- 格闘スタイル:剣と魔法
- 身長:152cm
- 体重:40kg
- 出身地:ビクトリー王国
- 誕生日:7月5日
- スリーサイズ:79/56/81
- 血液型:O型
- 好きなもの:お花
- 嫌いなもの:おばけ
- 大切なもの:両親
- 好きな食べ物:プリン、チェリーのシロップ漬け
- 特技/得意スポーツ:星座占い、スケボー
- 趣味:冒険
- 備考:武器「フレームソード」
「私はアテナ。天界を護りし者」
1985年にアーケード版が稼働し、87年にファミコンに移植されたSNKの横スクロールアクションゲーム『アテナ』の主人公。
名前及びキャラのモチーフは、知恵と芸術と戦略を司るギリシア神話の戦女神「アーテナー(アテナ)」だと思われる。
2006年には『アテナ フルスロットル』というタイトルで携帯電話ゲームとしてリメイクされている。
『サイコソルジャー』は一応の続編で、
麻宮アテナはこのアテナ姫の遠い子孫に当たる。
麻宮の方と区別するため、こちらのアテナは「アテナ姫」や「プリンセスアテナ」、「初代(しょだい)アテナ」などと呼ばれることが多い。
格闘ゲームでは『
SVC』や『
NBC』に登場した。両作での担当声優は
伊藤望恵
女史。
先に述べた通り麻宮アテナとは
設定的に別人なので、当然ながらグラフィックも声優も異なっている。
ファミコンにも移植されており、このFC版のパッケージはあらゆるFCソフトの中でも、
「最も手に取るのが恥ずかしい作品」という名誉なんだか何なんだか何とも言えない称号を持つ。
ちなみにこのFC版、特典として当時稼働したばかりで後にFCへの移植が予定されていた、
『
サイコソルジャー』のメインテーマを収録したカセットテープが付いてきた。
結局ファミコンでは能力的に移植は不可能ということで中止となったため、
現在ではソフトよりもそのテープの方が価値があるという、悲しい中古市場の現状を垣間見ることもできる。
なお、SNKプレイモアの某ゲームBlogで無駄に力の入った移植画面があったりするが、それらは全て創作である。
キャラ設定
ビクトリー王国の
おてんば王女。
退屈なお城の生活に飽きて城の地下室にある異界へと繋がる「開かずの扉」を使い、
帝王ダンテ(
便利屋や
戦闘獣ではない)の支配する幻想界へと旅立ち、戦いを挑む。
……基本的にはこれだけである。まぁ、
四半世紀前のゲームなので仕方ない。
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アテナより |
私アテナ!!
ビクトリー国の王女よ……。
とっても元気で冒険好き、そしてちょっぴりキュートな女の子。
お城の生活は毎日たいくつでつまんない。
だからちょっと不思議な世界、幻想界へ旅立ったの。
もちろん幻想界に君臨する帝王ダンテをやっつけるため。
こう見えても武術は小さい頃から大得意なんだもん…。
エヘン……♥
ところが帝王ダンテがさし向ける手下達が次々あらわれて、さすがの私もたじたじ…。
でもだいじょうぶ、うまく武器や装備をひろえば、得意の武術であいつらなんていちころよ!
とにかくこれから旅はながいんですからね、ここがウデの見せどころってワケ。
それじゃあ、アテナの不思議な幻想界の旅、最後まで見とどけてちょうだいね!!
