ホウオウ(ポケットモンスター)

     
  • 分類:にじいろポケモン
  • タイプ:ほのお・ひこう
  • 高さ:3.8m
  • 重さ:199kg
  • 特性:プレッシャー
             (相手が使用した技のPPを1多く減らす(バトル時)
                 先頭にすると自分よりもレベルの高いポケモンが出やすくなる(フィールド時))
  • 隠れ特性:さいせいりょく(他のポケモンに交代すると、最大HPの1/3を回復する)

なないろのつばさをもつ ホウオウのはねを みつけると
しあわせになると いわれているよ。
ひかりかがやきながら はばたくようすは とても こうごうしかったね。

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第2世代(『金・銀』)。
同社が発売したロボット格ゲーラスボスではない。そちらのページをポケモンと思ってクリックした人も少なくないはず
第2世代において、ルギアと対をなす伝説のポケモン。
名前の由来は勿論、中国神話に登場する伝説の鳥「」。

光の当たる角度によって輝きが変わる七色の翼を持ち、飛んだ後にはができるという神話が伝えられている。
その羽を手に入れた者には永遠の幸せが約束されると言われている。
それが高じてメディアミックスでは「ホウオウを見たポケモントレーナーは将来の大成を約束される」、
「ホウオウは心技共に優れたトレーナーを見定められる」とされることが多い。

スイクンライコウエンテイはかつてホウオウに命を救われた過去があり、ホウオウの親衛隊のような立ち位置にいる。

初登場の『金銀』では「スズのとう」に登場し、若干構造がややこしいものの、
根気よく探索していればいずれはホウオウのもとに辿り着けるだろう。

第3世代ではGC『ポケモンコロシアム』に出演し、シナリオのラスボスに勝利すると現れ、
ヘリコプターで逃げようとしたラスボスを止める…のではなくヘリそのものを撃墜した。
ヘリの運転手死んだんじゃね?というツッコミはやめておこう。カプコンじゃなくて『ポケモン』の世界だよ?
登場する全48種のダークポケモンをリライブ後、
シナリオモードの主人公レオで対戦モードのバトル山を100人抜きすることで、戦闘する事無く手持ちに加わる。
レオ以外の主人公でバトル山100人抜きしたり、レオでシナリオモード内のバトル山を誤って攻略したせいで、
ホウオウが仲間になってくれないと嘆いたプレイヤーもしばしばいたとか。

大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは『DX』から登場。
『DX』『X』ではモンスターボールから出現するアシストキャラであり、空へ飛んでいった後、画面奥からせいなるほのおを放つ。
『forWiiU』『SP』ではステージ「カロスポケモンリーグ」でのやくものとして登場する。

アニポケでも度々登場する。『キミにきめた!』での担当声優は 愛河里花子 女史。

+ 実は
初出は第2世代だが、実は『金・銀』が発売される2年以上前にアニポケの第1話の終わりに出演しており、
「ホウオウ」という名前も公開されていた。
ホウオウに限らず、トゲピーも『金・銀』発売前からアニメで登場してメインキャラになる等、
これ以降もゲームに先駆けて登場するポケモンが度々見られるようになった。

アニポケでは劇場版などで伝説のポケモンにスポットが当たることが多いが、
ホウオウは上記の事情からその中でも長らく特別視されており、
劇場版でメインとして扱われたのは『金・銀』発売から長く経った後に公開された、
『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』であった。

漫画『ポケットモンスターSPECIAL』でも、実は1章でシルエットのみ登場している。
というのも何を隠そう、主要キャラの1人であるブルーを連れ去った鳥ポケモンというのがホウオウである。
9年前の時点でルギアと共に「仮面の男」に捕獲されており、その後は仮面の男の手駒用にトレーナーの才能を見定める力を利用され、
ブルーやシルバーを始めとしたトレーナーとしての能力が高い子供達を連れ去る事件を起こした。
これに激怒したスイクン・エンテイ・ライコウの奮戦で一旦は仮面の男の支配から解放されるが、
代償に親衛隊達はやけた塔の「時間のはざま」に氷に閉じ込められて封印される。
さらにホウオウもポケモンリーグ当日にエンジュシティに帰還した際に再び「仮面の男」デリバードに敗れて捕獲されてしまい、
「時を捕らえるモンスターボール」を作るのに利用された上に手駒とされ、セキエイ高原で先に捕獲されたルギア共々ゴールド達に襲い掛かった。
しかし、ウバメの森で全国各地から送られて来たトレーナーのポケモンの温かい思いに触れ、再び悪しき支配から解放された。


原作中の性能

HP:106
攻撃:130
防御:90
特攻:110
特防:154
素早さ:90
合計:680

何と言っても目を引くのはHP・攻撃力・特防の高さ。
この種族値故に対ひこう対策のでんき技、ほのお対策のみず技は長らく特殊判定ばかりで通用し難かった。
かといって物理技で攻めようとする相手は、5割の確率でやけど状態にしてしまう元専用技「せいなるほのお」で対策される。
やけど状態は物理攻撃の威力を激減させてしまうので、半端な相手なら多少相性が悪くても対処可能な程度に弱体化させてしまう。
これに特性「プレッシャー」と「まもる」「みがわり」などで時間を稼いでPP切れにもつれ込まれたり、
隠れ特性「さいせいりょく」や回復技「はねやすめ」で長期戦にを余儀なくされるので、
たとえ4倍の弱点を突けるいわ技を持っていても無策で挑んではまずジリ貧になってしまう。
おまけに上記の通りホウオウは普通に火力も高いのでごり押しで突破されることもザラである。

メインウェポンはほのお技が上記の「せいなるほのお」、ひこう技は「ブレイブバード」が基本となる。
第3世代ではタイプごとに物理特殊が決定されていた関係で「せいなるほのお」は特殊判定だったが、
第4世代以降は物理判定になり格段に使い勝手が増した。……ゲーム上では飛び道具風の演出が多いが。
「ブレイブバード」は反動技だが元々のタフさからあまり気にするようなリスクではない。
サブウェポンは対いわ用の「じしん」「アイアンヘッド」に「しねんのずつき」あたりとやや範囲は狭いが問題はない。

ホウオウ対策としてはまず「ステルスロック」を設置する型が第一に挙げられる。
この他、特性などで状態異常を無効化する物理アタッカーや「せいなるほのお」を弱体化させつつみず技のダメージを増やせる雨パもそれなりに有効。


MUGENにおけるホウオウ

ELMANIC_GAMER16氏(ElManic16氏)によるMUGEN1.0以降専用キャラが公開中。
同氏のルギアに似たキャラだが、性能はしっかり差別化されている。

操作方法は6ボタン方式で、ボタン1つで必殺技を出せるアクションゲームの様な操作性となっている。
「げんしのちから」や「だいもんじ」といった飛び道具中心の技構成となっている。
ボスキャラとして製作されており、常時ハイパーアーマーかつジャンプ不可能。BGMも固定される。
AIも搭載されているが、上記した仕様もあってAI殺しな性能のため、プレイヤー操作で挑むボスキャラとして使うのが望ましいと思われる。
紹介動画(公開サイトへのリンク有り)

出場大会

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最終更新:2023年08月16日 13:43