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更新日:2025/02/06 Thu 20:41:58
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我こそは、しこうの力を みなもととした 者なり。 我を こえる者、この世に おらず。
この世のそうぞうから 終末まで 時をこえ、 最強の二の字を 受けつぐ者なり。
我が力、なんじらに 知らしめよう!! いでよ!しんらばんしょうを 司る力よ!
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画像出典:スーパーマリオRPG(Nintendo Switch リメイク版)ゲーム画面 クリスタラー戦
(C)任天堂/スクウェア・エニックス/アルテピアッツァ 2023年11月17日
概要
友好的なモンスター達が住む村「
モンスタウン」にある、
封印されている扉の奥の空間に存在する。
ドゥカティで「はなび」を買い、さらにそれを交換して「ぴかぴかいし」を入手することで扉を開くことができる。
その扉の中は亜空間のような場所で、マリオワールドには似つかわしくない禍々しい何者かが現れる。
彼は自身の二次元の姿と
マリオたちの三次元の姿との違いに疑念を持っているらしく、(彼から言わせれば)立体世界の住人であるマリオに「力を見せろ」と迫り、それを承諾すると戦うことになる。
……と書くとカッコいいが、ぶっちゃけ自分が「場違いな存在」である事は自覚しているようで、内心気にしている模様。
さらに言うと、配下のクリスタル達からも揃って嫌われているようで(後述)、
マロのスペシャルわざ「
なにかんがえてるの」をつかうと、彼らの内情?を知ることができる。
戦闘について
戦闘開始時に冒頭のセリフを言った後、
火、
水、
土、
風の4つのクリスタルを召喚する。
もちろんこのクリスタルも戦闘に参加し、それぞれの属性に対応した
魔法中心の攻撃をしてくる(通常攻撃はしない)。
実はこれらの行動は自動ではなく、クリスタラーの行動を1ターン費やして召喚(と口上を述べる)している。
そのため、こちらの「すばやさ」を上げてクリスタラーのすばやさを上回れば、クリスタル召喚前に行動することも可能。
あまりメリットはないが。
クリスタラー
HP4096、攻撃力250、防御力100、魔法攻撃力100、魔法防御力80。状態異常無効
普通の攻撃なのだが、平面のためか攻撃モーションが分かりづらく、アクションコマンドの防御が困難。
何よりクリスタラー自身の攻撃力が作中トップタイ(
カジオー戦車形態と同値)なので威力が凄まじい。
単体にダメージ。威力160を誇る作中最強の魔法攻撃技(魔法攻撃力の違いからカジオー魔法使い形態のダークスターには劣るが、それでも作中2位の威力を誇る。)。無属性なので
無効化もできない。
単体に炎ダメージ。他の技よりは怖くない。
こちらのステータスアップや一部の装備品の効果であるATTACK UP効果・DEFENCE UP効果をひっぺがす……つまり、無効化する。3ターンに1回使ってくる。
『
FF』でいうところの「デスペル」。『
ドラクエ』でいうところの「
いてつくはどう」。ソシャゲ風に言えば「強化解除」。
先のようにクリスタル召喚自体が技なので、最初の「ひっぺがし」は実質2ターン目に来る。
ひのクリスタル
HP2500、防御力100、魔法攻撃力130、魔法防御力60。炎攻撃と状態異常無効、氷攻撃
弱点
単体に炎ダメージ。
なのだが、魔法攻撃力が作中トップタイ(カジオー魔法形態と同値)なので、一番威力の低い「かきゅう」でも結構な威力になる。
全体に炎ダメージ。コロナはクリスタラー戦では一番威力の高い全体攻撃。
……なお、行動はすべて炎属性魔法攻撃のため、「セーフティリング」を装備している者には1ダメージも与えられず完封されるので、倒すのは最後にされがち。
なお、コロナはリメイク版だと近年のご時世に伴ってか、技名が「フレア」に変更されている。
このコロナは太陽コロナのことであり、ウイルスとは何も関係ないのでとんだとばっちりではあるが…
ちなみに炎技の中でフレイムストーンだけは本体が使用するためか使ってこない。
みずのクリスタル
HP1800、防御力130、魔法攻撃力120、魔法防御力50。氷攻撃と状態異常無効、炎攻撃弱点
さりげに彼女は「
なにかんがえてるの」で弱点をバクロしてしまっている。
せっかく魔法防御が低いので、マリオの「ウルトラファイア」をぶち込むのもありだが、シロップは多めに用意したいか。
