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日本語吹替声優 |
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木村雅史
- 『ジャスティス・リーグ(DCアニメイテッド・ユニバース)』
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立木文彦
- 『バットマン:ブレイブ&ボールド』
- 北村謙次
- 『アローバース』
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子安武人
- 『ニンジャバットマン』
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DCコミックに登場するヴィラン。初出は1959年の『THE FLASH #106』。
身長198.1cm。体重272.2kg。その名の通り
ゴリラであり、
フラッシュの宿敵である。
アフリカに不時着した宇宙人によって高度な知能を手に入れ、文明を築き上げたゴリラ達の集落「ゴリラ・シティ」の住民だったが、
その中でも超能力を持っていたグロッドは周囲から距離を置かれていた。
グロッドはシティにおける善の心が種が成すべき事への妨げになっていると感じ、指導者であったキング・ソロバーへ反乱し、シティを支配する。
その後、人類を倒して猿による地球支配に向けて活動するも、フラッシュによってその野望を阻止されて以来因縁のライバルとなる。
かの名作洋画『猿の惑星』を彷彿とさせる。世に出たのはグロッドの方が先だが。
見た目通りの怪力の他、
テレキネシスや
テレパシーといった超能力も使いこなす。
特に恐ろしいのが、驚異の精神力で他者を
洗脳し、自分の意識を投影させる事である。
また、
知能も非常に高く、他のヴィランを懐柔して戦力に引き入れる事もある。特に統計学に精通しているらしい。
なお上記した通り最大のライバルはフラッシュだが、アメコミの常として
バットマンなど他のヒーローとも色々とやり合っており、
映画及びそれを原作とした漫画『ニンジャバットマン』では、メインヴィランの一角、それも物語の元凶と言える大役を務めている。
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彼の能力についての余談 |
一部ネット上において彼の能力で特に有名になったのが、ゴリラ光線であろう。
これを受けた者はゴリラになってしまうというシンプルかつ厄介な怪光線なのだが、これを発射するシーンがやたら有名になってしまったのだ。
「ウホホ、フラッシュめ ゴリラ光線を食らえ!」
(ゴリラ光線を食らってしまったぞ!?
30秒以内に奴を倒さないとゴリラになってしまウッホ!)
語尾が既にヤバい事による残り少ない制限時間の説得力は他の追随を許さない。
本来このシーンは光線に当たっておらず、フラッシュも「あの光線は必死で避け続けないとやられてしまうぞ!」と呟くだけのシーンなのだが、
意訳にしても中々の名文であるし、ゴリラ光線が恐ろしいのもまた事実である。
ちなみにフラッシュと戦った際に放ったのは「思考能力を奪う光線」で、
ゴリラ化光線は グロッドとは別人のゴリラ型宇宙人が ワンダーウーマンとの戦闘時に使ったものだったらしい。 メスゴリラがメスゴリラに
色々混同されての誤訳のようなのだが、それでも流行ってしまうだけの面白さがあったと言う事なのだろう。
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MUGENにおけるゴリラ・グロッド
cravd氏、Jhonny_DC氏、Pilgrim氏、borewood2013氏(Borewood氏)らが共同製作した
MUGEN1.0以降専用のキャラが存在。
現在は海外サイト「The MUGEN Multiverse」にて代理公開されている。
ドットのベースは
ヒューゴーと思われる。
そう言えば『SVC』でもビキニの姉ちゃんにゴリラにされていたような…
なお、イントロの一つでは鎧を着ているが、すぐに
脱ぎ捨ててしまう。
原作同様の怪力や超能力、そして自身の科学力で作り上げたと思われる兵器を用いて戦う。
システムは『
MVC』風の6ボタン方式で、チェーン
コンボにエリアルレイヴ、アドバンシングガードが使用可能。
ただし、しゃがみ攻撃が2種類しかない等
通常技の構成に癖がある他、
エリアル始動技も
超必殺技の「Gorilla Strength」のみだったりと、通常の『MVC』風キャラとは操作感が若干異なる部分もある。
改変元が改変元だけにサイズがかなり大きく、動きも全体的に少し遅めだが、その分リーチは長くDEFも120と頑丈。
必殺技も優秀であり、アーマー付きでカウンターヒット時に相手を
気絶させる「Jungle Punch」や、
コマンド投げの「Telekinetic Throw」、
対空に使えてゲージ回収力も高い「Telepathic Blast」等、使い勝手のよいものが揃う。
超必殺技はビームガンを発射する「The Big Gun」と、テレキネシスで召喚したゴミ箱等の物体をぶち当てる「Telekinetic Barrage」が強力。
前者はコンボに組み込めるほど発生が早く、出掛かりを潰されてもビーム自体は発射されるのが強み。
後者は召喚中に攻撃を受けると中断してしまうが、召喚に成功した物体は消えずに相手へ向かって飛んでいくという優れものである。
他にも巨大な翼竜に乗って無敵状態になり、
某仮面の戦士が口から吐く火球で爆撃する「Pteradactyl Call」や、
相手をゴリラに変えてしまう「Gorilla Gun」といった多彩な技を持っている。
ゴリラ光線を食らえ!
ちなみに「Gorilla Gun」を
バットマン等の特定のキャラに当てると…?
いずれも1ゲージ消費と燃費が良いので積極的に使っていきたい。
欠点は巨体故の
喰らい判定のデカさと、打点が高めで背が低い相手には「Jungle Punch」等の一部の技が空振りしてしまう事、
そして何より問題なのが
下段技が存在しない事。
ガードを固められると少々厳しいので、ダッシュからの奇襲やコマンド投げを駆使して対処したい所。
AIはborewood2013氏によるものがデフォルトで搭載済み。
AI操作時限定で
被弾時のゲージ増加量が異常に多いという特性があり、持ち前のタフさもあってゲージが溜まり易い。
ややガードが緩いものの、強力な超必殺技をガンガン使ってくる中々手強いAIである。
ただし「Pteradactyl Call」の使用時に稀にバグが発生する事があり、最悪試合続行が不可能になってしまうので注意。
紹介動画(公開先へのリンクは古いものなので注意)
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出場大会
最終更新:2024年07月27日 15:15