- 分類:しあわせポケモン
- 高さ:0.6m
- 重さ:3.2kg
- タイプ:ノーマル・ひこう → フェアリー・ひこう(第6世代から)
- 特性:はりきり(攻撃が1.5倍になるが、物理技の命中が0.8倍になる)
てんのめぐみ(攻撃技の追加効果の発生率が2倍になる)
- 隠れ特性:きょううん(急所に当たりやすい)
野山にて 遭遇した 記録なし。
心 通じる者の 庇護あれば 姿を変え 大いなる果報 もたらすと 噂絶えず。
任天堂の育成RPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。
第2世代から登場したポケモンで、アニメでゲームに先駆けて登場したトゲピーの進化態。
名前の由来は「トゲ&チック(英語で「ひよこ」)」とされているが、ひこうタイプではあるものの鳥要素は薄く、
ファンの間では他の進化態含めて天使がモチーフという説が有力視されている。
後述の進化態の異名を考えると皮肉だが
進化前のタマゴの模様がそのまま体の表面に残っており、羽を動かさずに空中浮遊ができる。
幸運をもたらすポケモンと呼ばれ、純粋な心の持ち主を見つけるとその人物の前に姿を現し、幸せを分け与えるという。
一方で、優しい人の傍にいないと元気が出なくなってしまう。
当時新規の要素であったなつき度が一定以上の高さの状態でレベルアップして進化するポケモンの1匹で、
プレイヤーごとにトゲピーが進化するレベルにばらつきがあったため、
進化条件を知らないまま進化させた当時のキッズ達は混乱したのだとか。
なお、第4世代以降はトゲチックにひかりのいしを使うとトゲキッスに進化でき、
鬼の様な強さを発揮する。
トゲキッスの余りの強さから、一部では「
白い悪魔」と呼ばれ恐れられている。
アニポケでは『アドバンスジェネレーション』にて
カスミのトゲピーが進化する形で登場。
担当声優は
こおろぎさとみ
女史。
カスミのトゲピー自体はゲームで言う『赤・緑』の物語に相当する50話(タマゴ状態も含めると46話)から登場しており、
上述の通り第1話の
ホウオウと並ぶ『金・銀』からの先行登場キャラという位置付けであった。
海外展開にあたりカスミの服の露出度が表現規制に差し障ったため、小柄なポケモンを抱えて隠す事になったという大人の事情もあるが
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』ではミカンの手持ちとして登場したのが初出。
ゴールドが孵化させたトゲピーは元々は彼女のトゲチック達のタマゴである。
ゴールドのトゲピーは9章(HGSS編)でようやく進化したが、
間髪入れずにワタルから貰っていた「ひかりのいし」でトゲキッスへと進化したため、
トゲチックだった期間はごく僅かであった。
『ポケモンコロシアム』ではシナリオクリア後に戦える最後のダークポケモンとして登場。
ただ続編の『ポケモンXD』に出るトライアタック持ちのダーク・トゲピーの方が有名かもしれない。
原作中の性能
HP:55
攻撃:40
防御:85
特攻:80
特防:105
素早さ:40
合計:405
アニメで人気のトゲピーの進化態ということで当初から注目を浴びていたのだが、
第2世代当時は物理特殊の判定が技のタイプで決定する仕様であり、
物理判定されるノーマル技は特殊型のトゲチックとは噛み合いが悪く、
ひこう技に至っては「そらをとぶ」とタマゴ技の「つつく」しか覚えられないため、
全く火力が期待できず、一方で特殊技は種族値はマシだがタイプ一致補正を受けれないので、
実用的とは言い難かった。
技の物理特殊が個別に判定されるようになり、さらにノーマルタイプがフェアリーに変更となった後は、
「しんかのきせき」と併用して、ドラゴン対策になる耐性と「アンコール」などの変化技を駆使してそれなりに戦えるようになり、
また、『レジェンズ アルセウス』にて待望の「エアスラッシュ」がトゲキッスに進化しなくても使用可能になった。
しかしながら素早さ40なので麻痺やトリックルーム前提の運用であり、
わざわざトゲチックでしなくてもトゲキッスがでんじはやこだわりスカーフ等で最大限活かし切れるので、
「使えなくはない」という評価だけで止まっている。
MUGENにおけるトゲチック
YochiThMaster333氏の製作したキャラが公開中。
Joey Faust氏製作のトゲキッスをベースにして作ったらしく、
必殺技に
ゲップ音と共に謎の光弾を放つ
飛び道具がある。
超必殺技では連続でひっぱたく攻撃と光弾を連続で放つ技がある。
AIも搭載されている。
出場大会
最終更新:2025年04月28日 21:54