「 命は何にだって一つだ!! だからその命は君だ、彼じゃない!!」
- 型番:ZGMF-X20A
- 全高:18.8m
- 重量:80.09t
- ジェネレーター出力:計測不能
- スラスター総推進力:計測不能
- 武装:MMI-GAU27D 31ミリ近接防御機関砲、MA-M21KF 高エネルギービームライフル、MA-M02G シュベールラケルタ・ビームサーベル
MGX-2235 カリドゥス 複相ビーム砲、MMI-M15E クスィフィアス3 レール砲、EQFU-3X スーパードラグーン 機動兵装ウイング
MX2200 ビームシールド
(HGCE 1/144 ストライクフリーダムガンダム 説明書より引用)
元々はフリーダムと同時期に開発されていた「量産型フリーダム」の試作機であったが、
搭載予定だった新型スラスターと次世代ドラグーンシステムの完成が戦時には間に合わず、
さらにユニウス条約のせいで未完成の素体のまま保管庫送りにされていた所を、
インフィニットジャスティスや
ドムトルーパーなどの設計データと共にクライン派によって秘密裏に根こそぎ奪われ、
同じく彼らがザフトからパクったセカンドステージの次世代技術を惜しみなく投入して魔改造した結果、
フリーダム以上の恐怖性能を誇る化け物染みた機体と化した存在である。
最大の特徴としてキラ及びフリーダムを前作で苦しめた
プロヴィデンスガンダムの代名詞である、
ドラグーン・システムの発展版であるスーパードラグーン「機動兵装ウイング」が両翼に合計8基装備されている点であり、
これによりフリーダム以上に複数の敵機を多角的に同時攻撃するオールレンジ攻撃が可能となっている。
本作では量子インターフェイスの改良によるレスポンス上昇に伴い機械の補助で、
超人的な空間認識力を持たない者でも操縦が可能な第2世代ドラグーン・システムの技術が確立されていたのだが、
スーパードラグーンは第2世代ドラグーンを下地にしてキラの能力に合わせて高性能にチューニングされた結果、
性能は飛躍的に高まったものの機械の補助があっても操縦に支障が出る程に要求される情報処理能力も激増し、
最終的にまた特異な空間認識能力が必要な仕様に戻ってしまったという経緯がある。
また、地球上の重力圏内では使用できないが、ビーム砲としては使用可能であり、
機動兵装ウイングのスラスターにより機動力は確保されるため、デッドウェイトにはならない。
フリーダムの代名詞であるハイマットフルバーストとの同時使用も当然可能で、一回の攻撃でより多数の敵を撃破する事も可能になった。
外部装甲にはVPS装甲が採用されているが、機体各部の装甲は内部骨格の動きに連動して可変・移動する構造になっており、
これは限りなく人体に近い柔軟な可動域と高い機動力を実現している一方で、装甲の間に隙間が生じ防御力の低下を招くリスクがあったのだが、
開発陣の「キラならなんとかできるでしょ(意訳)」という意向からこの仕様がリスク度外視で導入された。
また、フレームにはPS装甲材が採用されている他、機体の機動負荷を軽減する効果を持っており、
過負荷の余剰エネルギーを装甲の隙間から金色の光子として排出する発光現象を起こすのだが、
劇中の戦闘時ではやたらピカピカと発光しまくっていることからも分かるように、キラの操縦及び反応速度があまりにも高度過ぎるせいで、
結果論だが、上記の機構が導入されていなかった場合、機体が操縦者の操作に追随出来なかったという事実が判明しており、
開発陣の判断は正しかったことが証明されている。
従来機の核エンジンよりも小型・高出力化された超小型原子炉とデュートリオンビーム送電システムを併せ持つ、
「ハイパーデュートリオンエンジン」を搭載されているため、動力もフリーダム以上。
さらに、両腕部に装備されたビームシールド発生装置により防御性も優秀で、上記の紙装甲もある程度ならカバー可能。
また、フリーダムと同様にミーティアとの互換性もある。
単純にフリーダム開発当時よりも進んだ最新技術が投入されているだけでなく、
スーパーコーディネーターであるキラ以外のパイロットの搭乗を考慮せずに各種仕様を常人では使いこなせないレベルで高性能化させた、
まさしくキラの操縦者としての能力を最大限に活かすための機体と言える。
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劇中での活躍 |
先の愛機であったフリーダムガンダムがインパルスガンダムによって撃墜されてからしばらく経過した第39話にて、
