登録日:2011/12/22 Thu 23:50:28
更新日:2025/02/11 Tue 10:01:09
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殺されたから殺して、
殺したから殺されて……!
それで本当に最後は平和になるのかよ!!
CV:進藤尚美(TVシリーズ)/森なな子(
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM)
人種:ナチュラル
年齢:16歳(SEED)/18歳(SEED DESTINY)
生年月日:C.E.55 5月18日
星座:牡牛座
中立国
オーブ連合首長国の首長であるウズミ・ナラ・アスハの娘(正確には養子)。
気が強くて男勝りな性格で、思い立ったら即行動に移すも、それが無茶に繋がることも多い。
その一方、母性本能が強いという女性らしい面もある。
【ガンダムSEEDでの活躍】
1話から登場し、ヘリオポリスでの
ガンダム強奪事件に巻き込まれる。
初登場時には帽子を深く被っていたため、
キラ・ヤマトや多くの視聴者の誰もが「男」と思い込み、その正体を知った時には驚いた。
キラにシェルターに押し込まれる形で、一旦物語からフェードアウト。
再登場したのは、
アークエンジェルがザフトの駐屯地であるアフリカの砂漠地帯に降り立った時。
この時の彼女は正体を隠して「カガリ・ユラ」と名乗り、お目付け役のキサカと共にレジスタンス「明けの砂漠」の一員として活動していた。
そこでアークエンジェルと合流し、キラとも再会。 共にザフトと戦った。
なお、砂漠編では彼女のドレス姿を拝むことができる。
ちなみに、ケバブはチリソース派。
やめてよね事件の現場を偶然見てしまった際、彼等の事情を良く知らないこともあり顔を赤らめたことも。
しかしリマスター版では年頃だからか軽蔑するような表情に変更。
その後もアークエンジェルと行動を共にするが、ザフトとの戦闘で
無人島に流れ着き、そこで
アスラン・ザラと出会う。
ヘリオポリスのガンダム強奪事件の因縁もあり、彼と「戦争」に関する問答を繰り返すことになる。
アスランと別れた後、迎えに来たアークエンジェルと合流しオーブへ帰還。 そこで自分の正体を明かすことになった。
ウズミとの問答を経てオーブに残り、キラ達を送り出す。
しかしその直後、キラがアスランとの死闘で行方不明になり、捜索先で負傷したアスランと再会。
キラが幼馴染であることを知ったカガリはアスランと感情をぶつけ合い、共に泣き崩れた。
この場面は進藤女史の鬼気迫る演技力もあり、涙腺崩壊シーンとなっている。
治療が終わった後、アスランにお守りとして「ハウメアの護り石」のペンダントを渡した。
「お前、危なっかしい。守ってもらえ」
やがてキラが生きていることを知り、
サイクロプスの一件で逃げて来たアークエンジェルと合流し、再会。アスランとの和解にも一役買った。
ブルーコスモスの攻撃で戦火に包まれるオーブでウズミと今生の別れを経験し、宇宙へ上がる。
この時に実の両親がいたこと、キラとは
双子であることを知らされた。
これ以降、キラのことは大事な弟として見ている(カガリ曰く、キラが兄なんて有り得ないとのこと)。
アスランとの仲も
キスまで進展。最終決戦時には
ジェネシスのレーザー発射を阻止するために
ジャスティスガンダム諸共
自爆しようとしたアスランを説得している。
「逃げるな!生きる方が、戦いだ!!」
【ガンダムSEED DESTINYでの活躍】
オーブ代表首長に就任。 青年アレックス・ディノ(という名のアスラン)をボディガードに付けて公務に専念する日々を送る。
しかし、まだ若き身で一国のトップになったことで必要以上に肩に力を入れていたり、偉大な父の跡を継いだことによるプレッシャー等から未熟な面を見せている。
(というかそもそも、政治経験のない未成年の少女が、戦火の中立国代表を務めるのは過酷すぎではある)
アーモリーワンで連合軍のガンダム強奪に巻き込まれ、ミネルバに保護されることになるが、
シン・アスカにオーブに対する怒りをぶつけられ、信念が揺らいでしまい、シンの数々の下手すれば国際問題になりかねない言動について言及できなかった。
オーブに入港した後、プラントに行くことになったアスランに指輪を渡されて別れる。
しかし、アスランが発って直ぐ、連合から同盟条約を迫られる。
