ダークマン

   
     

カプコン製作の『ロックマン』シリーズ第5作目『ロックマン5 ブルースの罠!?』に登場するボスキャラクター。
サム・ライミ監督制作の顔の無いダークヒーローや、「くあぁぁぁあぁぁ」と吠える半裸では無い。
計4機作られており「ダークマンシリーズ」とも呼称され、8大ボスではなくブルースステージにおいて立ちはだかるボスである。
共通点として透明な頭蓋を持ち、球体状の電子頭脳が透けて見える。
元ネタは特撮ドラマ『人造人間キカイダー01』に登場したハカイダー四人衆と思われる
(ただしハカイダー四人衆は黒・銀・青・赤で、黒がリーダー。
 なお漫画版『人造人間キカイダー』にも登場しているが、これは漫画版の01が『キカイダー』の脇役でしかないため)。

  • ダークマンI(上段左)
ブルースステージ1のボス。
ダークマンシリーズの中で下半身にキャタピラを装備した唯一の戦車型ロボット。
高い攻撃力を持ち両腕のバスターで攻撃する他、攻撃を受ける度に移動速度が速くなる。

ちなみに、『MARVEL VS. CAPCOM』におけるワイリーステージにも背景モブとして出演している。
同作では両腕が普通の手になっていて砂袋を運んでいるのだが、袋が破れて中身が漏れているのに途中で気付き、
「?」となって引き返すというおっちょこちょいな一面を見せてくれる。

  • ダークマンII(上段右)
ブルースステージ2のボス。「II」と付いているが、実はダークマンシリーズの基本型となった機体。
攻撃を弾く電磁バリアーを装備しているが、攻撃は体当たりのみでジャンプもしない。

  • ダークマンIII(下段左)
ブルースステージ3のボス。
右腕を銃に換装しており、高い機動力を駆使して大ジャンプをしつつロックマンを狙うスナイパー。
また、胸部からはロックマンの動きを止める効果を持つリング弾も放つ。

ロックマンX DiVE』の期間限定イベントでボスを務めたこともあったが、復刻の際はフォルテに差し替えられている。
その後、開催されたハロウィンイベントではカボチャのようなカラーリングの「ダークPマン」というキャラも登場した。

  • ダークマンIV(下段右)
ブルースステージ4のボスで、ダークマンシリーズのリーダー格。
体のパーツをずらして大きさを変える事ができ、その応用でブルースに化けており、
冒頭でライト博士を誘拐した元凶でもある。
ダークマンIIの電磁バリアー、ダークマンIIIの銃に相当するバスター、
ダークマンI以上の攻撃力を持つ最強のダークマン。

+ 「待ったら捕まるではないか」「そうです!さすが1号さんっ!!」
有賀ヒトシ氏の漫画『ロックマンメガミックス』及び『ギガミックス』においても何度か登場。
ボスキャラだがワイリー軍団の幹部ではないらしく、やられ役やモブとしての出番が多い。
『ギガミックス』にてシャドーマンに敬語を使う場面があるので、ワイリーナンバーズより格下と思われ、
IVがフィフスナンバーズを率いて街を攻撃していた原作とは真逆の扱いになっている。
IIはⅠを「1号さん」と呼び、Ⅰも含め全員がIVを「4号さま」と呼ぶ。

『戦士の休日』冒頭ではⅠとIIが泥棒を働いて変身前ブルースの膝蹴りで首をもぎ取られる。
IVは新聞勧誘のアルバイトでロールに遊園地の無料券を渡し、
本人達も知らない所でフォルテとブルース、ライトナンバーズと時給戦隊アルバイターの出会いなどに関わっている。
『戦士の宿命』では4体とも電器店の店番をしており、買い物に訪れたロール、ラッシュ、ライトットの捕獲を幹部の座を目当てに試みるが、
フォルテに胴体を破壊されてまた頭だけとなり、その後にフォルテが起こした騒ぎで逃げ惑う人々の足元で嘆いていた。
ライトットの名前が咄嗟に出てこず「変な奴!」と叫んだり、店番を心配するⅠをIVが説得する間にロール達に逃げられたりと、
全体的にコミカルな扱いであり、フォルテからはザコ呼ばわりされる始末。
電器店の仕事は続けられたようで、『史上最大の敵』では(コピー)ロックマンの宣戦布告を店頭のテレビで見ている。
『バーニングホイール』ではIVがバクチで作った借金(1000万ゼニ―)を返済すべく偽ブルースに化け、レッドストライカーでレースに出場。
レース終盤に差し掛かった所でロックマンを攻撃するが、助太刀に入ったターボマンのバーニングホイールを食らった事で正体がバレ、
火達磨になりながらリタイアした。
『スペースルーラーズ編』では白いロボットの攻撃を受け、陥落寸前のワイリーシティからいち早く逃げようとした所をシェードマンに見つかり、
戦闘で負傷した各ナンバーズの回収及び修理を命じられ、彼らをガメライザーの格納庫に収容する。
脱出する間は操縦席にいたシャドーマンに声を掛けづらかったらしく、彼が独り泣き笑いした後に切腹する姿を見て、
「とうとうおかしくなったか…」とぼやいていた。
最終決戦では全員で旧ワイリー基地のオペレーターを務め、ロックマン達を乗せて宇宙に飛び立つスカル衛星の制御を行った。

+ 『エグゼ』シリーズのダークマン
エグゼ』シリーズでは『エグゼ3』に登場。
登場するのは1体でデザインも大胆にアレンジされているが、透けた頭蓋や体色ごとに別属性の攻撃を放つ複数のバリエーションがあるなど、
原典を思わせる部分は要所にみられる。

自立型ネットナビで、かつてセレナードに戦いを挑んだが敗北したことがあり、
再戦を申し出た際、セレナードから「10000体のナビをデリートする」という条件を提示され、
それに従い番人としてシークレットエリアを訪れるナビを葬り続けてきた。
セレナードの実力は認めて従っているが下剋上は諦めていないため、同エリアにいる忠実な番人のヤマトマンとは犬猿の仲。


MUGENにおけるダークマン

C-Corps氏の製作した『パワーバトル』風スプライトのキャラが公開されている。
ボイス千葉繁氏の物を使用。
外見及び基本技はダークマンII準拠で、電気を落としたり電磁バリアーを飛ばして攻撃に使用する技を使うが、
イントロでブルースに化けていたり、片腕を銃に変形して砲撃したり、
下半身を戦車に変えて突撃する突進技があるなど他のダークマンの要素もミックスされている。
AIは未搭載。
紹介動画(公開先のリンクあり)

出場大会

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最終更新:2025年01月22日 03:41