鋼牙

「おれはかごめに惚れたんだ!」

高橋留美子女史の漫画作品『犬夜叉』の登場人物。
アニメ版での担当声優は 松野太紀 氏。

人型妖怪で人食い狼を使役する一族である「妖狼族」の東の洞穴の若頭の少年で、人間換算年齢15歳。
宝珠「四魂のかけら」を足に仕込んでおり、つむじ風のように早く走れる。
宿敵の「奈落」とその分身である「神楽」の策略によって大勢の仲間を殺されたことから、その仇を討つため奈落を追っている。

歯に衣着せぬ物言いをするタイプで、冒頭の台詞にあるようにメインヒロインの「日暮かごめ」に片想いしているため、
主人公の犬夜叉とはいがみ合っているが、一枚上手で犬夜叉をうまくあしらうことが多く、
喧嘩仲間の犬夜叉とは奇妙な信頼関係を築く。
荒っぽい一面はあるが、裏表のない明朗快活な性格の快男児。

かごめに会いに来る際、犬夜叉を踏んづけて別れる際は彼女の手を握ったり抱きしめるのが恒例になっている。
犬夜叉とは似た者同士ではあるが、頭に血が上りやすく力任せに押し切ろうとする犬夜叉と違い、
事前に周到な準備をしたり、状況を見渡し作戦を組み立てながら戦ったり、
異様なまでに鋭い直感から不利と判断したら撤退も辞さないなど、頭脳派な一面もある。
そのため犬夜叉とは会うたび喧嘩が絶えないが、鋼牙に嫉妬し、
癇癪を起こして突っかかってくる犬夜叉を軽くいなしたり、そんな態度に怒りを通り越して呆れるなど、
若い年齢でありながら荒くれ者の妖狼族をまとめ上げているだけあって精神面では犬夜叉よりは大人なようである。
また、自分が半妖である事など様々な強いコンプレックスを抱えていても、
法師の「弥勒」でさえ羨ましがるほど言動や態度も自信に満ち溢れている。

四魂のかけらによって手に入れた足の速さや足技と妖狼族に代々受け継がれてきた「五雷指」を武器に戦う。
なお、腰に差している刀は人間の侍を惨殺して奪った刀で武器ではなく飾りらしい。

(以上、Wikipediaより一部引用・改変)


格闘ゲームにおける鋼牙

2002年にリリースされたPS1用ソフト『戦国お伽合戦』に参戦。
嵐を回して突進する必殺技「疾風怒涛」、大量の狼の群れを召喚する超必殺技「狼牙群」など、
連撃の性能が良く、体当たりの必殺技も強く使いやすいキャラとなっている。
プレイ動画


MUGENにおける鋼牙

前述の奈落も手掛けたNexus Gaming氏による、『戦国お伽合戦』のドットを用いたMUGEN1.0以降専用キャラが存在。
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。ボイスは英語。
システムはPotS氏風にアレンジされており、原作の技に加えてそのEX版や超必殺版も追加されている。
原作で超必殺技だった狼牙群は3ゲージ消費となっている。
紹介動画(2:02~)

上記の他に、Metal_Sniper_63氏によるものも存在していたが、現在は入手不可。

出場大会



最終更新:2023年12月24日 11:48