スーパーマリオ(本山版) とは、かつてコミックボンボンなどで連載されていた書籍。
スーパーマリオ |
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ジャンル |
漫画 | |
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作者 |
本山一城 | |
レーベル |
KCデラックス | |
掲載誌 |
コミックボンボン デラックスボンボン |
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発表期間 |
1988年12月号~1998年9月号 | |
巻数 |
全43巻 | |
シリーズ |
マリオシリーズ |
マリオシリーズを題材にした本山一城の漫画作品。
原作の展開をアレンジしつつギャグ展開やパロディ展開も加えた冒険漫画。独自の設定を作りつつも原作寄りの流れでシリアスシーンも多く描かれるというバラエティ豊かな展開が基本。
原作展開だけでは話が持たない関係上、マリオシリーズと関係の薄い任天堂のゲームやオリジナルストーリーの長編を題材にした事もある。
これらのオリジナル展開は本山が提案し、任天堂からの承認を得たものであるらしい。ただし中盤からはオリジナルキャラクターを出さないように指示が入ったという。(参照)
ゲームタイトルがそのままコミックスのタイトルとなっている事が多く、最も長い【スーパーマリオワールド】も7巻止まり。(しかも5巻からは原作と無関係の話)
ただし長期連載&デラックスボンボンにも掲載されていた関係上、コミックスの数は非常に多く全部で43巻も発行されている。
1998年9月号を最後に完結した。
ボンボン版のマリオはね、下請けの不知火プロ[ダイナミックプロの系列]の企画だったから 待遇悪くて単行本の印税も講談社にピンはねされてたしね。 まあ、マンガ家って色々大変でした。(元文章)
コミックボンボンは二流誌だったから、印税が7%だった。マリオの場合2%が任天堂の取り分。 やがて、もとやマリオと騎士ガンダムが人気トップの二本柱になった時代、デラックスボンボンと覇王を出してコロコロを凌駕して、 印税10%を出す雑誌になったのだけど、なぜか自分だけ5%の ままでした。(元文章)
K談社は子飼いのマンガ家を大切にしない所だなと、つくづく思いました。 もとやマリオの終わりの頃、8%の印税にしてもらったら、報復のように、部数を6000部、3000部に減らされました。 これでは任天堂がろくな儲けにならないと手を切ってS学館独占にするはずです。裏話でした。(元文章)