エターナルの危機にキラがカガリ・ユラ・アスハより借りたストライクルージュにて駆け付け、
片腕両足を破壊されながらもエターナルに着艦、ラクス・クラインとの再会を経て本機に乗り換える。
初出撃にも拘らずスーパードラグーンを扱いこなすなどその機体性能を如何なく発揮し、
僅か2分で二十五機の ザクと グフを戦闘不能にするなど多大な活躍でエターナルを救った。
オーブ攻防戦においてはラクスが搭乗したインフィニットジャスティス(以下∞ジャスティス)と共に大気圏を突破し、
そのままシン・アスカの駆る デスティニーに追い詰められていたカガリ搭乗のアカツキを間一髪で救い、カガリを国防本部に向かわせデスティニーと交戦
(ラクス搭乗の∞ジャスティスは戦闘には参加せずそのままアークエンジェルに着艦している。ラクスは元々MSパイロットではないしね)。
その際にはデスティニーの対艦刀による斬撃に対し、 上空に両ライフルを放り投げ、ビームシールドを用いての白刃取りで受け止め、
両腰のレール砲による一撃を浴びせた直後放り投げた両ライフルを即座に回収するという神業を披露し優勢に戦いを進めるも、
デスティニーが 謎のエネルギー切れを起こしかけて一時撤退したため、勝負は一旦お預けに。
ちなみにこれ、 ライフルをマウントするとレールガンが使用できないという機体の欠陥故に、
キャッチするタイミングまで計算して放り投げるという無駄な一手間が必要だったため。
玩具的にもレールガンのスライドギミックを盛り込む一手間が必要に
またキラとしては至近距離からのレールガンの衝撃でシンを気絶させる事で無力化を狙っていたのだが、
シンは気絶どころか「ビームだったら死んでたって言いたいのか!?」と即キレるくらいにピンピンしていた。
そしてデスティニーとの再交戦時には接近戦に持ち込み、掌部武装のパルマフィオキーナを浴びせようとするデスティニーを、
かつての ストライクや前フリーダム譲りの蹴り(通称 「キラキック」)で迎撃するなどしたが、
デスティニーと共に出撃してきたレイ・ザ・バレル搭乗の レジェンドガンダムとの連携の前に徐々に押され窮地に陥る。
しかし怪我を押して出撃してきたアスラン・ザラ搭乗の∞ジャスティスの助けもあって窮地を脱し、ザフト側の撤退までオーブを守り切った。
劇中最後の出撃時にはアスラン搭乗の∞ジャスティスと共にミーティアを装着し、レクイエムの中継ステーションとなる廃コロニーを破壊。
最終決戦となる月面の攻防にて、再びデスティニー及びレジェンドと交戦する
(この二機との交戦前にはMS戦には不向きと判断したか、∞ジャスティスと共にミーティアを一旦パージしている)。
途中、レクイエムの破壊に向かった∞ジャスティスを追いデスティニーが離脱したためレジェンドとの一騎打ちとなり、
自らをラウ・ル・クルーゼと名乗るレイに動揺しながらも、最終的には本ページ冒頭の台詞を返しながらフルバーストで撃ち抜いて撃墜。
その後は再びミーティアを装着し、メサイアを陥落に持ち込んだ。
…以上のように登場から最終回まで一度も機体に損傷の類が無く
(初戦のみグフに捕縛されて危うい場面があったが、間髪入れずドラグーンで打開したためノーダメ)、
その上で多大な戦果を挙げたことから劇中最強のMSとして名高い。
初出撃の際には挿入歌「Vestige」をバックに無双し
(TV版放送時。リマスター版ではVestigeが第4クールのOP曲に使われたため、劇中BGMである「キラ、その心のままに」に変わった)、
初出撃が脱走兵の追撃という何とも言えない役回りだったデスティニーとは対照的にその後も最終回まで輝かしい活躍を視聴者に見せ付けた。
また、番組後半の第3~第4クールOPのタイトルバックを飾ったのもこのストライクフリーダム。番組タイトルはデスティニーなのに…
この他にも最終回直前の次回予告では「明日を信じて飛べ、フリーダム!」と応援されていたり、
更には監督お気に入りの機体ということもあり、本機の戦闘シーンは監督自ら絵コンテを切ったという逸話があるなど、この機体愛されすぎである。
その愛を少しは本来の主人公機に分けてやれなかったのだろうか…
『DESTINY』より後の時代を描く『FREEDOM』ではこの機体の運用データとムラサメを掛け合わせた「ライジングフリーダム」が登場している。
武装の構成がフリーダムっぽいのは『ECLIPSE』で言及されたモルゲンレーテ社が修理用に取ったデータのせいかもしれない
