「この黒バラの小太刀が、足腰立たなくしてあげましょう」
週刊少年サンデーで連載されていた高橋留美子女史による漫画『
らんま1/2』の登場人物。
1989年アニメ版での担当声優は『
うる星やつら』の三宅しのぶ役を演じた
島津冴子
女史。
2024年アニメ版での担当声優は
佐倉綾音
女史。
風林館高校の剣道部主将・
帯刀の妹で、聖ヘベレケ女学院に通う
16歳の高校生。
登場時や去る時に黒薔薇(
黒バラとも表記される)の花びらを撒き散らすことから
「黒薔薇の小太刀」の異名を持つ
(この技は「黒薔薇吹雪」と呼ばれる。しかも、その黒薔薇は散らかしっぱなしで放置する)。
所属する新体操部ではエースで、リボンを自由自在に使うことができる。
黙っていればなかなかスタイルの良い美人だが、変態的な性格から男女共に人気はあまりない。
睡眠薬やシビレ薬を平然と使用するなど中々の危険人物で、帯刀も薬を盛る行為にはドン引きしていた。
とかげ幼稚園に通っていた頃、鷺ノ宮飛鳥というライバルがおり、彼女と10年後に彼氏比べで勝負する約束をしていた。
そんな中、主人公・
早乙女乱馬に一目惚れし、あの手この手で乱馬を自分のものにしようと企む。
また、乱馬(男)とらんま(女)が同一人物だとは全く気付いておらず、らんまを「自分と乱馬の恋路に割って入る邪魔者」と思い込んで敵視している。
帯刀と違い
「陰険で執念深く、気立てが悪いが、根もひねくれていて、狙った男は逃がさない」という性格で、勝つためなら卑怯な手段も躊躇わず使い、
新体操(もしくは
格闘新体操)での大会では相手校の選手を闇討ちして出場不能にさせるという陰険な手段を平然と使っているが、
格闘新体操のルールでらんまに敗れた際には潔く自分の負けを認めている。
格闘新体操奥義「千手こん棒乱れ打ち」は一見「棍棒をあまりに速く打ち出しているために、
何十本もあるように増えて見える」が、
実は
「本当に数多くの棍棒を同時に操つり打ち出す」技で、アニメ版では20本もの棍棒を片手で繰り出すという人間離れした技巧を見せている。
(以上、Wikipedia及びピクシブ百科事典より引用・改変)
『超技乱舞篇』における性能
SFCの格闘ゲームでは『町内激闘篇』『超技乱舞篇』に参戦しているが、本項目では『超技乱舞篇』での性能について解説。
『超技乱舞篇』での小太刀は、全体的に動きが鈍くジャンプの滞空時間も長いが、
リボンを使ったリーチのある通常技や、新体操のクラブを投げつけるタメコマンドの
飛び道具を駆使し、
距離を取った戦い方を得意とするキャラクター。
特に横タメで出す「アンダークラブスロー」は、緩やかに放物線を描きながら高めに飛ぶかなり厄介な軌道の飛び道具で、
機動力の低いキャラはジャンプで回避する事が非常に困難であり、中遠距離での主力として機能する。
また下タメで出す「しびれ花束」は発生前まで無敵があり対空としても頼りになるため、
この手のキャラにしては懐に入られても誤魔化しが利きやすいのも強み。
また隠し技でもある最大奥義の「黒バラ吹雪」は、無敵でこそないが発生直後から足元以外に判定が発生する高性能技で、
特に上方向に強く対空として非常に頼れる。
横へのリーチはそれなりだが、技の発生中に多少前後に移動して調整が出来るため、判定の塊をぶつけるようにしてガードを強要させたりも可能。
このゲームの最大奥義は一度アピールで準備する必要がある、奥義自体の性能も低いなどから
死に技・
ロマン技のような扱いをされがちなのだが、
小太刀は元々遠距離を得意とする戦術がアピールを通しやすい上に「黒バラ吹雪」の性能も良い事から、
最大奥義を実践的に戦術に組み込みやすい珍しいキャラとなっている。
弱点は、やはり戦い方が受動的になりがちな上にコンボ火力にも乏しいこと。
本作は気絶を絡めたコンボ火力がかなりぶっ飛んでいるため、序盤にリード出来ていても一度触られると一気に逆転されてしまいやすいのが辛い所と言える。
MUGENにおける九能小太刀
ChairmanKaga氏による『超技乱舞篇』の
ドットを使って製作された小太刀が存在していたが、現在は公開サイトの閉鎖により入手不可。
操作方法はシンプルな4ボタン方式で、原作ゲームの技や演出が一通り搭載されている他、
赤い球を投げ飛ばすといったオリジナルの技も追加されている。
ポニテ杯の人ことピッコロ大魔王氏による外部
AIが存在しており、現在はhamer氏によって代理公開されている。
「ほほほほほ 茶番はこれまで!」
出場大会
最終更新:2024年10月13日 08:02