年齢:248才没(存命であれば261才)
身長:185cm
体重:77kg
誕生日:3月30日
血液型:A型
「教皇としておまえたちに命ずる……
ただちにハーデス城へ乗り込んでハーデスを倒せ!!
今こそハーデスの野望を叩き潰す時が来たのだ!!」
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担当声優 |
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田中秀幸
- TV版
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飛田展男
- 『冥王ハーデス編』『天界編 序奏~overture~』『セインティア翔』『ソルジャーズ・ソウル』
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三木眞一郎
- 『THE LOST CANVAS 冥王神話』『ゾディアックブレイブ』
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関俊彦
- 『ライジングコスモ』
ボイス集 |
飛田氏 |
PS2『冥王ハーデス十二宮編』
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『ソルジャーズ・ソウル』
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三木氏(『ゾディアックブレイブ』、2:33~)
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『週刊少年ジャンプ』で連載されていた車田正美氏の漫画『
聖闘士星矢』の登場人物。
「牡羊座」は「
アリエス」と読む(英語だと
エアリーズだが、
青銅や白銀とは違い黄金聖衣は
ギリシャ語ラテン語で統一されている)。
チベット出身の前教皇であり、前牡羊座の
黄金聖闘士。
修行地はジャミール(インドと中国の境にあるとされる架空の地名。アニメ版ではインド領と明言されている)。
現牡羊座の黄金聖闘士である
ムウの師匠であり、聖闘士の技と共に
聖衣の修復技術を伝授している。サイコキネシスの力も持つ。
長く荒れ狂うように逆立った金髪と麻呂眉が特徴
(弟子のムウ、孫弟子の貴鬼、曾孫弟子の羅喜(『Ω』オリジナルキャラ)も麻呂眉なので、ジャミールの民の伝統ファッションなのかもしれない)。
アニメ版ではアーレスという弟がいる。
*1
前聖戦から黄金聖闘士・
天秤座の
童虎と共に生き残った末、
来るべき聖戦に備えて聖域を統括するよう、先代女神から新教皇として指名される。
物語から13年前にメインヒロインの
女神こと
城戸沙織が降臨した時、
老齢となった自身に代わる新教皇として黄金聖闘士・
射手座の
アイオロスを指名する。
しかし、自身こそが教皇に相応しいと確信していた黄金聖闘士・
双子座の
サガに悪魔の人格が発現し、彼の反乱を呼び起こす切っ掛けとなった。
サガから次期教皇に指名しなかった理由を問われ、サガの身内に巣食う邪悪を薄々感じ取っていた事を述べた末に殺害される。
アニメでは当初、グラード財団が開催した銀河戦争と時を同じくして弟・アーレスに殺害されて教皇の座を奪われたという設定だったのだが、
原作で上記の設定が明かされたため、サガが教皇補佐であったアーレスを暗殺してすり替わった後に、シオンをも殺害したという設定に変更された。
アニメ版星矢ではよくあること
女神の聖衣の秘密を知っていたのは教皇であった彼だけだったため、冥王ハーデスに
冥闘士になるよう誘いをかけられた際、
女神にその所在を教えるため、他の
亡者聖闘士達と共に敢えて逆賊を装い、全盛期である18歳の肉体を得て現世に舞い戻る。
女神が自ら冥王ハーデスの許へ向かったのを知ると主人公・
天馬星座の星矢達に女神の聖衣と打倒ハーデスの任務を託して後を追わせ、
冥王を裏切った(と言うか騙した)代償として
灰になって消滅した。
必殺技はムウと同じく、透明な光の障壁を張って敵の攻撃を防ぐ「クリスタルウォール」、クリスタルウォールを蜘蛛の巣状に変形させた「クリスタルネット」、
両手または全身から放つ光の衝撃波で敵を跡形もなく粉砕し消滅させる「スターライトエクスティンクション」、
極限まで高めた
小宇宙を手に収束し、無数の光弾として放つ「スターダストレボリューション」。
ページ冒頭の画像は必殺技どころか
攻撃ですらなく、シオンの事を裏切者だと思い込んでいた星矢達を静めるために行った
一喝にすぎない。
……が、星矢達は全員まとめて高々と吹っ飛ばされて「ぐわっ」「がはあっ」と床を粉砕するほどの勢いで車田落ちするわ、
聖衣もあちこち壊されるわ(すぐに直してもらえたが)と、
とんでもない大ダメージを受けており、
