「ロックマン!たすけにきたワン!」
    
    
        | + | 担当声優 | 
高乃麗
ドラマCD
置鮎龍太郎
『8 メタルヒーローズ』
高木渉
『星に願いを』
小西克幸
『11 運命の歯車!!』 
 
		| ボイス集 |  		| 高乃女史 
 | 置鮎氏 
 |  		| 小西氏 
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カプコンが世に送り出したアクションゲーム
『ロックマン』シリーズに登場する犬型ロボット。
スタンドによる拳の連打は
オラオラの項目を参照。
綴りは
「Rush」。
アメコミの方は
「Lash」なので間違えないよう注意。
1991年発行の『ロックマンキャラクターコレクション』によると、名前は『フランダースの犬』のパトラッシュが元ネタ
(命名者は「
フレンダー」にしたかったそうだが、既に
『2』の敵キャラで使われたのでこの名前にしたとの事)。
ロックマンの生みの親であるライト博士が、ロックマンのために作ったサポートロボット。
初登場は『ロックマン3』。以降は皆勤で登場し続けている。
鳴き声でしか喋らないが、人語を喋るシリーズもある。
元々は『ロックマン2』で登場したサポートメカ「アイテム1号、2号、3号」が元になっている。
これらをラッシュの機能として、ライト博士が一つに統合したのがラッシュである。
人懐っこい性格で、後期のシリーズではロックマンの相棒として前線に張っている。
その後ロックマンシリーズで登場する様々なサポートロボットシリーズの古株に収まった。
 
様々な機能がこれまで搭載されてきたが、代表的な機能と言えば「ラッシュコイル」だろう。
ロックマンがラッシュの背中に乗ると、背中に仕込まれたコイルでロックマンが高くジャンプできるというもの。
この他にも変身バリエーションは豊富であり、ジェット、潜水艦、レーシングカー、宇宙船、バイク、探索など。
『
MVC』では鼻にドリルが着けられたり……。
しかも、ロックマンと合体してサポートするシリーズにも派生しており、シリーズに欠かせない存在となっている。
その分、イメチェンとして作品ごとに使いやすさや、性能が極端にガラリと変わることも少なくなく、
良い意味でも悪い意味でも色々な意味でプレイヤーの頭を悩ませることはある。
実は、公式設定で嫌いなものは
「かいぞうしゅじゅつ(改造手術)」らしい。
ゲームプレイ中にプレイヤーの足を引っ張ってくるのは日頃の恨みを晴らそうとしているからじゃなかろうか
ラッシュを召喚しようとして、うっかり穴に落としてしまったプレイヤーは多いはず。
しかしラッシュは何事もなく復活する。ご主人よりも高性能の可能性が……?
    
    
        | + | ラッシュの歴史 | 
    
    
        | + | 『3』 | 
  
記念すべき初登場。ラッシュコイルはシリーズ通じて初期装備がデフォだが、歴代でもジャンプ力は高い部類に入る。
 
しかし、実は『ロックマン3』にはファミコンの2Pコントローラーを使うとハイジャンプできるという裏技があり、死に技 と化した。
 
とはいえ、ファミコン版の別の裏技でライフが0になった状態で遊べる テクがあるが、このバグは代償で弾が撃てなくなる。
 
そこでバスターが撃てるラッシュコイルの出番が増えるという拾う神。
 
ちなみにライフ0の裏技を成立させるには前述のハイジャンプの裏技を使う必要があるため、
 
ラッシュコイルはハイジャンプによって死に、ハイジャンプによって活かされることになる。因果なものだ。
 
ただし、PS版では裏技が使えないので出番はある。
 
『3』と言えば、ラッシュジェットと潜水艦ラッシュマリンを加えて3種の神器だったが、ラッシュジェットがシリーズ最高と言ってもいい性能。
 
燃費良し、移動が自由自在、一時停止可能、ロックマンがジャンプしても落ちないしエネルギー消費しない、海の中でも使える 。
 
ラッシュジェット1強。その後の作品で修正されるくらい便利。ラッシュマリンとはなんだったのか。
 
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        | + | 『4』 | 
引き続き、ラッシュコイル、ジェット、マリンが継続。流石に前作のジェットは修正された。
一時停止が削除され、移動スピードは自動へ、水中使用不可。今後も少しずつロックマンシリーズ定番の性能に落ち着いていく。
 ラッシュコイルは前作とほぼ同じ性能だが、本作からタメ撃ちが可能になったので、弾が撃てる長所が形骸化。
 ラッシュマリンは水中ステージで自由に操作可能な性能が継続し、ようやく日の目を見た。水中ステージほとんど無かったけど。
 
