右半分からは金属製(?)の内部骨格が露出し、更に頭頂部は脳が剥き出しという異様な姿をした謎の男。
詳細は不明だがどうやらサイボーグの類であるらしく、腕には大振りの刃やガトリングガンが仕込まれている他、右目からレーザーを発射する事も可能。
「ハンターキラー」という名前やページ冒頭の勝利メッセージ画面の台詞からして、
恐らくはターゲットを追跡して捕獲、あるいは抹殺する目的で作られた存在だと思われる。
なお、他の勝利台詞も機械的で無機質なものばかりだが、通常投げで妙に気合の入った掛け声を発したり、
KO時に物凄い断末魔を上げたりするあたり、自我が全く無いというわけでもない様子。


性能

LIFEが805な上にジャンプ力も低く、耐久力と機動力に難がある反面、
火力とゲージ回収力が非常に高く、通常技にも削り効果が付いているパワーファイター。
遠立ち強PがKFM基準で175、しゃがみ強Pが155、通常投げが228と単発火力が必殺技を上回っている上、
パンチのヒット時には「カァン」や「ゴン」といった金属音のSEが鳴るので非常に痛そうである。
なお、若干『モータルコンバット』を意識しているらしく、上記のしゃがみ強Pが同作のアッパーカットそのものだったり、
ボタン・リンク・コンボのように特定の順番でボタンを押す事で2種類の特殊なコンボを繰り出す事が可能。
特に「強P→強P→弱P→強P」のコンボは〆のアッパーで浮かせた相手に追撃可能で、後述の2ゲージ超必殺技を叩き込めば実に6割以上の超火力を叩き出せる。

必殺技や超必殺技は体に仕込んだ武器を使ったものが多く、全体的に発生が早め。
隙が少なくガードorヒットさせれば連発可能な回転するナイフを投げる「knife Push」や、腕の刃物で斬り付ける「Bloody cut」及び「Air Cutter」、
ワイヤーダメージを誘発する体当たり「Shoulder」などが、牽制やコンボに活躍してくれるだろう。
なお、目からビームをぶっ放す「Laser Eye」はコマンド(弱Pを一定時間押して離す)の関係上暴発しやすいので注意。
超必殺技は「knife Push」の強化版である2ゲージ消費の「Knife Slaughter」が強力。
これは刃が青く発光し、SEや発生速度が異なる以外は「knife Push」と全く同じモーションかつ暗転無し
通常の飛び道具を貫通するという素敵な性能となっており、威力も464とかなりのもの。
おまけに前述したコンボや「Shoulder」から拾えてしまうため、相手にとってはかなりのプレッシャーとなる。
腕のガトリングガンでハチの巣にする1ゲージ技「MAchine Hand GUn」は当てて反確死に技なので存在を忘れよう

しかし、真に恐るべきは自己強化技の「Armor upgrade」と「Attack Upgrade」。
前者は2ヒット目以降のコンボダメージを大幅に軽減するというもので、多段ヒットする技やコンボに対して優位に立てる。
しかもそのラウンド限りではなく試合中永続、加えて発動モーション中に潰されてもその時点で効果が発揮され、
その場合はゲージを消費しないというかなりのトンデモ仕様。しかも1ゲージ消費なので、割と気軽に発動出来てしまう。
後者はライフ20%以下で発動可能な1ゲージ技で、投げ以外の攻撃力が2倍になる。
当然「Knife Slaughter」の威力も2倍になるので、単発でも当たれば9割超、前述のコンボと絡めれば並のキャラなら即死する。
そしてやっぱり発動モーション中に潰されても問題無しと、こちらもかなりの凶悪ぶりである。
流石に効果はそのラウンド限りで、そもそも紙装甲なのもあっておいそれと使えない…というわけではなく、なんと「Armor upgrade」と併用可能
相手(特にコンボキャラ)にとっては非常に理不尽な試合展開になりがちなので、色んな意味で最後の切り札と言えよう。

……以上のように攻めに回れば強いキャラだが、やはり持ち前の紙装甲と機動力の低さがネック。
素の状態ではちょっとしたコンボを食らっただけで大ダメージを受けてしまい、ジャンプ力が低すぎて飛び道具を躱すのもままならない。
やっぱり脳味噌剥き出しなのが不味いんじゃ…
一応前後に移動可能な避けや、飛び道具をすり抜けて攻撃出来る技を所持してはいるのだが、隙が大きかったり当てて不利だったりと少々頼りない。
切り札とも言える「Armor upgrade」も単発火力の高い技やロック系の技には無力であり、調子に乗っていると呆気なく昇天する。
発動条件がライフ20%(約160)以下という「Attack Upgrade」に至っては、最早言うまでもないだろう。
とはいえあると無いのとでは大違いなので、早めに発動させてしまいたい所。

          
AIはデフォルトで搭載済み。
強さは対人レベルと言った所で、前述の凶悪なコンボや超必殺技はほとんど使ってこない。
シングル戦ではあまり強くはないが、タッグ戦では「knife Push」や「Laser Eye」を連発する砲台として活躍してくれる事も。
この他にthatguy氏によるsffパッチも存在し、海外サイト「The Mugen Multiverse」の氏のフォーラムにて公開されている。
適用すると小ポトレニュートラルポーズが変化する(上記gif画像参照)ので、ちょっと雰囲気を変えてみたいという人は是非。
タッグでの活躍例(6:17より性能解説)※旧バージョン


"Mission Complete, waiting for next battle."

出場大会

更新停止中


最終更新:2023年06月03日 20:30