中立を維持することを主張するも、どの道に進んでも難しい情勢と後ろ盾の無さから味方を得られず、加えてシンの怒りに触れたことから同盟条約を締結した。
更に、この時の不甲斐無さを突く形で許婚の
ユウナ・ロマ・セイランと済し崩しに政略結婚させられることになってしまう。
挙式当日、事態を知って
フリーダムで駆け付けたキラに拉致された。
最初はこの行為に本気で抵抗したが、オーブの政情で追い込まれていたのが外部から見れるようになったのか、
キナ臭くなってきた世界情勢や、現在のオーブが独立国ではなく連合の下っ端のように動き始めた危機的状況に気付けたからか、その後はアークエンジェルと行動を共にする。
政略結婚についても、それらしく説得されていたが冷静に考えるとカガリにもオーブにもメリットが無さそうだったこともあり、個人的感情を抜きにしても救われた形である。
連合に迎合したいセイラン家が既にオーブ軍を牛耳っていたこともあり、そもそも中々戻ることすらできない状況だった。
その後アークエンジェルの面々と共にオーブ軍(連合)とザフトの戦闘を止めようとするも、一部の軍人は「国を捨てた」と認識してたのかカガリに反発し、失敗。
トダカの言葉を受けたアマギ達など意思を同じとする者達とは合流し、共に歩むことになる。
その後、紆余曲折あってザフトによるオーブへの攻撃が始まると、ウズミが遺した
アカツキを駆ってザフトとの戦いに挑む。
そしてユウナをやっとぶん殴ることができた。
「意見は違っても、国を思う気持ちは同じだと思っていたのに!」
その後は復権し、オーブ首相としての役目を果たすために地上に残り、
デスティニープランの反対を提唱。
かなり緊迫した情勢下にも拘わらずセイラン家が政略結婚しようとしたり、しばらく国外にいたにもかかわらず普通に迎えられている様から、
政界で主導権を握れていなかっただけで人気そのものはかなり高いと推測される。
セイラン家が台頭したようにオーブも一枚岩ではないが、前政権による中立宣言以降、その時の理念は良いところも悪いところもあるがオーブに根付いていることが分かる。
これは、元々
コーディネイターやナチュラルだということで差別していなかった数少ない国ということも大きいだろう。
アスランが乗るアークエンジェルが宇宙に立つ際、国家元首としてオーブに残るカガリは一緒にいられないことから、
アスランに着いていくメイリンに「あいつ、頼むな…。私は一緒に行けないから」と伝えた。
戦後はプラントと和平協定を結び、国家元首の仕事に専念した。
ザフト軍との停戦協議合意時に行われたプラント臨時評議会代表との会見では、強い意志と落ちつきを持ち代表首長として成長している。
なお、放送終了後のインタビューでは、脚本を務めた両澤千晶氏が何を思ったか「アスカガは勘違いの恋」と取れる発言をした。
これには重度なアスカガファンがめっちゃキレた。(ちなみにアスカガCPは当時のアニメ業界からしても異常なほどの人気があった)
もっとも、この発言の後には「カガリは国を取ったけど、その気になればアスランもオーブも大事にできる」
「だが国家元首のカガリとアスランはそのままじゃ釣り合わないから、アスランはアスランでちゃんと相応の立場にならないといけない」
と続いており、可能性が潰されているわけではない。
とはいえ当時のネット環境なのでそのあたりが正確かつ詳細に伝わる訳もなく、後に両澤氏の夫でもある福田監督は、
まだお互いを取り巻く環境を知らない状態という旨の意味であったこと、二人は別れたわけではないこと、
指輪を外したことで二人の未来が見えてきたこと等を発言し一応フォローしている。
その一方、前述の通りアスランとカガリは身分が釣り合わないのでハードルは高いとも発言している。
これについては、そもそも遠距離恋愛になりそうなこと、政治家と軍人の関係になるので密接過ぎると問題視されかねないことや、
『ASTRAY』などの外伝まで考慮するとオーブの氏族関係がややこしいことなどから、一般的な恋愛よりもハードルが高いのは事実である。
2023年には劇場版『
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が正式に発表され、他の主人公・ヒロインたちと共にカガリの出演も明かされたが、
主要人物たちの中で唯一、TVシリーズで声優を務めた進藤尚美氏から、森なな子氏に担当声優が変更されることが発表されている。
