【ベースボール】

ベースボール とは、【ファミリーコンピュータ】、及び【ゲームボーイ】用のゲーム。

概要

ベースボール


他言語

Baseball (英語)

ハード

【ファミリーコンピュータ】

メディア

192キロビットロムカセット

ジャンル

スポーツ

発売元

任天堂

開発元

任天堂

プロデューサー

上村雅之
山内溥(エグゼクティブプロデューサー)

ディレクター

三木研次

プレイ人数

1~2人

発売日

1983/12/07 (日本)

値段

FC:4,500円(税別)
FCD:500円
Wii:514Wiiポイント
Wii U:524円
3DS:524円

レーティング

CERO:A(全年齢対象)

移植・リメイク

AC:VS.ベースボール
【ファミリーコンピュータ ディスクシステム】
GC:【どうぶつの森+】
GC:【どうぶつの森e+】
【Wii】:【バーチャルコンソール】
【Wii U】?:バーチャルコンソール
Switch:【ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online】
Switch:【ゲームボーイ Nintendo Switch Online】
Switch:アーケードアーカイブス

日本販売数

約235万本

世界販売数

320万本

【ファミリーコンピュータ】向けに発売したゲーム。
その名の通り、ベースボール(野球)を題材にした作品。
十字キーとボタン操作を組み合わせ、攻撃・守備側の操作を一通り行う事ができる。対戦プレイにも対応。
最初期の野球ゲームであったため、選手やチームの差別化はされておらず、最小限の内容に留まっている。

アーケードゲームとしても移植されており、そちらは任天堂VS.システムを使っているため『VS.ベースボール』のタイトルに変わっている。

1989/04/21には【ゲームボーイ】版も発売した。(後述)

ゲームシステム

  • 野球の簡単な基本ルール
    • 9人で組まれたチーム同士で対決する。
    • 片方のチームが攻撃側、片方のチームは守備側を担当し、攻撃側の打者が3人アウトになると守備側と交代。この交代して攻撃側に回った方でアウトが3人出ると「回」が終了し、それを9回まで繰り返す。
    • 攻撃側は1人ずつ打者としてグラウンドの四角いエリアにバットを構えて立ち、守備側の投手が投げるボールをバットでスイングして遠くに飛ばし、「ベース(塁)」と呼ばれる白い板を時計回りで走る。時計回りに3つのベースを回り、四角いエリアにあるホームベースを踏むと1点となる。
    • 守備側はそれぞれが配置に付き、投手が打者に打たれないようにボールを投げる。3回ストライク(空振り)を取ればアウトにできる。打たれた場合、ノーバウンドでキャッチするか、ベースの上に辿り着く前に打者にボールをタッチさせる事でもアウトにできる。
    • 9回裏が終わった時点で点数が多いチームが勝者となる。
    • その他細かなルールはWikipedia:野球を参照
  • 基本操作
    攻撃側の打撃時は十字キーで打者の位置を微調整し、Aボタンでスイングする。
    走塁時はAかBボタンで走る。十字キーで指示できるランナーを指定でき、右で1塁、上で2塁、左で3塁、下で全ての塁のランナーを動かせる。
    守備側の投球時は十字キーで球種を選択肢、Aボタンで投げる。上でスロー、下でストレート、左でシュート、右でカーブとなる。
    送球時はAボタンで送球する。十字キーで投げる塁を指定でき、右で1塁、上で2塁、左で3塁、下で本塁となる。
    これらの操作方法は野球ゲームの基礎となっており、本作以降に発売された数多の野球ゲームはこの操作方法を模した作品となる。
  • チーム
    本作にはキャラクターや球団名は(恐らく権利上の問題で)出て来ないが、ゲーム開始時にチームを選択できる。
    C、D、G、S、T、Wから選択でき、チームによってユニフォームの色が変わる。
    これは当時のセ・リーグの6球団を示していたとされており、左から広島東洋カープ、中日ドラゴンズ、読売ジャイアンツ、ヤクルトスワローズ、阪神タイガース、横浜大洋ホエールズと思われる。
    なお、北米版ではチーム名が変わっており、A、C、D、P、R、Yの6チームとなっている。
    こちらはメジャーリーグの6球団を示していたとされ、左からオークランド・アスレチックス、セントルイス・カージナルス、ロサンゼルス・ドジャース、フィラデルフィア・フィリーズ、カンザスシティ・ロイヤルズ、ニューヨーク・ヤンキースと思われる。
  • 対戦プレイ
    本作は2人プレイに対応しており、対戦プレイを楽しめる。
  • フライ捕球時のアピールプレイについて
    フライが捕球された時、ランナーのリタッチの義務についてはアピールプレイとされる。本作ではアピールプレイを正しく行わなかった場合(ランナーの帰塁対象の塁にボールを送る事をしなかった場合)、ランナーはリタッチの義務をしていなくても次の打順に進み進塁した事になるという、ある意味では忠実なルールを採用している。(後の野球ゲームでは、この状況になった時は帰塁対象の塁にボールを投げるか、ランナーが帰塁するまで次の打順に進まない場合が多い。)

BGM

2025/07/22より【Nintendo Music】で配信。

関連作品

紹介動画

移植・リメイク

  • VS.ベースボール
    1984年に稼働。基盤は任天堂VS.システム。
  • アーケードアーカイブス版
    2020/06/19にNintendo Switch向けにハムスターより販売。アーケード版の移植。

ゲームボーイ版

ベースボール


他言語

Baseball (英語)

ハード

【ゲームボーイ】

メディア

ロムカセット

ジャンル

スポーツ

発売元

任天堂

開発元

任天堂
インテリジェントシステムズ

プレイ人数

1~2人

発売日

1989/04/21 (日本)

値段

GB:2,600円(税込)
3DS:419円(税込)

レーティング

CERO:A(全年齢対象)

対応機能

通信ケーブル

移植・リメイク

3DS:【バーチャルコンソール】

世界販売数

161万本

【ゲームボーイ】版。遊び方と操作方法の基本はFC版と同じだが、守備の操作がセミオート化している。
新要素としてゲームモード設定後、「USA MODE(アメリカ仕様)」と「JPN MODE(日本仕様)」のどちらかから選ぶことができる。
どちらを選んでもチーム名は「W-BEARS(ホワイト・ベアーズ)」と「R-EAGLES(レッド・イーグルス)」という同じチーム名だが、チームメイトのステータスが異なる。
全体的には、USAは球速が速くスタミナ豊富だが変化球が曲がりにくく、左打席が多い。JPNは球速が遅くスタミナが低いが変化球が曲がりやすく、右打席が多い。
また、選手には英字で名前が付けられており、それぞれステータスが決められている。往年の実在選手を元にしたとされている。
先行後攻はW-BEARSが先行、R-EAGLESが後攻で固定化されている。
USAではMARIOLUIGIという選手も登場。そのためか北米版ではパッケージに【マリオ】が描かれている。
この縁があったためか【スーパーマリオ(本山版)】では本作を題材としたエピソードがある。
2011/06/07には、【ニンテンドー3DS】向けに【バーチャルコンソール】版が配信された。
2024/05/15には、【Nintendo Switch】【ゲームボーイ Nintendo Switch Online】で配信された。

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最終更新:2025年07月22日 10:57