また、劇中から半年前に何者かにストライクフリーダムを強奪される事件が起きており、
その騒動の中でファウンデーション王国に所属するブラックナイトスコードにより撃墜される姿が映されている。
意外にも初めて土を付けられた場面でもあった。
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「僕は自分の手で未来を選ぶ!!!」(『FREEDOM』ネタバレ) |
ストライクフリーダムを近代化改修したもの。
コックピットが全天周囲型モニターに変更となった他、肩や脛など各部の形状が変わっている。
武装は以前とほぼ同じだが、 ビームを無効化する「フェムテク装甲」対策として携行型のレールガンを2丁追加装備している
(前述のライフルをマウントするとレールガンが使えなくなる欠陥も解消済み)。 これにはバンダイもにっこり
基本的には前のストライクフリーダムと同じ機体であり、敵となるブラックナイトスコード相手には心許ないと言われていた。
アスラン&∞ジャスティスはフェムテク装甲に相性が良い近接格闘機&ガッチガチに読心対策を組み、
シン&デスティニーはこれまた武装の相性の良さ&シンの存在そのものが相手へのメタと言える状況だったのに対して、
キラは相性最悪な砲撃機かつ読心対策無し、更には1対2+迎撃不可の遠距離からの支援砲撃という状況でアスランが救援に来るまで持ち堪え、
改めてキラの凄まじい操縦技術(と 最大の武器「ラクスの愛」によって過去最高の精神状態)が示され、
劇中では上位機体であるブラックナイトスコードカルラに引けを取らない活躍を見せた。
また、一時的にアスランも操縦しておりスーパードラグーンを難なく使いこなしている。
ちなみにブラックナイトスコードカルラは胸部にビーム砲を搭載、8基のドラグーン、ドラグーン展開中に光の翼を放つ、
合体こそしないものの大火力の支援兵器を運用する等、ストライクフリーダムと対になる要素を含んでいる。
- ZGMF/A-262PD-P マイティーストライクフリーダムガンダム
スーパードラグーンとなるウイング部分を切り離したストライクフリーダムが支援機である「MDE262S プラウドディフェンダー」と合体した姿。
白と金の翼や合体時に放たれた金色の光などから歴代のフリーダムの中でも特に神々しい印象を醸し出している。
この形態になるとエネルギー積載量が大幅に増えるためか、
頭部に追加された装備「EQM-Y148 収束重核子ビーム砲ディスラプター」が使用可能になる。
更に「フェムテク装甲」への対策として日本刀型の実体剣「フツノミタマ」を装備している。
機体を取り巻く金色の光も 周囲に展開した「ナノ粒子」による防御機構であり、敵の攻撃をビーム・実弾を問わず無効化・吸収した上で、
広域への反撃を行う放電機構を搭載しており、歴代のフリーダム以上に戦略兵器クラスの戦闘能力を得ている。
そのあまりにチートがかった装備からあのジャンク屋が関わっているのではと噂されていたりも
ちなみにプラウドディフェンダーは映画序盤で先に姿を見せており、本来はライジングフリーダムでの運用が想定されていた模様。
フツノミタマもどこぞのジャンク屋の如く、バッテリー機で運用する際のエネルギー消費対策だった可能性もある。
またディスラプターは単機のMSが運用するにはあまりにも強力過ぎる兵装と見做されており、
使用するにはパイロットからの使用申請と、本機が所属する世界平和監視機構コンパスの総裁による許可が必要となる。
その危険性は「原子を崩壊させると同時に核分裂を抑制する」というものであり、
つまり 「照射された物体は爆発的反応を起こさず分解・消失」してしまうのである。
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外部出演 |
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『スーパーロボット大戦』シリーズ |
『Scramble Commander the 2nd』で初参戦。
本作はファンネルやドラグーンが優遇気味なシステムである事に加え、広範囲を薙ぎ倒す必殺武器が二つも搭載されており、
尚且つハイパーデュートリオンのお蔭かエネルギー回復も早いので、分かりやすく強力無比な機体に仕上がっている。
参戦が最終盤な上に性能的にもいまいちなデスティニーガンダムに申し訳ないとは思わないのか!