それについても発表直前にSEEDを原作にした
パチンコが導入開始され、そちらでは進藤尚美氏が続投していた事もあってファンたちからは困惑の声が上がっていた。
【ガンダムSEED FREEDOMでの活躍】
『DESTINY』から引き続き、オーブの代表首長を務めている。
本作では大規模な戦争は起こっていないため、平時は軍服ではなく紫紺色の執務服を着ている(デザインは少々変更されている)。
キラ達が属する世界平和監視機構コンパスの結成を主導した後、
そのコンパスの総裁となったラクスやコンパスの主要参加国である大西洋連邦・プラントの関係調整に奔走しつつ、
いずれ自身の後任と見込んでいる秘書のトーヤの教育も行うなど、日々忙しく政務をこなしている。
『SEED』や『DESTINY』では、経験の浅さもあって一国の指導者としては頼りない部分が見え隠れしていたが、
『FREEDOM』においては、未だ若年とはいえ国の指導者としての貫禄が身に付きつつあり、
「物事には裏と表がある」として一見悪い話ではなさそうな取り引きを一旦保留にする思慮深さも見せている。
本作のカガリには、武力を持つ事に遮二無二反対し、感情的になってばかりだった『SEED』の頃や、
実直で裏表の無い性格をそのままに政治を行おうとした結果半ば「お飾り」と化していた『DESTINY』序盤の頃の頼りなさは既になく、
『DESTINY』終盤でその片鱗を見せつつあった「情熱と冷静さ、仁義としたたかさを併せ持った女傑」から正統進化したような為政者となっている。
ちなみに、『FREEDOM』のオーブにおいては、元々高かったカガリへの国民の信頼・人気はさらに高まっているという。
何せカガリはオーブを襲った二度の戦火のいずれもで最前線に立ってオーブや国民のために戦い、そのどちらもでオーブを救い、終戦に大きな役割を果たしただけでなく、
そのカガリの不在中に彼女に代わって政務を執っていたセイラン家は自派閥の軍人にすら見限られる醜態を晒していたとなれば、さもありなんと言えよう。
前述の通りメインキャストでは唯一担当声優が変更されているが、森なな子氏の熱演もあって公開後は概ね問題視されることはなくなった。
新興国
ファウンデーション王国がコンパスに持ち掛けた申し出――、
ブルーコスモス系テロ集団のリーダー、ミケール大佐逮捕の重要な手掛かりの提供と引き換えのコンパス入りの希望に対し、
「これを以て国際社会に主権国家として承認されること」が真の狙いだろうと考え、ユーラシア連邦やその他各国への影響を鑑みて対応を悩むも、結局申し出を受け入れる。
(この時、ファウンデーションの急速な復興と発展が「
デスティニープラン」によるものでは?と勘繰る様子も見せている)
だが、ファウンデーションの本当の目的がユーラシア連邦の核を自国に撃たせる自爆作戦である事は流石に見抜けず(こんな常軌を逸した作戦を見抜ける方がおかしいともいう)、
「ファウンデーションの提案を受け入れた結果大問題になった」「原因の一端はキラ・ヤマトの突然の暴走にある」という状況を発生させてしまう。
大西洋連邦大統領の猛抗議に対し、「情報があまりに少な過ぎるので原因の断定は不可能」とこの時点では冷静に対応しようとするも、『プラントが仕組んだものではないか』と疑念の矛先をプラントに向ける大西洋連邦とそれを否定するプラントの口論に苛立ってしまったことや、流石にキラが暴走を起こしたという話を信じられないあまりについ感情的になってしまったことで大西洋連邦とプラントの代表の不興を買い、
大西洋連邦はコンパスを離脱、プラントもそれに追随、コンパスも活動凍結という最悪の事態を招いてしまう。
さしものカガリも、明確な自身の失態に「やってしまった……」と言わんばかりに机に突っ伏してしまった。
しかし、宇宙に逃れたファウンデーション首脳がデスティニープラン再施行を要求しつつ、ユーラシア連邦首都にレクイエムを発射した際は、
国を守るべく、二度の大戦を経て磨きに磨き上げたオーブの有事の際への備えと対応力を発揮させる。
ユーラシア連邦から逃げ延びて来たアークエンジェルチームを匿い、密かに戦力を提供しつつ「賊に乗っ取られた」という体で停泊中のミレニアムを出港させ、オーブ艦隊には形だけの迎撃をさせることで『自分達もハイジャックを阻止しようとしたが、逃げられた』と偽装、それがファウンデーション側に察知されても知らん振りを貫き、結局それが見抜かれても僅かな猶予の中で閣僚の退避と非常警戒態勢の実施を迅速に行った。