単体に氷ダメージ。
単体にダメージ。エフェクトの見た目のせいで紛らわしいが、無属性のため無効化できない。
全体に氷ダメージ。
つちのクリスタル
HP3200、防御力70、魔法攻撃力80、魔法防御力33。ジャンプ攻撃と状態異常無効、雷攻撃弱点。
単体にダメージ。無属性。けっこう痛い。
全体にダメージ。これも無属性。
全体にダメージと「きょうふ」効果。
ゲーム中に地属性の技がないせいか全て無属性。
属性防御で軽減できないので非常に手強く、HPもクリスタルで最も高い。
その分魔力は控えめで、防御系のステータスは紙。
かぜのクリスタル
HP800、防御力200、魔法攻撃力60、魔法防御力88。雷攻撃と状態異常無効、ジャンプ攻撃弱点。
単体に雷ダメージ。
全体に雷ダメージ。
全体にダメージと「キノコ」効果。「クィーンフラワー」の
トラウマ再来。
全体にダメージと「ねむり」効果。
防御力がとてつもなく高く、次点のカジオー棺桶形態の1.3倍以上で作中ぶっちぎりのトップ……なのだが、後述でも触れる通り、トータルの耐久は高くないので、クリスタルの中では最初に倒されがち。
ちなみに、クリスタルはクリスタラー本体を倒せばともに消えるので、すべて倒す必要はない。
とはいえ、攻撃が激しく長期戦にもなるので、やっぱり是が非でも先に排除しておきたい所。
特に防御は高いがHPが低く、厄介な状態異常攻撃を使う「かぜのクリスタル」を優先したい。
幸いHPはたったの800なので、こんぺいとう4つでジャストキルできる。
ついでに魔法防御もあまり高くないため、トータルな耐久力は4つのクリスタルの内むしろぶっちぎりのワーストと言ってよく、キノコにされたらかなわんことだし、速やかに倒しておきたい。
その次に、無効化できない高威力の魔法を惜しみなく使いまくり、ついでに「すなあらし」で「きょうふ」のデバフを使ってくる「つちのクリスタル」を出来る限り早めに片付けておくとよい。HPが高く大変だが、ありったけの高火力で(できれば「かみなりドッカン」も添えて)叩き潰そう。
ちなみに、「かぜのクリスタル」はジャンプ系にも弱い(かぜのクリスタルのはずなのに実質エアロ枠の魔法に弱くていいのか……?)ので、マリオの「ジャンプ」を使いまくって威力を上げておきたいところではあるが、最高まで上げるには250回使い込まなきゃいけないと結構大変。状況によっては素直に「ウルトラジャンプ」を使った方がいいかもしれない。
装備は属性攻撃や
状態異常を無効化する「セーフティーリング」や防具の「ひまんパタこうら」は欲しい所。
入手が難しいが「
スーパージャンパー」もあると便利。
対クリスタラー戦で安定した耐久力を求めるなら、必然的に魔法防御が高く回復が便利な
ピーチはマストになり、単純にステータスが高く「ジーノウェーブ」も使える
ジーノといういつものメンバーになる。
……しかし、「ジーノウェーヴ」も「ひっぺがし」で無効化されてしまい、かけ直すのも面倒なので、「ミンナカタクナール」を買いこんでひっぺがしのたびに使用する方が手早いかも。(というより、特に防具のひまんパタこうらを使わない場合などは、大量のミンナカタクナールがないとかなり難易度が上がると思われる。)
が、つちのクリスタルにかみなりドッカンでダメージソース足り得る
マロも候補足り得る。
クッパは魔法防御力が高くないものの、HPの高さを重視するなら候補となる。
ちなみに「パタパタくんしょう」や「ゆうれいくんしょう」の効果も「ひっぺがし」の対象なので、これらの装備品は活かしにくい。
幸い、戦闘不能になって「ふっかつドリンク」などで蘇生すると、装備の効果が復活する。
……つちのクリスタルと本体以外ほぼ属性攻撃なので、「セーフティリング」「ひまんパタこうら」があるとヌルゲーと化してしまうのはお約束。
ちなみに、クリスタルどもは全員FP250を誇るが、
メビウスやカジオーと違い有限なので
攻撃力0で攻撃パターンに一切通常攻撃を持たないこともあり、放置しているとそのうちFP切れで全員置物と化す。
特に、惜しみなく大技をぶっ放すつちのクリスタルはFP切れが速い。一方、ひのクリスタルはFP切れが遅い。
低レベルクリアのひまんパタピーチに延々と無駄攻撃を強いられてFPが切れてしまうのはよくある図。
倒すと「244」と強さに見合った
ゲーム中最高の
経験値が手に入る。
「ラッキージュエル」などでたまごあてゲームを当てると倍の「488」になるがリスクが大きい。
ん? バーチャルコンソールのまるごと保存? 聞こえんなァ~?