「サガに瞬殺された人。さすがに高齢だったので、教皇として政務はできても戦闘能力は落ちていたのだろう」という評価だったのが、
「全盛期なら星矢達すら軽く一ひねりだった」と評価逆転すると共に、これがある意味シオンの最も有名な攻撃(?)になってしまった。
たぶん教皇として黄金聖闘士達に接しているうちにツッコミの基準が黄金聖衣相手になってしまって、
黄金聖衣の防御力ならば無傷で済むが、青銅聖衣相手には威力があり過ぎたのだろう……。
しかもこの「うろたえるな小僧ども!!」が、あろうことか
必殺技として採用されてしまっているゲームもある。
まるで
「わしが男塾塾長江田島平八であるーーっ!!」のようだ……。
(以上、Wikipedia及びピクシブ百科事典より一部引用・改変)
前聖戦の時代を描いた『
冥王神話』両作品にももちろん登場。
『NEXT DEMENTION』では黄金聖闘士に昇格したばかりでまだ未熟さが見える所が描かれ、こちらは聖戦開始前に完結したので大きな活躍は無し。
『THE LOST CANVAS』では聖戦を最後まで戦い抜き、当時のアテナであるサーシャに教皇として次世代を導くよう命じられ、
童虎と二人で肩を支え合う名場面に繋がる所までが描かれた。
MUGENにおける牡羊座のシオン
Shadow Mercer氏、Kyuri Dex氏、Dark Night氏ら複数に製作者による、『
JUS』風
ドットを用いた
MUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが存在。
黄金聖衣形態と
冥衣形態の2種類が別途公開されている。
クリスタルウォールやクリスタルネット、スターライトエクスティンクション、スターダストレボリューションなど、原作の技が一通り搭載されている。
上記の他にsS_Shaka_Ss氏が『
KOF』風の手描きドットで製作した教皇シオンも存在していたが、現在は入手不可。
「た……頼むぞ……
若き女神の聖闘士たちよ……!!」
出場大会
出演ストーリー
*1
もともとは、当初から悪役として登場していた教皇に名前が付いていないのが不都合と思われたか、
「アーレス教皇」という名前が設定されたものだった。
後に十二宮編で「本物の教皇は双子座のサガに殺されており、黒幕はサガだった」という展開になった時も、
そのまま「アーレスはサガに殺された」とされ、生前のアーレスの姿も描かれた。
ここまではまだなんとかなっていたのである。
だが冥王ハーデス編で「サガに殺された真の教皇・牡羊座のシオン」という人物が現れ、
「アーレス教皇って一体何だったの!?」という擁護不可能な矛盾が発生してしまった。
なにしろ全くの別人だし、名前違いどころか生前の姿まで登場させてしまったのだから。
それをなんとかするため、さらに後になってまたまた後付け設定で、
「アーレスはシオンの弟。老齢のシオンを補佐する役割の元白銀聖闘士」という話になった。
水晶聖闘士絡みの
「我が師の師は我が師も同然!」クラスの強引な辻褄合わせである……。
本物のアーレスは善良な聖闘士だったとされたが、前聖戦を描いた『ND』『LC』のどちらにも登場していない
(当時はまだ修行中の身だったとか、聖戦終了後に生まれたと言う可能性も考えられなくはない)。
「教皇を補佐する役割の白銀聖闘士」のポジションに
祭壇星座があるが、これは公式設定本『聖闘士星矢大全』で登場したものであり、
アニメ版オリジナルキャラであるアーレスが祭壇座であると正式に設定はされたわけではない。
車田作品で設定を気にするだけ無駄とか言ってはいけない。
と言うか小説『ギガントマキア』には「サガの乱」後の教皇代理として祭壇座ニコルが登場している(作者曰く偽伝扱いだそうだが)
『
THE LOST CANVAS』では「教皇を補佐する役割の祭壇星座の白銀聖闘士」が採用され、
「教皇に兄弟がいるというアニメ設定」をオマージュしていると思われる。
本作での教皇セージには兄であり祭壇星座の白銀聖闘士ハクレイがおり、聖戦でセージが斃れた事でハクレイが新教皇として聖域を指揮を執った
(シオンはハクレイの跡を継いで教皇になった)。
というか、本来はハクレイが蟹座の黄金聖闘士になるはずだったのだが、「黄金聖闘士なんで面倒」という理由でセージに押し付け、
そのままセージが教皇に成ってしまったのだとか(つまりハクレイは
最初から黄金聖闘士級の実力の持ち主。
なお、なろうより古い作品です)。
なお、同じく前聖戦の生き残りである天秤座の童虎は「先代アテナ(サーシャ)の力によって一年で一日ぶんしか歳を取らない」
という延命法が施されていたのだが、シオンとアーレスは自力で250年くらい生きている。
一応アニメでは「ジャミールの民は長命」とフォローがされていた。
まぁ「要は
小宇宙です」(byムウ)な世界なので、
小宇宙の力で老化を抑えていた可能性も十分考えられる。
最終更新:2025年09月01日 00:56