誰もがお馴染みアメリカのボードゲーム『モノポリー』のマスコットキャラクター。
モノポリーとは英語で「独占」を意味する。
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モノポリーって? |
物件の書かれたマス目の上を、双六の要領で周回しながら所有した物件に家やホテルを建てていき、
マネーゲームの果てに自分以外全員破産させれば勝ちという情け無用のボードゲーム。
この「自分以外を全滅させる(最後まで自分は破産しないのを目指す)」というルールを理解してない人が結構多く、
公式の許可を取ったWii版のゲームでさえ、支払いが所持金で間に合わない際にまずいきなり破産するかどうかを聞き、
物件を抵当に入れ支払金に変えようとすると、「物件を抵当に入れると損だ(要約)」とMr.モノポリーが警告する本末転倒仕様があった。
移動のダイス以外に、特定のマスに止まった時にランダムイベントのカードを引く等の運要素もあるが、
基本は他のプレーヤーと不動産を取引し、いかに同じ色(地域エリア)の物件を「独占」するか、
そして 独占したい奴の足元を見てぼったくるかがゲームのカギになる。
この「いつでも誰とでも交渉ができる」というのが面白さの骨子で、
逆に無言で延々周って止まった土地を取り合っているだけだと中々終わらないだらだらゲームになる。
「交渉」については一定のルールを満たせばかなり自由度が高く、公式ルールでは推奨されないが、
ハウスルール次第では 「ジュース奢るからその物件頂戴」みたいな盤外戦術じみた交渉も出来たりする
(あまりにもエスカレートしすぎて、とあるゲームサークルでは「学食のカレーが上限」というハウスルールまで出来たとか)。
逆に言えば、積極的な交渉を挑めない陰キャには辛いゲームであるとも言える
そして、これをコンピューターゲームとして再構築(システムとして複雑になりすぎる「交渉」を省略するなど)して大ヒットしたのが、
かの 『桃太郎電鉄』シリーズや『 いただきストリート』だったりする。更には TCG要素も加えた『カルドセプト』なんてのも。
『桃鉄』や『いたスト』が「一定ターン経過で最高得点だった人が勝ち」なのに対し、マスに配置したモンスターや魔法で互いの魔力を削り合い、
自分以外を全滅させた人が勝者という『カルドセプト』がある意味一番原典に近いというのも面白い話である。
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黒色のシルクハットとタキシードを身に纏っている白髭の老人。
1936年に発売されたボードのチャンスと共同基金のカードで初登場。
1985年に発売されたボードではモノポリーのロゴの中心に登場している。
かつての呼び名は
「リッチ・アンクル・ペニーバッグス」だったが、1999年に現在の名前に変更されている。
日本では
「モノポリーおじさん」と呼ばれている。
『
MOTHER2』に登場するモノモッチ・モノトリーは彼のパロディキャラクター。
MUGENにおけるMr.モノポリー
Achilldude氏による
MUGEN1.0以降専用の手描きキャラが公開中。
操作方法はシンプルな3ボタン方式。
シルクハットやサイコロ、駒を投げ付けたり、杖で相手に飛びついたり、不動産を建てたり、
シルクハットから札束をばら撒いたり、機関車に乗って轢き逃げするなど、原作を意識した多彩な技を駆使して戦う。
この他、専用
ステージも同梱されている。
出場大会
最終更新:2025年01月05日 01:20