274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 01:37:14.00 ID:H0T4SnrD0 [1/12]
投下する前に言っておくッ!ダメなら言ってくれ
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは トゥルーデと俺のなれそめを台本小説に書いていたと
思ったら いつのまにか地の文()をメインで書いていた」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…
EMTだとかエイラーニャだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいお姉ちゃんの片鱗を 味わったぜ…
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 01:39:29.11 ID:SxEzqslK0 [4/12]
274
ダメって言うわけないだろ?
ストパンSSは誰でもウェルカム(aary
277 名前:喉 ◆NODO.2x7/2 [] 投稿日:2010/09/28(火) 01:41:24.27 ID:g/45jteu0 [4/8] ?2BP(2272)
sssp://img.2ch.net/ico/jisakujien_3.gif
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从: :| , ,リ.: ,リ
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,r':::::/::::| 人 .|::::、:::::ハ ストパンスレは誰でもウェルカム
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315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 03:42:00.79 ID:H0T4SnrD0 [3/12]
「あれバルクホルン大尉だよな。何やってんだ?」
たまの休日市街に繰り出した俺は、休憩に立ち寄ったカフェの向かいに見知った人物を見かけてそう呟いた。
カールスラント軍の制服を規則通りにきっちりと身に付けたその姿はまさに軍人の模範足るべき航空歩兵にしてそのスーパーエース、ゲルトルート・バルクホルン大尉のものだった。
にもかかわらず俺が疑問系で呟いたのには理由があった。
一つは普段は凛々しく強い意思を含んだそのブラウンの瞳が不安げに細められていたこと。
厳格不惑で知られるバルクホルンのそんな姿は、基地内でも比較的付き合いが長い俺でも
初めて見るものだったからだ。
そしてもう一つ、これに比べれば先の理由など
おまけと言ってもいい。彼女が居たのは服飾店、それもフリフリとしたレースの装飾で有名な店だったからだ。
「こっこんなヒラヒラした服が着れるかっ!次を持って来てくれ」
乱暴に突き返された服を見て、店員は今日何度目かわからないため息をついた。
「はぁ、申し訳ありませんがもう一度ご希望の服を教えてもらえますか?」
その言葉の裏の皮肉に気付いているのか、店員の目をしっかと見つめたバルクホルンはその問いに真っ直ぐに答えた。
「……かわいい服だ」
「……少々お待ち下さい」
317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 03:47:02.57 ID:H0T4SnrD0 [4/12]
あーあーあの店員さんも可哀想に。せめて試着くらいしていれば自慢のセールストークをいかすことも出来るだろうに……。
向かいの会話の聴こえるオープンテラスに陣取った俺はそう独りごちた。
俺の視線の先では裏の倉庫にでも次の服を取りに行った店員に鷹揚に頷いていたバルクホルンが、先ほどの服を手にして新たな動きを見せていた。
「ううむ…こっこのような服など……カールスラント軍人として……しかし…むむむ」
なにやらぶつぶつと呟いていたバルクホルンであったが、やがて決心がついたのか服を肩に合わせて横の鏡に向けて振り返った。
幸いなことに鏡はこちらに向かって置かれており、位置関係からバルクホルンの身体に遮られることなくその姿を見ることができた。
へえ似合ってるじゃないか。俺は素直にそう思った。
上衣が腰で引き絞られたあと膝上までふんわりと広がりズボンを完全に隠してしまうその斬新な服は、軍人かくあるべしといった程のバルクホルンを一人の少女に戻すことに完全に成功していた。
俺の勝手な感想を知るよしもないバルクホルンだがおおむね同様の感触を得たのか、恥ずかしさから少々上気した顔ながらも満足げに小さく微笑んだのだった。
318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 03:49:54.90 ID:H0T4SnrD0 [5/12]
いつのまにか雛鳥を見守る親鳥のような心境になっていた俺もまたその様子に暖かな視線を送りながら少し冷めた紅茶を口に含んだ。
バルクホルンの様子がおかしいことに気付いたのは次の瞬間だった。満足げだった瞳が驚愕に見開かれ、次第に怒りに釣り上がり、しかし最後には羞恥に染まり耳まで真っ赤にして走り去ってしまった。
その頃には俺にもその理由がはっきりと分かっていた。こっちから見えるってことはそりゃああっちからも見えるよな。鏡なんだから。
「これはまずいか?」
その言葉はようやく注文のサンドイッチをもってきたウェイトレスに怪訝な顔をさせただけだった。
それにその問いには既に確かな答えがあった。走り去るバルクホルンの瞳からは涙が零れていたのだから。
319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 03:52:32.94 ID:SxEzqslK0 [11/12]
318
あーあ、泣かしちゃった
320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 03:55:24.56 ID:H0T4SnrD0 [6/12]
俺がバルクホルンを見つけたのは、もうすっかり日も沈んだ頃だった。基地の裏手、満月の光が反射し幻想的な雰囲気の海に向かってバルクホルンは独り俯き座っていた。
「大尉。こんなところにいたんですか……。探しましたよ」
俺がそう声を掛けると、こちらにとうに気付いていたであろうバルクホルンからは堰を切ったように言葉が溢れ出した。
