「わかっているさ…ロックマン
オレはオマエと戦っているうちに自分が間違っている事に気が付いたんだ……」
キラーズの中では最も後期に作られた個体でプライドが高く、
自分が常にナンバーワンだと思い込み、形勢不利でも素直にはやられない執念深さを持つ。
大小2種類の手榴弾「バラードクラッカー」を駆使して戦う他、
キラーズの中で唯一バイザーを下ろしてツノが横一文字から縦向きに伸びる強化形態への変形機構を備えており、
ワイリーナンバーズ最強という肩書は後続として作られた
フォルテや
ラストナンバーに奪われているものの、
少なくともキラーズの中では最も技術的に洗練された機体なのは確かである。
『ロックマンワールド』は1~3まではコミックボンボン増刊号に池原しげと氏によるコミカライズが掲載されていたが、
94年夏休み増刊号が『
ワールド5』発売と重なったためシリアス枠をそちらに取られ、『ワールド4』は有賀ヒトシ氏による4コマ漫画5Pという扱いであり、
バラードは
能書きが長すぎてロックマンにスルーされ、泣きながらオリジナルのバラードソングを歌うオチとなった。
96年冬休み増刊号に掲載された出月こーじ氏の『ロックマン バーニングショット』では、最強の肩書を奪った相手であるフォルテとの確執が描かれた。
……が、出月氏が『ワールド4』をプレイしておらず設定資料を頼りに描いたため、原作とは違いフォルテを卑屈に妬むキャラになっていた上、
ロックマンを前にフォルテと内輪揉めして基地へのロックマンの侵入を許した挙句フォルテに破壊されてしまい、
ワイリーから二人まとめて「バカ者ども」とぼやかれるという散々な扱い。
それ以外でも同氏が執筆したギャグ漫画での登場だったりと、ボンボン掲載分では何故か
原作再現に恵まれなかった。
出月氏も思う所があったのか、後にTwitterにてバラードに謝罪した上で『ワールド4』ラストの勇姿を描いたイラストを載せている。
原作中の性能
他のキラーズ2体と異なり、前半ボスクリア後の基地ステージと後半ボスクリア後の戦車ステージの計2回戦闘がある。
1度目の戦いではジャンプと突進攻撃をメインにしつつ、小型のバラードクラッカーを2方向に発射する遠距離攻撃を挟みながら戦う。
2度目の戦いでは強化形態となり、突進に加えてロックマンに向けてバラードクラッカーを発射する遠距離攻撃を使用するだけでなく、
大型のバラードクラッカーを設置する技も使用する。
MUGENにおけるバラード
Mugendude26氏の製作した
ちびキャラが公開されている。
元ゲーのボス仕様を
忠実に再現しており、常時
ハイパーアーマーかつダメージを受けても一時無敵で行動可能で
飛び道具のバラードクラッカー及び大型バラードクラッカーの
設置などを駆使して戦う。
AIは未搭載。
出場大会
最終更新:2023年04月01日 23:28