さらに、アクセサリーの「クリスタルのおまもり」がもらえる。
装備しても表示上のステータスは全く上がらないが、ダメージ1.5倍、被ダメージ半減、即死攻撃無効化の効果がある。
リメイク版
リメイク版の発表以降、クリスタラーの去就がどうなるのか様々な反応があったが、発売まで半月ほどとなった11月2日に公開されたPVの最後で登場が確定した。
マリオ達が
Switch仕様の3Dグラフィックに進化しているのに対して、まさかの
SFC時代そのままのグラフィックで登場であり、BGMも問答無用でSFC版のものになる。
そのため2Dの平面感が原作以上に際立ってしまっており、本人の言う通りバチガイ感にも拍車が掛かっている。
技やステータスは原作から据え置きの上単体魔法がガードできるようになったことで、
めちゃくちゃジャスガが決めやすいダークスターがほぼ無駄行動
になったり
アクションコマンドの全体攻撃や3人わざの追加された本作では原作より難易度自体は下がっている。
上述のモンスターリストの解説によると、
例えばひのクリスタルは正義の炎を司っており、主であるクリスタラーがその自身の力を邪悪な波動の源にしようとしているために、烈火の如き遺憾の念を抱いていたとのこと。
つまり上記のセリフにある「ついていけない」という愚痴はやる気が無いというわけでなく、自身のスタンスと真っ向から反する主に対する不満だったというとんでもない裏事情が明かされたのである。
また、みずのクリスタルは生命を支える水の癒しを司っており、その維持には湿潤な環境の維持が不可欠と記されている。
つまりひのクリスタルと同様に、上記のセリフはワガママなどではなく、自身の力の源を脅かされかねないような劣悪な環境に無理やり召喚されたことに対する不満という、これまた割と切実な問題が絡んでいたりする。
さらに、つちのクリスタルは大地の奥底で永き眠りについていたが、クリスタラーに呼び起された際に震動を増幅して目覚めと共に一気に解放した事が記されている。
そして、かぜのクリスタルは世界に風を行き渡らせ、大気を切り裂く風の音が轟然と響き渡る事以外は何も分からずじまいであった。
そもそもなにかんがえてるのからしてこいつがどんなキャラなのか全くわからない。セリフの元ネタについては森昌子の「越冬つばめ」と思われる
原作では雑魚敵同様倒しても「ボン!」という効果音と共にあっけなく消滅していたが、リメイク版では新たに専用の撃破演出が追加されている。
その演出はそれこそ往年の「最期の幻想」を彷彿とさせるもの。
撃破することで『クリスタルのおまもり』を入手できる点は原作と同じ。おまもりの効果も同様。ついでに説明不足すぎて効果の全く分からないアイテム説明も同じまま
リメイク版での変更点として、今作の追加要素であるたびのアルバムにしれっとクリスタラーのページが存在している。
ジーノがクリスタラーについて記しており、厳しい戦いだったと評価しているがそこまで悪いヤツとは思えなかったという至極尤もなコメントも。
クリスタルのおまもりをマリオ達に授けた後は、原作通り、マリオ達に別れを告げて何処かへ去って行き、ドアも消えてしまう。
しかし、前述のPVと同時に公開された紹介映像では「ぴっかぴかいし」なる未知のアイテムで扉の封印を解いていた。これが意味することとは……?
