スター団 とは、【ポケットモンスター スカーレット・バイオレット】の職業。
スター団 |
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他言語 |
Team Star(英語) |
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種族 |
【人間】 | |
初登場 |
【ポケットモンスター スカーレット・バイオレット】 |
パルデア地方で活動するアカデミーの不良グループ。
【したっぱ】は男女問わず星型のゴーグルと白いヘルメットを頭につけている。
「お疲れ様でスター」という共通の挨拶を使っている。
5人の「ボス」と、謎に包まれた「マジボス」の合計6人の幹部が存在する。
今回の悪の組織。シナリオ「スターダスト★ストリート」で戦う事になる。最初に出会った時はしたっぱ2人がボタンを勧誘していたが、主人公に邪魔をされポケモンバトルを挑むも、敗北し撤退した。
【主人公】はスマホロトムをハッキングした【カシオペア】の指示で、スター団のボス全員に勝利し、スター団の掟に従い解散させてほしいと依頼される。
パルデア地方の各地に5人のボスがそれぞれの組のアジトを持っており、近付くと【ネルケ】が登場。小イベントを挟んだ後にアジトに殴り込みに向かう。
戦闘はバトルではなく、「団ラッシュ」と呼ばれるレッツゴー機能を使ったおまかせバトルで行い、手持ちの上3匹でしたっぱのポケモン達と戦って制限時間以内に30匹倒すとクリア。
続けてボスが登場し、それに勝利する事で組を解散させられる。
ボスはかなり強めに設定されており、それぞれが得意タイプのポケモンを使用し、最後には乗っている【スターモービル】(【ブロロローム】)を大ボスとして繰り出してくる。
勝利した際には1年を数か月前に起こったスター団の過去に触れたストーリーを閲覧できる。話の後にはボタン(最後のみネルケ)が登場し、アイテムとLPを貰える。
元々スター団はいじめられっ子達がいじめっ子に対抗するために集まった集団で、スターモービルを作っていじめっ子達に「スター大作戦」を決行。いじめっ子達はビビって姿を表さずに不戦勝となったが、それが原因で騒ぎとなりスター団には不良のような者が集まりやすくなってしまったらしい。
更に前校長の【イヌガヤ】によると、前教頭(作中未登場)が責任逃れのためにスター団誕生の経緯などを全て抹消して隠蔽を図り、いじめを防げなかったとして教員全員が総入れ替えする事になってしまったとのことで、そういった経緯は今のアカデミーに一切伝わっていなかった。
【ピーニャ】のアジトと【メロコ】のアジトは近くにバリケードが張っており、勝利するとバリケードがなくなる。
ちなみにこのバリケードは【コライドン】、【ミライドン】の大ジャンプで飛び越えられる。
全てのボスを撃破すると「マジボス」に呼び出されてアカデミーに向かい、そこではネルケが【クラベル】である事を明かして自らがマジボスと名乗ってバトルになるもののもちろん大嘘であり、勝利後は改めて真のマジボスと戦えるようになる。
夜に学校のグラウンドに向かうと真のマジボスが登場。ここまでの流れでほぼ察せられるが、マジボスことカシオペアの正体はボタンであった。
スター大作戦の後に責任として停学処分を受け、スター団を掟により解散させるためにあえて主人公に潰して貰う事にしたらしい。
勝利後はすべての状況を理解したクラベルがスター団の解散を惜しみ、「STC(スタートレーニングセンター)」という生徒トレーニング用の団体へと再編成させる事を提案され、スター団は解散せずにSTCとして生まれ変わる事となった。
また、ボタンはLP入手のためにリーグのシステムにハッキングを行っていたが、【オモダカ】がその能力を見込んでスカウトしたため不問とされた。
ストーリークリア後は各アジトでそれぞれのボスとゲーム内時間の1日に1回再戦できる。
【ジムリーダー】はジム戦と本気バトルの2回だけのバトルなのに対し、彼らはバトルした後にゲーム内で1日経てばいつでも再戦できて制限もない。
賞金やレベルは学校最強大会とほぼ横並びであるため、スター団たちと戦いたいという訳でもなければ、そちらを連打で周回するまでの間の繋ぎ金策程度に考えておくと良い。
今までの悪の組織とはだいぶ方向性が異なり、学校のテーマであるいじめ問題と絡めつつ、幹部が解散を願っていたり、最終的にはそのまま継続し、伝説のポケモンの根本には特に関わらないと言った具合に「お約束」から大きく外れている(【エール団】も悪の組織と呼べるのか微妙な存在だったが)。
ボス達とボタンの関係性や、それぞれのボスの濃いキャラクター性は評価が高い。
DLC「ゼロの秘宝 後編・藍の円盤」の本編クリア後は幹部メンバーが追試を受けている。改造制服では筆記具が持てないとのことで普通の制服を着ている。