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しかしその後は再登場の機会に恵まれず、特に『
KOF』以降は
子孫に出番を取られ続け、
赤ビキニという数少ないアイデンティティまで奪われたりしていた彼女だったが、
『SVC』にて
隠しボスとして登場し、久々に日の目を見ることになった
(一応、その前にも『KOF2000』で
アナザーストライカーとして登場していたのだが、
こちらはあくまでただのファンサービス的おまけであった)。
『SVC』では天界の守護者という設定になっているが、
これは魔界の住人である
レッドアリーマーと対になるようにするためだと思われる。
表
ラスボスである
真・豪鬼または
本気になったMr.カラテとの戦いの余波で次元の扉が開いてしまい、
天界へと飛ばされてしまったプレイヤーに対し、
「ここは貴方のような者の来るところではありません。
でも、私には貴方を地上に送り帰すような力はありません。
だから排除します!!」(意訳)
……という、無茶苦茶な理屈で襲いかかってくる。何という迷惑。
しかもこの勝負でアテナに負けると動物に変身させられてしまう。
「さぁ、フィナーレだよっ」
性能は隠しボスだけあってかなり高く、強攻撃のリーチが長く、立ち強攻撃には盾による
ガードポイントが付いているほど。
加えて
必殺技のほぼ全てに無敵
判定があり、後出しで出せばほぼ確実に打ち勝てる凶悪な強さを誇る。
ただし、「
ゲージシステムがあまり活かせない」「必殺技の出は早いと言えず、全て後出し前提」「技を組み込んだ連続技がない」
という大きな弱点も存在しており、性質としては「単発の攻撃に特化した後出しキャラ」となっている。
幸いCPUの
超反応は控え目で、表ラスボス2名や
レッドアリーマーと比べると総合的に劣る印象。
特に、同じ隠しボスの
レッドアリーマーとは絶望的に相性が悪かったりする。
アーケードモードでは彼女かレッドアリーマーに勝つことで、各キャラの個別EDを見ることができる。
基本的には「アテナorレッドアリーマーに勝ったプレイヤーを神様が地上に戻す」→「ED」という流れなのでEDには絡まないが、
ダンEDでは天界に留まったダンに弟子入りしている(何故か神様も巻き込まれている)。
また、
ヒューゴーEDでは如何なる手段をもってしてか再び天界に来たポイズンと専属契約を交わしてプロレスに出場し、
デミトリEDだとそのまま神様の所へ連れて行かせられ、デミトリが
ちゃぶ台でテレビを視聴中の神様に戦いを挑む、という内容になっている。
いずれもラスボスがレッドアリーマーだった場合は
ステージが地獄なのでEDの登場人物や背景グラフィックもそれに応じたものに変わる
(デミトリの場合は挑む相手が『魔界村』シリーズのアスタロトに変わる。
シリアスなBGMもそのままなので神様の時のようなミスマッチ感は無い)
続く『NBC』でもプレイヤーキャラとして登場。ボス性能からそれなり程度に落とされている。
『SVC』で好き放題やらかしたツケが回ってきたらしく、地上で修行を積んでいる。
また、『SVC』では
宇宙人かという程にやたら肌が白かったが、『NBC』では普通の肌色になっている。
地上で日焼けしたのかもしれない。
また、SNKプレイモアの携帯公式サイトでは、初代アテナの続編設定である『アテナ フルスロットル』シリーズがリリースされている。
赤ビキニ以外にも様々なコスプレが出来る他、白ビキニな侍女の魔法使いヘレネも登場。百合ップルぶりを見せ付けている。
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夢の共演 |
公式ギャルゲー『Days of memories』では、第9作『世界で一番熱い冬』にニンテンドーDS移植版の追加キャラとして登場。
二人のアテナがストーリー的にまともに共演したのは、実はこの作品が初めてである。
ビクトリー王国から留学してきた麻宮アテナの従姉妹で、名前は「 初代(はつしろ)アテナ」。
麻宮の方と比べると髪が癖っ毛で、性格もおてんば。
ちなみにビクトリー王国では 普通にビキニ姿で出歩いていたらしいが、向こうではそれが普通なんだとか。
女性は皆ビキニで、男性は皆 パンツ一丁のムキムキマッチョ、ついでに その辺に生えてる木が弾を吐いたりするそうな。
・・・・すごい国だ。
上の画像の左側に写っているのは『アテナ フルスロットル』に登場した侍女のヘレネ。
本作でもその設定は変わっていないらしい。 アテナが勝手に言っているだけかもしれないが。
なお、メッセージ枠に表示される名前は、麻宮の方は「アテナ」で、初代の方は「初代アテナ」。
そして、麻宮は初代のことを「アテナちゃん」と呼び、初代は麻宮のことを「麻宮ちゃん」と呼ぶ。
ややこしいわ!
ちなみに結構なゲーマーでもあるらしく、『 どきどき魔女神判シリーズ』に登場するゲーオタ魔女・小田れんげがライバルらしい。
……まぁ、全シナリオクリア後のおまけパートでの発言なので、ちゃんとした設定ではないかもしれないが。
もう一つ余談だが、上記の小田れんげはアテナをイメージした赤ビキニを愛用(学校なのにスク水ではない)しており、
プールで溺れそうになった際には 「ビクトリー王国の王女であるアテナが危うく天界の住人になるところだったのですよ」
などと 微妙な発言をしていたりする(直後、天使のルルにやんわりと断られている)。
なお、初回特典のドラマCDでは麻宮アテナと同じ
池澤春菜
女史が演じている。
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そして2009年8月15日、20年以上の時を経てなんと初代『アテナ』のノベライズが発売された。
表紙の赤ビキニ姿のアテナを見ても特に恥ずかしさを感じないあたり、
アテナが種を蒔いた萌え文化は今やしっかりと根付いたようである。みんなもそう思うよな、なっ!