また、劇中では言及されていないが、オルフェの演説中に稼働していたマスドライバーもカガリの密命を受けたムウとアカツキを積んだミラージュコロイドコンテナを打ち上げた様子だったとされている。
更に監督の裏話によると、実はオルフェの演説より前に避難民をタケミカヅチ級空母に乗せて国外退避させており、特別編では実際に車などを乗せて避難している先遣避難艦隊のカットが挿入された。
何の情報もない状態でここまでの手筈を整えるのはいくら何でも不可能なように思えるが、カガリにだけはファウンデーション国の実態が(おそらくアスランから)伝えられたことが示唆されており、
彼らがデスティニープランを元に行動を起こしている以上、最初から「次は(かつてプランに反対したためレクイエムを撃たれそうになった)オーブが狙われる」であろうことを想定していたと考えられる。
また、ライジングフリーダムとイモータルジャスティスを失ったコンパスに、オーブからデスティニー(SpecⅡ)を始めとした三機のMSが引き渡されているが、
前大戦終了後にこれらのMSを秘密裡に回収し、テストベッド機としてエリカ・シモンズらに改修・保管させたのはカガリであったという。
ヘリオポリスやモルゲンレーテでこっそり兵器開発していた事でウズミを裏切り者となじった4年前、力を保有する事を無暗に嫌っていた2年前、
ウズミが極秘裏に用意し託してくれた力に涙した1年前を経て、遂にカガリも陰で力を蓄え、来るべき時に相応しい者に力を託す側になったのである。
カガリのカリスマ性の高さで国民の迅速な事前避難を可能とし、尚且つ何があってもオーブを狙ったレクイエムの1発目だけは躱せる手筈を整え、
しかもそれでいて表向きには「まだ何もしてないですよ」という態度を取るという、
実直さと誠実さ一辺倒だったかつてとは(決して悪い意味ではなく)真逆の、見事な腹芸と言える。
オーブに向けられた2発目のレクイエムはムウの乗ったアカツキによって跳ね返され数時間レクイエムは使用不能に追い込む。
なお、アカツキのコクピットでは無数の警告ランプが鳴りヤタノカガミの装甲はほとんど剥げ落ちてしまった。
ムウ「やれやれ……不可能を可能にするのも辛いよね」
人使いの荒いカガリはその後はオーブに死の刃を向けた者への報いとしてオーブ宇宙艦隊を出撃させつつ、
自身もキャバリアーアイフリッド2を装備させたストライクルージュで出撃、警戒・管制を行う。
直接戦場に出る事は無かったものの、アスランの戦闘を遠隔操作でサポートしシュラの読心に対抗し、結果としてシヴァの右腕を破壊。彼の勝利を38万kmの彼方で支えてみせた。
しかし勝つためとはいえ戦闘中に自身のハレンチな妄想を思い浮かべたアスランには憤っていた
また、アルテミス要塞に突入したキャバリアーアイフリッド0+ズゴックがメイリンのハッキングの傍らで大暴れしていたが、これはカガリの遠隔操作であったことが示唆されている。
特別編では直後のラクスの演説中にカガリが何とも絶妙な笑みを浮かべているが、「久々に大暴れできてスッキリした」からではとも言われている。
戦いの後は地球に降りて来たアスランに合流、かつて彼に渡したハウメアの守り石を見せられたのに対し、
彼女もアスランに贈られた指輪をまだ大切に持っている事を示し、今は交際という訳には行かなくとも思いは通じ合っている事を示し合い、微笑み合っていた。
特別編のエピローグカットでは着陸してカガリを抱きかかえるアスランが映し出されている。メイリンさんが楽しそうで何よりです。
秘密兵器をいくつも用意したり、正直なだけでは為政者はやって行けない事を真に自覚した様子が窺い知れるなど、ある意味では「腹黒くなった」とも言える本作のカガリだが、
ある意味では「非常に不安定な立場である中立国を運営する上で必要な力を修得した」とも言え、
実際それがファウンデーションのような危険な集団から国を守るために活かされるなど、カガリのこの変化は「オーブの指導者としての成長」として多くの視聴者から好意的に受け止められている。
また、『DESTINY』で物議を醸したアスランとの関係についてもキッチリ着地点を見出しておりその点でも評が高い。少なくともアスランは完全にカガリ一筋である。
【主な搭乗機体】
元々パイロットとしての適性はあり、スカイグラスパーのシミュレーションに挑戦した際はヘリオポリスの学生達が尽く「戦場に出た途端即死」する中でただ一人高得点を叩き出しノイマンからも称賛されている。
