『スターマイスター』は、日本のテレビアニメ作品。
2005年からテレビ東京ほかで放映された。監督はエド・ウッド。全104話。
物語
近未来、第三次世界大戦が勃発したことで世界秩序は崩壊し、権謀術数渦巻く乱世が到来。
その中で世界に覇を唱えたのは謎の組織「ピカチュウ」であった。
ピカチュウによる支配は苛烈を窮め、人民はまともな食料にも有りつけず、
たわしのおいしい食べ方をさがす日々を過ごしていた。
一方でピカチュウに対し叛旗を翻さんとするレジスタンスの一派は
スターと呼ばれる機械を操り、宇宙への通信システムを開発、
デブリ回収を生業とする主人公「コジロウ」が偶然にその通信を受け取ったことで物語が始まる…。
主人公が毎回自爆して敵を倒すという斬新な戦闘描写で話題を集めた。
作品設定
年代・舞台
平安時代の日本、尾張国那古野が舞台である。
主な登場人物
- コジロウ
物語の主人公。
- ディープインパクト
唐揚げ。
- ウサオ
死神。
- キミニキメタ
おしりから鳩が出てくる。
- ソーナンス
馬。
- クラウディオロペス
ねずみのバター焼きが好物。
用語
- スター
レジスタンスが「お空のお星様」計画に基づいて開発した、宇宙との通信システムの通称。
ディープインパクトがやたらに触るため多量の油が付着しており、触るとベチャベチャしており、
操縦機関付近からは変わった臭いがするなど保存状態は散々である。
戦闘時は機動戦士ガンダムシリーズのMSのような人型ロボットに変形する。
武装は無く、自爆装置しか搭載されていない。自爆作戦を採ると、5秒間無敵の脱出ロケットから
操縦者を排出し、5秒以内に自爆する。
- ピカチュウ
宇宙から渡来した技術で発電所を建造し、瞬く間に世界を征服した秘密結社。
総帥が「ムッキムキの筋肉で男らしい38歳独身」を自称するクラウディオロペスという
謎のねずみ好き男であること以外、人民には伝えられていない。
ゲリラ戦を得意とする軍隊を保持しており、彼らは所属に応じて七色に分けられており、
隊長格の会合は七色に光って見える。
評価
主に男性を中心に「今まで見たことの無い設定が斬新」、「歴史的大作」などと高い評価を得ているが、
一方で女性層からは「テレビ局の倉庫で眠らせるべき迷作」として評価する声が挙がらないという
極めて明確な男女差が表れたことでも有名。
直接作品の評価とは関連しないが、この作品の映像の一部を海外のある写真家が取り上げ、
ピューリッツァー賞を受賞する快挙を成し遂げた。
最終更新:2009年01月11日 00:49