| 対応機種 |
バーチャルボーイ |
| 発売元 |
花王 |
| プレイ人数 |
1人 |
| 発売日 |
2007年11月1日 |
| 販売価格 |
4274円 |
| 売上本数 |
約30万本 |
| キャラクターイラスト担当 |
tanasin |
『ラーメン食いたいマジで食いたい』(ラーメンくいたいマジでくいたい)は、
花王より発売されたゲームソフト。ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)。
キャッチコピーは「石鹸もいいけど、ラーメンもね♪」。
概要
人類の目の健康を害する「花王・にぱ~」を討伐するため勇者のみが飲み干せる
伝説のミルクセーキを一気飲みした主人公ジョイくんが、真の勇者となるために必要な
「魔法使いからの卒業」を果たすため旅立つ。
その頃、先代の勇者小堺とそのペット黄緑色のライオンは黄金の石鹸を捜し求めていた。
ジョイくんは魔法使いとしてその旅路の手伝いをし、その中で晴れて魔法使いを卒業する。
その後格闘家としての人生を歩み始めたジョイくんだが、
魔裟斗の八百長にむかついたため、魔王に君臨するべく再び冒険に出る。
「クイズ!モウトメ・ラーレン2006」で放送免許を失ったNFKの技術スタッフを迎えて製作され、
その映像技術でゲーム中に登場する肉がうまそうという反響を呼んだ。
パッケージが石鹸箱であったことでも話題になった。
バーチャルボーイでのリリース
元々、ゲームメーカーではない花王はこのゲームをリリースするに辺り、
すでに任天堂がサービスを終了していたバーチャルボーイを選択した。
これは同社がゲーム業界について詳しくなかったからということだが、
それだけでは考えられない販売戦略である。
とあるファンの説ではWiiやニンテンドーDSで業界を席巻していた任天堂機種での
リリースを考えた結果、それらと間違えたのではないか、とされる。
花王は他にも他のメーカーでは考えられないことを行っている。
ソフトの耐性を調査するべくあえて50回ものバンジージャンプに挑戦、
当時話題であった幼児による玩具の飲み込みに備えた壮大な人体実験などがそれにあたる。
また、任天堂は前述のように既にバーチャルボーイの販売を停止していたにも関わらず
「バーチャルボーイ花王」(バーチャルボーイ買おう) などと薦めるCMまで製作していた。
なお、特典として「今年の汚れ今年のうちに」ストラップが付属していた。
特徴
- ある行動をとると、「でんわ でろ +あ多数システム」と呼ばれるバグが生じ、
「でんわ でろ あああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああ
ああああうほあああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああ」
という文字が現れる。
- ソフトの表面を擦ると、ほんのりとバラの香り石鹸の匂いがする。
(効果がなくなった際はパッケージに戻してしばらく置いておくと復活する)
また、ソフトは抗菌処理済みで、殺菌作用もある。
- ハードがバーチャルボーイであるものの、立体的に表示されない。
これが前述の「機種を間違えた」とする説の裏づけでもある。
- 敵にポンデライオン、大西ライオン、タカアンドタカのタカのライオンのライオントリオが登場。
大西ライオンはすぐに逃げるため中々倒すことが出来ない(ストーリー上心配は無い)。
ラストボスvii
この作品はあまりに凄まじいラストバトルでも有名である。
この闘いは主人公側が敗北してもジョイくんの「嘘だと言ってよ」というセリフとともに
夢オチとなり、何度でも挑戦することが可能であることから比較的クリアには到達しやすい。
しかしながら、viiを撃破すると最終的に全員が死亡するため、
上記の処理が発動し、ラスボス手前まで戻されてしまう。
つまり、エンドレスであり、永遠にエンディングにはたどり着けない。
これは「花王にエンディングは無い」とする一部プログラマーの手に拠る措置である。
本来は「清潔で 美しく すこやかな毎日を目指す、花王の提供でお送りしました」
というクレジットが表示される予定であった。
ちなみに、viiの各パーツを撃破するたびにハードの接眼部分から花火が発射される。
最終更新:2008年12月19日 00:06