第二次ヤキン・ドゥーエ戦でSEEDが覚醒した際には鋭い反応で
ストライクダガー数機を立て続けに撃破している。
戦線が最も激化しているときに初めてMSに乗り、正規の訓練を受けたであろう相手を倒し、多少の運もあるが無傷で生還しているので、普通にレベルは高い。
しかし乗機がMS戦に不向きな
スカイグラスパーだったり、相手が一般兵だったり逆に強過ぎるシンだったり等々、
とにかく恵まれないカードしか引いておらず、目立った活躍は少ない。
アスランとの関係が見直されることが多いが、作品毎に待遇が異なるのが難点。
個人の性格は、どの
ゲームにおいても本編とどこか違うためパロ感が非常に強い。
初期はかなりアホの子として、作品によってはボロクソなまでに弄られていた。
その立場からか改変ネタも多く、良くも悪くも何かとネタにされがち。
またスパロボに限らないが、2008年から2011年まで
ディアッカと共に声がつかず、
この期間中は声あり作品では声なしのNPC、声なし作品ではパイロット化という扱いとなっている。
初参戦作。 ほぼ原作通りだが、ルウをあやす等母性的な場面も。
「そんなことは無い!私はアフリカでコーディネイターの砂漠の虎と戦っていたんだぞ!」という、
外宇宙の脅威と
砂漠の虎を同一視した伝説のセリフで、末代まで弄られることに。
補足するとカズイ「異星人とのいざこざを地球圏へ持ち込んでほしくない」→
コスモ「地球人は内輪のことばかりで外宇宙に対する危機感が足りない」
→カガリ「地球人も地球人で
戦争で苦労している部分がある」という流れのシーンであり、コスモもその反論は認めている。
だが、外宇宙と比べると流石に話のスケールが小さい上に結局は地球人同士の内輪の話になってしまっているのも確か。
あと、初対面のαナンバーズに「砂漠での戦闘は素人」と馬鹿にするという命知らずな真似もしているが、
本作の砂漠の虎は「地上適応S」のお陰で
ゲーム上でも普通に強いため、ナメてかかると危険。
こちらも原作通り。 SEED持ち&アストレイ・フォーメーションが使えることで
ムウさん涙目な事態に。
「私は砂漠戦闘のプロだぜ!」と
某戦闘のプロみたいな言い方で見栄を張った結果、
カズマや
デュオに呆れられる。
ヒイロからは「政治家として足りないものが多い」と指摘されているが、同時に成長も期待されている。
アホの子四天王の一人。
初の『SEED DESTINY』名義での参戦。
同じ政治家であり戦うお姫様の
シーラ様やラクスとの違いを、キラに完膚無きまでに弄られまくる。
「…負けてるね、カガリ。一国の主としての貫禄。まあ、カガリはまだ子供だから…」
「あ、胸は関係ないから。全然」
そもそもラクスの胸のサイズの描写については不安定なのだが…。それはどうなんだ弟。
まさかのNPC。
セツコ編だと
ミネルバサイドで話が進むこともあり、例のおバカ発言に頭を抱えるプレイヤーも多かった模様。
エニルから苦言を呈され、反発する場面もある。
スパロボの世界において「異星人?何言ってんだこいつ」的な言動をするという真似もした。
取り敢えず、
没データはある。
久々に登場したが、やはりNPC。
Z1の時よりも精神的な成長が見られ、『時獄篇』ではシンとの和解が描かれる。
詳しくは
kガリ・ユラ・アスハの項目を参照。
とネタにされているが、『FREEDOM』での言動から
着眼点自体は間違いじゃないと言われている。
Kガリ様程じゃないけど賢い。特に
大統領の高説に対して真正面からカウンターで斬って落とす反論は屈指の名シーンである。
とはいえ、キサカやトダカ(今回は生存)に奪還したばかりのオーブを任せて宇宙に上がるのはどうかと……。ある意味カガリらしいが。
また、オーブ防衛戦でやや無茶をしたおかげでムウの記憶が復活する事となった。
アスランとの関係も
バジュラとの決戦で花嫁強奪の件を謝罪されて照れたり、エピローグでオーブへ一緒に帰ったりと良い感じ。
コーディネイター技能が無くなった一方でSEEDはしっかり残っているので、遂に弟やシンとの実力差が小さくなった。
但し、アカツキにムウを乗せてしまうと後はルージュくらいしか機体が無く(
インパルスや
ザクにはナチュラルなので乗れない)、機体に恵まれないために使い辛い。
『SEED DESTINY』終了後の設定でNPC。
連邦政府の良識派の一人で、オーブ首長としてUXを影から支える。
