アメコミ『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』に登場するヴィラン。
カミツキガメ(もしくはワニガメ)のミュータントであり、主に狼のミュータントである
ラザー(画像左)とコンビで登場する事が多い。
元々は1991年に公開された実写映画版『ミュータント・ニンジャ・タートルズ2』のオリジナルキャラクターだったが、
後に原作にも逆輸入され、1991年の『The Secret of the Ooze』にて初登場した。
実写映画版での演者はデヴィッド・ロウデン氏(原語版での声の出演はフランク・ウェルカー氏)。
日本語吹替声優は
田原アルノ
氏。
ほとんど喋らないけど
実写映画版では、
シュレッダー率いるフット団によりタートルズ打倒のために生み出されたという設定。、
ジョルダン・ペリー教授を誘拐し、研究所から盗んだTGRI社の化学廃棄物を用いてカミツキガメと狼をミュータント化させた事で誕生した。
しかし2匹は3歳児程度の知能しか持っておらず、
シュレッダーを母親と誤認して抱き付いたり、食べ物にあっさり釣られたりとお間抜けっぷりを披露。
力は強かったのでタートルズを苦戦させたものの、最後はペリー教授が発明した解毒剤によってラザー共々元の姿に戻った。
「お馬鹿なミュータントコンビ」と言う点では
ビーバップと
ロックステディに通じるものがあるが、案外2人の代替キャラ的な意味合いもあったのかもしれない
(90年代の実写映画版ではビーバップとロックステディが登場せず、「タツ」というハゲのオッサンがシュレッダーの腹心を務めていた)。
MUGENにおけるトッカ
2体存在するが、ファイル名が同じなので登録の際は注意。
なお、いずれもReadmeの類が付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。
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malovka1氏 & Borewood氏製作 |
MUGEN1.0以降専用。
ドットはOpenBORのPCゲーム『Teenage Mutant Ninja Turtles: Rescue-Palooza!』のもので、盾を装備しているのが特徴。
元々小さめのドットを KFMサイズに拡大しているのでちょっと粗いのはご愛嬌。
なお、 ボイスは原作とは異なる妙にファンキーなものが搭載されているのだが、何故か ダムドの笑い声も混じっていたりする。
操作方法は6ボタン方式で、 通常技のモーションを描き足すなどして格ゲーキャラに落とし込んでいる。
ゲージ溜めの存在や ヒットスパーク等からして『 CVS』を意識していると思われるが、『 MVC』のようなスーパージャンプも可能。
原作ゲームではパンチや体当たりくらいしか攻撃手段が無かったが、 ストライカーとして 妙に顔がデカいラザーを呼び出したり、
ハンマー投げや甲羅にこもっての体当たり、超音波(?)など、多数のオリジナル技が追加されている。
…が、 通常技のリーチが極端に短いという欠点があり、立ち中Pに至っては パンチを2発出す癖に1発目にしか攻撃判定がなく、当てて反確という残念性能。
また、しゃがみ強Pがエリアル始動技になっているのだが、一旦キーをニュートラルにしないとホーミングジャンプしてくれず、
しかも移行するのが微妙に遅い&リーチの短さから繋がってくれないという有り様なので、接近戦を挑むのはかなり厳しい。
一応2ゲージ消費の強力な ロック式乱舞を所持しているので戦えないというわけではないのだが、
どちらかと言えば豊富な 飛び道具を駆使しての遠距離戦がメインとなるだろう。
AIはデフォルトで搭載されているが、簡易的なものであるため強くはない。
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ALEJOMA氏製作 |
『T.M.N.T. タートルズ・イン・タイム』(SFC版ではなく日本未発売のアーケード版)のドットを用いて作られたトッカ。
やはりモーションを描き足すなどして格ゲーキャラに落とし込んでおり、
原作ゲームのコミカルなダメージモーションや、敗北時に元の姿に戻る演出も再現されている。
ただしReadmeの類が付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。
ちなみにこちらのボイスにも何故かダムドの笑い声が混じっており、後述の 超必殺技「ice」で聞く事が出来る。 ギャーァハハハハ!
なお、スプライトに抜けがあるらしく、コマンド投げなど特定の技を食らうと姿が消えてしまう。
操作方法はシンプルな6ボタン方式でチェーンコンボが可能。また、通常技にも削り効果が付いている。
上記malovka1氏らのものと同じくラザーを召喚や甲羅にこもっての体当たりを繰り出す他、
マンホールの蓋を投げ付ける「tapa」、上空から降ってきて押し潰す「pisoton」、
冷凍弾を吐いて相手を凍らせる「congela」や、超音波で相手を気絶させる「ondas」、
冷凍光線で凍らせてからマンホールの蓋で追撃する「ice」等々、多彩なオリジナル技が搭載されている。
いずれもかなりの威力を誇る上、超必殺技の多くが「ゲージが一定以上溜まっていれば無消費で使用可能」という恐るべき仕様となっている。
……が技の発生自体は非常に遅く、適当にぶっ放しても大抵はガードされるか潰されてしまうのが難点。
3種類ある乱舞技に至っては、最後まで連続ヒットしないという 死に技である。
「congela」や「ondas」で動きを止めた相手に当てるのが定石…と言いたい所だが、その2つもやっぱり発生が遅いので…。
むしろ4割近く持っていく アイスコフィン通常投げの方が脅威かもしれない。
加えて「ondas」には 相手が気絶から自力で回復出来ないと言う不具合があるため、対戦で使うなら修正は必須だろう。
ちなみに、「congela」の方は 凍った相手に再度当てると自分が凍るという仕様なのでハメは不可能である。
AIは搭載されていない。
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出場大会
最終更新:2023年09月02日 18:54