アバランチ


マーベルコミックの代表作『X-MEN』シリーズに登場するヴィラン。初出は1981年の『The Uncanny X-Men #141』。
『X-MEN:エボリューション』での日本語吹替声優は 岸祐二 氏。
「アバランチ(=avalanche)」とは雪崩を意味する。
由来は同じだが、ソレスタルビーイングのガンダムのバリエーションや『FF7』に登場するテロ組織ではない。
ちなみに『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』や『MARVEL VS. CAPCOM』シリーズに登場するアイスマンも、
「アイスアバランチ」という必殺技を持っている。

本名はドミニク・シラード・ジャノス・ペトロス。身長170cm。体重88kg。
元はギリシャから渡米してきた移民。
両手から発射する振動波によって液状化や地震を引き起こす事が出来るという、恐ろしい能力を持つミュータント。
今のご時世日本じゃテレビ番組に出せなそうである

ミスティークに勧誘されてブラザーフッド・オブ・イービル・ミュータンツに加入し、ロバート・ケリー上院議員の第一次暗殺計画に参加。
カリフォルニア州に対して地震を起こすと脅迫する為に、一時期ブラザーフッドを離脱し、同チームがフリーダム・フォースに再編成された時に再合流した。
Mデイ」後も力を保持していたが、ヴィランから足を洗ってサンフランシスコでバーを開店する。
しかし、レッドスカルにテロリストとして洗脳されてしまい、最終的に崖から落ちて死亡してしまう。
せっかく改心出来たのに酷い話である。レッドスカル絶対許さねぇ!!
後に2代目(こちらの本名は不明)が登場し、新生ブラザーフッドの一員としてX-MENと敵対した。

テレビ東京でも放映されていた90年代のアニメ版ではミスティークの配下の一人として登場。
同僚のブロブやオカマパイロとの三馬鹿トリオ的な扱いが印象に残っているという人もいるだろう。

(参考資料:『マーベル・エンサイクロペディア』)


MUGENにおけるアバランチ

Arkady氏が製作したMUGEN1.0以降専用キャラが存在。
現在は海外サイト「Infinitywiki」及び「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
振動波を操る能力がしっかりと再現されており、移動時に足元の地面に亀裂が生じるなど凝った演出が光る。
ちなみにスプライトは『ZERO』もしくは『MVC』のベガを改変したものと思われ、やたら太ましい。CVS』のを改変すれば良かったのに

操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボも可能。
ただし、打ち上げ攻撃の後に↑方向へ入力してもホーミングジャンプしてくれず、残念ながらエリアルレイヴは不可能となっている。
地面を浮かべて突撃する「Eruption Charge」や、岩を浮かべてサッカーの要領で蹴飛ばす「Rictor Kick」といったアバランチらしい必殺技が揃っているのだが、
全体的に発生が遅く、コンボに組み込めないのが難点。
また、何故か一部の技の威力がやたらとしょぼい。演出は豪快で強そうなのに…。
程度の強さを持つAIがデフォルトで搭載されている。
紹介動画(リンクは古い物なので注意)

出場大会

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最終更新:2023年03月22日 00:30