恋のトライアングル

登録日:2012/04/10 Tue 14:09:16
更新日:2021/05/17 Mon 22:40:44
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月刊チェジウ』に連載されていたラブコメ漫画。作者は夢野カケラ。全9巻。
作者の作品としては珍しく単行本が出ている。10巻の発売は未定。

高校を舞台に、タイトルの通り恋の三角関係が繰り広げられるラブコメ漫画。やたらパンチラが多い。
しかし、夢野の欠点である画力の低さにより、全く萌えない。
さらに設定の矛盾や未回収の伏線も多く、読んでいて非常にイライラさせられる。

このように読者からの評価は最悪であったが、編集部に贔屓されていたのか連載はそこそこ長期に渡り、単行本は9巻、さらにファンブックまで発売された。

読者の間では、同時期に連載されていたタイトルの似ている釣り漫画『鯉のTRY!あんぐり』(こちらは読者から高評価)とアンケート順位が入れ替わっているのではないかと皮肉られていた。

前述の『鯉のTRY!あんぐり』が終了した2ヶ月後に「タクヤ達の恋(ピンチ)はこれからも続く……!」という煽り文と共に唐突に最終回を迎え、読者を爆笑の渦に叩き込んだ。

……と思いきや、その翌月号に真の最終回を掲載し、わずか3ページで今までの矛盾や伏線を回収。
この真の最終回だけは、夢野の真骨頂として評価されている。

ゲームも発売されたが、わざわざゲーム内で明言するほど開発スタッフが原作及び作者を相当嫌っていたらしく、クソゲーと呼ぶ事すらおこがましい粗悪な内容となった。
下駄箱を開ける際に表示される選択肢「開ける/」は伝説。(どちらを選んでも進行に影響はない。)



■登場人物

  • 愛川タクヤ
主人公。特技は関節を鳴らす事。(ファンブックより)
作画が安定しておらず、ストーリーの進展に比例して髪と眉毛の生え際が下がっていった。

  • 平等院リカ
ヒロイン。ツインテール
入院しているがいるが、2巻以降登場していない。

  • 星山マミ
ヒロイン。黒髪ストレート。
4巻で西島山にラブレターを貰うが、返事を返していない。
作者がもっとも感情移入しているキャラであり、ファンブックに掲載された作者コメントのキモさは直視するのをためらうほど。

  • 西島山新平
タクヤの同級生。マミに想いを寄せている。
9巻で崖から落ちそうになって以降登場していない。父親の顔が2巻と8巻で全く違う。

  • ハナエ
タクヤの後輩。
7巻でタクヤを屋上に呼び出すが、その後どうなったか描かれないまま修学旅行編に突入し、以降登場していない。

  • 不良のボス
タクヤ達と敵対している不良集団のボス。
行方不明になっているタクヤの兄ではないかと思われているが……?



タクヤ達の追記・修正はこれからも続く……!
















本当はギャグマンガ日和の「打ち切り漫画家シリーズ」というネタの一つ。原作では11巻に収録。
ソードマスターヤマト』『決めろ!キラメキシュート』の続編であり、単行本やゲームが出て天狗になりまくっていた夢野の呆気ない転落が描かれている。
この他、ゲーム化に関する話が8巻、ファンブックに関する話が公式ファンブックに収録されている。

前作、前々作に続き、打ち切り漫画の伏線回収を主にしているが、本作は長期連載に伴う設定の矛盾や画風の変化、出版社のアンケート至上主義もネタにされている。


■真相

長期連載になった理由は前述の『鯉のTRY!あんぐり』と間違えてアンケートを入れられていたため。
念のため解説するが、現実ではこういったミスが起きないように、掲載する漫画のタイトルは被らない・似ないように編集部の間で徹底されている。

では肝心の「恋のトライアングル」の内容はと言うと、前述の通り
  • 萌えないパンチラの連発
  • 低レベルかつ不安定な作画
  • 設定が陳腐な上に未回収、死に設定化が多発
など、過去作の不人気の原因だった夢野のセンスのなさは健在。そのくせ本人は大ヒット中の自信作と信じているからタチが悪い。
なにせ恒例となっている冒頭の担当から電話がかかるシーンでも「今月号は今までで最高の出来」と自画自賛しているところであった。

おまけに、打ち切り後に編集部の情けで真の最終回が3ページ分だけ掲載される事になった際、過去のエピソードを読み直してようやく矛盾や放置した設定に気づくという有様。
その際にも「担当が(設定を)忘れてどうするんですか!」と森に噛みついた挙句にそれだった上に、「最終回で50ページは貰えると思った」などという無駄な自信は健在。

担当も作品に全く愛着がなく、「見てると眠くなってくる」とまで言い、夢野が矛盾や設定放置に気づいていなかった件に至っては完全に呆れ果てていた。
ファンブックも、タイトルすら誤植される(恋のトライアングノレ)やる気のない仕上がりになっている。
また、ファンブック中のタクヤの特技は本当は作者の特技、「マミと結婚したい」という気持ち悪い作者コメントは本当は西島山のコメントだが、編集部が間違えて掲載した。

そんなわけでアンケートのミスが発覚した後は瞬く間に冷遇され、あっさりと打ち切りが決まった。
しかも担当が言い出しづらかったせいで最終回とは思えない、明らかに次号に続く!な展開で終わっている。

さらにアンケートのミスが『鯉のTRY!あんぐり』の作者である日本庭園めでる先生に発覚した後、『鯉のTRY!あんぐり』を真の最終回で褒めまくるという、冷静に考えればとんでもなく相手に失礼な事をやらかしている。

タグにもあるが、真の最終回内で「日本刀はめでる物」と唐突に褒めているが、これはめでる先生が日本刀コレクターであるため。
担当はこの事で夢野を煽った挙句、夢野が刺される前提で話をしていた。


オレの眉毛と生え際はその時の気分で追記・修正できるんだ 久し振りに追記・修正してみるか

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最終更新:2021年05月17日 22:40