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| この項目では日本のアニメーターについて記述しています。アダルトビデオの女優については桜田さくらをご覧ください。 |
桜田さくら(さくらだ さくら、1960年9月21日 - )は、日本のアニメーター。
略歴
中学卒業後、当時新進のアニメ制作会社だったスタジオジブリに入社し、
若干15歳でアニメーターとしてのキャリアをスタートさせた異色の経歴の持ち主。
1975年の『タスマニアデビルの大冒険』で作画デビュー、翌年には韓国のアニメ業界にスカウトされ渡韓。
帰国後、1981年に放送開始した『うる星やつら』で作画を担当して国内でも頭角をあらわす。
90年代に入って、仕事が激減したことで自殺未遂を起こしたが、
お笑いコンビナインティナインの岡村隆史と出会い、
岡村の紹介でスタジオジブリに移籍(岡村はジブリが桜田の古巣であることを知らなかった)、
『耳をすませば』での作画が評価され、状況が一変、引く手数多の人気アニメーターに。
以後、数々のヒット作に関わり、現在はフリーで活躍している。
特徴
当初は特に女性キャラクターなどにおいて「顔の8割が目」と揶揄されるほど、
顔に対する目の比率が大きく描かれることが多く、また顎のとがった輪郭で「福本」「カイジ」などとも
言われており、人物の作画には向いていないと専ら背景担当だった
(しかし、このことが韓国のアニメ業界で評価され、76年に日本人唯一の『テコンV』スタッフに抜擢される)。
他方、「ロンパリ(ロンドンとパリを同時に見ている)」と呼ばれる鳥瞰的な広い視野で描かれる
戦闘シーンの描写には定評があり、現在でもアングルや構図等で活躍することが多い。
作品リスト
- テコンV(1976)
- ドラえもん(1979 シンエイ動画)
- うる星やつら(1981 スタジオぴえろ→スタジオディーン)
- NHK人形劇「三国志」(1982 NHK)
- ドラゴンボール(1986 東映)
- めぞん一刻(1986 スタジオディーン)
- シティーハンター2(1987 サンライズ)
- スレイヤーズ(1995 テレビ東京)
- 機動新世紀ガンダムX(1996 サンライズ)
- MUSASHI GUN道(2006 ACCプロダクション)
- 崖の上のポニョ(2008 スタジオジブリ)
最終更新:2008年12月13日 23:04