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        | + | 『5』 | 
 
  
マンネリ化の打破でラッシュコイルが一新。その名も「ニューラッシュコイル」。ラッシュのコイルが背中からお腹に移動。
 
ロックマンがラッシュに乗ると、ラッシュが跳ね、更に騎乗していたロックマンがジャンプ可能。
 
今や当たり前になったロックマンシリーズの2段ジャンプの走りと言える。
 
これを使わないと気づかないテクいステージトラップもあったりと無限の可能性を感じさせたが、
 
ロックマンがラッシュに乗って跳ねた瞬間、ロックマンがラッシュから落ちる事故が多発しやすくなった。
 
そのせいかどうか謎だが、ニューラッシュコイルは『5』しか登場しなくなってしまったのが残念。
 
ちなみにラッシュジェットは『4』とほとんど変わりないが、水中でも使える。ラッシュマリン?そんなもの 『5』には無いよ……。 
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        | + | 『6』 | 
 
  
ついにロックマンにも合体ロボットの波がやってきた。
 
これまでラッシュの機能を全て撤廃し、ラッシュと合体することで変身機能が採用。
 
ロケットブースターで空中操作ができる「ジェットロックマン」と、高威力のパンチ攻撃を出す「パワーロックマン」が登場。
 
これらを使ったギミック要素を駆使しないとクリアできない、ステージの仕掛けがバラエティ豊かになった。
 
ちなみにこの2つは、特定のボスを倒さないと手に入らない。また、合体中はスライディングができない。
 
使っていて楽しい機能ではあったが続編で同一のものは登場していない。ちなみにラッシュコイルもラッシュジェットも無い。
 
そういう意味で『6』のゲーム性は異質である。
 
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        | + | 『7』 | 
 
  
「もうさ、全部出しちゃえばいいじゃん」と言わんばかりに、ラッシュコイル&ラッシュジェットが復活。
 
さらに前作のジェットロックマンとパワーロックマンを一つに統合した「スーパーロックマン」が誕生。
 
そして、隠しアイテムや隠し通路を探索したり、地中のアイテムを掘り起こす「ラッシュサーチ」が追加。 良し!これで全部だな!
これまでのシリーズでは、特定のボスを倒さないとラッシュの新しい能力が手に入らなかったが、
 
本作ではステージに隠されている特定のアイテムを取るか、ネジを集めて購入して入手という方向へシフトした。
 
スーパーロックマンは前作でできたのに削除された機能もあったが、新機能の2段ジャンプ+ロケットパンチが良調整と言える。
 
ちなみに本作からラッシュに喰らい判定 が追加。仕事しようとするラッシュがダメージを食らうと逃げてしまう。
 
これまでは喰らい判定が存在しなかったので、このリアル路線はむしろなんで最初から追加しなかったとツッコミたいのだが、
 
むしろこのせいで、ラッシュ操作のイライラ感がハンパなく、ほぼスーパーロックマン1強と言える。
 
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        | + | 『8』 | 
またシリーズ常連のラッシュコイル、ジェットが削除。その代わりロックマンが「泳ぎ」や特殊武器で高い機動力を手に入れた。マリンは?このシリーズのラッシュは完全新機能が4つ追加。ただし、1回しか使えないという独自の路線に。
 使用中は完全無敵でミサイル発射機能付き、一定時間高速移動可能な「ラッシュバイク」。タイムアタックには欠かせない。
 何が出るかは完全にランダムだが、エディのようにアイテムを出す「ラッシュクエスチョン」。弥七が出ることもあるが、ほぼバクチなので期待値は低い。
 ジェットで上空を飛び交いながら、体力や武器エネルギーを回復させるアイテムを投下する「ラッシュチャージャー」。E缶の代わり。
 同じくジェットで上空を飛び回りながら爆撃をしてくれる「ラッシュボンバー」。意外とボス戦で使える。
 ……しかし残念ながら、これらが登場するのは『8』のみである。
 また、特定のステージではラッシュジェットに乗って移動するステージもあるので、ジェットは一応登場している。
 
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        | + | 『ワールド』シリーズ | 
ゲームボーイのシリーズでは『ワールド2』から登場。
 
『ワールド2』では、ジェットが『3』基準の高性能だが、水中で使えなくなった。
 
水中と即死を併用した場所がいくつかあるためマリンの活躍の場が増やされている。
 
『ワールド3』ではコイルの消費エネルギーが減少したが、ジェットは乗ると自動で横に進むだけになり、しかも上下の調整すらできなくなった。
 
……え、マリン?早々にリストラされました。そのせいでダイブマンステージが異常な難易度に。
 
『ワールド4』では水中自体コイツ のステージにしかないのでマリンは復活せず。コイルとジェットはそのまま。 ニューラッシュコイルェ…
『ワールド5』でもコイルとジェットはそのままだが、新たに宇宙船タイプのラッシュスペースが参上。
 
