| 現役期間 |
1998年4月20日~1998年5月9日 |
| 品種 |
ペンギン |
| 性別 |
牡 |
| 毛色 |
白黒 |
| 生誕 |
1997年5月5日 |
| 抹消日 |
1998年5月10日 |
| 父 |
ヒロシノハラ |
| 母 |
コリン |
| 母の父 |
ゴキゲンヨーライオン |
| 生国 |
日本(名義上) |
| 生産 |
ムツゴロウ王国 |
| 馬主 |
畑正憲 |
| 調教師 |
ドS加藤 |
| 生涯成績 |
20勝0敗 |
マトメテシネは、日本の競走馬である。史上初めて競馬に出走したペンギンとして、
無敗を誇るなど大いに活躍した。また、「ムツゴロウ王国生まれ」としてタレント的な人気も博した。
概要
無論、馬とペンギンではまともに競争させても勝負にならないため、専用の近道が用意されていた。
頭にワックスをつけて毛を逆立たせている姿や羽を使って飛ぶなどの「走法」が大いに話題を呼んだ。
皐月賞ではすべての馬をごぼう抜きにし、ペンギンとして初めてG1レースを制覇。
しかしながら、のちにドーピングが発覚し、僅か20日での登録抹消を余儀なくされた。
騎手
この「馬」の出走に関し、最大の障壁となったのが騎手であった。
規則上、出走馬は騎手を乗せなければならないが、ペンギンであるマトメテシネは
ペンギンとしては大柄であっても、騎手を乗せられるほどではなかったためである。
当時最小であった156cmの女性騎手を乗せてもその重さに耐えられず、
「エアー騎手(騎手なし)」、「騎手がペンギンを持って走ったらいい」などという
冗談とも本気ともとれない特別ルールがまことしやかにJRA内部で囁かれていたが、
結局、ムツゴロウ牧場の従業員ドラえもんがスモールライトを使うことよって
ある程度小さくなった騎手をマトメテシネが気合で運ぶ、ということで解決した。
エピソード
- ムツゴロウ王国での飼育時代は、嘴がしゃくれてるため他のペンギンから苛められていた。
- 出生直後にオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)の試合に出演、
当時所属していたイチローから盗塁の極意を学ぶ。
- その結果、ペンギン15匹で結成されたチームで社会人野球の大会にまで出場、
見事準優勝に輝いた。
- 無類の甘党でチョコレートを主食としていた。
- 20日での抹消、ドーピングというスキャンダルにより
デビュー後の人気を予想して作られたグッズがまったく売れず、
いくつもの会社を倒産させ、何人もの自殺者・行方不明者も発生した。
最終更新:2009年01月25日 01:39