ジグ


「イ゛ーッ!!」

フランスのTVアニメ作品『ジグとシャーコ』における主人公の一人。
冒頭の通り特徴的な鳴き声を上げるがショッカーの戦闘員ではない。また一文字違うと強化人間になり、「ジーグ」と伸ばすと鋼鉄になるので注意。
かなりディフォルメされた体形(ウルトラシリーズの怪獣でいうとデガンジャに似ている)で何なのか分かりにくいが、
設定上は人魚が(食べ物的な意味で)大好物な腹ペコハイエナ。当初は犬(ジャーマンシェパード)がモチーフであった。

相棒で発明家のヤドカリ「バーニー」と共に、ヒロインである人魚マリーナを食べるためにあの手この手で拐かそうと画策するが、
彼女の恋人にしてもう一人の主人公であるボディーガードのサメシャーコに阻まれ、いつも返り討ちにされて散々な目に遭っている。
でも実際人魚にしてみればハイエナよりもサメの方がよっぽど天敵ではないのか

マグマに落とされたりボールサイズにまで押し潰されたり、五体を八つ裂きにされたり太陽にまで吹っ飛ばされたりなど、
非常に豊富オーバーキルを受けるが、次の場面では何事も無かったように復活してはマリーナの捕食に挑み続けている。・・・・すごい獣だ。
しかしながらその腕っぷしは滅法弱く、巨大タンカーさえ軽々と投げ飛ばすほどの怪力なシャーコに歯が立たないのは元より、
マリーナも普段は自分がジグに食べられそうになっている事に気付いていないので無抵抗であるというだけであり、彼女を本気で怒らせた時は普通に負けている
それでも日々マリーナを捕食するため奮闘し続けた努力の甲斐もあり、一時は捕食に完全に成功してしまった時もあるが、
時空操作アイテムを発動したシャーコによりその事実を改変されて無かったことになってしまったり、
またはマリーナ自身がスーパーサイヤ人へと覚醒した事により自力で脱出したことで結局失敗に終わっている。

しかし、一方でマリーナ側からすれば基本好意的に思われている事もあって、実は友人的な意味でもマリーナを慕っている。
バーニーの策によりマリーナを食べる事ができたと思い込んだ際に、食べ終わった直後はこの上ない至福に包まれたものの、
時間が経つにつれマリーナを殺めた現実を突き付けられ、最終的にはひどく嘆き悲しんで自宅に引きこもってしまった事もある。

また料理が得意であり、その腕前は皿に盛った具材に蓋を被せて天にかざしただけで高級フランス料理を完成させるなど、
神レベルどころではない実力の持ち主であったりする。
そんな彼がこれほどまでに食べたがっている人魚とは一体どれほど美味な食材なのであろうか。まさか不老不死が目的か

ちなみに、本作はジグとシャーコの小競り合いの中で時折日本のアニメ作品ゲーム作品のパロディネタが盛り込まれており、
MUGENファンにも中々お勧めできる作品であったりする。


MUGENにおけるジグ

Joy Games氏の製作したキャラが某所にて公開中。スプライトはアニメのシーンの切り貼りで作られている。
意外にも気功砲やモーニングスターを投げ付けるといった飛び道具を主体とした戦法を展開し、ウォッチモードでも中々楽しめる性能に仕上がっている。
……何故か勝利ポーズ時のボイスはシャーコのものだったりするが。
紹介動画

出場大会

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最終更新:2023年12月24日 00:29
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