リメイク版でカジオーを倒した後の追加要素において、大幅強化された一部のボスキャラ達と再戦可能となる。
再戦可能なボスについてはそのことを願う紫色の流れ星が星のふる丘に落ちているのだが、その中に…
「さらなる力を得て復活し、再び我の前にあらわれし者を待つ」
という、明らかに他の願いとは口調や雰囲気の異なる願いがある。
そして、再戦ボス達を全員倒した後、モンスタウンに再び現れた封印された扉の前で
ジョナサンから再戦後に渡される上述した「ぴっかぴかいし」という新アイテムを使うと…
ククク…とくと見るがよい! 立体的世界に相応しい この姿!
再構築されし この世において、 やはり我こそが、最強の二の字を 受けつぐ者なり!
くらえ! 三次元の空間に共鳴する じゃあくなる力を!
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画像出典:スーパーマリオRPG(Nintendo Switch リメイク版)ゲーム画面 クリスタラー(立体)戦
(C)任天堂/スクウェア・エニックス/アルテピアッツァ 2023年11月17日
まさかの3Dグラフィックに進化して大幅に強化されたクリスタラーが現れる。
その姿はもはや
どこぞの片翼の堕天使の
最終形態かのごとき姿となっており、平面世界から立体世界になったどころかもはや近年の「最期の幻想」に居てもおかしくないほどのグラフィックに超進化している。
ただこのゲームはマリオシリーズなので相変わらず場違いではある。
BGMもSFC版そのままだった前回と異なり、ちゃんとアレンジ版に。
戦闘開始前に上記にあるように「やはり我こそが、最強の二の字を受け継ぐ者なり!」と名乗りを上げるが、その言葉に一切の噓偽りはなく、HPもカンストの9999。本作の全ボス中ぶっちぎりの耐久を誇り、ここまで強化ボスを倒して来た凄腕のプレイヤーをもってしても生半可では倒せないほどの鬼畜難易度となっている。
戦闘開幕と同時に「最期の幻想」でお馴染みの「メテオ」を使用。ダメージ量は最大HP-1で固定であり、つまるところ1ダメージでも受けていると即座にお陀仏。HP満タンで喰らってようやく1だけ残る。
「普通は戦闘前にHP全回復していくもんだしそれくらい問題ないじゃん」と思いたくなりそうだが、クリスタルで一番速い風の初手行動が「さくらふぶき」固定なので、せめてこれには先手を取らないと即座に3人地に伏せる。リメイク版の仕様により、控えの2人が出てきてくれるのが救い、というかそうだからこそ許された技といえるだろう。
初手3人お陀仏を阻止するためには、素早さを上げる装備を素早さの高いマリオやジーノに装備させてケロケロドリンク等で即座に回復させる必要がある。
だからといって風のさくらふぶきをやり過ごして回復を済ませたからといって油断してはいけない。
その他のクリスタルの初手も火はフレア、水はカチカッチン、土はがんせきガラガラで固定されており、アクションコマンド防御不可の最強火力を連続して容赦なく叩き込んでくるこちらも鬼畜仕様だったりする。
セーフティーリングやひまんパタこうらの属性ダメージ軽減効果、ミンナカタクナールなどの防御力アップバフ効果などが無いと例えレベル30だったとしても壊滅レベルの高火力なため、とにかくこの1ターン目の猛攻を如何にしのぐかにかかっているといえる。
その後もクリスタラーは5ターンのカウントごとにメテオを使ってくる。カウントが「3」の時に確定で「ひっぺがし」てくるので、ジーノウェーヴなどを使う際は注意。メテオ直前には全回復しておきたいが、土の素早さが遅いので回復役はそれより遅い必要がある。素早さ0なら問題なし。
クリスタルの行動は大きく変わっていないが、ユミンパのようなコマンド禁止技が増えている。さらにHPが全員1000、魔防が30上がり、加えて撃破すると火→物理攻撃、水→魔法攻撃、土→防御力、風→素早さのステータス上昇を残して去っていく。
しかも、クリスタラー本体を先に倒すと全てのクリスタルと引き換えにクリスタラーが全回復して復活してくる。