第一部終盤で
ハザードに失脚させられそうになるが、アスランの活躍で事無きを得た。
また、プロローグではアルヴィスを訪れており、本作の
クロスオーバーを代表する「モビルスーツは対
フェストゥム用兵器」発言をしている。
あと『SEED FREEDOM』の公開に伴い、
ここでシンを送り込んだのは慧眼だったと評価が爆上がりした。
原作終了後の設定でNPC。
マリナ共々
エンブリヲに攫われっぱなしであるため、出番は少ない。
【機動戦士ガンダムSEEDシリーズ グランプリ2024】
劇場版の公開を記念して2024年2月5日~25日の間に投票期間が設置されたガンダムSEEDシリーズの
人気投票企画。
18日には中間発表で上位10位までのキャラクターが紹介されたのだが、なんとカガリは
2位というとんでもない成果を叩き出した。
ちなみに
メインヒロインは5位、
前作主人公が4位でアスランが3位、
主人公が1位なので十分すぎる大健闘だと呼べよう。
当然この結果は衝撃を呼び、多くのオーブ国民が歓喜の声を挙げた。
だが同時にこれは中間発表で、3~5位は主役級揃いなため順位も落ちてしまうだろう……と、どこか諦観するファンもいた。
なんと主人公のキラすら凌ぎ、キャラクター部門において1位を獲得する栄光を掴んだ。
最終結果発表では中間発表から上位5人のキャラクター変動は無く、順位もラクスが5位から3位にアップした以外はカガリの首位獲得くらいしか動きが無い。
投票総数は150万票に及んだと公開されたが、どれほどこの上位に注がれたかは想像に難くないだろう。
そんな中で映画公開前に声優交代という騒動で危ぶまれた人気も結局のところ揺るがず、
劇中の成長度合いや活躍とオーブ国民の組織票が正当に評価された結果、こうした結果を紡いだのは見事である。
そんな訳でキャラクターランキング上位3名には書下ろしのグランプリビジュアルが公開される事になったのだが、
この上位3名はカガリとキラとラクスなため、カガリと恋仲であるアスランがいないというSEEDだけに新種のネタが生まれている。
他方、アスランはその全員と関わりがあるため「この図はアスランが操作しているカメラで撮影された」などとネタにされることも。
- 「俺の嫁の裸見ろオラァ!」「あっこいつ俺の嫁の裸見たマジ〇す」 -- 名無しさん (2024-02-05 07:41:58)
- シュラにとってはアスランとの関係とか知らんから、C.E世界で屈指の実力者が殺し合いの最中に自分の国の国家元首の全裸を妄想しているのを見せつけられた訳で… いや見た奴が悪いし証拠は隠滅されてるけど -- 名無しさん (2024-02-09 20:06:33)
- アスランとメイリンの手綱を握ってもらうために是非とも長生きしてもらわなければならぬ… -- 名無しさん (2024-02-16 13:35:47)
- ネタ抜きにカガリが暗殺なんてされたらSEEDJUSTICE逆襲のアスランが始まってしまうからマジで長生きしてくれ… -- 名無しさん (2024-02-24 14:22:36)
- ↑アスラン抜きにしても、間違いなくキラとオーブ国民も黙ってないからオーブの地下というパンドラボックスが全開放されることになるな。さらに宇宙のサハクとジャンク屋もある。誰がどうやって止めるんだ、これ。 -- 名無しさん (2024-02-24 20:15:32)
- 周囲へのデバフ考えるなら、カガリに限らすヒロイン達が暗殺されるくらいなら主人公達が戦死した方がマシ……というレベル -- 名無しさん (2024-02-26 14:56:21)
- まさしく想いと力を備えた人になったよな。砂漠でキラに「気持ちだけで一体何が守れるって言うんだ」ってビンタされてた頃から見ると大きく成長した感じがある。激動の時代をあの年代で過ごしたから成長せざるを得ない面もあったけどさ -- 名無しさん (2024-02-26 15:16:09)
- 次回作があるとしたら「劇場版機動戦士ガンダムSEED JUSTICE カガリ暗殺計画」かな?基本的にはスパイアクションもので結局は生き延びそうだが。 -- 名無しさん (2024-03-08 20:37:51)
- カガリに手を出すだけでC.E最強の男とC.E世界で有数の国力になったオーブに喧嘩売るのは無謀とか蛮勇の類いなんで、FREEDOM公開前に言われていた宇宙クジラが攻めてくる話にしよう -- 名無しさん (2024-03-08 21:10:15)