特にストライクフリーダム(及びインフィニットジャスティス)に乗り換える ステージは、
追手として次々現れるザフトのMS小隊をドラグーンやハイマット・フルバーストでばりばり叩き落す ボーナスステージ状態となっており、
中々の爽快感がある。 こちらが撃ちやすいよう整然と並んで出現するあたりも実に原作再現である
スパロボシリーズではやはり回避性能が高く、敵陣に飛び込み全体攻撃やMAP兵器で殲滅する戦法を得意とする。
初期は燃費の悪い作品が多かったが、ある程度改善されている。また作品によっては参戦が終盤になるのが難点。
原作再現で一部作品では地上でドラグーンが使用できなかったり、使用できても地形適応が悪かったりして宇宙よりも火力が落ちる場合がある。
なお、ミーティアは合体攻撃や召喚攻撃のみで、フリーダムと異なりミーティアを装着した形態がユニットとして登場したことは無い。
『スーパーロボット大戦UX』では、原作終了後のキラとアスランが登場。
今作のバンプレオリジナルのライバル機は二人組で登場する上に片方を墜とすと両方に撤退される面倒な性質をしているのだが、
かなりの広範囲をカバー出来る上に、敵味方識別もしてくれるドラグーン・フルバーストはそれらを同時撃退するのに大変便利なため、
ライバルは主人公よりもキラにまとめて叩き墜とされる事の方が多いというケースがまま見られる模様。
インフィニットジャスティスとの合体攻撃も当然あるのだが、本作のインフィニットジャスティスは射程がかなり短く、
ストライクフリーダムとは足並みが揃わないのが難点。
ガナーザクとアスランの相性がいいから、敢えてそちらに乗せる人もいるため、そうなると当然合体攻撃は使用不可に
『スーパーロボット大戦DD』では『SEED』から続く原作再現の流れで登場。
意外にも回避力が全くない「攻撃&命中タイプ」。普通にバシバシ被弾する。
しかし異様に防御力が高く普通に耐える。なんなら下手な防御系機体より硬い。
攻撃性能の方も長射程、MAP兵器、高火力、高命中と一通り備えており、攻防共に隙が見当たらない。
特に照準値の高さによる命中力は圧倒的で、実装前まで「回避系機体が断然有利」と言われた対人コンテンツが、
「ストフリに潰されるから回避系は産廃」とまで言われる程環境に影響を与えた。
「回避系は今までが強すぎただけでまだ有用」という意見もあるものの、ストフリが強機体の一角なのは間違いない。
ちなみに実装時期は『SEED』シリーズ約18年越しの最新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の公開直前であった。
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戦闘デモまとめ |
『Z』版
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『K』版
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『L』版
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『第2次Z破界篇』版
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『第2次Z再世篇』版
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『UX』版
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『OE』版
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『第3次Z時獄篇』版
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『第3次Z天獄篇』版
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『V』版
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『DD』版
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『ガンダムVS.』シリーズ |
SEEDシリーズの2作目『連合VS.Z.A.F.T.II』から登場。
メインとしてビームライフル、サブ射撃としてハイマットフルバースト、特殊射撃としてドラグーンを配置もしくは敵周囲に配置して一斉射撃という、
機動力・攻撃力共に優れた高性能機。
しかしタッグ戦であり総コストを1000以下に抑えなくてはならない本作では、使用コストが最高の590だった事からコスト420の機体と組めず、
420の次が280である事から相方の性能が大幅に下がるという問題があったため、