クリスタルを全て倒すと2回行動をしはじめ、カウント0でメテオの代わりに「ファイナルクロー」を繰り出す。これは9999ダメージの固定技で、あくまでもダメージを与える判定なのでセーフティリングも無意味。
しかしアクションコマンドで防御は可能な上、喰らっても一人しか倒れないので、メテオに比べると立て直しやすい。
というかキラリりゅうせいぐん以外の攻撃技が全てガード可能になるため、こうなるとほぼ勝ったも同然。
立体になってもクリスタルを全壊させれば脅威は去るという点は変わっていないのだった。
中には特殊なギミック戦闘を強いられないため、狂ったフィジカルをしている
ペパットや低レベル攻略を諦めさせる
ジョナサンなどより楽だったというプレイヤーもチラホラいる。
ステータスも本体・火・水の魔力が10、本体攻撃力に至っては5しか上がっておらず、使用魔法も型落ち同然のキラリりゅうせいぐんのままなど実は火力が強化前から大して上がっていないなんて事情もあったり、
風の防御力が大幅に下がったり通常攻撃が明らかにガードしやすくなっていたりするなど弱体化している部分さえある。
とはいえ、基本は初見殺しに特化していて有効な対策さえわかったり状態異常が通ることに気付けば難易度はぐっと下がるその他裏ボスたちは違い、素のスペックと数の暴力、そしてメテオによるゴリ押しを極めたクリスタラーは、対策を十分にしていても油断すれば押し切られかねない、真正面から高いステータスと手数で押してくるタイプであるといえる。
敵の猛攻にこちらが攻めあぐねて守りを固めてばかりだと、5ターンに1回のメテオで間違いなく葬られるのは目に見えているので、回復を怠らずとにかく敵の手数を減らしていくのが重要になってくる。
特にさくらふぶきやにじいろシャボンなどで一々こちらの行動を阻害してくる厄介な風のクリスタルを真っ先に落とすべきなのもやはりオリジナルから変わらずで、初手の立て直しからここまで持って来れれば一気に楽になるだろう。
一度撃破することで、たびのアルバムにはまたクリスタラーのページが追加される。他の追加ボスのページはないのに……
コメント担当はまたジーノ。さらに厳しく激しい戦いだったと述べているが、やはり悪いことは何もしていないという点に疑問を抱いている。
「クリスタラー(立体)」のページでは、開発スタッフから祝いのメッセージを見ることができる。
リメイク版追加ボスを倒すと、サウンドプレイヤーでクリスタラー関連BGMのリメイク版を聞けるようになる。
さらに各々エンディングが少しだけ変化。再戦クリスタラーも同様なのだが、クリスタラーはというとモンスタウンのカットで背景からこっそり覗いているという大変に微笑ましい出演になっている。
どこが邪悪なのかだけは本当に最後まで謎のままであった。
なお、見た目こそシリアス全振りで圧倒的な場違い感を漂わせている彼であるが…
「立体的世界にふさわしいこの姿」
「再構築されし この世において」
「思い知るがよい!エンドコンテンツの力を!」
と、メタ発言も大幅にパワーアップしており、もはや自重どころか開き直っているレベルとなっている。
余談
戦闘曲「対クリスタラー戦」は
FF4の「バトル2」(ボス戦時の曲)のアレンジで、倒した時には例のファンファーレが流れ、さらにその後の曲が例のプレリュード、台詞に「次元の狭間」という単語、本体を先に倒してクリスタルが倒れる順番(とついでに「こんぺいとう」を使いまくってHPが尽きて斃される順番も)が
FF5の第一世界のクリスタルが壊れる順番と同じと、完全に『FINAL FANTASY』シリーズの
オマージュとなっている。
これは提携開発先がスクウェア(現
スクウェア・エニックス)であったため、このようなコラボ?が実現した。
クリスタラー本人も「かつて我に挑みし者‥‥。
手に刃を持ち、体に白銀の鎧を纏っていた」と、FF世界の某人物と戦ったことを彷彿とさせる台詞を放っている。
ただし、周りのクリスタルたちの方は
FF5で炎・水・地・風が4体一斉に襲い掛かってくるまさにこのようなボス戦があったりするが、
このクリスタラー自体は
別に『FF』シリーズに登場したキャラクターではなく、あくまで「FF風のオリジナル(パロディ)キャラクター」にすぎない。