『8』のラッシュジェット同様特定のステージでのみ操作できる。
 
タメ撃ちもでき、地上から大気圏突破してそのまま宇宙に飛び出せるという高性能。
 
見た目がマリンそっくりなので、実質マリン復活! …いや無理があるな
なお、デモのみではあるが『ワールド2』『ワールド4』にもラッシュスペースらしきものがある。
 
ちなみに『ワールド』シリーズではラッシュコイルも初期装備ではなく、特定の前半ステージをクリアしないと使えない
 
(『ワールド2』はクラッシュマン 、『ワールド3』はスネークマン 、『ワールド4』はトードマン 、『ワールド5』はビーナス)。
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        | + | 『9』『10』、およびその他シリーズ | 
原点回帰というコンセプトに相応しく、『ロックマン9』からコイル&ジェットの名コンビが復帰。
 
ジェットは乗ると勝手に移動するが、十字キーで上下に移動可能。
   
この他のシリーズでは、『ロックマン&フォルテ』でラッシュサーチのみというレアケースもある。
 
格ゲーでは、ラッシュが戦車タイプのマシンに変形するラッシュドリルが登場している他、
 
ハイパーコンボのハイパーロックマン(とハイパーロール)ではラッシュ、エディ、ビートのサポートメカが合体している。
 
レースゲーム『ロックマンバトル&チェイス』では、ラッシュロードスターが参戦。
 
やたらサイズがでかい。ロックマンよりでかい。
性能は標準型だがもっと初心者向けなマシンのせいで、どうにも影が薄くなってしまった。 
『大乱闘スマッシュブラザーズ 』シリーズにもロックマンの一部の必殺ワザで登場する。
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        | + | 『エグゼ』シリーズのラッシュ | 
『エグゼ1』『エグゼ2』ではなんとウイルスとして登場する。
穴から顔と手だけ出しており、攻撃を当てると地面に潜りまた違う位置に顔を出す、モグラ叩きのような攻略法を取らされる。
 ラッシュ本体は攻撃を一切しない。
 HPは10と大変低いが、どのような攻撃でも1回に1しかダメージを与えられず、一度でも攻撃を当てられないとチップ「エスケープ」を使って逃走する。
 おまけにHPが減るほど攻撃をあてる時間が減るため、慣れないといつまで経っても逃げられる。
 『エグゼ2』では上位種の「ホンキノラッシュ」がおり、なんとHP800。
 その変わりダメージが通常通り入るが、多段ヒットするチップは1回1ヒットしかしない上にラッシュ同様一定回数で仕留められない場合は逃走する。
 
 
『エグゼ3』以降ではナビカスタマイザーのプログラム「ラッシュサポート」という形で登場し、本家と同じくロックマンのサポートをする。
対人戦専用で、相手が「インビジブル」など一定時間無敵になる回避チップを使った場合、それを無効にした上で相手をマヒさせる。
 インビジブルが対戦では必須とも言えるチップのため、ラッシュサポートの出番も多い。ただし相手がバリアやステータスガードの場合マヒは無効になる。
 
 
『エグゼ6』ではラッシュフードというアイテムがあり、これを用いると特定の場所にショートカットが開通する。
 
非常に便利だが、ラッシュが男塾のごとく体を張って懸け橋となっており 、通る度ブニュッと踏んづける音がするため罪悪感が湧くとか湧かないとか。
 
アニメ版では物語途中から仲間になり、巨大化したり功夫を使ったりと戦闘にも参加するが、すぐに敵の返り討ちに遭って退場する。
 
最終的には実体化し、主人公の家で掃除や皿洗い等の家事手伝いをしている。
 
電脳世界に穴を開けてウイルスを召喚できる能力を持ち、このおかげで電脳世界と現実世界を自由に行き来できる何気にとんでもない能力を持っている。
 
『Stream』ではこの能力を応用した特殊なシンクロチップに変化できる。メイルとロールがクロスフュージョンできるのは彼の補助があってこそ。
 
声優は木村亜希子 女史がロックマンとの兼ね役で担当している。
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MUGENにおけるラッシュ
Trasgo7氏によるものが存在。現在は海外サイト「Infinity Mugen Team」にて代理公開されている。
相棒のエディはミサイル援護射撃し、ビートは体当たりで援護する。
原作にない炎の弾を吐いたり、ラッシュバイクになって突進したりする。
ジャンプは低いがラッシュジェットに変身でき、攻撃が爆弾投下のみになる。一定時間経つと戻る。
また、
フォルテの相棒のゴスペルも何故か
ストライカーとして協力する。
超必殺技は『
MVC』のロックマンのように巨大なロボットに変身して総攻撃する「Let's Get Together」と、
ラッシュジェットで体当たりを2往復する「ラッシュロケット」。
出場大会
最終更新:2025年03月25日 19:30