前作から続投したフリーダムガンダム(560)に比べると使い勝手が悪く使用率が伸び悩んだ感がある
(ただしソロプレイの場合は、味方 CPUが敵CPUとは比べ物にならないほどバカなので(一人で全部倒すつもりでないとやってられないレベル)、
あまり気にする必要は無い)。
PVでは記事冒頭の台詞を言った直後「今だ!」と叫んでレジェンドにフルバーストを撃ち込むシーンがあるため、
まるで精神攻撃で動揺させた直後に不意討ちを仕掛けたように見えるとの声も
その後は『ガンダムVSガンダムNEXT』に登場。
コスト3000の機動力特化型機体で、ドラグーンを1発ずつ任意の方向から発射でき、
自機周囲に配置し射撃に連動して発射させるといった使い方が可能な機体である。
また、「覚醒」という独自システムがあり、発動時はフリーダム同様に一定時間機動力が上昇し、
射撃チャージショットがハイマットフルバーストに変化するといった特徴がある
アシストはアスランのインフィニットジャスティスガンダムで、リフターを飛ばして攻撃する。
ただし全体的に火力と体力が乏しく、これまた使いにくい上級者向け機体という扱いであった。
PSP版では射撃性能が強化されている(火力や耐久力は相変わらずだが)。
また、同作には隠しボスとしてボス仕様のストライクフリーダムも登場する。
最初は通常のストライクフリーダムとして登場し、体力が1/3程度減るとミーティアに換装、
さらに体力が減るとミーティアをパージして永続覚醒状態になるという特性がある。
ボスらしく体力値と攻撃力が大幅にアップしており、ボス専用の高性能なドラグーン展開格闘が使用可能な他、
ミーティア換装時はアシストのインフィニットジャスティスもミーティアを装備して出現し、一斉射撃してくる。
ちなみに両機がミーティアで一斉発射をすると処理落ちが発生し、避けたつもりが引っかかるという現象が多発。意外な難易度上昇に繋がったりもした。
『EXTREAME VS』以降は性能が『連合VS.Z.A.F.T』時代の性能に回帰。
ドラグーンの単発発射は無くなり、覚醒技はミーティアを装備して一斉射撃というものが用意された。
火力が底上げされたが体力値は乏しいため、コストオーバーすると即死の危険が伴うピーキーな性能に仕上がっている。
しかしながら、『フルブースト』を除き全て最終バージョンで強機体の一角に入っている。
というのも『フルブースト』は歴代最大のデフレ環境であったため、全体の機動力の差が少なく更に押し付け性能や攻め性能が大きく落とされており、
無印時代に理不尽な性能で環境を支配したハイマットフルバーストとドラグーンの斉射が大きく弱体化した事で攻め切れず、
逃げるにしてもそこまで大きく突き放して逃げることが出来ない、逃げに徹しても遠距離からまともに取れる武装がほぼ無いと、
踏んだり蹴ったりの性能であったため、V2ガンダム・ガンダムエピオンと並んで3000最弱であった。
そんな残念性能の中、『マキシブースト』の中期に足回りの向上に加えてほぼ全ての行動から特殊格闘へのキャンセルルートを獲得。
中距離での回避能力は全機体随一の安定性を得た事で、如何にインフレ環境になろうともプレイヤーが自力で何とか出来るようになり、
覚醒の見直しも入った事により、どれだけ性能が低くても覚醒さえしてしまえば攻める事が可能となった。
また、全体調整で着地硬直も増えており、『フルブースト』時代の細かく着地されると何も刺す事が出来ないという状況も起きなくなったので、
しっかり狙ってハイマットフルバーストや射撃CS等を刺していけるようになったのが大きな変化である。
『マキシブースト』及び『マキシブーストON』ではボス仕様も復活。
ほぼ『NEXT』と同様だが、インフィニットジャスティスのアシストは削除された。
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『SDガンダム』 |
『新約SDガンダム外伝 救世騎士伝承EX』では、
ブリティス公爵ストライクガンダムが神の使いから力を貸し与えられ、パーサル公爵ストライクフリーダムガンダム(超龍装覚醒)に進化。
力を返した後はブリティス公爵ストライクフリーダムガンダムになっている。
『SDガンダムワールド ヒーローズ』では、
主人公の悟空インパルスガンダムを導く三蔵ストライクフリーダムガンダムと、
ラスボスの窮奇ストライクフリーダムガンダムが登場する。
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『コンパチヒーロー』シリーズでは『HEROES'VS』にて参戦。
ウルトラマンサーガ、 仮面ライダーフォーゼと共にゲスト枠となっている。
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MUGENにおけるストライクフリーダムガンダム
961000氏の製作したキャラが公開中。
