底力(スパロボ)

登録日:2011/09/02(金) 16:28:20
更新日:2021/03/29 Mon 00:19:00
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スーパーロボット大戦シリーズにおいて採用されている特殊技能及び精神コマンド


□精神コマンド

ファミコン第2次にのみ存在する精神コマンド。
自機のHPを完全回復するという、現在の「ド根性」と同じ効果。


□特殊技能

第4次の頃から存在する技能だが、SFC版ではバグで効果がない。おおう…。
この頃はHPが1/8以下になるとクリティカル率が+50%されるだけであり、序盤は使うかもしれないが終盤は精神コマンド駆使した方が早い、という微妙なものだった。
αとα外伝ではHPが1/4以下になると命中率、回避率、クリティカル率がそれぞれ+30%、装甲も残HPに応じて最大+50%くらいされるようになり、能動的に攻略に組み込む価値が増した。
現在の様式のものはスーパーロボット大戦64から。似た技能として上位互換の「ガッツ」があるが、近年では採用されていない。

作品により発動時期や補正の具合は異なるが、大抵はHP減少の割合と共に回避率、装甲、クリティカルの確率が上昇するというもの。
追い込まれれば強くなる、ヒロイックな能力。
この特性上HP回復系能力との相性が悪い。連続ターゲット補正による追い込みについては元々の装甲値によって相性が分かれる。

普通はスーパーロボット系のパイロットが覚えている技能だが、近年ではリアル系のパイロットも多く覚える。
大抵はニュータイプ等、上書きのできない先天技能の補正を受けられないキャラの救済の意味合いが強い。

特にスーパーロボット大戦Z以降ではこの補正が強く、まさにスーパーロボットの黄金時代となった。

この技能の特性を利用し、わざと自軍のHPを減らして強化するというテクニックがある。
これを利用するために早解きにおいてMAP兵器持ちは味方のHPを削るのに駆り出された。
しかし考えて欲しい。仲間をボロボロにするまで攻撃する味方、ボロボロになった方が避けて固くなる機体……
と、絵にすると実にシュールなのだが、そこはゲームシステムの都合という事で割り切っておこう。


そしてプレイヤーから機体を酷く傷物にされても難なく修理をこなすアストナージさんなどの整備士の面々は流石といったところである。


□代表的なパイロット


元祖スーパーロボットパイロット。
スパロボZではマジンガーZの装甲や本人の小隊長能力といった高い防御力に加えての底力により、正に難攻不落の鉄の城と化した。

第2次スパロボZ以降の底力の代名詞。負けるかもしれないが、死にはしない男が参戦したらこうなった。
リアル系パイロットなのにスーパー系を差し置いて底力Lv9の化け物パイロット。
クリティカル発生時のダメージが1.5倍になるスキル「精密攻撃」を所持しているため、武装をしっかり強化した上で底力を発動させると精神に頼らず平気で10000越えのダメージを叩き出す。
ダメ押しでHPが10%以下になると命中・回避+30、格闘・射撃・防御・技量+20される特殊技能「異能生存体」まで持っており、発動させたが最後、もう止められる者はいない。
でも単騎無双し過ぎた時のターゲット補正と必中だけは勘弁な!
彼にとって(無傷の時の)回避は本気の出しそこないとも。
まぁ、基本的には味方の支援(マップ兵器)が必須ではある。
ひさびさに登場した『T』では戦闘中に「不屈」を駆使して敵陣の真ん中で調整しながら戦う姿さえ見られた。

なお、キリコに限らずボトムズ系のパイロットは敵味方問わず高確率で底力を取得しており、中途半端に削ると危険なのはこちらも同じ。
モブのRS隊員、ギルガメス兵、バララント兵でも決して侮れない。

「生きろ」というギアスを再現した結果、やはりリアル系パイロットなのに底力Lv9を内包するスキル「ギアスの呪縛」を引っ提げてくる。
ギアスの呪縛はさらにダメージ1.1倍の効果もあるし、スザクは「見切り」スキルも持っているのでキリコほど圧倒的ではないが十分な強さを持っている。
欠点は気力130にならないと「ギアスの呪縛」が発動しないことだが、エースボーナスで制限が撤廃されるが、杉田智和には「気力なんて簡単に上げられるからいらない」と産廃扱いされた