「うるさいっ!どうせ皆と笑っていたんだろう?私のような武骨者があのような女々しいものを着てニヤニヤ笑っていたなど気持ち悪いとっ。
私にだって分かっているんだ……。だがクリスと約束したんだ。次に帰ったらピクニックに行くとっっ。行楽に行くのにっ私が軍服ではっ…クリスが嫌かもしれないとっ…思って……だからっ…うぅ私はぁっ」
真っ赤に腫らした目からさらに涙を零しながら立ち上がって必死に釈明するバルクホルンが、俺にはどうしても愛おしく見えて、気付いた時には俺はその細い身体を両腕で後ろから抱きしめていた。
「なっっ!!離せ!」
「離しません」
322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 03:58:39.18 ID:0Vh6r6tJ0 [1/2]
ハイレベルなモン投下しやがって
妬ましい
324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 04:02:18.94 ID:H0T4SnrD0 [7/12]
あまりの急な事態に動揺しているのか、魔法を使っていないその抵抗は一人の少女分のものでしかなかった。
「まず一つ誤解しています。俺は今日のことを誰にも言っていませんし笑ってもいません」
「う嘘っだ。そんなっわけない……」
「本当です。俺はそんなに信用ありませんか?」
「そっそんなことないっが」
しゃくりあげながらも会話をする気になったバルクホルンは抵抗をやめたようで、俺の両腕にすっぽりと収まっていた。
「妹さんのことを思う大尉のこころをどうして笑えるでしょう。優しい人ですから、大尉は」
「俺……」
何かを考えている様子のバルクホルンにそれ以上声をかけるのも無粋だと思った俺は、いつのまにか自分の右手に重ねられたバルクホルンの両手にさらに左手を重ねた。
326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 04:10:45.03 ID:H0T4SnrD0 [8/12]
俺にはあるいは十分にも一時間にも感じられた沈黙のあとバルクホルンは口を開いた。
「いつまでこうしている気だ?離せ。これは上官命令だ」
「はっ!大尉殿!失礼しました」
強い口調で命じるバルクホルンからは、つい先程まで泣いていた少女の面影は感じられなかった。そ
のことが俺にはとても嬉しく感じられた。俺はバルクホルンの身体から手を離して完璧なカールスラント式の敬礼をすると、その尊敬すべき上官の次の命令を待った。
「俺曹長。命令の無視、上官に対する暴行どちらも重大な規則違反だ。何か申し開きはあるか?」
これはダメそうだな。良くて
アフリカ送り、悪けりゃ銃殺かな……。すっかりいつもの調子を取り戻したバルクホルンの言葉を聞き俺は思った。
まあいつもの大尉に戻ってよかった。今日の少女らしい大尉もいいが、俗に言って、俺はこんな大尉に惚れたんだからな。
「ありません。大尉殿」
327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 04:16:18.22 ID:H0T4SnrD0 [9/12]
俺の言葉に大きく頷くバルクホルンの瞳は、その強い意思を示すかのようにきっと引き絞られていた。
「宜しい。ならば罰を申し渡す。物資調達に伴う無償労働だ。無論普段の業務を行ったうえでの休暇返上でだ」
「はっ!了解しました。俺曹長無償労働につきます。」
バルクホルンは満足げに頷くとその瞳にいたずらな光を湛えて言った。
「何か質問は?」
「はっ!物資調達の指揮官はどなたになるのでしょうかっ!」
軍隊のあらゆる活動には指揮官が必要である。それは作業効率化のためでもあるし責任の所在を明らかにするためでもある。もちろん、このような場合は監視の意味も強い。
「無論私だ。今回の件では私の責任もまあ無くはない。休暇返上で付き合ってやろう」
「有難くあります。大尉殿」
328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 04:18:56.94 ID:T1iynnII0 [2/3]
ID:H0T4SnrD0のssは
315からはじまってるの?
329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/28(火) 04:20:43.33 ID:H0T4SnrD0 [10/12]
328
そうなんだぜ
わかりづらくてすまん
330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 04:21:54.01 ID:T1iynnII0 [3/3]
329
そうなんか
いやおもしろいんだけど急なはじまりだったから気になってな
331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 04:22:55.10 ID:H0T4SnrD0 [11/12]
うむと大きく頷くとバルクホルンは基地にむかい歩き始めた。その背中をただ見つめていた俺だったが、ふと言い忘れていたことがあったことに気づいた。なんて阿呆なんだ俺は、こんなの最初に言うべきことじゃないか。
「大尉殿ー!一つ言い忘れておりましたぁっ!」
大声にバルクホルンが振り向いた。
「あの服装は大変お綺麗でしたよー!」
馬鹿者ぉっ!と一声叫んで走り去っていくバルクホルンを今度は追う必要などなかった。
砂浜にごろりと寝転がる俺と顔を再び真っ赤にして走るバルクホルン。見ているのは空に浮かぶ満月と、草葉に隠れる天使だけだった。
「にししっ」
俺とバルクホルンの物語
第一話「……かわいい服だ」
続かない?
332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/28(火) 04:32:18.71 ID:H0T4SnrD0 [12/12]
嘘
次回予告
「色気付いちゃってトゥルーデのくせになまいきなんじゃないのー。それにしても……俺軍曹か。
悪い男じゃないんだけどなー。よしっ私がチェックしちゃおう!そうトゥルーデの妹として!」
「次回俺とバルクホルンの話第二話『お兄ちゃんだーい好き!!』」
- おねえちゃんかわいい -- 名無しさん (2011-02-10 14:45:10)
- あ行age -- 名無しさん (2014-01-30 04:06:14)
最終更新:2014年01月30日 04:06