機動力に秀でており空中ジャンプも最大8回使用可能だが、原作通り耐久はやや低い。
遠近共に技が充実したオールラウンダーなキャラとなっており、
ストライカーとしてインフィニットジャスティスを呼び出せる。
超必殺技には「スーパードラグーン機動兵装ウィング」や「マルチロックフルバースト」がある。
AIもデフォルトで搭載されている。対応ランクは狂。
後にリメイクされ、技やシステム周りの追加・整理が行われた。
超必殺技にはEXVS2以降の覚醒技であるビームサーベルコンボが追加され、さらに最大の追加点としてミーティアとの合体が可能になった。
合体中は常時ハイパーアーマーになり、火力の高い武装の数々が使用可能になる。
また、耐久値が本体と独立しておりミーティアの耐久値が0になっても分離して戦闘を続行できる仕様で、狂最上位以上への対応が可能となっている。
出場大会
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名称に関する大人の事情(閲覧注意) |
当初の公式発表では 「スーパーフリーダムガンダム」という名称であった。
が、発表と同時期にとある大学のサークル 「スーパーフリー」が性的犯罪を組織ぐるみで繰り返していた事が明らかになり、これが大々的に報じられたことで
(事件の詳細は各自でググること。ただし内容が内容なので、胸糞が悪くなる事は覚悟はするように)、
犯罪団体と名前が被っているのはまずいと判断されたのか、登場前にマイナスイメージが付くのを恐れたかは不明だが、
「ストライクフリーダムガンダム」に改称されたという経緯がある。
それ以前にスーパーフリーダムガンダムという名前自体が「ダサい」と言われていたし…。まぁ過去作にも「スーパーガンダム」は居たけど
この際、公式サイトでは「一部媒体において違う名称が使われていましたが」と、
「スーパーフリーダムは誤報である」かのように記載されていたのだが、その一部媒体とは他ならぬ公式サイトである。
当時の公式側の混乱が窺い知れるエピソードと言えよう。
なお、キラやラクス(蔑称: ラクシズ)、そして『SEED』シリーズ自体を良く思っていない視聴者からは、
これらの件を揶揄する形で本機を「和田(前述のスーパーフリーのリーダー)」や「スー(パー)フリ(ー)」と蔑称していた事があり、
各種ゲームのwiki等でも「別名:和田、スーフリ」がある旨を記載することもあったのだが、
「何故和田なのか?という質問がある度に胸糞悪い事件の詳細を話す気か」
「 全国の和田さんに失礼なのではないか」
「被害者が(事件とは無関係のはずの)本作の話題に触れた際に傷付いてしまう(二次加害になる)のでは」
という批判があったこともあり、現在ではほとんど使われない呼称となっている。
ACゲーム『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合VS.Z.A.F.T.II』においては、
攻略サイトや掲示板にてコスト560以上の機体を表記する際全機体漢字での略称を付けられていたが
(例:フリーダム→自由・ジャスティス→正義・プロヴィデンス→埼玉)、
本機もその流れにあやかり「和田」と称されている。
しかしながら、このゲームの稼働当時のみ使われていたものであり、次の参戦時の『ガンダムvsガンダムNEXT』でほぼ使われなくなり、
その後に続く『EXTREAME VS』シリーズでは完全に過去のものとして消えている状態である。
攻略サイトでも「和田」の名称は本機の事を指すが、自発的には使わない様に注意する旨が書かれている
(事件とは関係ないがプロヴィデンスの「埼玉」も蔑称に近いので、現在では「 天帝」が一般的)。
なお、同じく当初は「ナイトジャスティスガンダム」と発表されていたアスラン用の新機体は、
「インフィニットジャスティスガンダム」へと改称されたのだが、こちらが改称された理由は不明
(エレコのパチスロ「ナイトジャスティス」と名前が似ていた事による 商標問題では?という説がある。
と言うか前述した公式の立場を鑑みる限り、スーパーフリーダムだけ名前を変えるのは事件が原因だと言っているようなもの、だと考えたのだろう)。
一応、発表時に( Knight(騎士)とNight(夜)を掛けて)「夜の正義( 意味深)」等と揶揄される事もあったが(前述のパチスロは「Night」の方)、
それ以外にマイナスイメージになる要素は無かったからか、
後年の『 ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』にて、改造ガンプラ 「ガンダムジャスティスナイト」が登場、主人公チームとして活躍した。
が、後継機が「ガンダムイージスナイト」と何故か素体が旧式機になった
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最終更新:2025年01月26日 03:29