デザイン担当は
野村哲也氏で、現場からFFのパロディボスを出したいというオファーを受けたとのこと。
一部では海外版FF4の隠しボスなどの噂が流れていたこともあるが、それは真っ赤な
嘘である。
戦闘BGMは
本作の作曲を担当した下村陽子氏が耳コピをしたものらしく、本家に比べてやや音が軽いのが特徴。
FFの作曲家である植松伸夫氏からは「言ってくれれば音源貸したのに」とツッコまれている。
「ビッグブリッヂの死闘」や「決戦」といった人気の高い曲ではなく、敢えてFF4のボス戦
BGMを選んだのは下村氏にとって思い入れが深い作品だったから、とのこと。
なお、欧米版での名称はラテン語で「蚊」を意味する「CULEX」である。気持ちクリスタルっぽい語感に見えなくもないが、なんでそんな名前に……。
なお、
ドット絵の平面的な姿で描かれたクリスタラーは、本作での立体的なマリオ達が何やら気になっていたようだが、
何の因果かその直後に出たFFは
立体的な姿に、逆にマリオのRPGは
ペラペラな姿に、と逆転した形になってしまっている。
クリスタラー「追記・編集の先に何を感ずるか‥‥行くぞ!!」
- 「思い知るがよい! エンドコンテンツの力を!!」はキレッキレすぎる -- 名無しさん (2023-11-24 09:00:24)
- 風のクリスタルがジャンプに弱いのはFF4のバルバリシアのオマージュかねぇ -- 名無しさん (2023-11-24 09:31:58)
- (リメイク後)お前あの姿を見せびらかしたいだけだろwww -- 名無しさん (2023-11-24 10:15:53)
- ↑しかしその姿を見るに至るまでの難易度がかなり高いのもまた皮肉…w -- 名無しさん (2023-11-24 10:27:21)
- 27年越しに本当に三次元の力を得た。あと元からだけど第四の壁を認識してる。 -- 名無しさん (2023-11-24 12:18:50)
- 隠しボスが純粋にフィジカル凶悪っての何か好き -- 名無しさん (2023-11-24 15:31:28)
- 強化後の姿では通常攻撃の際にもクリスタルを飛ばして攻撃するかっこいいアクションになったけど、むしろ動作が読みやすくなってガードしやすくなったような気もw フレイムストーン、ダークスターなど頭上に落ちてくるタイプの技は個人的に比較的ジャスガが狙いやすい印象 -- 名無しさん (2023-11-24 19:41:36)
- 順当に考えればスイッチのグラフィックに合わせたリアル化というだけの話が、元ネタの設定を活かして3Dグラフィックになる事そのものが強化になるってのは実に上手い塩梅だと思ったな。 -- 名無しさん (2023-11-24 21:25:13)
- エンドコンテンツ=クリア後のお楽しみ要素と同時にマリオRPGリメイクというコンテンツの果て(エンド)の二つの意味があるのだろうね。 -- 名無しさん (2023-11-25 20:16:22)
- 半熟英雄対3Dを見た時、クリスタラーをふと思い出した。ある意味2Dと3Dの戦いだし。今度マリオRPGが再リメイクされたらクリスタラーが三次元を飛び越え四次元の力を手に入れる……なんてことはないかw -- 名無しさん (2023-11-26 19:22:13)
- システム変更で単体魔法防御可能かつジャストガードだとダメージないから、特にジャスガが狙いやすいダークスターがボーナス行動になってるんだけど、原作通り魔法ガード不可なら乱発してくるのもあってもっと厄介だったんだろうな -- 名無しさん (2023-11-27 20:47:09)
- 再戦クリスタラーの初手メテオって素早さ上げれば先手取れたりするの? -- 名無しさん (2023-12-04 18:22:54)
- 正直ファイナルクローは耐性無視とはいえボタンガードできるせいで耐性ないと死亡確定の原作の恐怖のルーレットやマグナムやデスキラーよりショボい… -- 名無しさん (2023-12-05 04:12:08)