- もうそろそろタグに「アスランの嫁」を付けて良いのでは・・・????? -- 名無しさん (2024-03-23 21:54:22)
- まさか人気投票一位になるとは -- 名無しさん (2024-03-26 19:54:59)
- オーブの理念的にコンパスへの参加は良いのか?普通に中立政策を破棄しているような -- 名無しさん (2024-03-27 07:45:58)
- ↑まあスパロボ自軍への参加みたいなものと思えば…ブルコス残党はもう人類の敵みたいなもんだろぶっちゃけ -- 名無しさん (2024-03-27 08:14:15)
- 劇場版後でオーブ国民のカガリへの人気が凄まじい事になってそうだし、カガリが引退する事を民が認めてくれるか気になるな。カガリの後継予定のトーヤも重圧が大変だろうし -- 名無しさん (2024-03-27 10:28:25)
- 英語版では多分声優の変更はないだろう。鉄血のクーデリアの中の人と同じ。 -- 名無しさん (2024-04-24 00:59:30)
- オーブという国はデスティニー主義の連中に怨みでも買われてんのかな?これで三度も攻撃されかけてるよこれ -- 名無しさん (2024-05-11 20:08:47)
- お前も段々親父に似てきたな -- 名無しさん (2024-06-14 11:55:08)
- 第三次スパロボZのカガリはしっかり成長してたんだけどその一方で『がんばれ!シン!いいぞ、負けるな!』というニチアサのテレビの前のキッズみたいな語彙でシンを応援してたのを見た時はなんかフフッてなった -- 名無しさん (2024-06-18 02:50:00)
- 監督曰く「アルテミスでメイリンがハッキングしてアルテミスのサーバー落としてる間に大暴れしてたズゴックはカガリがリモート操作してた」とのこと -- 名無しさん (2024-06-19 23:43:10)
- この人は何気に戦闘支援面で有能だよな。種死では住民を護ったり、劇場版ではズゴックを上手に遠隔操作して目的達成したりと。 -- 名無しさん (2024-06-23 19:11:17)
- 種キャラ全般にいえるけどうんざりするレベルで叩かれてたけどようやく評価されてほんとうによかった -- 名無しさん (2024-06-23 19:23:15)
- カガリとラクスの仲良しぶり見とると、舞乙女思い出す -- 名無しさん (2024-06-23 19:32:41)
- ロマンティクスしたキラとラクスみたいにアスランと大っぴらに交際できますよう(トビアとベルナデットみたいに公表しないままかもだけど) -- 名無しさん (2024-07-14 19:09:32)
- コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2024-07-16 13:14:03)
- ↑5スカイグラスパー乗ってた時からだけどシンとかキラ程ではないってだけで操縦技術が高いしなぁ -- 名無しさん (2024-07-16 14:05:42)
- コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2024-07-23 11:05:43
- FREEDOMのエンディングを見ると判るがオオトリストライカーがアメイジングストライクルージュと一緒に飛んでいるのを見て必要なら戦場にカチコミする予定だったみたい。為政者として成長したカガリにかつての直情的なところがまだ残っていることにちょっと安心した -- (名無しさん) 2024-08-13 03:10:44
- ↑3 うろ覚えだけどスカイグラスパーに装備させた対艦刀で陸上巡洋艦ぶったぎってなかったっけ? -- (名無しさん) 2024-09-28 02:40:27
- ↑13 その件に関しては小説版FREEDOMにて、オーブの理念が自分達にとってこれ以上無く邪魔である…だから消えてもらうと明記されていた。 -- (名無しさん) 2024-11-09 09:46:21
- 森さん、進藤女史の代行で興行成績30億円、円盤売り上げ10万枚の今作でキャラ投票で一位取るとか大したもんだ -- (名無しさん) 2025-01-07 20:53:52
最終更新:2025年02月11日 10:01