中国製実写格闘ツクールゲーム『
東東不死伝説』(Dong Dong Never Die)の
ラスボス。
ピンイン表記は「Sheng Hua Nan」。敢えて読むなら「シェンファナン」か。
ちなみに名前の意味は読んで字の如く「生化学(バイオテクノロジー)の男」。
正体は後述の通りロボットなので、機械男とかの方が適切だと思うのだが
東東不死伝説は、中国の各省(県のようなもの)ごとの代表格闘家が集まって戦うという設定。
生化男は甘粛省の代表キャラである。
2009年に
世界が核の炎に包まれた後、人類を支配するコンピュータ・天網。
2029年にそれを倒すことになる主人公、
東東を抹殺するために2009年に送り込まれた天網のロボット。
格闘大会の決勝進出者をコンピューターゲームの世界に閉じ込めると同時に東東を暴走させて邪魔を排除し、
ロケットに閉じ込めた格闘家のDNAを抽出して数多くの殺人ロボットを作ることを計画している。
詳しい内容は
東東の項目を参照の事。
原作中の性能
イロモノ尽くしの作品のラスボスだけあり、
水色のつなぎにガスマスク着用の怪しい外見。
というか、ニュートラルポーズがどう見ても
片手で股間をまさぐっているようにしか見えない。あと、KO時のボイスがオカマッぽい
中ボスの暴走東東同様初期ゲージ量体力共に高いが、CPUのアルゴリズムは弱く、遠距離で乱舞
超必殺技を
ぶっぱするなどラスボスとしては今一つ。
むしろ中ボスの暴走東東の方が鬼門である。
性能としては
ハンドガンやマシンガンを用いた
飛び道具や、
(ただし攻撃位置が高く一部キャラには立ちにすら当たらず、超必版の「超級衝鋒槍」は弾がばらける上に隙が大きいので空中コンボ用)、
警棒連打の乱舞超必「超級警棍」があるが、特筆すべきは下記の2つの技だろう。
- 掃堂腿:真空片手駒っぽい技で、連打が効くため最終段前にキャンセルし続けるとノーゲージで4割くらい減り、削り量も多い。
- 復活:2ゲージ消費の体力回復技で、回復完了まで無敵。(押し合い判定も無い)終わり際に硬直があるものの六割くらいは回復出来る。
……モーションが「形容し難い笑い声を上げながら、つなぎの前をはだけて悶えまくる」(後述のGIF画像参照)という、
色んな意味で嫌すぎる動作なのが難点だが。というか最早その筋の人にしか見えない
やっとの思いで生化男を倒すと、どこからともなく東東(東東、暴走東東使用時は終結者)が駆け付け、何事も無かったかのように生化男が復活。
核ミサイルが発射されようとする中、生化男との最終決戦が始まる。
二段構えのラスボス戦とか卑怯にも程がある。それでも『超鋼戦紀キカイオー』の「破壊大帝ゴルディバス」よりはマシだが……
(ざっくり「破壊大帝ゴルディバス」について説明すると、
倒すとパワーアップして復活する。要はデメリットの無いリザレクション持ちのラスボス)。
なお、生化男を使用した場合は東東が中ボス、暴走東東がラスボスとなり、EDも核ミサイル着弾の専用の物となる。
さらにスタッフロール後エキストラステージとして
プレイヤーキャラが集団で襲い掛かってくる無理ゲーが勃発する。見事勝利すると…?
MUGENにおける生化男
東東・暴走東東や
GOUKIを製作したxiami氏による原作のグラフィックを使用したものが存在。
公開先がBaiduなので日本国内からの入手が実質不可能であったが、現在はolt-EDEN氏(旧・ゼータ氏)によって代理公開されている。
また、簡体字表記故のテキストファイル文字化けを修正したバージョンも別途公開中。
ラスボスだけあってLIFEが1600とかなり固く、初期ゲージ量も
4と多め。
一部飛び道具が背の低い相手には当たらないという原作通りの弱点があるものの、高速の回り込みや、前述の超級警棍と掃堂腿がとても強力。
AIもデフォルトで搭載されており、初期ゲージ量を活かした2ゲージコンボで体力をごっそり奪っていく。
暴走東東には劣るもののかなり強く、迂闊に仕掛けようものなら警棒でタコ殴りにされた挙句に蜂の巣にされてしまう事だろう。
出場大会
プレイヤー操作
最終更新:2024年09月12日 06:39