- 初手でいきなりHP1にしてきたりカウントで特殊な行動してきたりFFっぽいギミックも搭載しておもしろいボスになったな。こんなに歯応えを感じたRPGのバトルは久しぶりだ -- 名無しさん (2023-12-07 00:15:17)
- 某世界樹の裏ボスよりはマイルドなギミックボスとしてかなり楽しい。ただ全回復して備えてたところにクリスタルのガー不全体攻撃からのメテオはやめろ -- 名無しさん (2023-12-11 02:11:00)
- ↑クッパにブッキーのお守り(素早さ-5)を装備させると素早さが10になるので、土のクリスタル(クリスタル中最も遅い)よりも後に行動できるようになるからクッパに回復させればメテオでやられることもなくなるよ。ばっちいパンツは素早さが上がるので厳禁 -- 名無しさん (2023-12-16 20:50:02)
- ↑クッパの次に遅いマロは同じ条件で素早さ13になるけど、土どころか水と火のクリスタルにも攻撃される。この3つのクリスタルは素早さが10から13の間なのかな?ひまんパタには頼りたくないという人はクッパ様に頼ってみてもいいかも。ピーチにひまんパタ(素早さ-50)を着せたほうが手っ取り早いけど -- 名無しさん (2023-12-16 20:51:45)
- 再戦版の最短撃破記録はどのくらいになるだろうか? ひょっとしたら10ターンを切る神が出たりして。得てしてこの手の記録ってとんでもないものが飛び出す傾向があるし。 -- 名無しさん (2023-12-16 21:13:34)
- ↑一番早いのは3ターンってちょっと前に聞いた。ウルトラジャンプをフル活用して -- 名無しさん (2023-12-17 01:28:52)
- ↑ 大分無茶な数字を言ってみたつもりなんだが、いやはや…… -- 名無しさん (2023-12-17 07:12:05)
- 3ターン撃破は魔法特化育成してウルトラジャンプ100回×3が大前提の高難度手順だけど、そこまでしなくても装備を整えてバフかけて魔法攻撃で押せば1桁ターン撃破は割と楽にできるよ -- 名無しさん (2023-12-21 13:57:27)
- switch版のクリスタルの説明文を大真面目に解説してる人はきっと冗談を真に受けちゃうタイプの人なんでしょうなぁ… -- 名無しさん (2023-12-21 14:04:10)
- 立体クリスタラーの見た目はセフィロスよりケフカの方が近いと思う。尻尾?はエクスデス要素かな?そういえばこの二体はクイズの選択肢でも残ったままだっけ -- 名無しさん (2023-12-23 21:57:28)
- ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-12-29 20:14:48)
- ↑9かぜのクリスタルのみがるさのはどうのせいでつちのクリスタルがすばやさ10のクッパの上を取ってしまう様子見てると、サポートしてるのか足引っ張ってるのか分からん -- 名無しさん (2023-12-30 07:38:08)
- もし「最期の幻想」のリメイクとかにクリスタラーを出したい場合は任天堂のコピーライトは必要になるのかな? -- 名無しさん (2023-12-30 15:30:41)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2024-01-07 18:16:28
- ↑3土は鈍足でメテオ前に行動されるのが脅威なのに、その特徴を潰しにかかってくれるというね。あと、火の攻撃力アップもクリスタラーのみにしか影響ない上、通常攻撃の頻度が低いからそこまで脅威にならないかも -- (名無しさん) 2024-02-18 20:43:25
- 戦わないを選択すると、超強い俺にビビってんならしゃーない!じゃあな!って感じで見逃してくれる奴。悪の全てを統べる者とは一体・・・ -- (名無しさん) 2024-05-24 19:04:39
- ボーナス行動が多い。かきゅうってお前… -- (名無しさん) 2024-08-21 08:20:25
最終更新:2025年02月06日 20:41