MUGENにおけるアテナ
MUGENにおいてもやはり子孫と比べると影が薄いが、それでも数体が確認されている。
中には凶~狂化アレンジされたものも存在する。
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悪咲3号氏製作 SVC仕様 |
数多くのキャラを手掛けてきた悪咲氏だけあって、非常に高い完成度を誇る。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴い代理公開先が消滅したため、現在はhamer氏によって代理公開されている。
プレイヤーキャラとして若干のアレンジは加えてあるが、それでも性能は非常に高い(氏の 本気カラテと同レベル)。
1Pカラーは原作通りやたら白い。
AIは未搭載だが、おまけの人氏によって外部AIが製作されている。
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EternalBliss氏製作 NBC仕様 |
AIは未搭載だがピータン氏による外部AIが存在し、導入するとCNSの数値も正常になる。
こちらは現在hamer氏によって代理公開されている。
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hilune氏製作 NBC仕様 |
当初は無限ロダで公開されていたが、現在は氏のOneDriveへ公開の場を移している。
氏曰く、原作を意識して製作はしているが、完全再現するつもりは無いとのこと。完成度はβ版(2019年5月現在)。
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交差氏製作 アレンジ仕様 |
上記のhilune氏のアテナを改変したキャラ。
『KOF』のボス性能を目指して改変されたため、性能は相当高く、凶上位~狂下位ほどの性能となっている。
基本性能は近接戦闘に特化しており、 スーパーアーマー付きの 通常技、必殺技に加え、全ての打撃を取れる 当身技、
ゲージを使用するものの発生1Fの高威力投げ技、優秀な超必殺技の存在によって、接近戦には滅法強くなっている。
KOFボスお馴染みの 全画面攻撃も搭載されており、3ゲージ技ながら後述の遠距離戦が苦手という欠点も補える。
下手に技を振るとこの技で迎撃される。
体力、攻撃力、機動力のどれもがかなり高く、硬くて高火力な上に、動きが相当速いため攻撃できる機会も多いと、
基礎スペックは相当なものとなっている。
更にはピンチになると根性値によってより硬くなり、ゲージが自動で増加する上、
瀕死時限定の超高性能な5ゲージ技が解禁されるので、追い詰められれば追い詰められる程強くなる。
しかし万能というわけではなく、とりわけ密度の高い 弾幕には非常に弱い。
特に、距離を離されてしまうと性能の高い 飛び道具技がないことも相まって非常に苦しい戦いを強いられる。
幸い前述の3ゲージ全画面技に加え、非常に高性能なゲージ消費の突進技があるため、
多少の弾幕なら掻い潜りながら戦えるが、それすらも回避されてしまうと打つ手がなく敗色濃厚となる。
また、スーパーアーマーと言っても投げ技は普通に喰らってしまうため、投げでハメ殺されてしまうことも。
更に、ピンチに強いといっても即死技には無力で、 喰らい抜けも無い(試合が進まなくなるのを防ぐステート抜けはある)ので永久にも弱い。
しかし、それらを補ってあまりある強力な性能をしているのは間違いないため、
よほど格上の相手か相性の悪い相手でない限り、性能負けするということはないだろう。
これらの性能をフル活用するデフォルトAIも搭載されており、非常に強いキャラとなっている。
またあるスイッチをONにすることによって超即死、永続ターゲット、強制死の宣告等の凶悪技術をふんだんに使った狂最上位キャラとなる。
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大垣氏製作 アレンジ仕様 |
月華キャラを多数製作している大垣氏によるアテナ。
『NBC』のスプライトをベースに、顔や中割が大幅に改修されている。
新規のアクションも追加されており、とてもかわいい。
勝利モーションにはAC版のアテナイラストお馴染みのポーズも追加されている。
システムは『KOF』のADVモードをベースにした仕様となっている。
必殺技はAC版の要素を濃くしたものとなり、『NBC』のそれとは大きく異なっている。
AIは未搭載。
つづら氏による外部AIも存在していたが、現在は公開停止。
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出場大会
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出演ストーリー
プレイヤー操作
「私はアテナ。天界を(むかし)護りし者。……ぐすん」
最終更新:2024年10月20日 03:44