α外伝で強化版の「ガッツ」を所持。これは発動したYF-19の回避能力は凄まじい。
ただし素の状態で敵の攻撃が当たるとほぼ一撃で落ちるので味方の支援(てかげん+マップ兵器)を用いて発動するのが前提なのは勿論、「必中」を使ってきたボスにぶつけたりするのもNG。

α外伝ではありがたいガッツ持ちなのだが、ザムジードスレードゲルミルはHP回復付きという残念仕様。
スレードゲルミルはあきらめても素の性能で盾役として動かせるが、ザムジードは勿体ない。

↑のミオ同様の残念なパターン。
キリコと同じくリアル系で高レベルの底力(Lv8)を持つが、愛機ヴィルキスカスタムボーナスが「HP回復(中)・EN回復(中)を追加」になっており、機体改造を進めると折角の高レベル底力が活かしづらくなってしまう。

  • ボスキャラ全般
高レベルの底力を所持している事が多く、HPの量も桁違いのため、自軍からしたら信じられないHPで発動する。
同一のキャラでも開発元が異なると所持していたり所持してなかったり、そんな事例はあったりする。


□持たないことが特徴的なパイロット


ビッグ・オーはバリバリのスーパー系なのにパイロット当人は底力を覚えないという珍しいパターン。
同様にZシリーズで底力を持っていないスーパー系だった『グラヴィオン』の斗牙やサンドマンは第2次Z再世篇で低レベルながら底力を習得したが、
ロジャーはZシリーズの最後の最後まで底力を持たなかった。そんなに底力出すのが嫌なのだろうか。
代わりにガードを初期習得しているが、安定性を高めるならやはり底力の養成もしておきたいところ。

最終盤のボスにしては珍しく非所持。普遍的な生死を超越し、今の今まで追いつめられて必死になるという概念を忘れ去っていたのかもしれない。
なお、追放された喜びのアドヴェントは人間性を理解しているのか普通に底力を発揮して相手してくる。唯一ヘリオース搭乗時はあえて負けてドクトリンとテンプティをZ-BLUEにぶつけるため、底力無しであっけなく倒されてみせている。

彼らは本編中、その時まで敗北の味を知らない絶対者的な立場からか待っていない。
特にエンブリヲは劇中でのうろたえっぷりからくる小物さ加減のせいで違和感がない。*1

  • エメロード姫
漫画版で読者に、アニメ版で視聴者に、そしてお祭りゲーでプレイヤー諸氏に大きなショックを与えたセフィーロの柱たる人物。
本作唯一の4回行動に代表される初見殺し極まりない攻撃力な一方で、愛したザガートの元に早く逝きたい気持ちの表れで、底力に代表される防御系の特殊能力を一切持っていない。

K』では底力L8だったが本作では代わりに「強運」を持って登場する。確かに原作ではその強運で命拾いしているが、スパロボでは無意味。
むしろ原作での強運っぷりを再現できる「ラッキー」*2じゃなくて本当によかったというべきか
ボスとして戦う頃には延命措置も限界に来ていたり夢を砕かれたりもしているため、これでは命運が尽ききつつあるようにしか思えない。


追記・修正はHPをてかげんで10にしてからお願いします

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最終更新:2021年03月29日 00:19

*1 レナード・テスタロッサも同様の理由からか3Z天獄篇では所持していなかったが、Vではイベント後に取得。ある意味男を見せた。

*2 OGシリーズに登場する特殊技能。技能Lvに応じた一定の確率でその戦闘での命中率、回避率、クリティカル率が100%になる。しかもこれが精神コマンドの効果すら貫通する(つまり必中が避けられるだけならまだしも、必中を無効化するひらめきですら当てられる。あと熱血とクリティカルが重複する)という発動さえすれば極悪な効果である。